このレポートでは、資産データベースだけでなく詳細請求記録 (DBR) からも情報を取得して、特定の月のインスタンス実行時間が表示されます。
ワークスペースごとのコストと、各月の合計実行時間
AWS コンソールで、AWS ワークスペースの実行モードとして [AlwaysOn](月単位の固定価格)と [AutoStop](時間単位の従量課金)のどちからを選択することができます。VMware Aria Cost では、AWS 請求書からワークスペースの使用状況データを導き出す方法が原因で、AlwaysOn モードのワークスペースの実行時間数を特定できません。したがって、AlwaysOn のワークスペースの場合、合計時間 列には、月の日数に関係なく、月の合計時間(720 時間と 744 時間のどちらか)が表示されます。
ワークスペース実行時間 レポートのデフォルト列は、次のとおりです。
合計コスト:選択された月に実行されたワークスペースの請求料金の合計。
ワークスペース実行時間レポートで分析する月を フィルタ > 範囲フィルタ ドロップダウン リストで選択します。
このレポートのデータ ソースは、Azure 顧客の請求書です。これには、表示されるマシン シリーズおよび時間数に関する情報が含まれています。したがって、このレポートに表示されるデータは、コストや使用量レポートなど、他のデータ ソースを使用する内部 Azure レポートと一致しない場合があります。
バリエーション:[Y 軸] ドロップダウンで、[仮想マシン数] を選択して、実行中の個々の仮想マシンの数による仮想マシンの使用状況を表示するか、[仮想マシン時間数] を選択して、すべての仮想マシンが実行されていた時間数による仮想マシンの使用状況を表示します。
Azure 請求に従って、仮想マシンの実際のコストを決定します。
バリエーション:[Y 軸] ドロップダウンで、[RI 前のコンピューティング コスト] を選択して、RI を購入しなかった場合に同じ使用量に対して支払っていた金額を表示するか、[アプリケーション コスト] を選択して、仮想マシンで実行されている Azure アプリケーションと ComputeHR_SW のコストを表示します。
一意のリソース GUID に対してカウントされる仮想マシンの数を決定します。
レポート設定 - X 軸:インスタンス タイプ - Y 軸:インスタンス数、予約数
どのノード タイプが予約されており、どのタイプがオンデマンドであるかを判断します。
レポート設定 - フィルタ:予約タイプ > オンデマンド - カテゴリ:インスタンス タイプ
ノード タイプ別の毎日のオンデマンドの使用率を決定します。
バリエーション:
バリエーション:[カテゴリ] ドロップダウンで、[アカウント] や [日数] などの別のカテゴリを指定して、そのカテゴリの EC2 スナップショットのトレンドを表示します。
バリエーション:[カテゴリ] ドロップダウンで、[請求アカウント] などのカテゴリを指定して、請求アカウントごとに EC2 RI の使用率を表示します。
このレポートは、コストおよび使用状況レポート (CUR) と当該月の資産データベースの情報を元に、特定の月のインスタンス時間数を入力して作成されています。
インスタンス時間レポートのデフォルト列は次のとおりです。
注: EC2 インスタンスを起動すると、まず pending
状態に入った後、running
状態に移ります。このインスタンスを停止すると、まず stopping
状態になり、この後 stopped
状態に移行します。
インスタンスが running
状態に移行するとすぐに、AWS は 1 秒単位で課金します(最低料金は 1 分)。インスタンスの実行が 1 分未満の場合でも、1 分の料金が請求されます。
詳細については、EC2 インスタンスのライフサイクルを参照してください。
バリエーション:[カテゴリ] ドロップダウンで、EC2 RI の傾向をクラス別、スコープ別に分析するための、[予約クラス] や [予約範囲] などのカテゴリを指定します。
DynamoDB テーブルの使用量は、CloudWatch メトリックと共に請求レコードを使用して計算されます。
AWS インフラストラクチャは、アベイラビリティ ゾーンと呼ばれる隔離された場所でホストされます。アベイラビリティ ゾーンはリージョンと呼ばれる個別の地理的領域にグループ化されます。Amazon は、これらの場所を各アカウントの us-east-1a などの論理識別子にマッピングします。場所と ID の間のマッピングは、アカウントごとに独立して実行されます。
アベイラビリティ ゾーン レポートは、RI オプティマイザの分析と推奨事項を推進します。
RI の価格設定のメリットは、購入アカウントが 1 つの一括請求 (CB) 支払人アカウントの下で請求されるリンクされたアカウントの場合に、共有されます。
リンクされたすべてのアカウントの使用量がプール化され、その後、通常の RI ロジックが適用されます。ただし、プール化および RI の適用範囲は物理的なゾーンの境界に沿っており、複数のアカウントにわたり同じゾーン識別子を保持しません。
リージョン内のすべての場所が、すべてのアカウントに対して可視化されているわけではありません。複数のアカウントが、物理的な場所を完全または部分的に重複している場合や、まったく重複していない場合があります。
GovCloud アカウントは、GovCloud リージョンのみにアクセスでき、それ以外にはアクセスできません。その他のアカウントは、GovCloud リージョンにアクセスできません。各アカウントのすべてのアクセス可能なリージョンで、複数のゾーンを使用できるようにする必要があります。
このマッピングは、新規および既存のすべてのアカウントに対して毎日更新されます。
特定の期間におけるストレージ タイプ別の S3 使用率を分析します
レポート設定 - X 軸:インスタンス タイプ - Y 軸:インスタンス数、予約数
どのインスタンス タイプが予約されていて、どれがオンデマンドであるかを判断します。
バリエーション:[カテゴリ] ドロップダウンで インスタンス タイプ または リージョン を選択して、各 Redshift 予約のスコープを異なるパラメータで表示します。
バリエーション:[カテゴリ] ドロップダウンで、所有者、環境、その他のパースペクティブなどのパースペクティブ グループを指定します。レポートには、各パースペクティブ別の使用状況のトレンドが表示されるため、チーム、プロジェクト、またはインフラストラクチャの所有者が使用している RDS インスタンスの数を分析することができます。
レポート設定
外部接続トラフィックの量と内部トラフィックの量を決定します。
分析期間での使用率の低下は次のように計算されます:
(Total instance hours reserved) - (Total instance hours used)
バリエーション
レポートは、次のいずれかの方法(複数も可)でカスタマイズできます。
レポートには現在の月、すなわち分析対象とする請求期間のインスタンス時間が記載されます。
レポート設定
分析期間での使用率の低下は次のように計算されます:
(Total VM hours reserved) - (Total VM hours used)
バリエーション:分析期間 ドロップダウンで、当月(月初来の使用量)または 直近 31 日間 を選択し、VMware Aria Cost が予約された仮想マシンの使用率を分析する期間を指定します。
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コンピューティング インスタンスの使用量/使用率を月単位およびテナントごとに分析
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注: