ワークロードをホストする Software-Defined Data Center (SDDC) をクラウドに展開します。

SDDC を作成するには、ホストする AWS リージョンを選択し、SDDC の名前を指定して、SDDC に含める ESXi ホストの台数を指定します。AWS アカウントがない場合でも、ESXi ホストを 1 台含むスタータ構成の SDDC を作成できます。

手順

  1. https://vmc.vmware.comVMC コンソール にログインします。
  2. [SDDC の作成] をクリックします。
  3. SDDC のプロパティを構成します。
    1. SDDC を展開する AWS リージョンを選択します。
      使用可能なリージョンとそれらのリージョンでサポートされている機能のリストについては、 使用可能な AWS リージョンを参照してください。
    2. 展開オプションを選択します。
      オプション 説明
      単一ホスト 単一ホストのスタータ構成の SDDC を作成するには、このオプションを選択します。単一ホスト スタータ構成の SDDC は、30 日後に期限が切れます。詳細については、単一ホストの SDDC スタータ構成の展開 を参照してください。
      複数のホスト

      2 台以上のホストで SDDC を作成するには、このオプションを選択します。デフォルトのホスト数は 3 台です。

      ストレッチ クラスタ 複数のホストで構成される SDDC を作成する場合でも、2 つのアベイラビリティ ゾーン (AZ) にまたがるストレッチ クラスタを作成するオプションがあります。この構成により、アベイラビリティ ゾーンの 1 つに問題が発生した場合でもデータの冗長性が確保されます。システムは、選択した最初の AZ に管理仮想マシンを展開します。ワークロードでは、両方の AZ を使用できます。いずれかをフェイルオーバーに使用できます。ストレッチ クラスタには 6 台以上のホストが必要で、偶数台のホストを展開する必要があります。
    3. SDDC の名前を入力します。
      この名前は、必要に応じて後で変更できます。『 VMware Cloud on AWS Operations Guide』の SDDC 名の変更を参照してください。
    4. ホスト タイプを選択します。
      オプション 説明
      i3(ローカル SSD) ホストあたりのローカル SSD ストレージ容量を固定値にしてホストをプロビジョニングします。
      R5 (EBS) EBS ベースのストレージでホストをプロビジョニングします。R5 ホストをプロビジョニングすると、ホスト 1 台あたりのストレージ キャパシティを選択できます。これにより、大規模なストレージ キャパシティを必要とするワークロードにさらに多くのキャパシティをプロビジョニングすることができます。
      I3en (ローカル SSD) ホストあたりのローカル SSD ストレージ容量を大きくしてホストをプロビジョニングします。現在、I3en ホストは SDDC ソフトウェアのバージョン 1.10v4 に限り、一部のリージョンでのみ使用可能です。
    5. R5 (EBS) のホストを選択している場合は、ホスト 1 台あたりのストレージ キャパシティを選択します。
      選択した値はクラスタ内のすべてのホストで使用されます。これは、今後クラスタに追加するすべてのホストにも適用されます。
    6. 複数ホストの SDDC を作成する場合は、初期に SDDC に含める [ホスト数] を指定します。
      ホストは、必要に応じて後から追加または削除できます。
      注:

      ストレージ容量、パフォーマンス、および冗長性はすべて、SDDC 内のホストの台数によって変わります。詳細については、ストレージ容量とデータ冗長性 を参照してください。

      [ホスト キャパシティ] および [合計キャパシティ] を更新すると、指定したホストの台数が反映されます。
  4. (オプション) SDDC アプライアンスのサイズを選択します。
    [中] は、 NSX Edge および vCenter Server アプライアンスのデフォルトのサイズです。50 台以上のホストまたは 4,000 台以上の仮想マシンを含む展開や、管理クラスタ リソースがオーバー サブスクライブされている可能性があるその他の状況では、 [大] アプライアンス サイズを使用することをお勧めします。
    1. [詳細設定を表示] をクリックします。
    2. アプライアンス サイズを選択します。
  5. [次へ] をクリックして、AWS アカウントに接続します。
    AWS アカウントと、そこで作成するサブネットに関する要件の重要な情報については、 Amazon VPC の設定と可用性の要件を参照してください。
    オプション 説明
    今すぐスキップ AWS アカウントを作成していない場合、または既存のアカウントに接続したくない場合、このステップは 14 日間延期することができます。現在、このオプションは単一ホストの SDDC の場合にのみ使用可能です。
    既存の AWS アカウントの使用 [AWS アカウントの選択] ドロップダウンで AWS アカウントを選択し、別の SDDC に以前に接続されていた AWS アカウントを使用します。ドロップダウンにアカウントが表示されていない場合は [新しい AWS アカウントに接続] を選択する必要があります。
    新しい AWS アカウントの接続 [新しい AWS アカウントの選択] ドロップダウンで、[新しい AWS アカウントに接続] を選択し、画面の指示どおりに実行します。VMC コンソール に、接続の進行状況が表示されます。
  6. (オプション) [次へ] をクリックして、SDDC の管理サブネットを構成します。
    CIDR ブロックとして管理サブネットの IP アドレス範囲を入力するか、またはテキスト ボックスを空白のままにしてデフォルトの 10.2.0.0/16 を使用します。SDDC を作成した後ではこれらの値は変更できないため、管理サブネットのアドレス範囲を指定するときは、次の事項を考慮してください。
    • 接続先の AWS サブネットと重複しない IP アドレス範囲を選択します。Software-Defined Data Center (SDDC) をオンプレミス データセンターに接続する場合、サブネットの IP アドレス範囲はエンタープライズ ネットワーク インフラストラクチャ内で一意である必要があります。オンプレミス ネットワークの IP アドレス範囲と重複することはできません。
    • 単一ホストの SDDC を展開する場合、192.168.1.0/24 の IP アドレス範囲は、SDDC のデフォルト コンピューティング ゲートウェイ論理ネットワーク用に予約されています。 192.168.1.0/24 と重複する管理ネットワーク アドレス範囲を指定すると、単一ホストの SDDC の作成に失敗します。複数ホストの SDDC を展開する場合、展開中にコンピューティング ゲートウェイの論理ネットワークは作成されないため、SDDC を展開した後に作成する必要があります。

      アドレス範囲 100.64.0.0/10(RFC 6598 に即したキャリアグレード NAT 用に予約)は、内部使用のために VMware Cloud on AWS によって予約されています。SDDC のワークロードからこのアドレス範囲のリモート(オンプレミス)ネットワークにはアクセスできません。また、SDDC 内のこの範囲のアドレスは使用できません。また、CIDR ブロック 10.0.0.0/15 と 172.31.0.0/16 は、内部での使用のため、予約されています。管理ネットワークの CIDR ブロックは、これらの範囲のいずれとも重複することはできません。

    • サイズが 16、20、または 23 の CIDR ブロックがサポートされており、RFC 1918 で定義されている「プライベート アドレス空間」のいずれか(10.0.0.0/8、172.16.0.0/12、または 192.168.0.0/16)にする必要があります。管理 CIDR ブロック サイズを選択する際は、SDDC の予測されるスケーラビリティ要件を考慮することが重要です。SDDC が展開された後に管理 CIDR ブロックを変更することはできません。そのため、/23 のブロックは、容量を大幅に拡大する必要がない SDDC にのみ適しています。
      CIDR ブロック サイズ ホスト数(1 つの AZ) ホスト数(複数の AZ)
      23 27 22
      20 251 246
      16 VMware Configuration Maximums を参照してください。
  7. SDDC の展開時に発生するコストを把握し、支払いが発生することを確認し、[SDDC の展開] をクリックして SDDC を作成します。
    [SDDC の展開] をクリックすると、課金が開始します。展開プロセスは、開始後に一時停止またはキャンセルすることはできません。展開が完了するまで SDDC を使用することはできません。通常、展開には約 2 時間かかります。

次のタスク

SDDC が作成されたら、次の操作を行います。

  • 管理ゲートウェイへの VPN 接続を構成します。
  • フルスケール SDDC の場合は、ワークロード仮想マシン ネットワークの論理セグメントを構成する必要があります。単一ホストの SDDC には、デフォルトの論理セグメントがあります。作成が完了した後に、SDDC カードにバナーが表示され、論理セグメントを作成する必要があるかどうかが示されます。ネットワーク セグメントの作成を参照してください。
  • 単一ホストの SDDC の場合、SDDC カードにバナーが表示され、この SDDC のデフォルトの論理セグメントが作成されていることが示されます。このデフォルト セグメントで競合が発生した場合は、これを削除し、新しいセグメントを作成します。ネットワーク セグメントの作成を参照してください。