vCenter Server 6.7 Update 3b | 2019 年 12 月 5 日 | ISO ビルド 15132721

vCenter Server Appliance 6.7 Update 3b | 2019 年 12 月 5 日 | ISO ビルド 15132721

各リリース ノートで、追加および更新された機能をご確認ください。

リリース ノートの概要

本リリース ノートには、次のトピックが含まれています。

新機能

vCenter Server 6.7 の以前のリリース

vCenter Server の機能と既知の問題については、各リリースのリリース ノートに記載されています。vCenter Server 6.7 の以前のリリースのリリース ノートは以下のとおりです。

利用可能な言語、互換性、インストールおよびアップグレード、オープン ソース コンポーネント、製品サポートに関する注意事項については、『VMware vCenter Sever 6.7 Update 1 リリース ノート』を参照してください。

本リリースに含まれるパッチ

今回の vCenter Server 6.7 Update 3b リリースでは、次のパッチを提供します。パッチのダウンロードについては、VMware パッチ ダウンロード センターを参照してください。

VMware vCenter Server 6.7 Update 3b のセキュリティ パッチ

サードパーティ製品の修正(例︰JRE、tcServer)。このパッチの適用対象は vCenter Server for Windows、Platform Services Controller for Windows、および vSphere Update Manager です。

注:このパッチが更新するのは JRE バージョン 1.8.0_221 のみです。

Windows 用の vCenter Server および Platform Services Controller が対象

ダウンロード ファイル名 VMware-VIMPatch-T-6.7.0-15132721.iso
ビルド 15132721
ダウンロード サイズ 40.7 MB
md5sum d44836d28fca3488f1d59a59e2bee4c4
sha1checksum a37f0e12a5c510ca3da95b959838b3b76f1bd9a0

次の vCenter Server コンポーネントは JRE に依存しており、パッチを適用する必要があります。

  • vCenter Server
  • Platform Services Controller
  • vSphere Update Manager

ダウンロードとインストール

このパッチをダウンロードするには、VMware パッチ ダウンロード センターに移動し、[Select a Product] ドロップダウン メニューから [VC] を選択します。 

  1. VMware-VIMPatch-T-6.7.0-15132721.iso ファイルを、vCenter Server コンポーネントがインストールされているシステムにマウントします。  
  2. ISO_mount_directory/autorun.exe をダブルクリックします。
  3. vCenter Server の Java コンポーネントのアップデート ウィザードで、[Patch All(すべてのパッチ)] をクリックします。

VMware vCenter Server Appliance 6.7 Update 3b のフル パッチ

vCenter Server Appliance の製品パッチ。VMware のソフトウェアの修正、セキュリティ修正、およびサードパーティ製品の修正を含む(例:JRE および tcServer)。

このパッチは、vCenter Server Appliance および Platform Services Controller アプライアンスに適用されます。

vCenter Server Appliance および Platform Services Controller アプライアンス用

ダウンロード ファイル名 VMware-vCenter-Server-Appliance-6.7.0.42000-15132721-patch-FP.iso
ビルド 15132721
ダウンロード サイズ 1991.4 MB
md5sum e5108aee9fd1ee100110531549bfb3d9
sha1checksum 84099a7ba256d768a155b3e44a47397b098709dd

ダウンロードとインストール

このパッチをダウンロードするには、VVMware パッチ ダウンロード センターに移動し、[Select a Product] ドロップダウン メニューから [VC] を選択します。

  1. VMware-vCenter-Server-Appliance-6.7.0.42000-15132721-patch-FP.iso ファイルを vCenter Server Appliance の CD または DVD ドライブに接続します。
  2.  スーパー管理者権限(root など)を持つユーザーとしてアプライアンス シェルにログインし、次のコマンドを実行します。
    • ISO をステージングするには:
      software-packages stage --iso
    • ステージングしたコンテンツを表示するには:
      software-packages list --staged
    • ステージングした rpms をインストールするには:
      software-packages install --staged

vCenter Server Appliance シェルの使用方法の詳細については、VMware ナレッジベースの記事 KB2100508 を参照してください。

vCenter Server Appliance へのパッチ適用については、アプライアンス シェルを使用した vCenter Server Appliance へのパッチ適用を参照してください。

パッチのステージングについては、Stage Patches to vCenter Server Appliance を参照してください。

パッチのインストールについては、vCenter Server Appliance パッチのインストールを参照してください。

このパッチで解決された問題については、解決した問題を参照してください。

Photon OS のアップデートについては、「VMware vCenter Server Appliance Photon OS Security Patches」を参照してください。 

アプライアンス管理インターフェイスを使用したパッチ適用については、アプライアンス管理インターフェイスを使用した vCenter Server Appliance へのパッチ適用を参照してください。

解決した問題

解決された問題には、次のトピックが含まれます。

セキュリティの問題
  • VMware Postgres のアップデート

    VMware Postgres は、バージョン 9.6.15 にアップデートされています。

  • SQLite データベースのアップデート

    SQLite データベースはバージョン 3.29.0 にアップデートされています。

  • BZip2 のアップデート

    BZip2 ライブラリはバージョン 1.0.8 にアップデートされています。

  • Simple Logging Facade for Java (SLF4J) のアップデート

    SLF4J パッケージはバージョン 1.7.28 にアップデートされています。

  • JRE のアップデート

    Oracle (Sun) JRE はバージョン 1.8.221 にアップデートされています。

  • Apache Log4j Core のアップデート

    Apache Log4j Core 2.8.x ブランチは 2.8.2 にアップデートされ、1.2.x ブランチは 1.2.17 にアップデートされました。

  • cURL のアップデート

    vCenter Server Appliance の cURL は 7.65.3 にアップデートされています。

  • OpenSSL のアップデート

    OpenSSL パッケージはバージョン openssl-1.0.2s にアップデートされました。

  • Spring Framework のアップデート

    Spring Framework はバージョン 4.3.25 にアップデートされました。

  • Apache Tomcat のアップデート

    Apache Tomcat はバージョン 8.5.45 にアップデートされました。

  • Eclipse Jetty のアップグレード

    Eclipse Jetty はバージョン 9.4.20 にアップデートされました。

  • Apache Commons コレクションのアップデート

    Apache Commons コレクションはバージョン 3.2.2 にアップデートされました。

  • Expat XML パーサーのアップデート

    Expat XML パーサーはバージョン 2.2.7 にアップデートされています。

ネットワークの問題
  • テンプレートから仮想マシンをデプロイするときに vector::reserve エラーが発生して、vpxd サービスが失敗することがある

    テンプレートから仮想マシンをデプロイすると、vCenter Server システムから「一般的なシステム エラーが発生しました: vector::reserve」のようなエラーが報告されます。vNIC を分散ポートグループに接続する仮想マシンの再構成タスクによって自動展開機能が誤ってトリガされ、それと同時にポートグループが削除された場合は、仮想スイッチのポート番号が誤って更新されることがあります。これにより vpxd サービスが失敗します。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • OVF 環境 xml で不透明ネットワークが見つからない

    vSphere Web Client または vSphere Client にある仮想マシンの OVF 環境 xml の AdapterSection 内に、不透明ネットワークが見つかりません。

    本リリースで、この問題は修正されました。この修正によって、OVF 環境 xml の AdapterSection セクションに不透明ネットワークのリストが追加されました。

  • vSphere Client に重複する IP アドレスが表示されることがある

    複数の NIC が搭載された仮想マシンで vCenter Server デーモン vpxd を再起動すると、vSphere Client に重複する IP アドレスが表示されることがあります。これは、vCenter Server データベース内のリファレンス テーブルが正しく更新されないことが原因です。

    本リリースで、この問題は修正されました。 

その他の問題
  • vCenter Server が応答を停止し、VMware vSphere Storage DRS の推奨で vpxd サービスが継続的に失敗する

    この問題は、仮想マシンのシステム ファイルと作業ディレクトリがそれぞれ異なるデータストアに配置されている場合に発生することがあります。このような仮想マシンに仮想ディスクと同じクラスタ内のデータストアから ISO イメージがマウントされている場合は、DrmDisk のアフィニティ ルール違反のチェック中に vpxd サービスが失敗することがあります。

    本リリースで、この問題は修正されました。

バックアップの問題
  • vCenter Server Appliance 管理インターフェイスを使用してスケジュール設定されたバックアップでは、SMB および NFS 共有の保持ポリシーに基づく古いバックアップの削除が行われない

    vCenter Server Appliance 管理インターフェイスを使用して SMB または NFS 共有ストレージでバックアップをスケジュール設定した場合は、設定された保持ポリシーに基づいて古いバックアップが削除されないことがあります。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • eth0 用に定義された複数のスタティック ルートが原因で、ファイルベースのバックアップが失敗する

    eth0 に複数のスタティック ルートが設定されている場合に、vCenter Server Appliance 管理インターフェイスを使用したファイルベースのバックアップに失敗します。次のようなエラー メッセージが表示されることがあります。エラー: BackupManager に例外が発生しました: 「/etc/systemd/network/10-eth0.network」からの読み取りで、[行 15] のセクション「Route」はすでに存在しています

    本リリースで、この問題は修正されました。なお、リストア後に /etc/systemd/network/10-eth0.network のルート設定が失われることがあるため、eth0 の再設定が必要になることがあります。

インストール、アップグレード、および移行の問題
  • vCenter Server 6.7 Update 2 から 6.7 Update 2a または 6.7 Update 2c へのアップデート後に、証明書関連の API 呼び出しを実行できない

    vCenter Server 6.7 Update 2 から 6.7 Update 2a または 6.7 Update 2c にアップデートした後に、証明書関連の API 呼び出しを実行すると、「com.vmware.vcenter.certificate_management.vcenter サービスが見つかりません」または「com.vmware.vapi.std.errors.operation_not_found」や「vapi.method.input.invalid.interface」のようなエラーが表示されます。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • Windows 認証エラーが原因で vCenter Server のアップグレードが失敗することがある

    vCenter Server のアップグレードが、「アップグレード フェーズ「vcdb:Export」が失敗しました。」のようなエラーが発生して失敗することがあります。Exception: このコンテキストでは、None は有効な文字列ではありません」のようなエラーが発生して失敗することがあります。Windows 認証を使用している場合、vcSvcUsernamevcSvcDomainvcSvcPassword などのパラメータが空白のまま渡されて、認証エラーが発生することがあります。

    本リリースで、この問題は修正されました。 

  • コンテンツ ライブラリ サービスの起動中に vCenter Server 6.7.x へのアップグレードが失敗することがある

    コンテンツ ライブラリの管理者ユーザー ロールが存在しない場合、vCenter Server 6.7.x へのアップグレードが失敗することがあります。 

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • vCenter Server High Availability が有効になっている vCenter Server 6.7.x にパッチを適用すると、失敗することがある

    vCenter Server High Availability が有効になっている vCenter Server システムにパッチを適用して 6.7.x 以降のバージョンにアップデートすると、失敗することがあります。パッチの適用が機能するのは、vCenter Server High Availability クラスタ構成を削除し、vCenter Server システムにパッチを適用してから、vCenter Server High Availability を再設定した場合のみです。

    本リリースで、この問題は修正されました。詳細については、VMware ナレッジベースの記事 KB55938 を参照してください。

vCenter Server、vSphere Web Client、および vSphere Client の問題
  • VMware vSphere Storage DRS システムの容量使用率の計算によってユーザー定義の設定がオーバーライドされることがある

    vSphere Storage DRS で使用している容量使用率と、パラメータとして定義した容量使用率が異なることがあります。たとえば、各データストアで使用される容量の下限として 100 GB を設定した場合、しきい値として 90% が使用されることがあります。この原因は、vSphere Storage DRS をスケジュール設定する際に、メトリックとしてデータストアの容量使用率を常に使用するアルゴリズムがあるためです。このアルゴリズムでは、固定されたしきい値でなく、使用率の割合が使用されます。

    本リリースで、この問題は修正されました。この修正により、容量使用率のユーザー定義パラメータに合わせてアルゴリズムが調整されました。

  • バージョン 6.7 Update 3 へのアップグレード後、vSAN のユーザー インターフェイスが vSphere Client に表示されない

    アップグレード前の vCenter Server システムがバージョン 5.5 以前の場合、サーバの UUID は大文字です。バージョン 6.7 Update 3 にアップグレードすると、これが原因で vSAN ユーザー インターフェイスが vSphere Client に表示されなくなります。
    vSphere Client ログ ファイルに次のようなメッセージが記録されることがあります。
    Caused by: com.vmware.vsphere.client.vsandp.core.sessionmanager.common.NotAuthenticatedException:
    Authentication information for the specified site is missing.Authenticate with the site and try again.
    at com.vmware.vsphere.client.vsandp.core.sessionmanager.common.VcClient.getConnection
    Caused by: com.vmware.vsphere.client.vsandp.core.sessionmanager.vlsi.client.sso.tokenstore.NoTokenException: No token for site: 3D428B1A-E589-47EB-BB83-B7D8A32A97E8

    vSAN が vCenter Single Sign-On 管理サービスへの接続にレガシー エンドポイントを使用していることが原因で、関連する問題が発生し、次のエラーが表示されます:証明書チェーンが信頼されていません

    今回のリリースで、この問題は修正されました。

  • vSphere Client で vSAN パフォーマンス サービスを有効にできない

    vSphere Client で vSAN パフォーマンス サービスを有効にすると、30 秒後に処理がタイムアウトになることがあります。次のエラー メッセージが表示されます。
    ​java.net.SocketTimeoutException: 読み取りがタイムアウトになりました。

    本リリースで、この問題は修正されました。

統合の問題
  • 外部 Platform Services Controller を使用する vCenter Server インスタンスを、組み込み Platform Services Controller を使用する vCenter Server インスタンスに統合すると、STS システム テナント エラーが発生して失敗する

    vSphere Client を使用して、外部 Platform Services Controller を使用する vCenter Server インスタンスを組み込み Platform Services Controller を使用する vCenter Server インスタンスに統合すると、「STS システム テナントの設定に失敗しました」のようなエラーが発生して失敗することがあります。firstboot 中にエラーが発生します。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • 外部 Platform Services Controller を使用する vCenter Server Appliance を、組み込みリンク モードで接続された組み込み Platform Services Controller を使用する vCenter Server Appliance に統合すると、最初のノードが統合された後に失敗する

    外部 Platform Services Controller を使用する vCenter Server Appliance のインスタンスを、組み込みリンク モードで接続された組み込み Platform Services Controller を使用する vCenter Server Appliance に統合すると、最初のノードを統合した後で失敗することがあります。これは、最初の統合中に VMware Directory Service (vmdir) がスタンドアローン モードで設定されるためです。その結果、以降の vCenter Server ノードの統合は失敗します。

    本リリースで、この問題は修正されました。詳細については、VMware ナレッジベースの記事 KB71391を参照してください。

仮想マシンの管理の問題
  • VMware Service Lifecycle Manager で vpxd サービスが数日おきに再起動される

    多数の ESXi ホストが接続されているデータストアで Storage I/O Control を有効にすると、I/O イベントが大量に蓄積されて、vpxd サービスの処理が待機することがあります。このような場合、VMware Service Lifecycle Manager によって vpxd が再起動することがあります。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • 複数の仮想マシンのスナップショットを作成するスケジュール設定タスクが、スケジュール設定された時間ではなく、すぐに開始されることがある

    複数の仮想マシンのスナップショットを作成するタスクをスケジュール設定すると、設定された時間ではなく、すぐに開始されることがあります。

    本リリースで、この問題は修正されました。

CLI の問題
  • vCenter Server システムが Active Directory の子ドメインに参加していて、vCenter Single Sign-On ID ソースとして追加されている場合、CLI sso-config ユーティリティを使用して再設定できない

    vCenter Server システムが Active Directory の子ドメインに参加していて、ID ソースとして追加されている場合、CLI sso-config ユーティリティを使用してこの ID ソースを再構成する(たとえばスマート カード認証用に再設定する)ことはできません。ID ソースが存在する場合でも、sso-config ユーティリティは null を返すことがあります。

    本リリースで、この問題は修正されました。

サーバ構成の問題
  • スマートカードまたは eToken を使用した Active Directory ユーザーの認証が権限エラーで失敗する

    vSphere Web Client または vSphere Client でスマートカードまたは eToken を使用して Active Directory ユーザーを認証するときに、権限エラーが表示されることがあります。これは、統合 Windows 認証 (IWA) が設定されていると、信頼されたドメインのグループ情報が失われることがあるためです。この問題は、通信先のドメイン コントローラがグローバル カタログではない場合に発生します。

    本リリースで、この問題は修正されました。この修正により、グローバル カタログ対応のドメイン コントローラのクエリを最初に強制的に実行できるようになりました。
    このオプションを設定するには、次のコマンドを使用します。
    # /opt/likewise/bin/lwregshell set_value '[HKEY_THIS_MACHINE\Services\netlogon\Parameters]' QueryGlobalCatalogEnable 1
    # /opt/likewise/bin/lwsm restart lwreg


    デフォルト設定に戻すには、次のコマンドを使用します。
    # /opt/likewise/bin/lwregshell set_value '[HKEY_THIS_MACHINE\Services\netlogon\Parameters]' QueryGlobalCatalogEnable 0
    # /opt/likewise/bin/lwsm restart lwreg

  • Active Directory 認証またはドメインへの参加に時間がかかる

    統合 Windows 認証 (IWA) が設定されている場合は、Active Directory 認証またはドメインへの参加に時間がかかることがあります。これは、一部のドメイン コントローラでネットワーク遅延やファイアウォールなどのインフラストラクチャ問題が発生するためです。

    本リリースで、この問題は修正されました。この修正により、インフラストラクチャ問題が発生した場合に、選択したドメイン コントローラをブラックリストに登録できるようになりました。

    このオプションを設定するには、次のコマンドを使用します。
    # /opt/likewise/bin/lwregshell set_value '[HKEY_THIS_MACHINE\Services\netlogon\Parameters]' BlacklistedDCs DC_IP1,DC_IP2,...
    # /opt/likewise/bin/lwsm restart lwreg


    デフォルト設定に戻すには、次のコマンドを使用します。
    # /opt/likewise/bin/lwregshell set_value '[HKEY_THIS_MACHINE\Services\netlogon\Parameters]' BlacklistedDCs ""
    # /opt/likewise/bin/lwsm restart lwreg

  • ドメインがオフラインになる問題が原因で、ユーザーが vCenter Server システムにログインできない

    VMware Identity Manager からの要求により、Likewise Service Manager デーモンはサービス ID 番号のリストを提供します。このリスト内のエントリを解決するときに、対応するドメインが一時的にオフラインになると、処理は停止します。その結果、一部のサービス識別番号が未解決のままになり、他のいずれかのドメインのユーザーが vCenter Server システムにログインできなくなります。

    本リリースで、この問題は修正されました。この修正により、オフライン ドメインに関するエラー メッセージ ログが導入されました。ただし、処理を続行して、使用可能なすべてのドメインの解決を完了することができます。Likewise Service Manager のログに、ドメイン オフライン エラーが記録されることがあります。

  • ホスト名または FQDN を変更した後、仮想マシンのゲスト OS のカスタマイズに失敗することがある

    vCenter Server のホスト名または FQDN を変更した後、仮想マシンのゲスト OS のカスタマイズに失敗することがあります。この問題の原因は、ホスト名または FQDN を変更するときにデータ暗号化証明書が置き換えられないことです。

    本リリースで、この問題は修正されました。

vMotion の問題
  • vSphere Storage vMotion を使用して仮想マシンを移行した後に、[仮想マシンのサマリ] タブの [ストレージ使用量] フィールドが更新されないことがある

    ストレージ ポリシーまたはシン プロビジョニングの値が異なる場合にデータストアを変更すると、使用されるディスク容量が変更される可能性があります。vSphere Storage vMotion を使用して仮想マシンを移行した後に、vSphere Web Client または vSphere Client の [仮想マシンのサマリ] タブの [ストレージ使用量] フィールドが更新されないことがあります。

    本リリースで、この問題は修正されました。

高可用性に関する問題
  • vCenter Server High Availability 環境を設定した後に DNS レコードが重複している場合は、vCenter Server システムへのアクセスが中断されることがある

    vCenter Server High Availability 環境を設定するかパッチを適用した後に、フェイルオーバーを行うと、vCenter server Appliance の DNS レコードが重複しているために vCenter Server システムへのアクセスがブロックされることがあります。

    本リリースで、この問題は修正されました。vCenter Server High Availability 環境にパッチを適用する前に、VMware のナレッジベースの記事 KB76406 の手順に従って、重複する DNS レコードをクリーンアップしてください。

既知の問題

既知の問題には、次のトピックが含まれます。

その他の問題
  • vCenter Server 6.7 Update 3 へのアップデート後しばらくすると、rsyslog サービスがログの転送を停止する

    vCenter Server システムを 6.7 Update 3 にアップデートした後、しばらく時間が経過すると、rsyslog サービスによってログがシステムに転送されなくなることがあります。

    回避策:設定されたリモート サーバへのログ転送を再開するには、コマンド systemctl restart syslog を使用して、Syslog サービスを再起動します。詳細については、VMware ナレッジベースの記事 KB75088 を参照してください。

以前のバージョンの既知の問題

以前からの既知の問題のリストを表示するには、ここをクリックします。

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