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ESXi 7.0 Update 3f | 2022 年 7 月 12 日 | ISO ビルド 20036589

各リリース ノートで、追加および更新された機能をご確認ください。

リリース ノートの概要

本リリース ノートには、次のトピックが含まれています。

重要:ソース システムに、バージョンが ESXi 7.0 Update 2 ~ Update 3c のホスト、Intel 製ドライバが含まれている場合は、ESXi 7.0 Update 3f にアップグレードする前に、「VMware vCenter Server 7.0 Update 3c リリース ノート」の「新機能」セクションを参照してください。このセクションのすべての内容は vSphere 7.0 Update 3f にも適用されます。また、関連する次の VMware ナレッジベースの記事も参照してください:KB86447KB87258、および KB87308。 

新機能

  • このリリースでは CVE-2022-23816、CVE-2022-23825、CVE-2022-28693、および CVE-2022-29901 が解決されています。これらの脆弱性と VMware 製品が受ける影響の詳細については、VMSA-2022-0020 を参照してください。
  • ESXi 7.0 Update 3f では、次のサーバで vSphere Quick Boot がサポートされます。
    • Cisco Systems Inc:

      • UCSC-C220-M6N
      • UCSC-C225-M6N
      • UCSC-C240-M6L
      • UCSC-C240-M6N
      • UCSC-C240-M6SN
      • UCSC-C240-M6SX
    • Dell Inc:

      • PowerEdge XR11
      • PowerEdge XR12
      • PowerEdge XE8545
    • HPE:
      • Edgeline e920
      • Edgeline e920d
      • Edgeline e920t
      • ProLiant DL20 Gen10 Plus
      • ProLiant DL110 Gen10 Plus
      • ProLiant ML30 Gen10 Plus
    • Lenovo:
      • ThinkSystem SR 860 V2

ESXi 7.0 の旧リリース

ESXi の新機能、解決した問題、および既知の問題については、各リリースのリリース ノートに記載されています。ESXi 7.0 の旧リリース ノート

利用可能な言語、互換性、オープン ソース コンポーネントについては 「VMware vSphere 7.0 リリース ノート」を参照してください。.

本リリースに含まれるパッチ

ESXi 7.0 Update 3f の本リリースでは、次のパッチが提供されます。

ビルドの詳細

ダウンロード ファイル名 VMware-ESXi-7.0U3f-20036589-depot
ビルド 20036589
ダウンロード サイズ 575.2 MB
md5sum 8543deb5d6d71bc7cc6d6c21977b1181
sha256checksum: b4cd253cbc28abfa01fbe8e996c3b0fd8b6be9e442a4631f35616eb34e9e01e9
ホストの再起動が必要 はい
仮想マシンの移行またはシャットダウンが必要 はい

コンポーネント

コンポーネント 通知 カテゴリ 重要度
ESXi コンポーネント - コア ESXi VIB ESXi_7.0.3-0.50.20036589 バグ修正 最重要
ESXi のインストール/アップグレード コンポーネント esx-update_7.0.3-0.50.20036589 バグ修正 最重要
VMware ESXi 向け Broadcom NetXtreme-E ネットワークおよび ROCE/RDMA ドライバ Broadcom-bnxt-Net-RoCE_216.0.0.0-1vmw.703.0.50.20036589 バグ修正 最重要
Intel(R) E810 アダプタ用ネットワーク ドライバ Intel-icen_1.4.1.20-1vmw.703.0.50.20036589 バグ修正 最重要
Intel(R) X722 および E810 ベース RDMA アダプタ用ネットワーク ドライバ Intel-irdman_1.3.1.22-1vmw.703.0.50.20036589 バグ修正 最重要
VMware ネイティブ iSER ドライバ VMware-iser_1.1.0.1-1vmw.703.0.50.20036589 バグ修正 最重要
FC アダプタ用 Broadcom Emulex Connectivity Division lpfc ドライバ Broadcom-ELX-lpfc_14.0.169.26-5vmw.703.0.50.20036589 バグ修正 最重要
LSI NATIVE DRIVERS LSU 管理プラグイン Broadcom-lsiv2-drivers-plugin_1.0.0-12vmw.703.0.50.20036589 バグ修正 最重要
Intel PRO/1000 ファミリ アダプタ用ネットワーク ドライバ Intel-ne1000_0.9.0-1vmw.703.0.50.20036589 バグ修正 最重要
USB ドライバ VMware-vmkusb_0.1-7vmw.703.0.50.20036589 バグ修正 最重要
ESXi コンポーネント - コア ESXi VIB ESXi_7.0.3-0.45.20036586 セキュリティ 重大
ESXi のインストール/アップグレード コンポーネント esx-update_7.0.3-0.45.20036586 セキュリティ 重大
VMware-VM-Tools VMware-VM-Tools_12.0.0.19345655-20036586 セキュリティ 重大

重要

  • vSphere 7.0 以降では、VIB をパッケージ化するためのコンポーネントとともにパッチが使用されます。ESXiesx-update のパッチは、相互に依存しています。ホストにパッチを適用する際の障害を回避するために、両方を 1 台の ESXi ホスト パッチ ベースラインに含めるか、ベースラインにロールアップ パッチを含めてください。 
  • ESXi 7.0 Update 2 より前のバージョンの VMware Update Manager を使用して ESXi ホストにパッチを適用する場合は、パッチ ベースラインでロールアップ パッチを使用することを強くお勧めします。ロールアップ パッチを使用できない場合は、パッチ ベースラインに次のパッケージがすべて含まれていることを確認してください。次のパッケージがベースラインに含まれていない場合、アップデート操作は失敗します。
    • VMware-vmkusb_0.1-1vmw.701.0.0.16850804 以降
    • VMware-vmkata_0.1-1vmw.701.0.0.16850804 以降
    • VMware-vmkfcoe_1.0.0.2-1vmw.701.0.0.16850804 以降
    • VMware-NVMeoF-RDMA_1.0.1.2-1vmw.701.0.0.16850804 以降

ロールアップ パッチ

このロールアップ パッチには、ESXi 7.0 の初回リリース以降のすべての修正が入っている最新の VIB が含まれています。

パッチ ID カテゴリ 重要度 詳細
ESXi70U3f-20036589 バグ修正 最重要 セキュリティとバグ修正
ESXi70U3sf-20036586 セキュリティ 重大 セキュリティのみ

イメージ プロファイル

VMware のパッチおよびアップデート リリースには、一般的なイメージ プロファイルおよび重要なイメージ プロファイルが含まれています。一般的なリリース イメージ プロファイルは、新しいバグ修正に適用されます。

イメージ プロファイルの名前
ESXi-7.0U3f-20036589-standard
ESXi-7.0U3f-20036589-no-tools
ESXi-7.0U3sf-20036586-standard
ESXi-7.0U3sf-20036586-no-tools

ESXi イメージ

名称とバージョン リリース日 カテゴリ 詳細
ESXi70U3f-20036589 2022 年 7 月 12 日 バグ修正 セキュリティとバグ修正のイメージ
ESXi70U3sf-20036586 2022 年 7 月 12 日 セキュリティ セキュリティのみのイメージ

各コンポーネントとパッチについては、「製品パッチ」ページおよび「解決した問題」セクションを参照してください。

パッチ ダウンロードおよびインストール

vSphere 7.x では、vSphere Update Manager の管理に使用される Update Manager プラグインが Lifecycle Manager プラグインに置き換えられます。vSphere Update Manager による管理のための操作は Lifecycle Manager プラグインでも引き続き使用でき、それに vSphere Lifecycle Manager の新機能が加わります。
通常、ESXi 7.x ホストにパッチを適用するときは vSphere Lifecycle Manager を使用します。詳細については、「vSphere Lifecycle Manager について」および「vSphere Lifecycle Manager ベースラインとイメージ」を参照してください。
Lifecycle Manager プラグインを使用せず、代わりにイメージ プロファイルを使用して、ESXi ホストをアップデートすることもできます。 これを行うには、オフラインのパッチ バンドルの ZIP ファイルを VMware Customer Connect から手動でダウンロードする必要があります。[製品の選択] ドロップダウン メニューから [ESXi(組み込みとインストール可能)] を選択し、[バージョンの選択] ドロップダウン メニューから [7.0] を選択します。詳細については、「ESXCLI コマンドを使用した、ホストのアップグレード」と、VMware ESXi のアップグレード ガイドを参照してください。

解決した問題

解決された問題には、次のトピックが含まれます。

ESXi_7.0.3-0.50.20036589
パッチのカテゴリ バグ修正
パッチの重要度 最重要
ホストの再起動が必要 はい
仮想マシンの移行またはシャットダウンが必要 はい
影響を受けるハードウェア 該当なし
影響を受けるソフトウェア 該当なし
含まれる VIB
  • VMware_bootbank_esxio-combiner_7.0.3-0.50.20036589
  • VMware_bootbank_esx-ui_1.43.8-19798623
  • VMware_bootbank_esx-xserver_7.0.3-0.50.20036589
  • VMware_bootbank_cpu-microcode_7.0.3-0.50.20036589
  • VMware_bootbank_trx_7.0.3-0.50.20036589
  • VMware_bootbank_vsanhealth_7.0.3-0.50.20036589
  • VMware_bootbank_esx-base_7.0.3-0.50.20036589
  • VMware_bootbank_esx-dvfilter-generic-fastpath_7.0.3-0.50.20036589
  • VMware_bootbank_gc_7.0.3-0.50.20036589
  • VMware_bootbank_native-misc-drivers_7.0.3-0.50.20036589
  • VMware_bootbank_bmcal_7.0.3-0.50.20036589
  • VMware_bootbank_vsan_7.0.3-0.50.20036589
  • VMware_bootbank_vdfs_7.0.3-0.50.20036589
  • VMware_bootbank_crx_7.0.3-0.50.20036589
修正されたパッチ リリース 2916848、2817702、2937074、2957732、2984134、2944807、2985369、2907963、2949801、2984245、2911320、2915911、2990593、2992648、2905357、2980176、2974472、2974376、2972059、2973031、2967359、2860126、2878245、2876044、2968157、2960242、2970238、2966270、2966783、2963328、2939395、2966362、2946550、2958543、2966628、2961584、2911056、2965235、2952427、2963401、2965146、2963038、2963479、2949375、2961033、2958926、2839515、2951139、2878224、2954320、2952432、2961346、2857932、2960949、2960882、2957966、2929443、2956080、2959293、2944919、2948800、2928789、2957769、2928268、2957062、2792139、2934102、2953709、2950686、2953488、2949446、2955016、2953217、2956030、2949902、2944894、2944521、2911363、2952205、2894093、2910856、2953754、2949777、2925733、2951234、2915979、2904241、2935355、2941263、2912661、2891231、2928202、2928268、2867146、2244126、2912330、2898858、2906297、2912213、2910340、2745800、2912182、2941274、2912230、2699748、2882789、2869031、2913017、2864375、2925133、2965277
CVE 番号 該当なし

ESXi と esx-update のパッチは、相互に依存しています。ホストにパッチを適用する際の障害を回避するために、両方を 1 台の ESXi ホスト パッチ ベースラインに含めるか、ベースラインにロールアップ パッチを含めてください。
esxio-combiner、esx-ui、esx-xserver、cpu-microcode、trx、vsanhealth、esx-base、esx-dvfilter-generic-fastpath、gc、native-misc-drivers、bmcal、vsan、vdfs、および crx VIB を更新して、次の問題を解決します。

  • New:PR 2965277:仮想化ベースのセキュリティ (VBS) が有効になっているネストされた仮想化サポートを持つ Windows 仮想マシンで、CPU 使用率が最大で 100% と表示される場合がある

    ページ共有の増加や、仮想マシンまたは ESXi ホスト レベルでのラージ ページの使用の無効化など、特定の状況下で、Windows VBS が有効な仮想マシンの CPU 使用率が最大で 100% に達することがあります。

    本リリースで、この問題は修正されました。この修正により、一部の特定のケースでのページ共有が回避され、問題は防止されます。 

  • PR 2839515:EnvironmentBrowser.QueryConfigOptionEx への Python SDK (pyVmomi) の呼び出しが、UnknownWsdlTypeError で失敗する

    vSphere EnvironmentBrowser.QueryConfigTargetEx API への pyVmomi の呼び出しが、UnknownWsdlTypeError で失敗することがあります。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 2911320:vSphere Client のハードウェア健全性監視画面に、システム イベント タイプのセンサーのステータスが「不明」と表示される

    物理サーバのリブランド時に、ESXi のハードウェア健全性モジュールでシステム イベント タイプの一部のセンサーのデコードが失敗することがあります。結果として、vSphere Client では、[監視] > [ハードウェアの健全性] で、システム イベント タイプのセンサーのステータスが「不明」と表示されます。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 2910340:vmx.reboot.powerCycle=TRUE の仮想マシンが移行中に再起動した場合、パワーオンしないことがある

    仮想マシンで vmx.reboot.powerCycle の詳細設定を TRUE に設定した場合に、ゲスト OS が再起動を開始すると、仮想マシンはパワーオフしてからパワーオンします。ただし、vSphere vMotion を使用して移行しているときに電源の入れ直しを行うと、操作は失敗し、ソース ホストの仮想マシンが再びパワーオンしないことがあります。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 2916848:UNIX ドメイン ソケットでのデータ競合が原因で、ESXi ホストで障害が発生し、パープル スクリーンが表示されることがある

    UNIX ドメイン ソケット間の内部通信中にソケットにポーリングを行っている場合、ソケットで接続障害が発生すると、データ競合が発生することがあります。その結果、ESXi ホストが無効なメモリ領域にアクセスし、パープル スクリーンに #PF Exception 14 というメッセージと UserDuct_PollSize() や UserSocketLocalPoll() のようなエラーが表示されて操作が失敗することがあります。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 2891231:疑似 NIC を備えたハードウェア iSCSI アダプタを使用する ESXi ホストからホスト プロファイルを作成できない

    使用する環境内の ESXi ホスト上のハードウェア iSCSI アダプタが疑似 NIC を使用している場合、疑似 NIC にはプロファイルに必要な PCI アドレスとベンダー名がないため、このホストからホスト プロファイルを作成できないことがあります。

    本リリースで、この問題は修正されました。今回の修正では、疑似 NIC で要件として PCI アドレスと PCI ベンダー名の値が不要になります。

  • PR 2898858:ソフトウェア iSCSI アダプタの基盤となるストレージの問題が原因で、仮想マシンが応答しなくなることがある

    iscsi_vmk ドライバで発生した競合状態により、VMFS データストアで I/O 操作の停止や、ハートビートのタイムアウトが発生することがあります。その結果、一部の仮想マシンが応答しなくなることがあります。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 2792139:ハードコーディングされた送信バッファと受信バッファのサイズが原因で、ソフトウェア iSCSI アダプタのスループットが制限される

    ハードコーディングされた送信バッファと受信バッファのサイズが原因で、ソフトウェア iSCSI アダプタのスループットは制限されます(送信バッファでは 600 KB、受信バッファでは 256 KB)。その結果、iscsi_vmk アダプタのパフォーマンスは最適になりません。

    本リリースで、この問題は修正されました。この修正により、iSCSI 接続の送信バッファと受信バッファのサイズがパラメータで調整できるようになりました。送信バッファ サイズは、esxcli system settings advanced set -o /ISCSI/SocketSndBufLenKB -i <使用しているサイズ> の ESXCLI コマンドを使用して設定できます。上限は 6,144 KB です。受信バッファ サイズは、esxcli system settings advanced set -o/ISCSI/SocketRcvBufLenKB -i <使用しているサイズ> コマンドを使用して設定できます。上限は 6,144 KB です。

  • PR 2904241:NVIDIA 仮想 GPU (vGPU) が有効になっている仮想マシンのパワーオフ中に、マルチインスタンス GPU リソースの一部が破棄されないことがある

    複数の NVIDIA vGPU 仮想マシンを同時にパワーオフした場合、一部のマルチインスタンス GPU (MIG) リソースが破棄されないことがあります。その結果、MIG リソースが残るため、以降に vGPU 仮想マシンをパワーオンすると失敗することがあります。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 2944894:NFSv4.1 データストア上の仮想マシンがストレージ フェイルオーバー中に数秒間応答しなくなる

    まれに、ストレージ フェイルオーバー中に NFSv4.1 サーバが一時的なエラーを返すと、操作が再開するまで、仮想マシンが 10 秒間応答しなくなることがあります。

    本リリースで、この問題は修正されました。今回の修正で、ストレージ フェイルオーバー中のリカバリの待ち時間が短縮されます。

  • PR 2916980:別のポートセットでパケットが完了したために、ESXi ホストで障害が発生し、パープル スクリーンが表示されることがある

    まれに、パケットが、元のポートまたはポートセットではなく別のポートセットで完了したことが原因で、無効なポインタによってパケット リストを破損する可能性のあるループが発生することがあります。その結果、ESXi ホストで障害が発生し、パープル スクリーンが表示されることがあります。ログに、PF Exception 14 in world 61176327:nsx.cp.tx IP 0xxxxxx addr 0x3c のようなエラーが記録されます。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 2925733:vSphere API の NumaNodeInfo の memoryRangeLength フィールドに、関連付けられた ESXi ホストの NUMA ノード内のすべてのメモリが反映されない場合がある

    ESXi ホストの NUMA ノードのメモリは、複数の物理範囲から構成される場合があります。7.0 Update 3f より前の ESXi リリースでは、NumaNodeInfomemoryRangeBegin フィールドと memoryRangeLength フィールドのペアによって開始ホストの物理アドレスと NUMA ノード内の特定の範囲の長さが指定され、その他の範囲は無視されます。

    本リリースで、この問題は修正されました。memoryRangeLength フィールドは、NUMA ノード内のメモリ量をすべての物理範囲にわたって合計した値に設定されます。memoryRangeBegin フィールドは 0 に設定されます。複数の範囲がある場合、この情報は意味がなくなるためです。 

  • PR 2932736:512e Software Emulated 4KN デバイスの High-Performance Plug-in (HPP) で高速パスを有効にすると、I/O が失敗することがある

    HPP で 512e Software Emulated 4KN デバイスの高速パスを有効にしても、予期したとおりに機能しません。高速パスでは、低速パスの使用が必須となる Read-Modify-Write (R-M-W) が処理されないためです。4KN デバイスでの高速パスの使用はサポートされていません。

    本リリースで、この問題は修正されました。この修正により、512e Software Emulated 4KN デバイスで高速パスが有効になっている場合でも、設定は無視され、I/O に低速パスが使用されるようになりました。

  • PR 2860126:大規模な仮想ディスクのスナップショットを削除すると、実行中の仮想マシンが一時的にフリーズすることがある

    1 TB を超える仮想ディスクを搭載した実行中の仮想マシンがある場合に、この仮想マシンからディスクのスナップショットを削除すると、仮想マシンが数秒間または数分間フリーズすることがあります。仮想マシンは最終的にリカバリされますが、仮想マシンのワークロードが停止する可能性があります。この問題が発生するのは、削除操作によってバックグラウンドでスナップショットの統合が発生し、遅延が発生するためです。この問題は、NFS などの低速なストレージで発生する可能性が高くなります。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 2875070:DVFilter パケットが誤って処理されたために、ESXi ホストで障害が発生し、パープル スクリーンが表示されることがある

    DVFilter パケットが誤ってネットワーク ポートに転送され、パケット完了コードの実行に失敗することがあります。その結果、ESXi ホストで障害が発生し、パープル スクリーンにエラー PF Exception 14 Vmxnet3VMKDevTxCompleteOne E1000DevTxCompleteOneWork が表示されます。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 2883317:分散ファイアウォール (DFW) でまれに発生する問題が原因で、仮想マシンが断続的に切断されることがある

    まれに、DFW がパケット リストを正しくないポートセットに送信することがあります。その結果、VMkernel サービスが失敗し、仮想マシンの接続が切断されることがあります。vmkernel.log ファイルには、次のようなエラーが記録されます。
    2021-09-27T04:29:53.170Z cpu84:xxxx)NetPort: 206: Failure: lockModel[0] vs psWorldState->lockModel[0] there is no portset lock holding.

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 2944521:High-Performance Plug-in (HPP) によって要求されたデバイスの名前を変更できない

    vSphere 7.0 Update 2 以降では、HPP がローカルの NVMe および SCSI デバイスのデフォルト プラグインになり、ESX Native Multipathing Plug-in (NMP) が置き換えられます。ただし、環境によっては、NMP から HPP に変更すると、HPP から要求されるデバイスのプロパティの一部(表示名など)にアクセスできなくなることがあります。

    本リリースで、この問題は修正されました。 

  • PR 2945697:ESXi ホストに ALUA デバイスのパスの状態として古い情報が表示されることがある

    ALUA ターゲットで LUN のターゲット ポート グループ ID (TPGID) を変更すると、SATP で使用されるキャッシュ内のデバイス ID 応答が適切に更新されないことがあります。その結果、ESXi の対応するデバイスに正しいパス状態が反映されないことがあります。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 2946036:ボリュームのすべてのパスに RTPG コマンドを実行すると、LUN で NVMe-SCSI 変換を使用して登録されたデバイスに対して、同じ ALUA アクセス状態が報告される

    NVMe-SCSI 変換スタックを使用してシステムに NVMe デバイスを登録すると、すべてのパスの targetPortGroup および relativeTargetPortId のプロパティにコントローラ ID として 0 が取得されます。その結果、すべてのパスの tpgID が最初の記述子 (0) と一致するようになるため、RTPG コマンドを実行すると、名前空間のすべてのパスに対して同じ ALUA アクセス状態が返されます。

    本リリースで、この問題は修正されました。サードパーティ製プラグインを使用するときに、TPG 記述子(コントローラの空白の ANA ページ)にパスの tpgID が含まれていない場合は、この特定のパスに対して RTPG コマンドを実行してこのコントローラの ANA ページをポピュレートし、パスの TPG 記述子と ALUA 状態を取得する必要があります。

  • PR 2943674:Active Directory ユーザー ドメインのパスワードを変更した後に vSAN ファイル サービスの健全性チェックを実行すると、次の警告が表示される:ファイル サーバが見つかりません

    Active Directory サーバでファイル サービス管理者のパスワードが変更された場合、vSAN ファイル サービス ドメイン構成のパスワードが一致しなくなることがあります。パスワードが一致しない場合、またはアカウントがロックされている場合は、一部のファイル共有にアクセスできなくなることがあります。vSAN 健全性サービスにより、次の警告が表示されます。ファイル サービス:ファイル サーバが見つかりません

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 2944919:vSphere Virtual Volumes データストアに古いバインドを持つ仮想マシン ディスク (VMDK) が表示される

    障害後に ESXi ホストを再インストールすると、障害のあるインスタンスは再起動されないため、VMDK の古いバインドが VASA プロバイダおよび vSphere Virtual Volumes データストアにそのまま残ります。その結果、ホストを再インストールするときに、既存のバインドが原因で VMDK を削除できなくなります。これらの VMDK は時間とともに増加し、アイドル状態のストレージ容量を使用する可能性があります。

    本リリースで、この問題は修正されました。ただし、このタスクを実装するには、VMware グローバル サポート サービスに確認する必要があります。

  • PR 2912213:fileName プロパティと serial.autodetect プロパティが FALSE に設定されていないシリアル デバイスのある仮想マシンで、hostd サービスが繰り返し停止することがある

    まれに、仮想マシンのシリアル デバイスで serial<N>.fileName プロパティと serial<N>.autodetect プロパティが、FALSE に設定されないことがあります。その結果、hostd サービスが繰り返し失敗します。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 2951234:トラフィック シェーピング ポリシー スイッチまたはポート グループ レベルのオプションを 2147483 Kbps より大きいサイズに設定した場合、設定が保存されない

    vSphere Client で、平均バンド幅、ピーク バンド幅、バースト サイズなどのトラフィック シェーピング オプションを 2147483 Kbps より大きい値に設定した場合、設定は保持されません。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 2945707:ESXi 7.x へのアップグレード後に、ネットワーク接続型ストレージ (NAS) 用の vSphere APIs for Array Integration (VAAI) が構成されている環境で vSphere vMotion 操作を行うと失敗する

    ファイル記述子のデフォルト値が小さいため、ESXi 7.x へのアップグレード後に NAS 環境の VAAI で vSphere vMotion などの一部の機能が失敗することがあります。これは、同時に操作できる VMDK ファイルの数が不足しているためです。syslog.log ファイルの vaai-nas デーモン ログに「Too many open files」などのエラーが記録されます。

    本リリースで、この問題は修正されました。ファイル記述子のデフォルト数は、現在の 256 から最大 64,000 まで引き上げられています。

  • PR 2952427:VMFS6 ボリュームでまれに発生するデッドロック問題が原因で仮想マシンが応答しなくなることがある

    まれに、シンプロビジョニングされた仮想マシンで書き込み I/O 要求とゲスト OS によってトリガされたマッピング解除操作が並列に実行されると、VMFS6 ボリュームでデッドロックが発生することがあります。その結果、このボリュームの仮想マシンが応答しなくなります。

    本リリースで、この問題は修正されました。 

  • PR 2876044:仮想メモリ サイズが 300 GB を超える仮想マシンで、vSphere Storage vMotion 操作またはホット アド操作が失敗することがある

    メモリが 300 GB を超える仮想マシンで vSphere Storage vMotion 操作またはホット アド操作を行っているときに、切り替え時間が 2 分に近づいて、タイムアウト エラーが発生することがあります。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 2952003:起動中に iSCSI 構成のリストアに失敗し、起動後に一部の LUN またはデータストアが表示されないことがある

    iSCSI アダプタにバインドされている VMkernel NIC を削除した後にポート バインドを削除しなかった場合、ESXi ホストの再起動後に、古いポート バインドによって問題が発生する可能性があります。起動中に、存在しない VMkernel NIC を iSCSI アダプタにバインドすると失敗し、起動中に iSCSI 構成をリストアできなくなります。その結果、再起動が完了した後、一部の LUN またはデータストアが表示されないことがあります。

    本リリースで、この問題は修正されました。 

  • PR 2957062:ストレージのフェイルオーバー後、NFSv4.1 データストアがアクセス不可の状態のままになる

    ストレージのフェイルオーバー後、ESXi NFSv4.1 クライアントが NFS サーバを誤って別のエンティティとして識別し、リカバリをスキップすることがあります。その結果、NFSv4.1 データストアは アクセス不可状態のままになります。

    本リリースで、この問題は修正されました。この修正により、NFSv4.1 クライアントはフェイルオーバー後に NFS サーバをするようになります。

  • PR 2961033:NVMe デバイスが重大な警告を報告した場合、ESXi での初期化に失敗し、デバイスがオフラインになる

    温度がしきい値を超えた場合など、NVMe デバイスが重大な警告を報告しても、ESXi NVMe コントローラがデバイスを登録せず、オフラインにすることがあります。

    本リリースで、この問題は修正されました。この修正により、重大な警告であるかどうかに関係なく、NVMe デバイスは ESXi NVMe コントローラに登録されるようになりました。デバイスの状態が不良で、温度が高いなどの一時的な状態ではない場合、NVMe コントローラのファームウェアは I/O 管理コマンドの処理中に適切なエラー コードを送信する必要があります。

  • PR 2928202:vSAN ファイル サービスの一部の共有にアクセスできず、VDFS デーモンからの警告が表示される

    まれに、使用しているブロック キャッシュの量が予約済みキャッシュの量を超えると、vSAN ファイル サービスで予約問題が発生する場合があります。その結果、一部のファイル共有にアクセスできなくなり、健全性チェックで「VDFS デーモンが実行されていません」というエラーが表示されます。vdfsd-server ログに、次のようなエラーが記録されます。
    PANIC: NOT_IMPLEMENTED bora/vdfs/core/VDFSPhysicalLog.cpp:621
    PANIC: NOT_IMPLEMENTED bora/vdfs/core/VDFSPhysicalLog.cpp:626

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 2949902:OVF ファイルが予期せず変更され、仮想マシンをインポートできなくなることがある

    まれに、OVF 形式にエクスポートされた仮想マシンの VMDK ファイルにアクセスできる ESXi ホストで、vCenter Server によってバックグラウンド検索クエリが実行された場合、ファイルが誤って変更されることがあります。その結果、仮想マシンをインポートできなくなります。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 2963401:JumpStart ツールを使用してマルチパス PSA 要求ルールを追加できない

    コンポーネントのロード問題により、JumpStart ツールを使用して vCenter Server システムで一連の要求ルールにマルチパス PSA 要求ルールを追加すると、失敗することがあります。

    本リリースで、この問題は修正されました。この修正により、JumpStart ツールの使用を可能にするために必要なすべてのコンポーネントがロードされるようになりました。

  • PR 2965235:ESXi 7.x ホストのシャットダウンまたは起動時に非対称論理ユニット アクセス (ALUA) アレイで LUN トレスパスが発生することがある

    ALUA アレイに接続された ESXi サーバのクラスタ内の任意のサーバで制御されたシャットダウンまたは起動を実行すると、そのサーバがアクセスできるすべての LUN がアレイ上の 1 つのストレージ プロセッサにトレスパスすることがあります。結果として、LUN にアクセスする他の ESXi サーバのパフォーマンスが低下します。

    本リリースで、この問題は修正されました。今回の修正で、LUN トレスパスを回避するため、シャットダウン フェーズ中のターゲットの最終パス有効化の前にチェックを追加しました。

  • PR 2966783:まれに発生する、PSA によるメモリ割り当ての失敗が問題が原因で、ESXi ホストが機能を停止し、パープル スクリーンが表示されることがある

    まれに、ESXi ホストがメモリ プレッシャーの状態にある場合、PSA はメモリ割り当ての失敗を正常に処理しない場合があります。その結果、ESXi ホストが機能を停止し、パープル スクリーンに「#PF Exception 14 in world 2098026:SCSI path sc IP / SCSI path scan helpers」などのエラーが表示されることがあります。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 2984134:スナップショットの削除中に仮想マシンが再起動していると、コア ダンプによって仮想マシンが機能を停止することがある

    スナップショットの削除操作中に実行中の仮想マシンが再起動する場合、スナップショットの統合中に仮想マシン ディスクが誤って再度開いて、閉じることがあります。その結果、仮想マシンが機能を停止することがあります。ただし、これはタイミングの問題であり、偶然に発生します。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 2929443:クラスタ VMDK のサポートが有効になっている VMFS6 データストアをマウントすると、ランダムに失敗することがある

    デバイスの検出中に予約の競合が発生すると、ATS がサポート対象外として誤って報告されるため、ESXi が ATS ではなく SCSI-2 予約を使用することがあります。その結果、クラスタ VMDK のサポートが有効になっている VMFS6 データストアをマウントすると、ランダムに失敗することがあります。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 2957732:ホスト UUID の変更後に vSAN ファイル サービス サーバを起動できない

    一部の操作を行うと、ホスト UUID が変更されることがあります。たとえば、ESXi ソフトウェアを再インストールしたり、クラスタ間でホストを移動したりすると、ホスト UUID が変更されることがあります。vSAN ファイル サービスのダウンタイム中にホストの UUID を変更すると、vSAN ファイル サービス サーバを起動できなくなります。

    本リリースで、この問題は修正されました。 

  • PR 2955688:vSAN ファイル サービスを無効にして再度有効にすると、予期したとおりに機能しないことがある

    既存のファイル共有を使用しない vSAN ファイル サービスを無効にすると、vSAN によってファイル サービス ドメインが削除されます。1 台のサーバの削除に失敗すると、プロセスが中断され、一部のメタデータが残る可能性があります。ファイル サービスを再度有効にすると、古いメタデータがあるために、ファイル サービスが予期したとおりに機能しないことがあります。

    本リリースで、この問題は修正されました。 

  • PR 2965146:SCSI レポート ターゲット ポート グループ コマンドから返される IMPLICIT TRANSITION TIME の値が正しく表示されないことがある

    レポート ターゲット ポート グループ コマンドを実行すると、IMPLICIT TRANSITION TIME フィールドに誤った値が返されて、SCSI から NVMe への変換レイヤーが影響を受けることがあります。マルチ アプライアンスを移行する場合などに、一部のマルチパス ソフトウェア(PowerPath など)で正しい処理を実行するには、ALUA 移行時間が重要です。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 2992648:再起動後またはディスク グループの再マウント後に長い遅延が発生する

    ホストの再起動またはディスク グループの再マウントを行うと、サイズが小さい保留中のマッピング解除がブロックされることがあります。この保留中のマッピング解除によってログの輻輳が発生し、I/O 遅延が生じる可能性があります。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 2964856:ESXi 7.x にパッチを適用した後、データストア上の /productLocker ディレクトリのパスが切り詰められる

    システムを ESXi 7.x に初めてアップグレードまたはアップデートした後に、連続するアップデート(別名、パッチ)を適用するたびに、データストア上の /productLocker ディレクトリのパスが切り詰められることがあります。たとえば、ESXi 7.x に適用する最初のパッチが 7.0 Update 2 から 7.0 Update 3 へのパッチである場合、/productLocker ディレクトリのパスは、本来は /vmfs/volumes/xxx/VMware-Tools/productLocker/ のようになります。ところが、7.0 Update 3 から 7.0 Update 3c へのパッチのような連続する各パッチでは、パスは /VMware-Tools/productLocker/ のようになります。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 2963038:vSAN ストレッチ クラスタまたは 2 ノード クラスタ上のオブジェクトにアクセスできない

    vSAN ストレッチ クラスタまたは 2 ノード クラスタでは、PFTT が 1、SFTT が 1 以上のオブジェクトに対してクォーラムの票が正しく分散されないことがあります。1 つのサイトで障害が発生し、アクティブ サイトの他のホストまたはディスクに障害が発生すると、オブジェクトがクォーラムを失い、アクセス不可になることがあります。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 2961832:512 バイトに整列されていない VMDK のサイズを変更するときに、ESXi ホストで障害が発生することがある

    新しいサイズが 512 バイトに整列されていない場合、オブジェクトのサイズ変更要求が失敗することがあります。この問題により、ESXi ホストが動作を停止し、パープル スクリーンが表示されることがあります。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 2935355:PacketCapture (pktcap-uw) ユーティリティのリークが原因で、ESXi ホストの CPU 使用量が増加することがある

    仮想マシンが再起動した場合などに、pktcap-uw ユーティリティが ESXi ホスト上のスイッチ構成を監視および検証するために使用する実行中の SSH セッションが終了しても、pktcap-uw ユーティリティがパケットの処理を続行することがあります。その結果、ユーティリティの CPU 使用率が通常よりも大きくなります。esxtop -a コマンドを使用して、CPU のパフォーマンスを追跡できます。

    本リリースで、この問題は修正されました。この修正により、CPU 使用率の増加を引き起こす pktcap-uw ユーティリティからのリークが防止されます。ps -u | grep pktcap コマンドを使用して、pktcap-uw バックグラウンド ユーティリティ プロセスが実行されているかどうかを確認しても、CPU のパフォーマンスには影響しません。ゾンビ プロセスがまだ実行されている場合は、kill -9 コマンドを使用して終了できます。

  • PR 2973031:vSAN 健全性チェックで、認定済みの NVMe デバイスが認定されていないと表示される

    7.0 Update 3 を実行している vCenter Server で、認定済みの NVMe デバイスに健全性チェックを行うと、次の警告が表示されることがあります。NVMe デバイスが VMware によって認定されていません。次の健全性チェックの警告が表示される場合もあります。NVMe デバイスが識別できません

    本リリースで、この問題は修正されました。 

  • PR 2968157:ESXCLI コマンド hardware ipmi bmc get を実行しても、IPMI ベースボード管理コントローラ (BMC) の IPv6 アドレスが返されない

    ESXCLI コマンド hardware ipmi bmc get を実行しても、解析が正しく行われないため、BMC の IPv6 アドレスが返されません。

    今回のリリースで、この問題は修正されました。

  • PR 2963328:vSAN ストレッチ クラスタまたは 2 ノード vSAN クラスタで次のエラーが発生し、シャットダウン ウィザードが失敗する:切断されたホストが編成内に見つかりません

    クラスタ ホストが監視ホストにアクセスできない場合、ストレッチ クラスタまたは 2 ノード クラスタで vSAN クラスタのシャットダウン ウィザードが失敗することがあります。この問題は、vSAN データ トラフィックと監視トラフィックが異なる vmknic を使用している場合に発生します。vSphere Client の vSAN サービス画面に次のエラー メッセージが表示されます。切断されたホストが編成 <監視の IP アドレス> 内に見つかりません。vCenter Server がクラスタにホストされている場合、シャットダウン中に vSphere Client が使用できなくなり、vCenter Server 仮想マシンが配置されている Host Client にエラー メッセージが表示されます。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 2882789:vSphere Virtual Volumes データストアを参照しているときに、一部の仮想マシンでは名前でなく UUID が表示される

    vSphere Client でデータストアを右クリックして参照すると、vSphere Virtual Volumes データストア内の一部の仮想マシンでは、名前ではなく、UUID(naa.xxxx など)が表示されることがあります。この問題は、vSphere Virtual Volumes データストアに多数のコンテナと仮想マシンが含まれている大規模環境でまれに発生します。この問題が発生しても、vSphere Client での仮想マシンの操作、バックアップなど、仮想マシンの表示以外の機能に影響はありません。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 2928268:まれに ESXi インフラストラクチャに問題が発生して、ESXi ホストが応答しなくなることがある

    まれに ESXi インフラストラクチャに問題が発生して VASA プロバイダの速度が低下したために、vSphere Virtual Volumes データストアにアクセスできなくなったり、ESXi ホストが応答しなくなったりすることがあります。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 2946550:ESXi ホストをシャットダウンしてもパワーオフされず、エラー メッセージが表示される

    環境によっては、ESXi ホストをシャットダウンしてもパワーオフされず、「このシステムは停止しました」というメッセージが画面に表示されることがあります。リセットまたは電源ボタンを使用して、安全に再起動することができます。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 2949777:ESX 7.0 Update 3 以降で vmxnet3 デバイスの LargeBAR の設定が有効になっている場合、仮想マシンの接続が切断されることがある

    vmxnet3 デバイスのベース アドレス レジスタ (BAR) を拡張する LargeBAR 設定では、Uniform Passthrough (UPT) がサポートされています。ただし、UPT は ESX 7.0 Update 3 以降ではサポートされていません。vmxnet3 ドライバが 7.0 より前のバージョンにダウングレードされていて、LargeBAR の設定が有効になっている場合、仮想マシンの接続は切断されることがあります。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 2984245:冗長な redo ログ ファイルに大量のストレージ容量が使用される

    vmx.reboot.PowerCycle 構成パラメータが有効になっている仮想マシンから独立型読み取り専用ディスクをホット リムーブする場合、ESXi によって redo ログ ファイルが保存されます。このような仮想マシンがバックアップ プロキシ仮想マシンである場合、冗長な redo ログ ファイルが大量に記録されて、ストレージ容量を大量に使用することがあります。

    回避策:バックアップ プロキシ仮想マシンの電源を入れ直すか、PowerCLI Set-AdvancedSetting コマンドレットを使用して、仮想マシンで vmx.reboot.PowerCycle パラメータを無効にします。冗長な redo ログ ファイルを削除します。

  • PR 2939395:ESXi ホストで断続的に障害が発生し、パープル スクリーンと J3_DeleteTransaction および J6ProcessReplayTxnList エラーを示すダンプが表示される

    まれに、ESXi ホストがリソース プール キャッシュからキャッシュされていないエントリにアクセスしようとした場合、ホストで断続的に障害が発生し、「PF Exception 14」のパープル スクリーンとコア ダンプ ファイルが表示されることがあります。ダンプ ファイルに J3_DeleteTransaction モジュールおよび J6ProcessReplayTxnList モジュールのエラーが表示され、問題があることが示されます。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 2952432:  hostd サービス スレッドのロック競合率が高くなるというまれな問題が VMFS で発生し、ESXi ホストが応答しなくなることがある

    VMFS でまれな問題が発生し、オープンアクセス名前変更などの基本的なファイルシステム呼び出しで hostd サービス スレッドのロック競合率が高くなったり、デッドロックが発生したりする場合があります。その結果、ESXi ホストが応答しなくなります。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 2960882:ESXi SNMP エージェント構成の認証プロトコルが MD5 である場合、ESXi 7.x へのアップグレードが失敗することがある

    ESXi 7.x 以降、MD5 認証プロトコルは廃止されているため、ESXi SNMP エージェント構成で MD5 認証プロトコルが使用されている場合、ESXi 7.x へのアップグレードは失敗します。

    本リリースで、この問題は修正されました。この修正により MD5 認証プロトコルが削除され、「アップグレードによって弱い暗号化プロトコル (MD5) が検出され、削除されました」のような VMkernel Observation (VOB) メッセージが表示されるようになりました。v3 ユーザーを再生成してください。

  • PR 2957966:Syslog.global.logHost パラメータにスペースが含まれていると、ESXi 7.x へのアップグレードが失敗することがある

    ESXi 7.x では、リモート ホストのカンマ区切りリストとメッセージ送信の仕様を定義する Syslog.global.logHost パラメータ内のカンマの後に、スペースを使用することはできません。ESXi 7.x より前のバージョンでは、Syslog.global.logHost パラメータ内のカンマの後にスペースを使用することができます。その結果、ESXi 7.x へのアップグレードが失敗することがあります。

    本リリースで、この問題は修正されました。この修正により、カンマの後にスペースを使用できるようになります。

  • PR 2967359:スナップショットで実行されている仮想マシンに論理整合性ベースの I/O エラーが発生することがある

    スナップショットで仮想マシンが実行されている仮想マシンに、読み取り I/O の最適化を目的とする確率的データ構造の Bloom フィルタの使用に関連する問題が発生したために、仮想マシンがスナップショットで実行されている場合、論理整合性ベースの I/O エラーが発生する可能性があります。この問題は限定されていて、スナップショットで SQL server を実行している場合のみ発生します。

    本リリースで、この問題は修正されました。この修正により、問題の根本原因が解決されるまで、Bloom フィルタ機能の使用は無効になります。

  • PR 2974376:まれに発生する CPU のロックアップが原因で ESXi ホストで障害が発生し、パープル スクリーンに NMI エラーが表示される

    シン ファイルのファイル ブロック割り当てをサポートするためにデータストアをスキャンするプロセスで問題が生じたために、特定の場合に CPU ロックアップが発生することがあります。その結果、ESXi ホストが機能を停止し、パープル スクリーンに次のようなエラーが表示されることがあります:PSOD - @BlueScreen: NMI

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 2905357:hostd ログ ファイルに「Task Created」および「Task Completed」というメッセージが異常に多く記録される

    hostd サービスのログ ファイルに、非表示のタスクに対して「Task Created」および「Task Completed」というメッセージが異常に多く記録され、ログの保持時間が短縮されることがあります。 

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 2956080:vSphere Virtual Volumes データストアへの読み取りおよび書き込み操作が失敗することがある

    vSphere Virtual Volumes データストアのプロトコル エンドポイントに対する SCSI コマンドが失敗すると、エンドポイントのステータスが「サポート対象外」になり、キャッシュされる可能性があります。その結果、そのプロトコル エンドポイントに対して次の SCSI コマンドを実行すると、0x5 0x20 などのエラー コードで失敗し、vSphere Virtual Volumes データストアへの読み取りおよび書き込み操作が失敗します。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 2985369:NVMe コントローラから「失敗」状態が報告された場合、ESXi ホストとの接続が切断されることがある

    ポート ダウン エラーなどの場合は、ESXi ホストと NVMe コントローラの接続が切断されても、一部の I/O キューが引き続きアクティブなままになることがあります。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 2892901:レプリケートされた仮想マシンのディスクが 512 バイトに整列されていない場合、仮想マシンのパワーオンに失敗することがある

    vSphere Replication を使用して仮想マシンをレプリケートする場合に、仮想マシン ディスクのサイズを 512 バイトに整列されていない値に引き上げると、仮想マシンはパワーオンできなくなります。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 2912230:CPU の数が、仮想マシンの構成におけるソケットあたりのコア数の倍数でない場合、仮想マシンはパワーオンできない

    パラメータ ConfigSpec#numCPUs で定義した CPU の数が、仮想マシンの構成内のパラメータ ConfigSpec#numCoresPerSocket で定義されたソケットあたりのコア数の倍数でない場合、仮想マシンはパワーオンしません。

    本リリースで、この問題は修正されました。この修正により、numCoresPerSocket 値の倍数以外の numCPUs 値は設定できなくなります。

  • PR 2949375:アクセシビリティの確保モードで、ストレッチ クラスタ内の vSAN ホストがメンテナンス モードへの切り替えに失敗する

    この問題は、locality=NoneHFT=0SFT=1、または SFT=2 のポリシーが設定されたストレッチ クラスタ内のホストに影響します。アクセシビリティの確保モードのホストをメンテナンス モードにすると、操作が長時間 100% のままになるか、60 分が経過して失敗することがあります。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 2950686:ESXi 7.0 Update 2 にアップグレードした後、vSAN ネットワーク遅延アラームが頻繁に発生する

    ESXi ホストを 7.0 Update 2 にアップグレードした後に、vSAN パフォーマンス サービスが有効になっている場合、クラスタで vSAN ネットワーク遅延アラームが頻繁に発生することがあります。この遅延の結果には、ほとんどのアラームが vSAN プライマリ ノードによる発行と表示されます。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 2928789:ESXi 7.0、7.0 Update 1、または 7.0 Update 2 から 7.0 Update 3c へのアップデート後に NVMe over RDMA ストレージがアクセス不可になる

    ESXi 7.0 Update 3c で NVMe over RDMA コントローラのデフォルトの管理キュー サイズが変更されたため、ESXi 7.0、7.0 Update 1、または 7.0 Update 2 から 7.0 Update 3c へのアップデートによって NVMe over RDMA ストレージがアクセス不可になることがあります。

    本リリースで、この問題は修正されました。ESXi 7.0 Update 3c にアップデートする必要がある場合は、アップデート前に VMware ナレッジベースの記事 KB88938 に添付されているスクリプトを実行して、問題が解決されたことを確認できます。

  • PR 2983089:コンテナ ポートで競合状態が発生したために ESXi ホストが動作を停止してパープル スクリーンが表示されることがある

    まれに発生する競合状態により、コンテナ ポートがすでに保有しているロックを再取得する際に、コンテナ ポートのある仮想マシンがパワーオフ状態のとき、または vSphere vMotion を使用した移行時に ESXi ホストが動作を停止してパープル スクリーンが表示されることがあります。この問題は、ポート ID の重複が原因で発生します。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 2925133:vSphere Fault Tolerance の無効化またはサスペンドを実行すると、仮想マシンへの ping がタイムアウトになることがある

    vSphere FT の無効化またはサスペンドを実行すると、仮想マシンが一時的に接続を失い、ping やネットワーク トラフィックに応答しなくなることがあります。仮想マシンへの ping は、20 秒などの短期間で連続してタイムアウトになることがあります。

    本リリースで、この問題は修正されました。

esx-update_7.0.3-0.50.20036589
パッチのカテゴリ バグ修正
パッチの重要度 最重要
ホストの再起動が必要 はい
仮想マシンの移行またはシャットダウンが必要 はい
影響を受けるハードウェア 該当なし
影響を受けるソフトウェア 該当なし

含まれる VIB

  • VMware_bootbank_esx-update_7.0.3-0.50.20036589
  • VMware_bootbank_loadesx_7.0.3-0.50.20036589
修正されたパッチ リリース  該当なし
CVE 番号 該当なし

loadesxesx-update の VIB をアップデートします。

    Broadcom-bnxt-Net-RoCE_216.0.0.0-1vmw.703.0.50.20036589
    パッチのカテゴリ バグ修正
    パッチの重要度 最重要
    ホストの再起動が必要 はい
    仮想マシンの移行またはシャットダウンが必要 はい
    影響を受けるハードウェア 該当なし
    影響を受けるソフトウェア 該当なし

    含まれる VIB

    • VMW_bootbank_bnxtroce_216.0.58.0-23vmw.703.0.50.20036589
    • VMW_bootbank_bnxtnet_216.0.50.0-44vmw.703.0.50.20036589
    修正されたパッチ リリース  該当なし
    CVE 番号 該当なし

    bnxtnet VIB を更新します。

      Broadcom-ELX-lpfc_14.0.169.26-5vmw.703.0.50.20036589
      パッチのカテゴリ バグ修正
      パッチの重要度 最重要
      ホストの再起動が必要 はい
      仮想マシンの移行またはシャットダウンが必要 はい
      影響を受けるハードウェア 該当なし
      影響を受けるソフトウェア 該当なし

      含まれる VIB

      • VMW_bootbank_lpfc_14.0.169.26-5vmw.703.0.50.20036589
      修正されたパッチ リリース  2929821
      CVE 番号 該当なし

      lpfc VIB を更新して次の問題を解決します。
      • PR 2929821:lpfc ドライバを 14.0.x.x にアップグレードした後、ESXi ホストから Dell EMC Unity ストレージ アレイにアクセスできなくなる

        lpfc ドライバを 14.0.x.x にアップグレードした後、ESXi ホストから Unity ストレージ アレイにアクセスできなくなることがあります。ドライバ ログに、「protocol failure detected during processing of FCP I/O」や「rspInfo3 x2」などのエラーが記録されます。

        本リリースで、この問題は修正されました。

      Broadcom-lsiv2-drivers-plugin_1.0.0-12vmw.703.0.50.20036589
      パッチのカテゴリ バグ修正
      パッチの重要度 最重要 
      ホストの再起動が必要 はい
      仮想マシンの移行またはシャットダウンが必要 なし
      影響を受けるハードウェア 該当なし
      影響を受けるソフトウェア 該当なし

      含まれる VIB

      • VMware_bootbank_lsuv2-lsiv2-drivers-plugin_1.0.0-12vmw.703.0.50.20036589
      修正されたパッチ リリース  2960435
      CVE 番号 該当なし

      lsuv2-lsiv2-drivers-plugin VIB を更新します。
      • PR 2960435:ディスクの場所を変更した場合、変更内容が vSphere Client に表示されるか、ESXCLI を使用して表示できるようになるまでに時間がかかる

        LSI 関連ドライバの場合、ESXi サーバを起動するときに、ディスクを取り外して同じホスト上の別のスロットに接続すると、ディスクの場所の変更が vSphere Client に表示されるか、ESXCLI コマンド esxcli storage core device physical get -d を使用して表示できるようになるまでに長い時間がかかることがあります。この問題は、多数のディスク(150 以上)が接続されているドライバに固有の問題です。5 分以内に解決されます。

        本リリースで、この問題は修正されました。この修正により、起動時に LSI コントローラに接続されているすべてのデバイスのキャッシュが追加され、異常なインベントリへの呼び出しが迅速に処理されるようになります。

      Intel-icen_1.4.1.20-1vmw.703.0.50.20036589
      パッチのカテゴリ バグ修正
      パッチの重要度 最重要
      ホストの再起動が必要 はい
      仮想マシンの移行またはシャットダウンが必要 はい
      影響を受けるハードウェア 該当なし
      影響を受けるソフトウェア 該当なし
      含まれる VIB
      • VMW_bootbank_icen_1.4.1.20-1vmw.703.0.50.20036589
      修正されたパッチ リリース 2965878
      CVE 番号 該当なし

      icen VIB を更新します。

      • ESXi 7.0 Update 3f では、Intel-icen ドライバは Intel Icelake-D プラットフォームの E822/E823 NIC のネットワーク機能をサポートします。これらのデバイスでは、ENS(拡張ネットワーク スタック)および RDMA 機能はサポートされません。

      Intel-irdman_1.3.1.22-1vmw.703.0.50.20036589
      パッチのカテゴリ バグ修正
      パッチの重要度 最重要
      ホストの再起動が必要 はい
      仮想マシンの移行またはシャットダウンが必要 はい
      影響を受けるハードウェア 該当なし
      影響を受けるソフトウェア 該当なし
      含まれる VIB
      • VMW_bootbank_irdman_1.3.1.22-1vmw.703.0.50.20036589
      修正されたパッチ リリース 該当なし
      CVE 番号 該当なし

      irdman VIB を更新します。

        Intel-ne1000_0.9.0-1vmw.703.0.50.20036589
        パッチのカテゴリ バグ修正
        パッチの重要度 最重要
        ホストの再起動が必要 はい
        仮想マシンの移行またはシャットダウンが必要 なし
        影響を受けるハードウェア 該当なし
        影響を受けるソフトウェア 該当なし
        含まれる VIB
        • VMW_bootbank_ne1000_0.9.0-1vmw.703.0.50.20036589
        修正されたパッチ リリース 2957673
        CVE 番号 該当なし

        ne1000 VIB を更新します。

        • ESXi 7.0 Update 3f は Intel-ne1000 ドライバをアップグレードして、Intel Rocket Lake-S プラットフォームなどの新しいサーバ モデルに必要な Intel I219-LM デバイスをサポートします。ハードウェア DMA の既知の問題により、I219 デバイスの TCP セグメンテーション オフロードは無効になります。

        VMware-iser_1.1.0.1-1vmw.703.0.50.20036589
        パッチのカテゴリ バグ修正
        パッチの重要度 最重要
        ホストの再起動が必要 はい
        仮想マシンの移行またはシャットダウンが必要 はい
        影響を受けるハードウェア 該当なし
        影響を受けるソフトウェア 該当なし
        含まれる VIB
        • VMW_bootbank_iser_1.1.0.1-1vmw.703.0.50.20036589
        修正されたパッチ リリース 2921564
        CVE 番号 該当なし

        iser VIB を更新します。

        • PR 2921564:まれに発生する問題が原因で、iSER イニシエータが IBM FlashSystem V9000 アレイに接続されている ESXi ホストが機能を停止し、パープル スクリーンが表示されることがある

          非常にまれに発生する null ポインタ エラーの問題が原因で、IBM FlashSystem V9000 アレイ上の ESXi ホストが機能を停止し、パープル スクリーンに「#PF Exception 14 in world 2098414:CqWorld IP 0xxxxx addr 0xxxx」などのエラーが表示されることがあります。

          本リリースで、この問題は修正されました。この修正により、いずれかの SCSI 管理コマンドの RDMA エラー ステータスに特別な処理が追加されます。

        VMware-vmkusb_0.1-7vmw.703.0.50.20036589
        パッチのカテゴリ バグ修正
        パッチの重要度 最重要
        ホストの再起動が必要 はい
        仮想マシンの移行またはシャットダウンが必要 はい
        影響を受けるハードウェア 該当なし
        影響を受けるソフトウェア 該当なし
        含まれる VIB
        • VMW_bootbank_vmkusb_0.1-7vmw.703.0.50.20036589
        修正されたパッチ リリース 該当なし
        CVE 番号 該当なし

        vmkusb VIB を更新します。

          ESXi_7.0.3-0.45.20036586
          パッチのカテゴリ セキュリティ
          パッチの重要度 最重要
          ホストの再起動が必要 はい
          仮想マシンの移行またはシャットダウンが必要 はい
          影響を受けるハードウェア 該当なし
          影響を受けるソフトウェア 該当なし
          含まれる VIB
          • VMware_bootbank_native-misc-drivers_7.0.3-0.45.20036586
          • VMware_bootbank_bmcal_7.0.3-0.45.20036586
          • VMware_bootbank_esx-ui_1.43.8-19798623
          • VMware_bootbank_vsanhealth_7.0.3-0.45.20036586
          • VMware_bootbank_esxio-combiner_7.0.3-0.45.20036586
          • VMware_bootbank_esx-xserver_7.0.3-0.45.20036586
          • VMware_bootbank_trx_7.0.3-0.45.20036586
          • VMware_bootbank_esx-dvfilter-generic-fastpath_7.0.3-0.45.20036586
          • VMware_bootbank_vdfs_7.0.3-0.45.20036586
          • VMware_bootbank_vsan_7.0.3-0.45.20036586
          • VMware_bootbank_cpu-microcode_7.0.3-0.45.20036586
          • VMware_bootbank_esx-base_7.0.3-0.45.20036586
          • VMware_bootbank_gc_7.0.3-0.45.20036586
          • VMware_bootbank_crx_7.0.3-0.45.20036586
          修正されたパッチ リリース 2920287、2946147、2946217、2946222、2946671、2946863、2947156、2951864、2951866、2972147、2972151
          CVE 番号 CVE-2004-0230、CVE-2020-7451、CVE-2015-2923、CVE-2015-5358、CVE-2013-3077、CVE-2015-1414、CVE-2018-6918、CVE-2020-7469、CVE-2019-5611、CVE-2020-7457、CVE-2018-6916、CVE-2019-5608、CVE-2022-23816、CVE-2022-23825、CVE-2022-28693、CVE-2022-29901

          ESXi と esx-update のパッチは、相互に依存しています。ホストにパッチを適用する際の障害を回避するために、両方を 1 台の ESXi ホスト パッチ ベースラインに含めるか、ベースラインにロールアップ パッチを含めてください。
          native-misc-drivers、bmcal、esx-ui、vsanhealth、esxio-combiner、esx-xserver、trx、esx-dvfilter-generic-fastpath、vdfs、vsan、cpu-microcode、esx-base、gc、および crx VIB を更新して、次の問題を解決します。

          • ESXi 7.0 Update 3f では、次のセキュリティ アップデートが提供されます。
            • Expat XML パーサーはバージョン 2.4.7 にアップデートされました。
            • SQLite データベースはバージョン 3.37.2 にアップデートされました。
            • cURL ライブラリはバージョン 7.81.0 にアップデートされました。
            • OpenSSL パッケージはバージョン openssl-1.0.2ze にアップデートされました。
            • ESXi userworld libxml2 ライブラリはバージョン 2.9.14 にアップデートされました。
            • Python パッケージが 3.8.13 にアップデートされました。
            • zlib ライブラリが 1.2.12 にアップデートされました。
            • このリリースでは CVE-2004-0230 が解決されています。VMware は、この問題の重要度について、最大 CVSSv3 基本スコアが 3.7 の低い重要度範囲にあると評価しています。
            • このリリースでは CVE-2020-7451 が解決されています。VMware は、この問題の重要度について、最大 CVSSv3 基本スコアが 5.3 の中程度の重要度範囲にあると評価しています。
            • このリリースでは CVE-2015-2923 が解決されています。VMware は、この問題の重要度について、最大 CVSSv3 基本スコアが 6.5 の中程度の重要度範囲にあると評価しています。
            • このリリースでは CVE-2015-5358 が解決されています。VMware は、この問題の重要度について、最大 CVSSv3 基本スコアが 6.5 の中程度の重要度範囲にあると評価しています。
            • このリリースでは CVE-2013-3077 が解決されています。VMware は、この問題の重要度について、最大 CVSSv3 基本スコアが 7.0 の高い重要度範囲にあると評価しています。
            • このリリースでは CVE-2015-1414 が解決されています。VMware は、この問題の重要度について、最大 CVSSv3 基本スコアが 7.5 の高い重要度範囲にあると評価しています。  
            • このリリースでは CVE-2018-6918 が解決されています。VMware は、この問題の重要度について、最大 CVSSv3 基本スコアが 7.5 の高い重要度範囲にあると評価しています。
            • このリリースでは CVE-2020-7469 が解決されています。VMware は、この問題の重要度について、最大 CVSSv3 基本スコアが 7.5 の高い重要度範囲にあると評価しています。
            • このリリースでは CVE-2019-5611 が解決されています。VMware は、この問題の重要度について、最大 CVSSv3 基本スコアが 7.5 の高い重要度範囲にあると評価しています。 
            • このリリースでは CVE-2020-7457 が解決されています。VMware は、この問題の重要度について、最大 CVSSv3 基本スコアが 7.8 の高い重要度範囲にあると評価しています。 
            • このリリースでは CVE-2018-6916 が解決されています。VMware は、この問題の重要度について、最大 CVSSv3 基本スコアが 8.1 の高い重要度範囲にあると評価しています。
            • このリリースでは CVE-2019-5608 が解決されています。VMware は、この問題の重要度について、最大 CVSSv3 基本スコアが 8.1 の高い重要度範囲にあると評価しています。
          • このリリースでは CVE-2022-23816、CVE-2022-23825、CVE-2022-28693、および CVE-2022-29901 が解決されています。これらの脆弱性と VMware 製品が受ける影響の詳細については、VMSA-2022-0020 を参照してください。

          esx-update_7.0.3-0.45.20036586
          パッチのカテゴリ セキュリティ
          パッチの重要度 最重要
          ホストの再起動が必要 なし
          仮想マシンの移行またはシャットダウンが必要 なし
          影響を受けるハードウェア 該当なし
          影響を受けるソフトウェア 該当なし
          含まれる VIB
          • VMware_bootbank_esx-update_7.0.3-0.45.20036586
          • VMware_bootbank_loadesx_7.0.3-0.45.20036586
          修正されたパッチ リリース 該当なし
          CVE 番号 該当なし

          loadesxesx-update の VIB をアップデートします。

            VMware-VM-Tools_12.0.0.19345655-20036586
            パッチのカテゴリ セキュリティ
            パッチの重要度 最重要
            ホストの再起動が必要 なし
            仮想マシンの移行またはシャットダウンが必要 なし
            影響を受けるハードウェア 該当なし
            影響を受けるソフトウェア 該当なし
            含まれる VIB
            • VMware_locker_tools-light_12.0.0.19345655-20036586
            修正されたパッチ リリース 該当なし
            CVE 番号 該当なし

            tools-light​VIB を更新します。

              ESXi-7.0U3f-20036589-standard
              プロファイル名 ESXi-7.0U3f-20036589-standard
              ビルド ビルドの詳細については、「本リリースに含まれるパッチ」を参照してください。
              ベンダー VMware, Inc.
              リリース日 2022 年 7 月 12 日
              許容レベル PartnerSupported
              影響を受けるハードウェア 該当なし
              影響を受けるソフトウェア 該当なし
              影響のある VIB
              • VMware_bootbank_esxio-combiner_7.0.3-0.50.20036589
              • VMware_bootbank_esx-ui_1.43.8-19798623
              • VMware_bootbank_esx-xserver_7.0.3-0.50.20036589
              • VMware_bootbank_cpu-microcode_7.0.3-0.50.20036589
              • VMware_bootbank_trx_7.0.3-0.50.20036589
              • VMware_bootbank_vsanhealth_7.0.3-0.50.20036589
              • VMware_bootbank_esx-base_7.0.3-0.50.20036589
              • VMware_bootbank_esx-dvfilter-generic-fastpath_7.0.3-0.50.20036589
              • VMware_bootbank_gc_7.0.3-0.50.20036589
              • VMware_bootbank_native-misc-drivers_7.0.3-0.50.20036589
              • VMware_bootbank_bmcal_7.0.3-0.50.20036589
              • VMware_bootbank_vsan_7.0.3-0.50.20036589
              • VMware_bootbank_vdfs_7.0.3-0.50.20036589
              • VMware_bootbank_crx_7.0.3-0.50.20036589
              • VMware_bootbank_esx-update_7.0.3-0.50.20036589
              • VMware_bootbank_loadesx_7.0.3-0.50.20036589
              • VMW_bootbank_bnxtroce_216.0.58.0-23vmw.703.0.50.20036589
              • VMW_bootbank_bnxtnet_216.0.50.0-44vmw.703.0.50.20036589
              • VMW_bootbank_lpfc_14.0.169.26-5vmw.703.0.50.20036589
              • VMware_bootbank_lsuv2-lsiv2-drivers-plugin_1.0.0-12vmw.703.0.50.20036589
              • VMW_bootbank_icen_1.4.1.20-1vmw.703.0.50.20036589
              • VMW_bootbank_irdman_1.3.1.22-1vmw.703.0.50.20036589
              • VMW_bootbank_ne1000_0.9.0-1vmw.703.0.50.20036589
              • VMW_bootbank_iser_1.1.0.1-1vmw.703.0.50.20036589
              • VMW_bootbank_vmkusb_0.1-7vmw.703.0.50.20036589
              • VMware_locker_tools-light_12.0.0.19345655-20036586
              修正されたパッチ リリース 2916848、2817702、2937074、2957732、2984134、2944807、2985369、2907963、2949801、2984245、2915911、2990593、2992648、2905357、2980176、2974472、2974376、2972059、2973031、2967359、2860126、2878245、2876044、2968157、2960242、2970238、2966270、2966783、2963328、2939395、2966362、2946550、2958543、2966628、2961584、2911056、2965235、2952427、2963401、2965146、2963038、2963479、2949375、2961033、2958926、2839515、2951139、2878224、2954320、2952432、2961346、2857932、2960949、2960882、2957966、2929443、2956080、2959293、2944919、2948800、2928789、2957769、2928268、2957062、2792139、2934102、2953709、2950686、2953488、2949446、2955016、2953217、2956030、2949902、2944894、2944521、2911363、2952205、2894093、2910856、2953754、2949777、2925733、2951234、2915979、2904241、2935355、2941263、2912661、2891231、2928202、2928268、2867146、2244126、2912330、2898858、2906297、2912213、2910340、2745800、2912182、2941274、2912230、2699748、2882789、2869031、2913017、2864375、2929821、2957673、2921564、2925133、2965277
              関連する CVE 番号 該当なし
              • このパッチでは、以下の問題がアップデートされています。
                • vSphere EnvironmentBrowser.QueryConfigTargetEx API への pyVmomi の呼び出しが、UnknownWsdlTypeError で失敗することがあります。

                • 物理サーバのリブランド時に、ESXi のハードウェア健全性モジュールでシステム イベント タイプの一部のセンサーのデコードが失敗することがあります。結果として、vSphere Client では、[監視] > [ハードウェアの健全性] で、システム イベント タイプのセンサーのステータスが「不明」と表示されます。

                • 仮想マシンで vmx.reboot.powerCycle の詳細設定を TRUE に設定した場合に、ゲスト OS が再起動を開始すると、仮想マシンはパワーオフしてからパワーオンします。ただし、vSphere vMotion を使用して移行しているときに電源の入れ直しを行うと、操作は失敗し、ソース ホストの仮想マシンが再びパワーオンしないことがあります。

                • UNIX ドメイン ソケット間の内部通信中にソケットにポーリングを行っている場合、ソケットで接続障害が発生すると、データ競合が発生することがあります。その結果、ESXi ホストが無効なメモリ領域にアクセスし、パープル スクリーンに #PF Exception 14 というメッセージと UserDuct_PollSize() や UserSocketLocalPoll() のようなエラーが表示されて操作が失敗することがあります。

                • 使用する環境内の ESXi ホスト上のハードウェア iSCSI アダプタが疑似 NIC を使用している場合、疑似 NIC にはプロファイルに必要な PCI アドレスとベンダー名がないため、このホストからホスト プロファイルを作成できないことがあります。

                • iscsi_vmk ドライバで発生した競合状態により、VMFS データストアで I/O 操作の停止や、ハートビートのタイムアウトが発生することがあります。その結果、一部の仮想マシンが応答しなくなることがあります。

                • ハードコーディングされた送信バッファと受信バッファのサイズが原因で、ソフトウェア iSCSI アダプタのスループットは制限されます(送信バッファでは 600 KB、受信バッファでは 256 KB)。その結果、iscsi_vmk アダプタのパフォーマンスは最適になりません。

                • 複数の NVIDIA vGPU 仮想マシンを同時にパワーオフした場合、一部のマルチインスタンス GPU (MIG) リソースが破棄されないことがあります。その結果、MIG リソースが残るため、以降に vGPU 仮想マシンをパワーオンすると失敗することがあります。

                • まれに、ストレージ フェイルオーバー中に NFSv4.1 サーバが一時的なエラーを返すと、操作が再開するまで、仮想マシンが 10 秒間応答しなくなることがあります。

                • まれに、パケットの完了が、元のポートまたはポートセットではなく別のポートセットで実行されたことが原因で、無効なポインタによってパケット リストを破損する可能性のあるループが発生することがあります。その結果、ESXi ホストで障害が発生し、パープル スクリーンが表示されることがあります。ログに、PF Exception 14 in world 61176327:nsx.cp.tx IP 0xxxxxx addr 0x3c のようなエラーが記録されます。

                • ESXi ホストの NUMA ノードのメモリは、複数の物理範囲から構成される場合があります。7.0 Update 3f より前の ESXi リリースでは、NumaNodeInfomemoryRangeBegin フィールドと memoryRangeLength フィールドのペアによって開始ホストの物理アドレスと NUMA ノード内の特定の範囲の長さが指定され、その他の範囲は無視されます。

                • HPP で 512e Software Emulated 4KN デバイスの高速パスを有効にしても、予期したとおりに機能しません。高速パスでは、低速パスの使用が必須となる Read-Modify-Write (R-M-W) が処理されないためです。4KN デバイスでの高速パスの使用はサポートされていません。

                • 1 TB を超える仮想ディスクを搭載した実行中の仮想マシンがある場合に、この仮想マシンからディスクのスナップショットを削除すると、仮想マシンが数秒間または数分間フリーズすることがあります。仮想マシンは最終的にリカバリされますが、仮想マシンのワークロードが停止する可能性があります。この問題が発生するのは、削除操作によってバックグラウンドでスナップショットの統合が発生し、遅延が発生するためです。この問題は、NFS などの低速なストレージで発生する可能性が高くなります。

                • DVFilter パケットが誤ってネットワーク ポートに転送され、パケット完了コードの実行に失敗することがあります。その結果、ESXi ホストが機能を停止し、パープル スクリーンにエラー PF Exception 14 Vmxnet3VMKDevTxCompleteOne E1000DevTxCompleteOneWork が表示されます。

                • まれに、DFW がパケット リストを正しくないポートセットに送信することがあります。その結果、VMkernel サービスが失敗し、仮想マシンの接続が切断されることがあります。vmkernel.log ファイルには、次のようなエラーが記録されます。
                  2021-09-27T04:29:53.170Z cpu84:xxxx)NetPort: 206: Failure: lockModel[0] vs psWorldState->lockModel[0] there is no portset lock holding.

                • vSphere 7.0 Update 2 以降では、HPP がローカルの NVMe および SCSI デバイスのデフォルト プラグインになり、ESX Native Multipathing Plug-in (NMP) が置き換えられます。ただし、環境によっては、NMP から HPP に変更すると、HPP から要求されるデバイスのプロパティの一部(表示名など)にアクセスできなくなることがあります。

                • ALUA ターゲットで LUN のターゲット ポート グループ ID (TPGID) を変更すると、SATP で使用されるキャッシュ内のデバイス ID 応答が適切に更新されないことがあります。その結果、ESXi の対応するデバイスに正しいパス状態が反映されないことがあります。

                • NVMe-SCSI 変換スタックを使用してシステムに NVMe デバイスを登録すると、すべてのパスの targetPortGroup および relativeTargetPortId のプロパティにコントローラ ID として 0 が取得されます。その結果、すべてのパスの tpgID が最初の記述子 (0) と一致するようになるため、RTPG コマンドを実行すると、名前空間のすべてのパスに対して同じ ALUA アクセス状態が返されます。

                • Active Directory サーバでファイル サービス管理者のパスワードが変更された場合、vSAN ファイル サービス ドメイン構成のパスワードが一致しなくなることがあります。パスワードが一致しない場合、またはアカウントがロックされている場合は、一部のファイル共有にアクセスできなくなることがあります。vSAN 健全性サービスにより、次の警告が表示されます。ファイル サービス:ファイル サーバが見つかりません

                • 障害後に ESXi ホストを再インストールすると、障害のあるインスタンスは再起動されないため、VMDK の古いバインドが VASA プロバイダおよび vSphere Virtual Volumes データストアにそのまま残ります。その結果、ホストを再インストールするときに、既存のバインドが原因で VMDK を削除できなくなります。これらの VMDK は時間とともに増加し、アイドル状態のストレージ容量を使用する可能性があります。

                • まれに、仮想マシンのシリアル デバイスで serial<N>.fileName プロパティと serial<N>.autodetect プロパティが、FALSE に設定されないことがあります。その結果、hostd サービスが繰り返し失敗します。

                • vSphere Client で、平均バンド幅、ピーク バンド幅、バースト サイズなどのトラフィック シェーピング オプションを 2147483 Kbps より大きい値に設定した場合、設定は保持されません。

                • ファイル記述子のデフォルト値が小さいため、ESXi 7.x へのアップグレード後に NAS 環境の VAAI で vSphere vMotion などの一部の機能が失敗することがあります。これは、同時に操作できる VMDK ファイルの数が不足しているためです。syslog.log ファイルの vaai-nas デーモン ログに、「Too many open files」などのエラーが記録されます。

                • まれに、シンプロビジョニングされた仮想マシンで書き込み I/O 要求とゲスト OS によってトリガされたマッピング解除操作が並列に実行されると、VMFS6 ボリュームでデッドロックが発生することがあります。その結果、このボリュームの仮想マシンが応答しなくなります。

                • メモリが 300 GB を超える仮想マシンで vSphere Storage vMotion 操作またはホット アド操作を行っているときに、切り替え時間が 2 分に近づいて、タイムアウト エラーが発生することがあります。

                • iSCSI アダプタにバインドされている VMkernel NIC を削除した後にポート バインドを削除しなかった場合、ESXi ホストの再起動後に、古いポート バインドによって問題が発生する可能性があります。起動中に、存在しない VMkernel NIC を iSCSI アダプタにバインドすると失敗し、起動中に iSCSI 構成をリストアできなくなります。その結果、再起動が完了した後、一部の LUN またはデータストアが表示されないことがあります。

                • ストレージのフェイルオーバー後、ESXi NFSv4.1 クライアントが NFS サーバを誤って別のエンティティとして識別し、リカバリをスキップすることがあります。その結果、NFSv4.1 データストアは アクセス不可状態のままになります。

                • 温度がしきい値を超えた場合など、NVMe デバイスが重大な警告を報告しても、ESXi NVMe コントローラがデバイスを登録せず、オフラインにすることがあります。

                • まれに、使用しているブロック キャッシュの量が予約済みキャッシュの量を超えると、vSAN ファイル サービスで予約問題が発生する場合があります。その結果、一部のファイル共有にアクセスできなくなり、健全性チェックで「VDFS デーモンが実行されていません」というエラーが表示されます。vdfsd-server ログに、次のようなエラーが記録されます。
                  PANIC: NOT_IMPLEMENTED bora/vdfs/core/VDFSPhysicalLog.cpp:621
                  PANIC: NOT_IMPLEMENTED bora/vdfs/core/VDFSPhysicalLog.cpp:626

                • まれに、OVF 形式にエクスポートされた仮想マシンの VMDK ファイルにアクセスできる ESXi ホストで、vCenter Server によってバックグラウンド検索クエリが実行された場合、ファイルが誤って変更されることがあります。その結果、仮想マシンをインポートできなくなります。

                • コンポーネントのロード問題により、JumpStart ツールを使用して vCenter Server システムで一連の要求ルールにマルチパス PSA 要求ルールを追加すると、失敗することがあります。

                • ALUA アレイに接続された ESXi サーバのクラスタ内の任意のサーバで制御されたシャットダウンまたは起動を実行すると、そのサーバがアクセスできるすべての LUN がアレイ上の 1 つのストレージ プロセッサにトレスパスすることがあります。結果として、LUN にアクセスする他の ESXi サーバのパフォーマンスが低下します。

                • まれに、ESXi ホストがメモリ プレッシャーの状態にある場合、PSA はメモリ割り当ての失敗を正常に処理しない場合があります。その結果、ESXi ホストが機能を停止し、パープル スクリーンに「#PF Exception 14 in world 2098026:SCSI path sc IP / SCSI path scan helpers」などのエラーが表示されることがあります。

                • スナップショットの削除操作中に実行中の仮想マシンが再起動する場合、スナップショットの統合中に仮想マシン ディスクが誤って再度開いて、閉じることがあります。その結果、仮想マシンが機能を停止することがあります。ただし、これはタイミングの問題であり、偶然に発生します。

                • デバイスの検出中に予約の競合が発生すると、ATS がサポート対象外として誤って報告されるため、ESXi が ATS ではなく SCSI-2 予約を使用することがあります。その結果、クラスタ VMDK のサポートが有効になっている VMFS6 データストアをマウントすると、ランダムに失敗することがあります。

                • 一部の操作を行うと、ホスト UUID が変更されることがあります。たとえば、ESXi ソフトウェアを再インストールしたり、クラスタ間でホストを移動したりすると、ホスト UUID が変更されることがあります。vSAN ファイル サービスのダウンタイム中にホストの UUID を変更すると、vSAN ファイル サービス サーバを起動できなくなります。

                • 既存のファイル共有を使用しない vSAN ファイル サービスを無効にすると、vSAN によってファイル サービス ドメインが削除されます。1 台のサーバの削除に失敗すると、プロセスが中断され、一部のメタデータが残る可能性があります。ファイル サービスを再度有効にすると、古いメタデータがあるために、ファイル サービスが予期したとおりに機能しないことがあります。

                • レポート ターゲット ポート グループ コマンドを実行すると、IMPLICIT TRANSITION TIME フィールドに誤った値が返されて、SCSI から NVMe への変換レイヤーが影響を受けることがあります。マルチ アプライアンスを移行する場合などに、一部のマルチパス ソフトウェア(PowerPath など)で正しい処理を実行するには、ALUA 移行時間が重要です。

                • ホストの再起動またはディスク グループの再マウントを行うと、サイズが小さい保留中のマッピング解除がブロックされることがあります。この保留中のマッピング解除によってログの輻輳が発生し、I/O 遅延が生じる可能性があります。

                • システムを ESXi 7.x に初めてアップグレードまたはアップデートした後に、連続するアップデート(別名、パッチ)を適用するたびに、データストア上の /productLocker ディレクトリのパスが切り詰められることがあります。たとえば、ESXi 7.x に適用する最初のパッチが 7.0 Update 2 から 7.0 Update 3 へのパッチである場合、/productLocker ディレクトリのパスは、本来は /vmfs/volumes/xxx/VMware-Tools/productLocker/ のようになります。ところが、7.0 Update 3 から 7.0 Update 3c へのパッチのような連続する各パッチでは、パスは /VMware-Tools/productLocker/ のようになります。

                • vSAN ストレッチ クラスタまたは 2 ノード クラスタでは、PFTT が 1、SFTT が 1 以上のオブジェクトに対してクォーラムの票が正しく分散されないことがあります。1 つのサイトで障害が発生し、アクティブ サイトの他のホストまたはディスクに障害が発生すると、オブジェクトがクォーラムを失い、アクセス不可になることがあります。

                • 新しいサイズが 512 バイトに整列されていない場合、オブジェクトのサイズ変更要求が失敗することがあります。この問題により、ESXi ホストが動作を停止し、パープル スクリーンが表示されることがあります。

                • 仮想マシンが再起動した場合などに、pktcap-uw ユーティリティが ESXi ホスト上のスイッチ構成を監視および検証するために使用する実行中の SSH セッションが終了しても、pktcap-uw ユーティリティがパケットの処理を続行することがあります。その結果、ユーティリティの CPU 使用率が通常よりも大きくなります。esxtop -a コマンドを使用して、CPU のパフォーマンスを追跡できます。

                • 7.0 Update 3 を実行している vCenter Server で、認定済みの NVMe デバイスに健全性チェックを行うと、次の警告が表示されることがあります。NVMe デバイスが VMware によって認定されていません。次の健全性チェックの警告が表示される場合もあります。NVMe デバイスが識別できません

                • ESXCLI コマンド hardware ipmi bmc get を実行しても、解析が正しく行われないため、BMC の IPv6 アドレスが返されません。

                • クラスタ ホストが監視ホストにアクセスできない場合、ストレッチ クラスタまたは 2 ノード クラスタで vSAN クラスタのシャットダウン ウィザードが失敗することがあります。この問題は、vSAN データ トラフィックと監視トラフィックが異なる vmknic を使用している場合に発生します。vSphere Client の vSAN サービス画面に次のエラー メッセージが表示されます。切断されたホストが編成 <監視の IP アドレス> 内に見つかりません。vCenter Server がクラスタにホストされている場合、シャットダウン中に vSphere Client が使用できなくなり、vCenter Server 仮想マシンが配置されている Host Client にエラー メッセージが表示されます。

                • vSphere Client でデータストアを右クリックして参照すると、vSphere Virtual Volumes データストア内の一部の仮想マシンでは、名前ではなく、UUID(naa.xxxx など)が表示されることがあります。この問題は、vSphere Virtual Volumes データストアに多数のコンテナと仮想マシンが含まれている大規模環境でまれに発生します。この問題が発生しても、vSphere Client での仮想マシンの操作、バックアップなど、仮想マシンの表示以外の機能に影響はありません。

                • まれに ESXi インフラストラクチャに問題が発生して VASA プロバイダの速度が低下したために、vSphere Virtual Volumes データストアにアクセスできなくなったり、ESXi ホストが応答しなくなったりすることがあります。

                • 環境によっては、ESXi ホストをシャットダウンしてもパワーオフされず、「このシステムは停止しました」というメッセージが画面に表示されることがあります。リセットまたは電源ボタンを使用して、安全に再起動することができます。

                • vmxnet3 デバイスのベース アドレス レジスタ (BAR) を拡張する LargeBAR 設定では、Uniform Passthrough (UPT) がサポートされています。ただし、UPT は ESX 7.0 Update 3 以降ではサポートされていません。vmxnet3 ドライバが 7.0 より前のバージョンにダウングレードされていて、LargeBAR の設定が有効になっている場合、仮想マシンの接続は切断されることがあります。

                • vmx.reboot.PowerCycle 構成パラメータが有効になっている仮想マシンから独立型読み取り専用ディスクをホット リムーブする場合、ESXi によって redo ログ ファイルが保存されます。このような仮想マシンがバックアップ プロキシ仮想マシンである場合、冗長な redo ログ ファイルが大量に記録されて、ストレージ容量を大量に使用することがあります。

                • まれに、ESXi ホストがリソース プール キャッシュからキャッシュされていないエントリにアクセスした場合、ホストが断続的に機能を停止し、「PF Exception 14」のパープル スクリーンとコア ダンプ ファイルが表示されることがあります。ダンプ ファイルに J3_DeleteTransaction モジュールおよび J6ProcessReplayTxnList モジュールのエラーが表示され、問題があることが示されます。

                • VMFS でまれな問題が発生し、オープンアクセス名前変更などの基本的なファイルシステム呼び出しで hostd サービス スレッドのロック競合率が高くなったり、デッドロックが発生したりする場合があります。その結果、ESXi ホストが応答しなくなります。

                • ESXi 7.x 以降、MD5 認証プロトコルは廃止されているため、ESXi SNMP エージェント構成で MD5 認証プロトコルが使用されている場合、ESXi 7.x へのアップグレードは失敗します。

                • ESXi 7.x では、リモート ホストのカンマ区切りリストとメッセージ送信の仕様を定義する Syslog.global.logHost パラメータ内のカンマの後に、スペースを使用することはできません。ESXi 7.x より前のバージョンでは、Syslog.global.logHost パラメータ内のカンマの後にスペースを使用することができます。その結果、ESXi 7.x へのアップグレードが失敗することがあります。

                • スナップショットで仮想マシンが実行されている仮想マシンに、読み取り I/O の最適化を目的とする確率的データ構造の Bloom フィルタの使用に関連する問題が発生したために、仮想マシンがスナップショットで実行されている場合、論理整合性ベースの I/O エラーが発生する可能性があります。この問題は限定されていて、スナップショットで SQL server を実行している場合のみ発生します。

                • シン ファイルのファイル ブロック割り当てをサポートするためにデータストアをスキャンするプロセスで問題が生じたために、特定の場合に CPU ロックアップが発生することがあります。その結果、ESXi ホストが機能を停止し、パープル スクリーンに次のようなエラーが表示されることがあります:PSOD - @BlueScreen: NMI

                • hostd サービスのログ ファイルに、非表示のタスクに対して「Task Created」および「Task Completed」というメッセージが異常に多く記録され、ログの保持時間が短縮されることがあります。 

                • vSphere Virtual Volumes データストアのプロトコル エンドポイントに対する SCSI コマンドが失敗すると、エンドポイントのステータスが「サポート対象外」になり、キャッシュされる可能性があります。その結果、そのプロトコル エンドポイントに対して次の SCSI コマンドを実行すると、0x5 0x20 などのエラー コードで失敗し、vSphere Virtual Volumes データストアへの読み取りおよび書き込み操作が失敗します。

                • ポート ダウン エラーなどの場合は、ESXi ホストと NVMe コントローラの接続が切断されても、一部の IO キューが引き続きアクティブなままになることがあります。

                • vSphere Replication を使用して仮想マシンをレプリケートする場合に、仮想マシン ディスクのサイズを 512 バイトに整列されていない値に引き上げると、仮想マシンはパワーオンできなくなります。

                • パラメータ ConfigSpec#numCPUs で定義した CPU の数が、仮想マシンの構成内のパラメータ ConfigSpec#numCoresPerSocket で定義されたソケットあたりのコア数の倍数でない場合、仮想マシンはパワーオンしません。

                • この問題は、locality=NoneHFT=0SFT=1、または SFT=2 のポリシーが設定されたストレッチ クラスタ内のホストに影響します。アクセシビリティの確保モードのホストをメンテナンス モードにすると、操作が長時間 100% のままになるか、60 分が経過して失敗することがあります。

                • ESXi ホストを 7.0 Update 2 にアップグレードした後に、vSAN パフォーマンス サービスが有効になっている場合、クラスタで vSAN ネットワーク遅延アラームが頻繁に発生することがあります。この遅延の結果には、ほとんどのアラームが vSAN プライマリ ノードによる発行と表示されます。

                • ESXi 7.0 Update 3c で NVMe over RDMA コントローラのデフォルトの管理キュー サイズが変更されたため、ESXi 7.0、7.0 Update 1、または 7.0 Update 2 から 7.0 Update 3c へのアップデートによって NVMe over RDMA ストレージがアクセス不可になることがあります。

                • まれに発生する競合状態により、コンテナ ポートがすでに保有しているロックを再取得する際に、コンテナ ポートのある仮想マシンがパワーオフ状態のとき、または vSphere vMotion を使用した移行時に ESXi ホストが動作を停止してパープル スクリーンが表示されることがあります。この問題は、ポート ID の重複が原因で発生します。

                • lpfc ドライバを 14.0.x.x にアップグレードした後、ESXi ホストから Unity ストレージ アレイにアクセスできなくなることがあります。ドライバ ログに、「protocol failure detected during processing of FCP I/O」や「rspInfo3 x2」などのエラーが記録されます。

                • LSI 関連ドライバの場合、ESXi サーバを起動するときに、ディスクを取り外して同じホスト上の別のスロットに接続すると、ディスクの場所の変更が vSphere Client に表示されるか、ESXCLI コマンド esxcli storage core device physical get -d を使用して表示できるようになるまでに長い時間がかかることがあります。この問題は、多数のディスク(150 以上)が接続されているドライバに固有の問題です。5 分以内に解決されます。

                • ESXi 7.0 Update 3f では、Intel-icen ドライバは Intel Icelake-D プラットフォームの E822/E823 NIC のネットワーク機能をサポートします。これらのデバイスでは、ENS(拡張ネットワーク スタック)および RDMA 機能はサポートされません。

                • ESXi 7.0 Update 3f は Intel-ne1000 ドライバをアップグレードして、Intel Rocket Lake-S プラットフォームなどの新しいサーバ モデルに必要な Intel I219-LM デバイスをサポートします。ハードウェア DMA の既知の問題により、I219 デバイスの TCP セグメンテーション オフロードは無効になります。

                • 非常にまれに発生する null ポインタ エラーの問題が原因で、IBM FlashSystem V9000 アレイ上の ESXi ホストが機能を停止し、パープル スクリーンに「#PF Exception 14 in world 2098414:CqWorld IP 0xxxxx addr 0xxxx」などのエラーが表示されることがあります。

                • vSphere FT の無効化またはサスペンドを実行すると、仮想マシンが一時的に接続を失い、ping やネットワーク トラフィックに応答しなくなることがあります。仮想マシンへの ping は、20 秒などの短期間で連続してタイムアウトになることがあります。

                • ページ共有の増加や、仮想マシンまたは ESXi ホスト レベルでのラージ ページの使用の無効化など、特定の状況下で、Windows VBS が有効な仮想マシンの CPU 使用率が最大で 100% に達することがあります。

              ESXi-7.0U3f-20036589-no-tools
              プロファイル名 ESXi-7.0U3f-20036589-no-tools
              ビルド ビルドの詳細については、「本リリースに含まれるパッチ」を参照してください。
              ベンダー VMware, Inc.
              リリース日 2022 年 7 月 12 日
              許容レベル PartnerSupported
              影響を受けるハードウェア 該当なし
              影響を受けるソフトウェア 該当なし
              影響のある VIB
              • VMware_bootbank_esxio-combiner_7.0.3-0.50.20036589
              • VMware_bootbank_esx-ui_1.43.8-19798623
              • VMware_bootbank_esx-xserver_7.0.3-0.50.20036589
              • VMware_bootbank_cpu-microcode_7.0.3-0.50.20036589
              • VMware_bootbank_trx_7.0.3-0.50.20036589
              • VMware_bootbank_vsanhealth_7.0.3-0.50.20036589
              • VMware_bootbank_esx-base_7.0.3-0.50.20036589
              • VMware_bootbank_esx-dvfilter-generic-fastpath_7.0.3-0.50.20036589
              • VMware_bootbank_gc_7.0.3-0.50.20036589
              • VMware_bootbank_native-misc-drivers_7.0.3-0.50.20036589
              • VMware_bootbank_bmcal_7.0.3-0.50.20036589
              • VMware_bootbank_vsan_7.0.3-0.50.20036589
              • VMware_bootbank_vdfs_7.0.3-0.50.20036589
              • VMware_bootbank_crx_7.0.3-0.50.20036589
              • VMware_bootbank_esx-update_7.0.3-0.50.20036589
              • VMware_bootbank_loadesx_7.0.3-0.50.20036589
              • VMW_bootbank_bnxtroce_216.0.58.0-23vmw.703.0.50.20036589
              • VMW_bootbank_bnxtnet_216.0.50.0-44vmw.703.0.50.20036589
              • VMW_bootbank_lpfc_14.0.169.26-5vmw.703.0.50.20036589
              • VMware_bootbank_lsuv2-lsiv2-drivers-plugin_1.0.0-12vmw.703.0.50.20036589
              • VMW_bootbank_icen_1.4.1.20-1vmw.703.0.50.20036589
              • VMW_bootbank_irdman_1.3.1.22-1vmw.703.0.50.20036589
              • VMW_bootbank_ne1000_0.9.0-1vmw.703.0.50.20036589
              • VMW_bootbank_iser_1.1.0.1-1vmw.703.0.50.20036589
              • VMW_bootbank_vmkusb_0.1-7vmw.703.0.50.20036589
              • VMware_locker_tools-light_12.0.0.19345655-20036586
              修正されたパッチ リリース 2916848、2817702、2937074、2957732、2984134、2944807、2985369、2907963、2949801、2984245、2915911、2990593、2992648、2905357、2980176、2974472、2974376、2972059、2973031、2967359、2860126、2878245、2876044、2968157、2960242、2970238、2966270、2966783、2963328、2939395、2966362、2946550、2958543、2966628、2961584、2911056、2965235、2952427、2963401、2965146、2963038、2963479、2949375、2961033、2958926、2839515、2951139、2878224、2954320、2952432、2961346、2857932、2960949、2960882、2957966、2929443、2956080、2959293、2944919、2948800、2928789、2957769、2928268、2957062、2792139、2934102、2953709、2950686、2953488、2949446、2955016、2953217、2956030、2949902、2944894、2944521、2911363、2952205、2894093、2910856、2953754、2949777、2925733、2951234、2915979、2904241、2935355、2941263、2912661、2891231、2928202、2928268、2867146、2244126、2912330、2898858、2906297、2912213、2910340、2745800、2912182、2941274、2912230、2699748、2882789、2869031、2913017、2864375、2929821、2957673、2921564、2925133、2965277
              関連する CVE 番号 該当なし
              • このパッチでは、以下の問題がアップデートされています。
                • vSphere EnvironmentBrowser.QueryConfigTargetEx API への pyVmomi の呼び出しが、UnknownWsdlTypeError で失敗することがあります。

                • 物理サーバのリブランド時に、ESXi のハードウェア健全性モジュールでシステム イベント タイプの一部のセンサーのデコードが失敗することがあります。結果として、vSphere Client では、[監視] > [ハードウェアの健全性] で、システム イベント タイプのセンサーのステータスが「不明」と表示されます。

                • 仮想マシンで vmx.reboot.powerCycle の詳細設定を TRUE に設定した場合に、ゲスト OS が再起動を開始すると、仮想マシンはパワーオフしてからパワーオンします。ただし、vSphere vMotion を使用して移行しているときに電源の入れ直しを行うと、操作は失敗し、ソース ホストの仮想マシンが再びパワーオンしないことがあります。

                • UNIX ドメイン ソケット間の内部通信中にソケットにポーリングを行っている場合、ソケットで接続障害が発生すると、データ競合が発生することがあります。その結果、ESXi ホストが無効なメモリ領域にアクセスし、パープル スクリーンに #PF Exception 14 というメッセージと UserDuct_PollSize() や UserSocketLocalPoll() のようなエラーが表示されて操作が失敗することがあります。

                • 使用する環境内の ESXi ホスト上のハードウェア iSCSI アダプタが疑似 NIC を使用している場合、疑似 NIC にはプロファイルに必要な PCI アドレスとベンダー名がないため、このホストからホスト プロファイルを作成できないことがあります。

                • iscsi_vmk ドライバで発生した競合状態により、VMFS データストアで I/O 操作の停止や、ハートビートのタイムアウトが発生することがあります。その結果、一部の仮想マシンが応答しなくなることがあります。

                • ハードコーディングされた送信バッファと受信バッファのサイズが原因で、ソフトウェア iSCSI アダプタのスループットは制限されます(送信バッファでは 600 KB、受信バッファでは 256 KB)。その結果、iscsi_vmk アダプタのパフォーマンスは最適になりません。

                • 複数の NVIDIA vGPU 仮想マシンを同時にパワーオフした場合、一部のマルチインスタンス GPU (MIG) リソースが破棄されないことがあります。その結果、MIG リソースが残るため、以降に vGPU 仮想マシンをパワーオンすると失敗することがあります。

                • まれに、ストレージ フェイルオーバー中に NFSv4.1 サーバが一時的なエラーを返すと、操作が再開するまで、仮想マシンが 10 秒間応答しなくなることがあります。

                • まれに、パケットの完了が、元のポートまたはポートセットではなく別のポートセットで実行されたことが原因で、無効なポインタによってパケット リストを破損する可能性のあるループが発生することがあります。その結果、ESXi ホストで障害が発生し、パープル スクリーンが表示されることがあります。ログに、PF Exception 14 in world 61176327:nsx.cp.tx IP 0xxxxxx addr 0x3c のようなエラーが記録されます。

                • ESXi ホストの NUMA ノードのメモリは、複数の物理範囲から構成される場合があります。7.0 Update 3f より前の ESXi リリースでは、NumaNodeInfomemoryRangeBegin フィールドと memoryRangeLength フィールドのペアによって開始ホストの物理アドレスと NUMA ノード内の特定の範囲の長さが指定され、その他の範囲は無視されます。

                • HPP で 512e Software Emulated 4KN デバイスの高速パスを有効にしても、予期したとおりに機能しません。高速パスでは、低速パスの使用が必須となる Read-Modify-Write (R-M-W) が処理されないためです。4KN デバイスでの高速パスの使用はサポートされていません。

                • 1 TB を超える仮想ディスクを搭載した実行中の仮想マシンがある場合に、この仮想マシンからディスクのスナップショットを削除すると、仮想マシンが数秒間または数分間フリーズすることがあります。仮想マシンは最終的にリカバリされますが、仮想マシンのワークロードが停止する可能性があります。この問題が発生するのは、削除操作によってバックグラウンドでスナップショットの統合が発生し、遅延が発生するためです。この問題は、NFS などの低速なストレージで発生する可能性が高くなります。

                • DVFilter パケットが誤ってネットワーク ポートに転送され、パケット完了コードの実行に失敗することがあります。その結果、ESXi ホストが機能を停止し、パープル スクリーンにエラー PF Exception 14 Vmxnet3VMKDevTxCompleteOne E1000DevTxCompleteOneWork が表示されます。

                • まれに、DFW がパケット リストを正しくないポートセットに送信することがあります。その結果、VMkernel サービスが失敗し、仮想マシンの接続が切断されることがあります。vmkernel.log ファイルには、次のようなエラーが記録されます。
                  2021-09-27T04:29:53.170Z cpu84:xxxx)NetPort: 206: Failure: lockModel[0] vs psWorldState->lockModel[0] there is no portset lock holding.

                • vSphere 7.0 Update 2 以降では、HPP がローカルの NVMe および SCSI デバイスのデフォルト プラグインになり、ESX Native Multipathing Plug-in (NMP) が置き換えられます。ただし、環境によっては、NMP から HPP に変更すると、HPP から要求されるデバイスのプロパティの一部(表示名など)にアクセスできなくなることがあります。

                • ALUA ターゲットで LUN のターゲット ポート グループ ID (TPGID) を変更すると、SATP で使用されるキャッシュ内のデバイス ID 応答が適切に更新されないことがあります。その結果、ESXi の対応するデバイスに正しいパス状態が反映されないことがあります。

                • NVMe-SCSI 変換スタックを使用してシステムに NVMe デバイスを登録すると、すべてのパスの targetPortGroup および relativeTargetPortId のプロパティにコントローラ ID として 0 が取得されます。その結果、すべてのパスの tpgID が最初の記述子 (0) と一致するようになるため、RTPG コマンドを実行すると、名前空間のすべてのパスに対して同じ ALUA アクセス状態が返されます。

                • Active Directory サーバでファイル サービス管理者のパスワードが変更された場合、vSAN ファイル サービス ドメイン構成のパスワードが一致しなくなることがあります。パスワードが一致しない場合、またはアカウントがロックされている場合は、一部のファイル共有にアクセスできなくなることがあります。vSAN 健全性サービスにより、次の警告が表示されます。ファイル サービス:ファイル サーバが見つかりません

                • 障害後に ESXi ホストを再インストールすると、障害のあるインスタンスは再起動されないため、VMDK の古いバインドが VASA プロバイダおよび vSphere Virtual Volumes データストアにそのまま残ります。その結果、ホストを再インストールするときに、既存のバインドが原因で VMDK を削除できなくなります。これらの VMDK は時間とともに増加し、アイドル状態のストレージ容量を使用する可能性があります。

                • まれに、仮想マシンのシリアル デバイスで serial<N>.fileName プロパティと serial<N>.autodetect プロパティが、FALSE に設定されないことがあります。その結果、hostd サービスが繰り返し失敗します。

                • vSphere Client で、平均バンド幅、ピーク バンド幅、バースト サイズなどのトラフィック シェーピング オプションを 2147483 Kbps より大きい値に設定した場合、設定は保持されません。

                • ファイル記述子のデフォルト値が小さいため、ESXi 7.x へのアップグレード後に NAS 環境の VAAI で vSphere vMotion などの一部の機能が失敗することがあります。これは、同時に操作できる VMDK ファイルの数が不足しているためです。syslog.log ファイルの vaai-nas デーモン ログに、「Too many open files」などのエラーが記録されます。

                • まれに、シンプロビジョニングされた仮想マシンで書き込み I/O 要求とゲスト OS によってトリガされたマッピング解除操作が並列に実行されると、VMFS6 ボリュームでデッドロックが発生することがあります。その結果、このボリュームの仮想マシンが応答しなくなります。

                • メモリが 300 GB を超える仮想マシンで vSphere Storage vMotion 操作またはホット アド操作を行っているときに、切り替え時間が 2 分に近づいて、タイムアウト エラーが発生することがあります。

                • iSCSI アダプタにバインドされている VMkernel NIC を削除した後にポート バインドを削除しなかった場合、ESXi ホストの再起動後に、古いポート バインドによって問題が発生する可能性があります。起動中に、存在しない VMkernel NIC を iSCSI アダプタにバインドすると失敗し、起動中に iSCSI 構成をリストアできなくなります。その結果、再起動が完了した後、一部の LUN またはデータストアが表示されないことがあります。

                • ストレージのフェイルオーバー後、ESXi NFSv4.1 クライアントが NFS サーバを誤って別のエンティティとして識別し、リカバリをスキップすることがあります。その結果、NFSv4.1 データストアは アクセス不可状態のままになります。

                • 温度がしきい値を超えた場合など、NVMe デバイスが重大な警告を報告しても、ESXi NVMe コントローラがデバイスを登録せず、オフラインにすることがあります。

                • まれに、使用しているブロック キャッシュの量が予約済みキャッシュの量を超えると、vSAN ファイル サービスで予約問題が発生する場合があります。その結果、一部のファイル共有にアクセスできなくなり、健全性チェックで「VDFS デーモンが実行されていません」というエラーが表示されます。vdfsd-server ログに、次のようなエラーが記録されます。
                  PANIC: NOT_IMPLEMENTED bora/vdfs/core/VDFSPhysicalLog.cpp:621
                  PANIC: NOT_IMPLEMENTED bora/vdfs/core/VDFSPhysicalLog.cpp:626

                • まれに、OVF 形式にエクスポートされた仮想マシンの VMDK ファイルにアクセスできる ESXi ホストで、vCenter Server によってバックグラウンド検索クエリが実行された場合、ファイルが誤って変更されることがあります。その結果、仮想マシンをインポートできなくなります。

                • コンポーネントのロード問題により、JumpStart ツールを使用して vCenter Server システムで一連の要求ルールにマルチパス PSA 要求ルールを追加すると、失敗することがあります。

                • ALUA アレイに接続された ESXi サーバのクラスタ内の任意のサーバで制御されたシャットダウンまたは起動を実行すると、そのサーバがアクセスできるすべての LUN がアレイ上の 1 つのストレージ プロセッサにトレスパスすることがあります。結果として、LUN にアクセスする他の ESXi サーバのパフォーマンスが低下します。

                • まれに、ESXi ホストがメモリ プレッシャーの状態にある場合、PSA はメモリ割り当ての失敗を正常に処理しない場合があります。その結果、ESXi ホストが機能を停止し、パープル スクリーンに「#PF Exception 14 in world 2098026:SCSI path sc IP / SCSI path scan helpers」などのエラーが表示されることがあります。

                • スナップショットの削除操作中に実行中の仮想マシンが再起動する場合、スナップショットの統合中に仮想マシン ディスクが誤って再度開いて、閉じることがあります。その結果、仮想マシンが機能を停止することがあります。ただし、これはタイミングの問題であり、偶然に発生します。

                • デバイスの検出中に予約の競合が発生すると、ATS がサポート対象外として誤って報告されるため、ESXi が ATS ではなく SCSI-2 予約を使用することがあります。その結果、クラスタ VMDK のサポートが有効になっている VMFS6 データストアをマウントすると、ランダムに失敗することがあります。

                • 一部の操作を行うと、ホスト UUID が変更されることがあります。たとえば、ESXi ソフトウェアを再インストールしたり、クラスタ間でホストを移動したりすると、ホスト UUID が変更されることがあります。vSAN ファイル サービスのダウンタイム中にホストの UUID を変更すると、vSAN ファイル サービス サーバを起動できなくなります。

                • 既存のファイル共有を使用しない vSAN ファイル サービスを無効にすると、vSAN によってファイル サービス ドメインが削除されます。1 台のサーバの削除に失敗すると、プロセスが中断され、一部のメタデータが残る可能性があります。ファイル サービスを再度有効にすると、古いメタデータがあるために、ファイル サービスが予期したとおりに機能しないことがあります。

                • レポート ターゲット ポート グループ コマンドを実行すると、IMPLICIT TRANSITION TIME フィールドに誤った値が返されて、SCSI から NVMe への変換レイヤーが影響を受けることがあります。マルチ アプライアンスを移行する場合などに、一部のマルチパス ソフトウェア(PowerPath など)で正しい処理を実行するには、ALUA 移行時間が重要です。

                • ホストの再起動またはディスク グループの再マウントを行うと、サイズが小さい保留中のマッピング解除がブロックされることがあります。この保留中のマッピング解除によってログの輻輳が発生し、I/O 遅延が生じる可能性があります。

                • システムを ESXi 7.x に初めてアップグレードまたはアップデートした後に、連続するアップデート(別名、パッチ)を適用するたびに、データストア上の /productLocker ディレクトリのパスが切り詰められることがあります。たとえば、ESXi 7.x に適用する最初のパッチが 7.0 Update 2 から 7.0 Update 3 へのパッチである場合、/productLocker ディレクトリのパスは、本来は /vmfs/volumes/xxx/VMware-Tools/productLocker/ のようになります。ところが、7.0 Update 3 から 7.0 Update 3c へのパッチのような連続する各パッチでは、パスは /VMware-Tools/productLocker/ のようになります。

                • vSAN ストレッチ クラスタまたは 2 ノード クラスタでは、PFTT が 1、SFTT が 1 以上のオブジェクトに対してクォーラムの票が正しく分散されないことがあります。1 つのサイトで障害が発生し、アクティブ サイトの他のホストまたはディスクに障害が発生すると、オブジェクトがクォーラムを失い、アクセス不可になることがあります。

                • 新しいサイズが 512 バイトに整列されていない場合、オブジェクトのサイズ変更要求が失敗することがあります。この問題により、ESXi ホストが動作を停止し、パープル スクリーンが表示されることがあります。

                • 仮想マシンが再起動した場合などに、pktcap-uw ユーティリティが ESXi ホスト上のスイッチ構成を監視および検証するために使用する実行中の SSH セッションが終了しても、pktcap-uw ユーティリティがパケットの処理を続行することがあります。その結果、ユーティリティの CPU 使用率が通常よりも大きくなります。esxtop -a コマンドを使用して、CPU のパフォーマンスを追跡できます。

                • 7.0 Update 3 を実行している vCenter Server で、認定済みの NVMe デバイスに健全性チェックを行うと、次の警告が表示されることがあります。NVMe デバイスが VMware によって認定されていません。次の健全性チェックの警告が表示される場合もあります。NVMe デバイスが識別できません

                • ESXCLI コマンド hardware ipmi bmc get を実行しても、解析が正しく行われないため、BMC の IPv6 アドレスが返されません。

                • クラスタ ホストが監視ホストにアクセスできない場合、ストレッチ クラスタまたは 2 ノード クラスタで vSAN クラスタのシャットダウン ウィザードが失敗することがあります。この問題は、vSAN データ トラフィックと監視トラフィックが異なる vmknic を使用している場合に発生します。vSphere Client の vSAN サービス画面に次のエラー メッセージが表示されます。切断されたホストが編成 <監視の IP アドレス> 内に見つかりません。vCenter Server がクラスタにホストされている場合、シャットダウン中に vSphere Client が使用できなくなり、vCenter Server 仮想マシンが配置されている Host Client にエラー メッセージが表示されます。

                • vSphere Client でデータストアを右クリックして参照すると、vSphere Virtual Volumes データストア内の一部の仮想マシンでは、名前ではなく、UUID(naa.xxxx など)が表示されることがあります。この問題は、vSphere Virtual Volumes データストアに多数のコンテナと仮想マシンが含まれている大規模環境でまれに発生します。この問題が発生しても、vSphere Client での仮想マシンの操作、バックアップなど、仮想マシンの表示以外の機能に影響はありません。

                • まれに ESXi インフラストラクチャに問題が発生して VASA プロバイダの速度が低下したために、vSphere Virtual Volumes データストアにアクセスできなくなったり、ESXi ホストが応答しなくなったりすることがあります。

                • 環境によっては、ESXi ホストをシャットダウンしてもパワーオフされず、「このシステムは停止しました」というメッセージが画面に表示されることがあります。リセットまたは電源ボタンを使用して、安全に再起動することができます。

                • vmxnet3 デバイスのベース アドレス レジスタ (BAR) を拡張する LargeBAR 設定では、Uniform Passthrough (UPT) がサポートされています。ただし、UPT は ESX 7.0 Update 3 以降ではサポートされていません。vmxnet3 ドライバが 7.0 より前のバージョンにダウングレードされていて、LargeBAR の設定が有効になっている場合、仮想マシンの接続は切断されることがあります。

                • vmx.reboot.PowerCycle 構成パラメータが有効になっている仮想マシンから独立型読み取り専用ディスクをホット リムーブする場合、ESXi によって redo ログ ファイルが保存されます。このような仮想マシンがバックアップ プロキシ仮想マシンである場合、冗長な redo ログ ファイルが大量に記録されて、ストレージ容量を大量に使用することがあります。

                • まれに、ESXi ホストがリソース プール キャッシュからキャッシュされていないエントリにアクセスした場合、ホストが断続的に機能を停止し、「PF Exception 14」のパープル スクリーンとコア ダンプ ファイルが表示されることがあります。ダンプ ファイルに J3_DeleteTransaction モジュールおよび J6ProcessReplayTxnList モジュールのエラーが表示され、問題があることが示されます。

                • VMFS でまれな問題が発生し、オープンアクセス名前変更などの基本的なファイルシステム呼び出しで hostd サービス スレッドのロック競合率が高くなったり、デッドロックが発生したりする場合があります。その結果、ESXi ホストが応答しなくなります。

                • ESXi 7.x 以降、MD5 認証プロトコルは廃止されているため、ESXi SNMP エージェント構成で MD5 認証プロトコルが使用されている場合、ESXi 7.x へのアップグレードは失敗します。

                • ESXi 7.x では、リモート ホストのカンマ区切りリストとメッセージ送信の仕様を定義する Syslog.global.logHost パラメータ内のカンマの後に、スペースを使用することはできません。ESXi 7.x より前のバージョンでは、Syslog.global.logHost パラメータ内のカンマの後にスペースを使用することができます。その結果、ESXi 7.x へのアップグレードが失敗することがあります。

                • スナップショットで仮想マシンが実行されている仮想マシンに、読み取り I/O の最適化を目的とする確率的データ構造の Bloom フィルタの使用に関連する問題が発生したために、仮想マシンがスナップショットで実行されている場合、論理整合性ベースの I/O エラーが発生する可能性があります。この問題は限定されていて、スナップショットで SQL server を実行している場合のみ発生します。

                • シン ファイルのファイル ブロック割り当てをサポートするためにデータストアをスキャンするプロセスで問題が生じたために、特定の場合に CPU ロックアップが発生することがあります。その結果、ESXi ホストが機能を停止し、パープル スクリーンに次のようなエラーが表示されることがあります:PSOD - @BlueScreen: NMI

                • hostd サービスのログ ファイルに、非表示のタスクに対して「Task Created」および「Task Completed」というメッセージが異常に多く記録され、ログの保持時間が短縮されることがあります。 

                • vSphere Virtual Volumes データストアのプロトコル エンドポイントに対する SCSI コマンドが失敗すると、エンドポイントのステータスが「サポート対象外」になり、キャッシュされる可能性があります。その結果、そのプロトコル エンドポイントに対して次の SCSI コマンドを実行すると、0x5 0x20 などのエラー コードで失敗し、vSphere Virtual Volumes データストアへの読み取りおよび書き込み操作が失敗します。

                • ポート ダウン エラーなどの場合は、ESXi ホストと NVMe コントローラの接続が切断されても、一部の IO キューが引き続きアクティブなままになることがあります。

                • vSphere Replication を使用して仮想マシンをレプリケートする場合に、仮想マシン ディスクのサイズを 512 バイトに整列されていない値に引き上げると、仮想マシンはパワーオンできなくなります。

                • パラメータ ConfigSpec#numCPUs で定義した CPU の数が、仮想マシンの構成内のパラメータ ConfigSpec#numCoresPerSocket で定義されたソケットあたりのコア数の倍数でない場合、仮想マシンはパワーオンしません。

                • この問題は、locality=NoneHFT=0SFT=1、または SFT=2 のポリシーが設定されたストレッチ クラスタ内のホストに影響します。アクセシビリティの確保モードのホストをメンテナンス モードにすると、操作が長時間 100% のままになるか、60 分が経過して失敗することがあります。

                • ESXi ホストを 7.0 Update 2 にアップグレードした後に、vSAN パフォーマンス サービスが有効になっている場合、クラスタで vSAN ネットワーク遅延アラームが頻繁に発生することがあります。この遅延の結果には、ほとんどのアラームが vSAN プライマリ ノードによる発行と表示されます。

                • ESXi 7.0 Update 3c で NVMe over RDMA コントローラのデフォルトの管理キュー サイズが変更されたため、ESXi 7.0、7.0 Update 1、または 7.0 Update 2 から 7.0 Update 3c へのアップデートによって NVMe over RDMA ストレージがアクセス不可になることがあります。

                • まれに発生する競合状態により、コンテナ ポートがすでに保有しているロックを再取得する際に、コンテナ ポートのある仮想マシンがパワーオフ状態のとき、または vSphere vMotion を使用した移行時に ESXi ホストが動作を停止してパープル スクリーンが表示されることがあります。この問題は、ポート ID の重複が原因で発生します。

                • lpfc ドライバを 14.0.x.x にアップグレードした後、ESXi ホストから Unity ストレージ アレイにアクセスできなくなることがあります。ドライバ ログに、「protocol failure detected during processing of FCP I/O」や「rspInfo3 x2」などのエラーが記録されます。

                • LSI 関連ドライバの場合、ESXi サーバを起動するときに、ディスクを取り外して同じホスト上の別のスロットに接続すると、ディスクの場所の変更が vSphere Client に表示されるか、ESXCLI コマンド esxcli storage core device physical get -d を使用して表示できるようになるまでに長い時間がかかることがあります。この問題は、多数のディスク(150 以上)が接続されているドライバに固有の問題です。5 分以内に解決されます。

                • ESXi 7.0 Update 3f では、Intel-icen ドライバは Intel Icelake-D プラットフォームの E822/E823 NIC のネットワーク機能をサポートします。これらのデバイスでは、ENS(拡張ネットワーク スタック)および RDMA 機能はサポートされません。

                • ESXi 7.0 Update 3f は Intel-ne1000 ドライバをアップグレードして、Intel Rocket Lake-S プラットフォームなどの新しいサーバ モデルに必要な Intel I219-LM デバイスをサポートします。ハードウェア DMA の既知の問題により、I219 デバイスの TCP セグメンテーション オフロードは無効になります。

                • 非常にまれに発生する null ポインタ エラーの問題が原因で、IBM FlashSystem V9000 アレイ上の ESXi ホストが機能を停止し、パープル スクリーンに「#PF Exception 14 in world 2098414:CqWorld IP 0xxxxx addr 0xxxx」などのエラーが表示されることがあります。

                • vSphere FT の無効化またはサスペンドを実行すると、仮想マシンが一時的に接続を失い、ping やネットワーク トラフィックに応答しなくなることがあります。仮想マシンへの ping は、20 秒などの短期間で連続してタイムアウトになることがあります。

                • ページ共有の増加や、仮想マシンまたは ESXi ホスト レベルでのラージ ページの使用の無効化など、特定の状況下で、Windows VBS が有効な仮想マシンの CPU 使用率が最大で 100% に達することがあります。

              ESXi-7.0U3sf-20036586-standard
              プロファイル名 ESXi-7.0U3sf-20036586-standard
              ビルド ビルドの詳細については、「本リリースに含まれるパッチ」を参照してください。
              ベンダー VMware, Inc.
              リリース日 2022 年 7 月 12 日
              許容レベル PartnerSupported
              影響を受けるハードウェア 該当なし
              影響を受けるソフトウェア 該当なし
              影響のある VIB
              • VMware_bootbank_native-misc-drivers_7.0.3-0.45.20036586
              • VMware_bootbank_bmcal_7.0.3-0.45.20036586
              • VMware_bootbank_esx-ui_1.43.8-19798623
              • VMware_bootbank_vsanhealth_7.0.3-0.45.20036586
              • VMware_bootbank_esxio-combiner_7.0.3-0.45.20036586
              • VMware_bootbank_esx-xserver_7.0.3-0.45.20036586
              • VMware_bootbank_trx_7.0.3-0.45.20036586
              • VMware_bootbank_esx-dvfilter-generic-fastpath_7.0.3-0.45.20036586
              • VMware_bootbank_vdfs_7.0.3-0.45.20036586
              • VMware_bootbank_vsan_7.0.3-0.45.20036586
              • VMware_bootbank_cpu-microcode_7.0.3-0.45.20036586
              • VMware_bootbank_esx-base_7.0.3-0.45.20036586
              • VMware_bootbank_gc_7.0.3-0.45.20036586
              • VMware_bootbank_crx_7.0.3-0.45.20036586
              • VMware_bootbank_esx-update_7.0.3-0.45.20036586
              • VMware_bootbank_loadesx_7.0.3-0.45.20036586
              • VMware_locker_tools-light_12.0.0.19345655-20036586
              修正されたパッチ リリース

              2920287、2946147、2946217、2946222、2946671、2946863、2947156、2951864、2951866、2972147、2972151、2816546

              関連する CVE 番号

              CVE-2004-0230、CVE-2020-7451、CVE-2015-2923、CVE-2015-5358、CVE-2013-3077、CVE-2015-1414、CVE-2018-6918、CVE-2020-7469、CVE-2019-5611、CVE-2020-7457、CVE-2018-6916、CVE-2019-5608、CVE-2022-23816、CVE-2022-23825、CVE-2022-28693、CVE-2022-29901

              • このパッチでは、以下の問題がアップデートされています。
                  • Expat XML パーサーはバージョン 2.4.7 にアップデートされました。
                  • SQLite データベースはバージョン 3.37.2 にアップデートされました。
                  • cURL ライブラリはバージョン 7.81.0 にアップデートされました。
                  • OpenSSL パッケージはバージョン openssl-1.0.2ze にアップデートされました。
                  • ESXi userworld libxml2 ライブラリはバージョン 2.9.14 にアップデートされました。
                  • Python パッケージが 3.8.13 にアップデートされました。
                  • zlib ライブラリが 1.2.12 にアップデートされました。
                  • このリリースでは CVE-2004-0230 が解決されています。VMware は、この問題の重要度について、最大 CVSSv3 基本スコアが 3.7 の低い重要度範囲にあると評価しています。
                  • このリリースでは CVE-2020-7451 が解決されています。VMware は、この問題の重要度について、最大 CVSSv3 基本スコアが 5.3 の中程度の重要度範囲にあると評価しています。
                  • このリリースでは CVE-2015-2923 が解決されています。VMware は、この問題の重要度について、最大 CVSSv3 基本スコアが 6.5 の中程度の重要度範囲にあると評価しています。
                  • このリリースでは CVE-2015-5358 が解決されています。VMware は、この問題の重要度について、最大 CVSSv3 基本スコアが 6.5 の中程度の重要度範囲にあると評価しています。
                  • このリリースでは CVE-2013-3077 が解決されています。VMware は、この問題の重要度について、最大 CVSSv3 基本スコアが 7.0 の高い重要度範囲にあると評価しています。
                  • このリリースでは CVE-2015-1414 が解決されています。VMware は、この問題の重要度について、最大 CVSSv3 基本スコアが 7.5 の高い重要度範囲にあると評価しています。  
                  • このリリースでは CVE-2018-6918 が解決されています。VMware は、この問題の重要度について、最大 CVSSv3 基本スコアが 7.5 の高い重要度範囲にあると評価しています。
                  • このリリースでは CVE-2020-7469 が解決されています。VMware は、この問題の重要度について、最大 CVSSv3 基本スコアが 7.5 の高い重要度範囲にあると評価しています。
                  • このリリースでは CVE-2019-5611 が解決されています。VMware は、この問題の重要度について、最大 CVSSv3 基本スコアが 7.5 の高い重要度範囲にあると評価しています。 
                  • このリリースでは CVE-2020-7457 が解決されています。VMware は、この問題の重要度について、最大 CVSSv3 基本スコアが 7.8 の高い重要度範囲にあると評価しています。 
                  • このリリースでは CVE-2018-6916 が解決されています。VMware は、この問題の重要度について、最大 CVSSv3 基本スコアが 8.1 の高い重要度範囲にあると評価しています。
                  • このリリースでは CVE-2019-5608 が解決されています。VMware は、この問題の重要度について、最大 CVSSv3 基本スコアが 8.1 の高い重要度範囲にあると評価しています。
                • このリリースでは CVE-2022-23816、CVE-2022-23825、CVE-2022-28693、および CVE-2022-29901 が解決されています。これらの脆弱性と VMware 製品が受ける影響の詳細については、VMSA-2022-0020 を参照してください。

              ESXi-7.0U3sf-20036586-no-tools
              プロファイル名 ESXi-7.0U3sf-20036586-no-tools
              ビルド ビルドの詳細については、「本リリースに含まれるパッチ」を参照してください。
              ベンダー VMware, Inc.
              リリース日 2022 年 7 月 12 日
              許容レベル PartnerSupported
              影響を受けるハードウェア 該当なし
              影響を受けるソフトウェア 該当なし
              影響のある VIB
              • VMware_bootbank_native-misc-drivers_7.0.3-0.45.20036586
              • VMware_bootbank_bmcal_7.0.3-0.45.20036586
              • VMware_bootbank_esx-ui_1.43.8-19798623
              • VMware_bootbank_vsanhealth_7.0.3-0.45.20036586
              • VMware_bootbank_esxio-combiner_7.0.3-0.45.20036586
              • VMware_bootbank_esx-xserver_7.0.3-0.45.20036586
              • VMware_bootbank_trx_7.0.3-0.45.20036586
              • VMware_bootbank_esx-dvfilter-generic-fastpath_7.0.3-0.45.20036586
              • VMware_bootbank_vdfs_7.0.3-0.45.20036586
              • VMware_bootbank_vsan_7.0.3-0.45.20036586
              • VMware_bootbank_cpu-microcode_7.0.3-0.45.20036586
              • VMware_bootbank_esx-base_7.0.3-0.45.20036586
              • VMware_bootbank_gc_7.0.3-0.45.20036586
              • VMware_bootbank_crx_7.0.3-0.45.20036586
              • VMware_bootbank_esx-update_7.0.3-0.45.20036586
              • VMware_bootbank_loadesx_7.0.3-0.45.20036586
              修正されたパッチ リリース 2920287、2946147、2946217、2946222、2946671、2946863、2947156、2951864、2951866、2972147、2972151、2816546
              関連する CVE 番号 CVE-2004-0230、CVE-2020-7451、CVE-2015-2923、CVE-2015-5358、CVE-2013-3077、CVE-2015-1414、CVE-2018-6918、CVE-2020-7469、CVE-2019-5611、CVE-2020-7457、CVE-2018-6916、CVE-2019-5608、CVE-2022-23816、CVE-2022-23825、CVE-2022-28693、CVE-2022-29901
              • このパッチでは、以下の問題がアップデートされています。
                  • Expat XML パーサーはバージョン 2.4.7 にアップデートされました。
                  • SQLite データベースはバージョン 3.37.2 にアップデートされました。
                  • cURL ライブラリはバージョン 7.81.0 にアップデートされました。
                  • OpenSSL パッケージはバージョン openssl-1.0.2ze にアップデートされました。
                  • ESXi userworld libxml2 ライブラリはバージョン 2.9.14 にアップデートされました。
                  • Python パッケージが 3.8.13 にアップデートされました。
                  • zlib ライブラリが 1.2.12 にアップデートされました。
                  • このリリースでは CVE-2004-0230 が解決されています。VMware は、この問題の重要度について、最大 CVSSv3 基本スコアが 3.7 の低い重要度範囲にあると評価しています。
                  • このリリースでは CVE-2020-7451 が解決されています。VMware は、この問題の重要度について、最大 CVSSv3 基本スコアが 5.3 の中程度の重要度範囲にあると評価しています。
                  • このリリースでは CVE-2015-2923 が解決されています。VMware は、この問題の重要度について、最大 CVSSv3 基本スコアが 6.5 の中程度の重要度範囲にあると評価しています。
                  • このリリースでは CVE-2015-5358 が解決されています。VMware は、この問題の重要度について、最大 CVSSv3 基本スコアが 6.5 の中程度の重要度範囲にあると評価しています。
                  • このリリースでは CVE-2013-3077 が解決されています。VMware は、この問題の重要度について、最大 CVSSv3 基本スコアが 7.0 の高い重要度範囲にあると評価しています。
                  • このリリースでは CVE-2015-1414 が解決されています。VMware は、この問題の重要度について、最大 CVSSv3 基本スコアが 7.5 の高い重要度範囲にあると評価しています。  
                  • このリリースでは CVE-2018-6918 が解決されています。VMware は、この問題の重要度について、最大 CVSSv3 基本スコアが 7.5 の高い重要度範囲にあると評価しています。
                  • このリリースでは CVE-2020-7469 が解決されています。VMware は、この問題の重要度について、最大 CVSSv3 基本スコアが 7.5 の高い重要度範囲にあると評価しています。
                  • このリリースでは CVE-2019-5611 が解決されています。VMware は、この問題の重要度について、最大 CVSSv3 基本スコアが 7.5 の高い重要度範囲にあると評価しています。 
                  • このリリースでは CVE-2020-7457 が解決されています。VMware は、この問題の重要度について、最大 CVSSv3 基本スコアが 7.8 の高い重要度範囲にあると評価しています。 
                  • このリリースでは CVE-2018-6916 が解決されています。VMware は、この問題の重要度について、最大 CVSSv3 基本スコアが 8.1 の高い重要度範囲にあると評価しています。
                  • このリリースでは CVE-2019-5608 が解決されています。VMware は、この問題の重要度について、最大 CVSSv3 基本スコアが 8.1 の高い重要度範囲にあると評価しています。
                • このリリースでは CVE-2022-23816、CVE-2022-23825、CVE-2022-28693、および CVE-2022-29901 が解決されています。これらの脆弱性と VMware 製品が受ける影響の詳細については、VMSA-2022-0020 を参照してください。

              ESXi イメージ - ESXi70U3f-20036589
              名前 ESXi
              バージョン ESXi70U3f-20036589
              リリース日 2022 年 7 月 12 日
              カテゴリ バグ修正
              影響を受けるコンポーネント
              • ESXi コンポーネント - コア ESXi VIB
              • ESXi のインストール/アップグレード コンポーネント
              • VMware ESXi 向け Broadcom NetXtreme-E ネットワークおよび ROCE/RDMA ドライバ
              • Intel(R) E810 アダプタ用ネットワーク ドライバ
              • Intel(R) X722 および E810 ベース RDMA アダプタ用ネットワーク ドライバ
              • VMware ネイティブ iSER ドライバ
              • FC アダプタ用 Broadcom Emulex Connectivity Division lpfc ドライバ
              • LSI NATIVE DRIVERS LSU 管理プラグイン
              • Intel PRO/1000 ファミリ アダプタ用ネットワーク ドライバ
              • USB ドライバ
              修正されたパッチ リリース 

              2916848、2817702、2937074、2957732、2984134、2944807、2985369、2907963、2949801、2984245、2911320、2915911、2990593、2992648、2905357、2980176、2974472、2974376、2972059、2973031、2967359、2860126、2878245、2876044、2968157、2960242、2970238、2966270、2966783、2963328、2939395、2966362、2946550、2958543、2966628、2961584、2911056、2965235、2952427、2963401、2965146、2963038、2963479、2949375、2961033、2958926、2839515、2951139、2878224、2954320、2952432、2961346、2857932、2960949、2960882、2957966、2929443、2956080、2959293、2944919、2948800、2928789、2957769、2928268、2957062、2792139、2934102、2953709、2950686、2953488、2949446、2955016、2953217、2956030、2949902、2944894、2944521、2911363、2952205、2894093、2910856、2953754、2949777、2925733、2951234、2915979、2904241、2935355、2941263、2912661、2891231、2928202、2928268、2867146、2244126、2912330、2898858、2906297、2912213、2910340、2745800、2912182、2941274、2912230、2699748、2882789、2869031、2913017、2864375、2929821、2957673、2921564、2925133、2965277、2980176

              関連する CVE 番号 該当なし
                ESXi イメージ - ESXi70U3sf-20036586
                名前 ESXi
                バージョン ESXi70U3sf-20036586
                リリース日 2022 年 7 月 12 日
                カテゴリ セキュリティ
                影響を受けるコンポーネント
                • ESXi コンポーネント - コア ESXi VIB
                • ESXi のインストール/アップグレード コンポーネント
                • VMware-VM-Tools
                修正されたパッチ リリース  2920287、2946147、2946217、2946222、2946671、2946863、2947156、2951864、2951866、2972147、2972151
                関連する CVE 番号 CVE-2004-0230、CVE-2020-7451、CVE-2015-2923、CVE-2015-5358、CVE-2013-3077、CVE-2015-1414、CVE-2018-6918、CVE-2020-7469、CVE-2019-5611、CVE-2020-7457、CVE-2018-6916、CVE-2019-5608、CVE-2022-23816、CVE-2022-23825、CVE-2022-28693、CVE-2022-29901

                  既知の問題

                  既知の問題には、次のトピックが含まれます。

                  vSphere Client の問題
                  • vSphere Client で BIOS メーカーが「--」と表示される

                    vSphere Client で ESXi ホストを選択し、[構成] > [ハードウェア] > [ファームウェア] に移動すると、BIOS のメーカー名ではなく、-- が表示されます。

                    回避策:詳細については、VMware ナレッジベースの記事 KB88937 を参照してください。

                  その他の問題
                  • ESXi ホストから仮想マシンへの USB デバイス パススルーが失敗することがある

                    VMkernel によって USB モデム デバイスが複数のインターフェイスを同時に要求し、仮想マシンへのデバイス パススルーをブロックすることがあります。
                    回避策:VMkernel からの NET インターフェイスを無視して、USB モデムによる仮想マシンへのパススルーを許可するには、ESXi ホストに USB.quirks の詳細構成を適用する必要があります。構成は 次の 3 つの方法で適用できます。

                    1. ESXi シェルにアクセスして、次のコマンドを実行します。esxcli system settings advanced set -o /USB/quirks -s 0xvvvv:0xpppp:0:0xffff:UQ_NET_IGNORE | |- Device Product ID |------- Device Vendor ID
                      たとえば、Gemalto M2M GmbH Zoom 4625 モデム (vid:pid/1e2d:005b) の場合は、次のコマンドを実行します。
                      esxcli system settings advanced set -o /USB/quirks -s 0x1e2d:0x005b:0:0xffff:UQ_NET_IGNORE
                      ESXi ホストを再起動します。
                    2. vSphere Client または vSphere Web Client から詳細構成を行い、ESXi ホストを再起動します。
                    3. ホスト プロファイルを使用して、詳細構成を適用します。

                    手順の詳細については、VMware ナレッジベースの記事 KB80416 を参照してください。

                  以前のリリースからの既知の問題

                  以前からの既知の問題のリストを表示するには、ここをクリックします。

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