vCenter Server 6.7 Update 3g |  2020 年 4 月 28 日 | ISO ビルド 16046470 

vCenter Server Appliance 6.7 Update 3g |  2020 年 4 月 28 日 | ISO ビルド 16046470 

各リリース ノートで、追加および更新された機能をご確認ください。

リリース ノートの概要

本リリース ノートには、次のトピックが含まれています。

新機能

  • vCenter Server の新しいアラーム: vCenter Server 6.7 Update 3g では、レプリケーション状態変更アラームが組み込みの Platform Services Controller を使用する vCenter Server Appliance に追加されました。このアラームはレプリケーション状態が読み取り専用に変化すると表示されます。アラームは、状態が正常に変わると解決されます。 
    レプリケーション状態変更アラームは、すべてのタイプの vCenter Server Appliance インスタンスで使用可能で、ノード間のレプリケーションの問題を報告します。このアラームは、ノード間の接続がリストアすると解決されます。

  • vCenter Server 6.7 Update 3g では、sso-config ユーティリティを使用して、Security Token Service (STS) 証明書を置き換えることができます。
    STS 証明書の置き換えを完了するには、次の手順を実行する必要があります。

    1. vCenter Server への SSH ログインを有効にします。
    2. vCenter Server ファイル システムで、証明書チェーンとプライベート キーを格納する PEM ファイルを作成します。
    3. vCenter Server シェルに root としてログインします。
    4. STS 署名証明書を更新するには、sso-config ユーティリティを実行します。
      例:/opt/vmware/bin/sso-config.sh -set_signing_cert -t vsphere.local ~/newsts/newsts.pem
    5. vCenter Server ノードを再起動することで、STS サービスと vSphere Client の両方を再起動します。
    6. vCenter Server を再起動し、認証が適切に機能するようにします。
  • vCenter Server 6.7 Update 3g リリースでは、「解決した問題」セクションに記載された問題に対処しています。

  • Photon OS のアップデートについては、「VMware vCenter Server Appliance Photon OS Security Patches」を参照してください。 

vCenter Server 6.7 の以前のリリース

vCenter Server の機能と既知の問題については、各リリースのリリース ノートに記載されています。vCenter Server 6.7 の以前のリリースのリリース ノートは以下のとおりです。

利用可能な言語、互換性、インストールおよびアップグレード、オープン ソース コンポーネント、製品サポートに関する注意事項については、『VMware vCenter Sever 6.7 Update 1 リリース ノート』を参照してください。

本リリースに含まれるパッチ

vCenter Server 6.7 Update 3g リリースでは、次のパッチが提供されます。パッチのダウンロードについては、VMware パッチ ダウンロード センターを参照してください。

注:vCenter Server 6.7 Update 3g では、vCenter Server for Windows および Platform Services Controller for Windows の JRE コンポーネントをアップデートするためのセキュリティ パッチは提供していません。vmware.com から VMware-VIM-all-6.7.0-16046470.iso ファイルをダウンロードする必要があります。

VMware vCenter Server Appliance 6.7 Update 3g の完全パッチ

VMware のソフトウェアの修正、セキュリティ修正のほか、JRE や tcServer などのサードパーティ製品の修正を含む vCenter Server Appliance の製品パッチです。

このパッチは、vCenter Server Appliance および Platform Services Controller アプライアンスに適用されます。

vCenter Server Appliance および Platform Services Controller アプライアンス用

ダウンロード ファイル名 VMware-vCenter-Server-Appliance-6.7.0.44000-16046470-patch-FP.iso
ビルド 16046470
ダウンロード サイズ 2003.6 MB
md5sum 8962293a7d4d40b3eb32d2c88c55be78
sha1checksum d902a6e6259dc25aede5d558057fb86cb242499d

ダウンロードとインストール

このパッチをダウンロードするには、VVMware パッチ ダウンロード センターに移動し、[製品の選択] ドロップダウン メニューから [vCenter Server] を選択します。

  1. VMware-vCenter-Server-Appliance-6.7.0.44000-16046470-patch-FP.iso ファイルを vCenter Server Appliance の CD または DVD ドライブに接続します。
  2. スーパー管理者権限(root など)を持つユーザーとしてアプライアンス シェルにログインし、次のコマンドを実行します。
    • ISO をステージングするには:
      software-packages stage --iso
    • ステージングしたコンテンツを表示するには:
      software-packages list --staged
    • ステージングした rpms をインストールするには:
      software-packages install --staged

vCenter Server Appliance シェルの使用方法の詳細については、VMware ナレッジベースの記事 KB2100508 を参照してください。

vCenter Server Appliance へのパッチ適用については、アプライアンス シェルを使用した vCenter Server Appliance へのパッチ適用を参照してください。

パッチのステージングについては、Stage Patches to vCenter Server Appliance を参照してください。

パッチのインストールについては、vCenter Server Appliance パッチのインストールを参照してください。

このパッチで解決された問題については、解決した問題を参照してください。

Photon OS のアップデートについては、「VMware vCenter Server Appliance Photon OS Security Patches」を参照してください。 

アプライアンス管理インターフェイスを使用したパッチ適用については、アプライアンス管理インターフェイスを使用した vCenter Server Appliance へのパッチ適用を参照してください。

解決した問題

解決された問題には、次のトピックが含まれます。

セキュリティの問題
  • RSA SecurID を使用して vSphere Client にログインすることができない

    外部の Active Directory ID ソースが統合 Windows 認証として設定されていて、RSA でユーザー ID に UPN 以外の LDAP 属性を使用している場合、vSphere Client にログインできません。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • IPv6 のみの環境で FQDN を使用して vCenter Server Appliance にキー管理サーバを追加できない

    IPv6 のみの環境では、FQDN を使用して vCenter Server Appliance にキー管理サーバを追加すると、「要求された証明書は取得できません」のようなエラーが発生することがあります。IPv6 アドレスを使用してキー管理サーバを追加することはできます。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • Eclipse Jetty のアップデート

    Eclipse Jetty はバージョン 9.4.24 にアップデートされました。

  • PostgreSQL のアップデート

    PostgreSQL はバージョン 9.6.16 にアップデートされました。

  • OpenSSL のアップデート

    OpenSSL パッケージはバージョン openssl-1.0.2u にアップデートされました。

  • libcurl ライブラリのアップデート

    ESXi userworld libcurl ライブラリはバージョン 7.68 にアップデートされています。

  • Perl Compatible Regular Expressions (PCRE) ライブラリのアップデート

    PCRE ライブラリはバージョン 8.43 にアップデートされています。

  • libxml2 ライブラリのアップデート

    ESXi userworld libxml2 ライブラリはバージョン 2.9.10 にアップデートされました。

  • Simple Logging Facade for Java (SLF4J) のアップデート

    SLF4J パッケージはバージョン 1.7.30 にアップデートされています。

  • Jackson パッケージのアップデート

    Jackson パッケージがバージョン 2.10.1 にアップデートされました。

  • Apache Tomcat サーバのアップデート

    Apache Tomcat サーバはバージョン 8.5.50 にアップデートされています。

  • Apache Commons Compress ライブラリのアップデート

    Apache Commons Compress ライブラリはバージョン 1.18 にアップデートされています。

  • Apache Struts のアップデート

    Apache Struts はバージョン 2.5.22 にアップデートされています。

  • Spring Data Commons のアップデート

    Spring Data Commons はバージョン 1.11.23 にアップデートされています。

  • サードパーティ製プラグインで vSphere Web Client によって提供される Log4j パッケージを使用できない

    サードパーティ製プラグインでは、セキュリティ上の考慮事項のため vSphere Web Client によって提供される Log4j パッケージを使用できません。SLF4J ライブラリで代用します。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • JRE のアップデート

    Oracle (Sun) JRE はバージョン 1.8.0.241 にアップデートされています。

  • Expat XML パーサーのアップデート

    Expat XML パーサーはバージョン 2.2.9 にアップデートされました。

  • アクセスが制限されているユーザーが自身で作成したスケジュール設定タスクを表示または編集できない

    アクセスが制限されているユーザーは、仮想マシンのスケジュール設定タスクを作成できる場合がありますが、それらのタスクは vSphere Web Client または vSphere Client で表示できません。たとえば、仮想マシンの読み取りおよび管理の認証情報を持つユーザーは、スケジュール設定タスクの作成が可能ですが、タスクがアクティブであっても [スケジュール設定タスク] ビューのリストに表示されないことがあります。これは、ユーザーに一部のオブジェクト(仮想マシンなど)へのフル アクセス権限があっても、親パス(フォルダなど)へのアクセス権限がない場合に発生します。親オブジェクトへのアクセス チェックが失敗すると、vSphere Web Client または vSphere Client のユーザー ビューが影響を受けることがあります。

    本リリースで、この問題は修正されました。 

  • file:// scheme URL からコンテンツ ライブラリへのインポートはサポートされない

    file:// scheme URL からコンテンツ ライブラリへのインポートは、セキュリティ上の脆弱性が発生する可能性があるため、現在はサポートされていません。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • バージョンが混在するクラスタ ホストで TLS 再構成ユーティリティを設定できない

    vCenter Server 6.7 Update 3g では、6.5 および 6.0 ラインから ESXi ホストで TLS プロトコルの構成を実行できるようにする TLS 再構成ユーティリティが強化されています。TLS 構成ユーティリティで vCenterCluster の単一のインスタンスを使用することにより、6.7、6.5、および 6.0 ラインからなる ESXi ホストの混合クラスタの TLS プロトコル構成を管理することもできます。

    本リリースで、この問題は修正されました。

インストール、アップグレード、コンバージェンス、移行に関する問題
  • 外部 Platform Services Controller を使用する vCenter Server を、組み込み Platform Services Controller を使用する vCenter Server に統合すると、STS システム テナント エラーが発生して失敗する

    vSphere Client を使用して、外部 Platform Services Controller を使用する vCenter Server を組み込み Platform Services Controller を使用する vCenter Server に統合すると、「STS システム テナントの設定に失敗しました」のようなエラーが発生して失敗することがあります。この問題は、初回起動中、更新リポジトリの場所が最新でない場合に Platform Services Controller の RPM ファイルをダウンロードする際に発生します。

    本リリースで、この問題は修正されました。この修正により、更新リポジトリの場所が最新でないかどうかが検出され、最新でない場合は更新が要求されるようになります。

  • Linux 仮想マシンで vCenter Server Appliance インストーラ アプリケーションをダブルクリックして開くことができない

    Linux ファイル マネージャでは、vCenter Server Appliance インストーラ アプリケーションのアップグレードされたコンポーネントの一部が使用する PIE 形式が認識されません。その結果、Linux 仮想マシンで vCenter Server Appliance インストーラ アプリケーションをダブルクリックして開くことができません。

    本リリースで、この問題は修正されました。vCenter Server Appliance インストーラ アプリケーションを Linux ターミナルを使用して開かないようにするために、vCenter Server 6.7 Update 3g では元のインストーラと同じ方法でダブルクリックして開く installer-linux.desktop ファイルが導入されました。

仮想管理の問題
  • テンプレートから仮想マシンをクローン作成またはデプロイするときにメモリ制限を 0 MB に設定すると、vCenter Server システムが一時的に応答しなくなることがある

    テンプレートから仮想マシンをクローン作成またはデプロイするときに、vSphere Client または vSphere Web Client を使用してメモリ制限を 0 MB に設定すると、vCenter Server システムが一時的に応答しなくなることがあります。他の本番仮想マシンでは、再起動してリカバリが必要になる場合があります。

    本リリースで、この問題は修正されました。この修正により、vSphere Client または vSphere Web Client の [メモリ] ドロップダウン メニューから 0 MB の値が削除されます。

  • StoragePlacementSpec API 呼び出しで PodSelectionSpec.storagePod パラメータが指定されていない場合、vpxd サービスが失敗することがある

    VMware vSphere Storage DRS 配置 API の StoragePlacementSpec 呼び出しで PodSelectionSpec.storagePod パラメータを指定しなかった場合、その呼び出しは無効になり、vpxd サービスが失敗することがあります。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • 新しい仮想マシンをデプロイしても仮想マシン テンプレートのメモリ リソース設定が変更されないことがある

    仮想マシン テンプレートのメモリ リソース設定を特定の値に設定し、異なるサイズのメモリを持つテンプレートを使用して新しい仮想マシンをデプロイすると、元のメモリ設定が変更されないことがあります。

    本リリースで、この問題は修正されました。

サーバ構成の問題
  • 一部の環境で、vCenter Server for Windows を vCenter Server Appliance に移行した後、権限エラーによって管理 API で障害が発生することがある

    一部の環境で、vCenter Server for Windows を vCenter Server Appliance に移行した後、vCenter Single Sign-On ユーザーに関する権限エラーによって管理 API で障害が発生することがあります。この問題は、SAML トークンの改行文字が原因で発生します。vCenter Server Appliance では vCenter Server for Windows とは異なるメッセージ ダイジェスト アルゴリズムが使用されているためです。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • 信頼されたドメインがオフラインになると、一部のユーザー グループの Active Directory 認証が失敗することがある

    信頼されたドメインのいずれかがオフラインになると、Likewise エージェントは、オフライン ドメインのいずれかのグループに属しているユーザーのグループ メンバーシップをまったく返さないか、一部のセットを返します。その結果、一部のユーザー グループの Active Directory 認証が失敗します。

    本リリースで、この問題は修正されました。この修正により、Likewise エージェントは他のすべてのオンライン ドメインのすべてのグループを一覧表示します。

vCenter Server Appliance、vCenter Server、vSphere Web Client、vSphere Client の問題
  • vSAN が有効になっていないクラスタ内の仮想マシンを選択すると、vSphere Client の [サマリ] タブでロードに時間がかかる

    バージョン 6.7 Update 2 以降の vCenter Server システムでは、vSAN が有効になっていないクラスタ内の仮想マシンを選択すると、vSphere Client の [サマリ] タブでロードに 8 秒以上かかることがあります。これは、仮想マシンを最初にクリックした際に発生します。画面は最終的にロードされますが、一部のバックグラウンド チェックでロードが遅くなります。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • vCenter Server 6.7 Update 3b へのアップグレード後、Internet Explorer を使用すると、vSphere Web Client が応答しなくなる

    vCenter Server 6.7 Update 3b へのアップグレード後、Internet Explorer を使用すると、認証情報の入力後に vSphere Web Client が応答しなくなることがあります。この問題は、Internet Explorer 以外のブラウザを vSphere Web Client または vSphere Client で使用する場合は発生しません。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • superAdmin ユーザーでもその他のユーザーのパスワードを変更できないことがある

    superAdmin 権限を持つユーザーでも、localaccounts.user.password.update API コマンドを使用して別のユーザーのパスワードを変更できないことがあります。コマンドの実行は次のようなエラーで失敗します。メソッドのエラー:別のユーザーのパスワードを変更するには、スーパー管理者権限が必要です。(コード com.vmware.applmgmt.err_missing_priv)

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • New:vSphere Client で仮想マシンの再構成がエラーで失敗することがある

    vSphere Client で、仮想マシンを再構成すると、ネットワーク アダプタが再接続に失敗し、仮想マシンがアクセス不可の状態になることがあります。
    vpxd.log ファイルには、「msg = "Invalid configuration for device '0'."」のようなエラーが記録されます。
    hostd.log ファイルには、「Device spec doesn't match up with dvport/dvpg configuration.」のようなエラーが記録されます。

    本リリースで、この問題は修正されました。

ネットワークの問題
  • 仮想マシンの MAC アドレスが特定の API 呼び出しで変更されることがある

    場合によっては、API の呼び出し時に、仮想マシンの MAC アドレスがランダムな MAC アドレスに変更されることがあります。たとえば、API を使用して vNIC を切断した場合、vpxd サービスが元の MAC アドレスを維持せずに、vNIC に新しい MAC アドレスを割り当てることがあります。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • vSphere DRS での競合状態が原因で、vpxd サービスが失敗し、vCenter Server システムにアクセスできなくなる

    DRS の 2 つのネットワーク機能間でまれに発生する競合状態により、いずれかの機能がすでに解放されたメモリ アドレスにアクセスしようとします。これにより、vpxd サービスが失敗し、最終的には vCenter Server システムが応答しなくなります。

    本リリースで、この問題は修正されました。

ストレージの問題
  • vSphere Storage DRS の初期配置で Storage vMotion を使用した仮想マシンの移行が必要な場合、移行中に vpxd サービスが失敗することがある

    vSphere Storage DRS の初期配置で、推奨で Storage vMotion を使用した仮想マシンの移行が必要とされる場合、Storage vMotion 移行の処理により vpxd サービスが失敗することがあります。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • vSphere Storage DRS で ESXi ホストが vSphere Replication のソース ホストとして選択されていても、そのホストがスナップショット オブジェクトにない場合、vpxd サービスが失敗することがある

    vSphere Storage DRS では、vCenter Server システムのすべてのデータストアに接続されている最初の ESXi ホストが、vSphere Replication を使用してディスクをレプリケートする際のソース ホストとして選択されます。ただし、そのホストがスナップショット オブジェクトにない場合、NULL ポインタへの逆参照が行われ、vpxd サービスが失敗することがあります。

    本リリースで、この問題は修正されました。この修正では、ESXi ホストがレプリケートされたディスクのスナップショット オブジェクトの一部である場合にのみ選択を実行するためのチェックが追加されました。

VMware High Availability および Fault Tolerance に関する問題
  • 現在のメモリ フェイルオーバー キャパシティ メトリックが 100% を超えていると表示される

    vSphere HA の予約クラスタ リソース ポリシーで設定されている現在のメモリ フェイルオーバー キャパシティ メトリックが、使用中のクラスタ レベル メモリ合計が 20 TB を上回る環境で、100% を超えていると表示されることがあります。

    本リリースで、この問題は修正されました。

その他の問題
  • プロアクティブ High Availability (HA) が有効になっているクラスタに ESXi ホストを追加または移動することができない

    プロアクティブ HA が有効になっているクラスタに ESXi ホストを追加または移動する場合、このホストが健全性の監視に含まれていないと、処理は、NotSupported などのエラーとともに失敗します。

    本リリースで、この問題は修正されました。この修正により、プロアクティブ HA が有効になっているクラスタに ESXi ホストを追加および移動できるようになります。クラスタに参加するときに、ホストが健全性の監視の一部ではない場合、vSphere DRS は、このホストの検疫の状態を不明として処理します。

  • スクリプトとサードパーティ製アプリケーションが vAPI Endpoint サービスの再構成中に断続的に失敗することがある

    vAPI Endpoint サービスでは、4 分ごとの構成変更の際、スキャンに最大 1 分かかります。このスキャン中、サービスでは一定限度の量の要求がサポートされます。その結果、スクリプトおよびサードパーティ製のアプリケーションの実行が失敗することがあります。com.vmware.vapi.std.errors.invalid_argument のようなエラー、またはステータス コード 429 が表示されることがあります。この問題は、タグが多く含まれるマルチノード環境で発生する可能性が高くなります。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • API を使用したサポート バンドルのエクスポート中に vCenter Server システムに障害が発生することがある

    API を使用して vCenter Server システムのサポート バンドルをエクスポートすると、コマンドはルート パーティションで実行され、バンドルが大きい場合はルート パーティションに空き容量がなくなることがあります。その結果、vCenter Server システムのすべてのサービスが失敗することがあります。

    本リリースで、この問題は修正されました。

Auto Deploy の問題
  • ユーザー名とパスワードを使用して HTTP および HTTPS プロキシの構成を実行すると、vSphere Auto Deploy のオンライン ソフトウェア デポの追加に失敗することがある

    ユーザー名とパスワードを使用して HTTP および HTTPS プロキシ構成を実行した場合、[ホーム] > [Auto Deploy] でオンライン ソフトウェア デポを追加すると、「invalid literal for int() with base 10:」のようなエラーで失敗することがあります。 。ユーザー名とパスワードを導入する「:」記号によってプロキシ URL の解析で問題が発生し、この失敗の原因となります。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • 競合状態が発生すると、Auto Deploy サービスが数時間ごとに動作を停止することがある

    Auto Deploy の python サブプロセス モジュールで競合状態が発生すると、サービスが数時間ごとに動作を停止することがあります。その結果、ESXi ホストをインベントリに登録できない場合があります。再起動すると、Auto Deploy は期待どおりに動作しますが、すぐに失敗します。

    本リリースで、この問題は修正されました。

既知の問題

既知の問題には、次のトピックが含まれます。

セキュリティの問題
  • vCenter Server 6.7.x の TLS 構成ユーティリティが、特定のバージョンの ESXi にインストールされない

    TLS 構成ユーティリティは、期限切れのデジタル署名証明書とキーの置き換えが原因で特定の初期バージョンの ESXi にインストールされません。 

    回避策:ユーティリティは、同じ証明書とキーを使用して ESX VIB として署名されています。影響を受ける ESXi バージョンの詳細については、VMware ナレッジベースの記事 KB76555 を参照してください。

以前のバージョンの既知の問題

以前からの既知の問題のリストを表示するには、ここをクリックします。

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