VMware ESXi 7.0 Update 3o | 2023 年 9 月 28 日 | ビルド 22348816

これらのリリース ノートへの追加や更新を確認してください。

重要:ソース システムに、バージョンが ESXi 7.0 Update 2 ~ Update 3c のホストと Intel 製ドライバが含まれている場合は、ESXi 7.0 Update 3o にアップグレードする前に、「VMware vCenter Server 7.0 Update 3c リリース ノート」の「新機能」セクションを参照してください。このセクションのすべての内容は vSphere 7.0 Update 3o にも適用されます。また、関連する次の VMware ナレッジベースの記事も参照してください:KB86447KB87258、および KB87308。 

新機能

  • ESXi 7.0 Update 3o では、次を含む複数のサーバ用の vSphere Quick Boot のサポートが追加されています。 

    • Dell

      • PowerEdge XR4510c

      • PowerEdge XR4520c

      • PowerEdge XR5610

      • PowerEdge XR7620

      • PowerEdge XR8620t

      • R6615 vSAN Ready Node

      • R7615 vSAN Ready Node

      • VxRail VD-4510c

      • VxRail VD-4520c

    • Lenovo

      • ThinkSystem SR635 V3

      • ThinkSystem SR645 V3

      • ThinkSystem ST650 V3

      • ThinkSystem SR655 V3

    • HPE

      • Alletra 4120

      • Cray XD220v

      • ProLiant DL320 Gen11

      • ProLiant DL380a Gen11

      • ProLiant DL560 Gen11

      • ProLiant ML110 Gen11

      • ProLiant DL360 Gen11

      • ProLiant DL380 Gen11

      • ProLiant ML350 Gen11

  • ESXi 7.0 Update 3o では、次を含む複数のドライバ用の vSphere Quick Boot のサポートが追加されています。 

    • Intel 社

      • QuickAssist テクノロジー (QAT)

      • 動的ロード バランサ (DLB) 

    • Cisco

      • NENIC_ENS

    サポート対象のサーバとドライバの完全な一覧については、「VMware 互換性ガイド」を参照してください。

ESXi 7.0 の旧リリース

ESXi の新機能、解決した問題、および既知の問題については、各リリースのリリース ノートに記載されています。ESXi 7.0 の旧リリース ノート

利用可能な言語、互換性、オープン ソース コンポーネントについては「VMware vSphere 7.0 リリース ノート」を参照してください。

製品サポートに関する注意事項

組織単位 (OU) 名のスペースのサポート:ESXi 7.0 Update 3o では、vSAN ファイル サービスで組織単位 (OU) 名のスペースがサポートされます。

本リリースに含まれるパッチ

ESXi 7.0 Update 3o のこのリリースでは、次のパッチが提供されます。

ビルドの詳細

ダウンロード ファイル名

VMware-ESXi-7.0U3o-22348816-depot.zip

ビルド

22348816

ダウンロード サイズ

574.5 MB

md5sum

2dc3fe97405d94a12c3a7b14570e24c1

sha256checksum:

42594bd42b9cf2f7d002780d8fee9062a61567a9f3f1a0675726a6f29075d607

ホストの再起動が必要

はい

仮想マシンの移行またはシャットダウンが必要

はい

コンポーネント

コンポーネント

通知

カテゴリ

重要度

ESXi コンポーネント - コア ESXi VIB

ESXi_7.0.3-0.105.22348816

バグ修正

最重要

ESXi のインストール/アップグレード コンポーネント

esx-update_7.0.3-0.105.22348816

バグ修正

最重要

VMware ネイティブ AHCI ドライバ

VMware-ahci_2.0.11-2vmw.703.0.105.22348816

バグ修正

最重要

SMARTPQI LSU 管理プラグイン

Microchip-smartpqiv2-plugin_1.0.0-9vmw.703.0.105.22348816

バグ修正

最重要

不揮発性メモリ コントローラ ドライバ

VMware-NVMe-PCIe_1.2.3.16-3vmw.703.0.105.22348816

バグ修正

最重要

Avago (LSI) ネイティブ 12 Gbps SAS MPT ドライバ

Broadcom-lsi-msgpt3_17.00.12.00-2vmw.703.0.105.22348816

バグ修正

最重要

VMD テクノロジーを使用する Intel NVME ドライバ

Intel-Volume-Mgmt-Device_2.7.0.1157-3vmw.703.0.105.22348816

バグ修正

最重要

ESXi コンポーネント - コア ESXi VIB

ESXi_7.0.3-0.100.22348808

セキュリティ

重大

ESXi のインストール/アップグレード コンポーネント

esx-update_7.0.3-0.100.22348808

セキュリティ

重大

ESXi Tools コンポーネント

VMware-VM-Tools_12.2.6.22229486-22348808

セキュリティ

重大

重要

  • vSphere 7.0 以降では、VIB をパッケージ化するためのコンポーネントとともにパッチが使用されます。ESXi esx-update のパッチは、相互に依存しています。ホストにパッチを適用する際の障害を回避するために、両方を 1 台の ESXi ホスト パッチ ベースラインに含めるか、ベースラインにロールアップ パッチを含めてください。

  • ESXi 7.0 Update 2 より前のバージョンの VMware Update Manager を使用して ESXi ホストにパッチを適用する場合は、パッチ ベースラインでロールアップ パッチを使用することを強く推奨します。ロールアップ パッチを使用できない場合は、パッチ ベースラインに次のパッケージがすべて含まれていることを確認してください。次のパッケージがベースラインに含まれていない場合、アップデート操作は失敗します。

    • VMware-vmkusb_0.1-1vmw.701.0.0.16850804 以降

    • VMware-vmkata_0.1-1vmw.701.0.0.16850804 以降

    • VMware-vmkfcoe_1.0.0.2-1vmw.701.0.0.16850804 以降

    • VMware-NVMeoF-RDMA_1.0.1.2-1vmw.701.0.0.16850804 以降

ロールアップ パッチ

このロールアップ パッチには、ESXi 7.0 の初回リリース以降のすべての修正が入っている最新の VIB が含まれています。

パッチ ID

カテゴリ

重要度

詳細

ESXi70U3o-22348816

バグ修正

最重要

セキュリティとバグ修正

ESXi70U3so-22348808

セキュリティ

重大

セキュリティのみ

イメージ プロファイル

VMware のパッチおよびアップデート リリースには、一般的なイメージ プロファイルおよび重要なイメージ プロファイルが含まれています。一般的なリリース イメージ プロファイルは、新しいバグ修正に適用されます。

イメージ プロファイルの名前

ESXi-7.0U3o-22348816-standard

ESXi-7.0U3o-22348816-no-tools

ESXi-7.0U3so-22348808-standard

ESXi-7.0U3so-22348808-no-tools

ESXi イメージ

名称とバージョン

リリース日

カテゴリ

詳細

ESXi7.0U3o - 22348816

2023 年 9 月 28 日

バグ修正

セキュリティとバグ修正のイメージ

ESXi7.0U3so - 22348808

2023 年 9 月 28 日

セキュリティ

セキュリティのみのイメージ

各コンポーネントとパッチについては、「製品パッチ」ページおよび「解決した問題」セクションを参照してください。

パッチ ダウンロードおよびインストール

vSphere 7.x では、vSphere Update Manager の管理に使用される Update Manager プラグインが Lifecycle Manager プラグインに置き換えられます。vSphere Update Manager による管理のための操作は Lifecycle Manager プラグインでも引き続き使用でき、それに vSphere Lifecycle Manager の新機能が加わります。

通常、ESXi 7.x ホストにパッチを適用するときは vSphere Lifecycle Manager を使用します。詳細については、「vSphere Lifecycle Manager について」および「vSphere Lifecycle Manager ベースラインとイメージ」を参照してください。

Lifecycle Manager プラグインを使用せず、代わりにイメージ プロファイルを使用して、ESXi ホストをアップデートすることもできます。これを行うには、オフラインのパッチ バンドルの ZIP ファイルを VMware Customer Connect から手動でダウンロードする必要があります。詳細については、「ESXi パッチおよび更新プログラムの ZIP ファイルのダウンロード方法」、「ESXCLI コマンドを使用した、ホストのアップグレード」、および『VMware ESXi のアップグレード』ガイドを参照してください。

解決した問題

解決された問題は次のようにグループ化されています。

ESXi_7.0.3-0.105.22348816

パッチのカテゴリ

バグ修正

パッチの重要度

最重要

ホストの再起動が必要

はい

仮想マシンの移行またはシャットダウンが必要

はい

影響を受けるハードウェア

該当なし

影響を受けるソフトウェア

該当なし

含まれている影響を受ける VIB

  • VMware_bootbank_gc_7.0.3-0.105.22348816

  • VMware_bootbank_native-misc-drivers_7.0.3-0.105.22348816

  • VMware_bootbank_vsanhealth_7.0.3-0.105.22348816

  • VMware_bootbank_crx_7.0.3-0.105.22348816

  • VMware_bootbank_esx-xserver_7.0.3-0.105.22348816

  • VMware_bootbank_vdfs_7.0.3-0.105.22348816

  • VMware_bootbank_cpu-microcode_7.0.3-0.105.22348816

  • VMware_bootbank_esx-base_7.0.3-0.105.22348816

  • VMware_bootbank_vsan_7.0.3-0.105.22348816

  • VMware_bootbank_esxio-combiner_7.0.3-0.105.22348816

  • VMware_bootbank_esx-ui_2.11.2-21988676

  • VMware_bootbank_bmcal_7.0.3-0.105.22348816

  • VMware_bootbank_esx-dvfilter-generic-fastpath_7.0.3-0.105.22348816

  • VMware_bootbank_trx_7.0.3-0.105.22348816

修正されたパッチ リリース

3244098、3216958、3245763、3242021、3246132、3253205、3256804、3239170、3251981、3215370、3117615、3248478、3252676、3235496、3238026、3236064、3224739、3224306、3223755、3216958、3233958、3185125、3219264、3221620、3218835、3185560、3221099、3211625、3221860、3228586、3224604、3223539、3222601、3217258、3213041、3216522、3221591、3216389、3220004、3217633、3216548、3216449、3156666、3181574、3180746、3155476、3211807、3154090、3184008、3183519、3183519、3209853、3100552、3187846、3113263、3176350、3185827、3095511、3184425、3186351、3186367、3154090、3158524、3181601、3180391、3180283、3184608、3181774、3155476、3163361、3182978、3184368、3160456、3164575、3181901、3184871、3166818、3157195、3164355、3163271、3112194、3161690、3261925、3178589、3178721、3162963、3168950、3159168、3158491、3158866、3096769、3165374、3122037、3098760、3164439、3161473、3162790、3100030、3096974、3161473、3165651、3083007、3118240、3151076、3118402、3160480、3156627、3158531、3162499、3158512、3053430、3153395、3117615、3099192、3158508、3115870、3119834、3158220、3110401、2625439、3099357、3152811、3108979、3120165

CVE 番号

該当なし

ESXi と esx-update のパッチは、相互に依存しています。ホストにパッチを適用する際の障害を回避するために、両方を 1 台の ESXi ホスト パッチ ベースラインに含めるか、ベースラインにロールアップ パッチを含めてください。

次の問題を解決するために、gc, native-misc-drivers, vsanhealth, crx, esx-xserver, vdfs, cpu-microcode, esx-base, vsan, esxio-combiner, esx-ui, bmcal, esx-dvfilter-generic-fastpath および trx VIB を更新しています。

  • PR 3253205:固定 IPv6 ゲートウェイが 18 時間以内に消失する

    vSphere 環境で固定 IPv6 ゲートウェイ アドレスを構成すると、タイムアウトが原因で、対象のゲートウェイが 18 時間以内に消失する場合があります。

    本リリースで、この問題は修正されました。この修正により、固定ゲートウェイの既存のタイムアウトが削除されます。

  • PR 3272532:vmnic で速度を [自動] から [全二重] に変更すると、速度が [半二重] と表示される

    有効な Cisco Discovery Protocol (CDP) を使用する環境でのデュプレックス TLV の解析中に、長さのチェックが失敗することがあります。その結果、ピア デバイスの物理 NIC で速度を 自動 から 全二重 に変更すると、ネイバー情報欄の TLV に、実際のデュプレックス値ではなくデフォルト値の [半二重] と表示されます。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 3251981:NFSv4.1 ファイルにデータが含まれていても、データがないと表示されることがある

    書き込み専用アクセス権で既存の NFSv4.1 ファイルを開く場合、何らかの理由で NFS クライアントが読み取り専用アクセス権で同じファイルを再度開くと、ファイルが空ではないにもかかわらず、クライアントの読み取り操作でデータが返されないことがあります。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 3116601:ESXi ホストで vSAN VMkernel アダプタのデフォルト ゲートウェイを上書きすると、ホスト上の vSphere HA エージェントがアクセス不能と表示される

    ESXi ホストで vSAN VMkernel アダプタのデフォルト ゲートウェイを上書きすると、vSphere HA によって ESX ホストにデプロイされるエージェントであるフォルト ドメイン マネージャ (FDM) が、Internet Control Message Protocol (ICMP) の ping の受信を停止することがあります。その結果、FDM が、ホスト上の vSphere HA エージェントが他のホストの一部の管理ネットワーク アドレスにアクセスできないことを示す誤ったクラスタ アラームを発行することがあります。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 3251801:Intel Ice Lake CPU 搭載の 6.7.x ESXi ホストで vSphere vMotion 操作を実行すると、msg.checkpoint.cpucheck.fail が発生して失敗する

    ESXi 6.7.x を実行している Intel Ice Lake CPU 搭載ホストで、vSphere Client または VMware Hybrid Cloud Extension (HCX) を使用して vSphere vMotion 操作を実行すると、msg.checkpoint.cpucheck.fail などのエラーが発生して失敗します。vSphere Client の場合は、移動先のホストで cpuid.PSFD がサポートされていないことを示すメッセージが表示されます。HCX の場合は、A general system error occurred: vMotion failed: などのレポートが表示されます。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 3224739:ドロップ済みの Syslog メッセージのアラームが表示される

    vSphere システムのネットワーク スループットがログ メッセージの生成速度に合致していない場合、リモート Syslog サーバに送信されるログ メッセージの一部がドロップすることがあります。その結果、vSphere Client で、Triggered Alarm タイプのホスト エラーが表示され、ログに ALERT: vmsyslog logger xxxx:514 lost yyyy log messages などの警告が記録されます。

    本リリースで、この問題は修正されました。この修正により、ログ サービスのネットワーク ログ パフォーマンスが向上し、消失するログ メッセージの数が減少します。

  • PR 3247027:vSphere vMotion による NVIDIA 仮想 GPU (vGPU) 仮想マシンの移行中に障害が発生すると、移動先の ESXi ホストが機能を停止し、パープル スクリーンが表示されることがある

    非常にまれに、vSphere vMotion による vGPU 仮想マシンの移行中に何らかの障害が発生すると、特定の内部操作の進行中に vMotion 操作が失敗としてマークされます。その結果、移動先の ESXi ホストが機能を停止し、パープル スクリーンが表示されることがあります。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 3095511:SFCB サービスが断続的に失敗し、複数の ESXi ホストに「sfcb-vmware_bas-zdump」ファイルが生成される

    非常にまれに、初期化されていない変数に SFCB サービスがアクセスすると、サービスが失敗し、sfcb-vmware_bas-zdump.000 などのダンプ ファイルが生成されることがあります。この問題は、初期化されていない変数にアクセスすると、SFCB プロセスがヒープの割り当てを超えるまでメモリを要求し続ける場合があることが原因です。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 3256804:NSX オーバーレイ ネットワークで vSAN ファイル サービスを実行すると、フェイルオーバー後にファイル サーバの接続が失われる

    vSAN ファイル サービスが NSX オーバーレイ ネットワーク上で実行されている場合、このファイル サーバは、あるエージェント仮想マシンから別のエージェント仮想マシンにフェイルオーバーした後に、接続が失われることがあります。ファイル サーバは、Active Directory (AD) 未使用から AD 使用へとファイル サービス ドメインを再構成する場合、または vSAN がファイル サーバ、ファイル共有、AD サーバのいずれかで異常な動作を検出した場合に、フェイルオーバーすることがあります。フェイルオーバー後にファイル サーバの接続が失われると、ファイル サービス クライアントがファイル共有にアクセスできません。次の健全性に関する警告が報告されることがあります。

    One or more DNS servers is not reachable.

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 3217633:オーケストレーション ホスト上の vSAN 管理サービスが、vCenter Server の再起動中に正常に動作しない

    この問題は、vCenter Server がデプロイされている vSAN クラスタで発生する可能性があります。複数のクラスタのシャットダウン操作を実行する場合、オーケストレーション ホストの /etc/vmware/vsan/vsanperf.conf ファイルに、次の管理仮想マシンの 2 つのバージョンが含まれることがあります。vc_vm_moIdvc_vm_moid。これらの構成オプションは互いに競合し、vSAN 管理サービスの誤動作を引き起こす可能性があります。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 3224306:ESXi Syslog 設定の syslog.global.logDir を変更するとき、syslog.global.logDirUnique がアクティブな場合に、logdir パスの下に 2 つのレベルの <hostname> サブディレクトリが表示されることがある

    ESXi ホストを 7.0 Update 3c 以降にアップグレードした後、Syslog 設定 syslog.global.logDir を変更し、syslog.global.logDirUnique 設定が有効であると、ホストの logdir パスの下に 2 つのレベルの <hostname> サブディレクトリが表示されることがあります。syslog.global.logDirUnique 設定は、同じ NFS ディレクトリが複数の ESXi ホストによって Syslog.global.LogDir として構成されている場合に便利です。これは、logdir の下に ESXi ホストの名前のサブディレクトリを作成するためです。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 3223755:ESXi Syslog デーモンで、ネットワーク接続におけるドロップのリストア後に、構成済みの SSL リモート Syslog サーバへのログ転送を再開できない

    SSL リモート Syslog サーバの接続が一時的に失われてからリストアされると、ESXi Syslog デーモンがログの転送を再開できない場合があります。転送を再開にするにはサービスを再起動する必要があります。この問題は、ESXi Syslog デーモンが SSL リモート Syslog サーバへの接続をリストアする際に、処理されない例外が原因で発生します。

    本リリースで、この問題は修正されました。この修正により、処理されないすべての例外に対する汎用の検知が追加されています。

  • PR 3185536:vCenter Server を 7.0 Update 3 にアップグレードした後に、vSAN クラスタ修正エラーが発生する

    vCenter Server をバージョン 6.5.x から 7.0 Update 3 にアップグレードし、vSAN クラスタを再構成すると、vSAN クラスタ修正がトリガされますが、失敗する場合があります。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 3110401:明示的な輻輳通知 (ECN) 設定が ESXi ホストの再起動後に維持されない

    RFC 3168 で指定された ECN を使用すると、TCP 送信者は転送速度を低減してパケット ドロップを回避できます。この設定はデフォルトで有効になっています。ただし、デフォルト設定を変更するか、ECN を手動で無効にすると、ホストの再起動後に ESXi 構成に対する変更が維持されないことがあります。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 3153395:更新時に、一部の動的ファイアウォール ルールが維持されず、vSAN iSCSI ターゲット サービスが失敗することがある

    esxcli network firewall refresh コマンドを頻繁に実行すると、競合状態が発生し、更新またはロード時に一部の動的ファイアウォール ルールが削除される場合があります。その結果、vSAN iSCSI ターゲット デーモンなど、iSCSI プロトコルを使用して vSAN ストレージを提供する一部のサービスが失敗することがあります。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 3096769:マッピング解除が有効になっている vSAN クラスタで仮想マシン I/O 操作の遅延が大きい

    この問題は、マッピング解除が有効になっている vSAN クラスタに影響があります。LSOM でマッピング解除を処理しているときに問題が発生すると、ログの輻輳が発生します。ログの輻輳は、仮想マシンの I/O 遅延が大きくなる原因となります。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 3163361:ESXi ホストを再起動すると、[監査レコードのストレージ容量] のパラメータが維持されない

    ESXi ホストを再起動すると、以前の変更に関係なく、監査レコードのストレージ容量 のパラメータがデフォルト値の 4 MiB にリストアされます。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 3162496:Internet Control Message Protocol (ICMP) がアクティブでない場合、vSphere 8.0 以降へのアップグレード後、ESXi ホストの再起動に時間がかかることがある

    環境内の NFS サーバで ICMP がアクティブでない場合は、システムを vSphere 8.0 以降にアップグレードすると、NFS データストアのリストア操作が失敗するため、ESXi ホストの再起動が完了するまでに 1 時間かかることがあります。NFS では vmkping ユーティリティを使用して、マウント操作を実行する前に NFS サーバの到達可能な IP アドレスを特定します。ICMP がアクティブでない場合は、マウント操作が失敗します。

    本リリースで、この問題は修正されました。ICMP プロトコルに対する依存関係を削除して到達可能な IP アドレスを検出するため、この修正によりソケット API が追加され、特定の NFS サーバ上の IP アドレスが使用可能になります。

  • PR 3220004:ESXi ホストのメモリに負荷がかかっている場合、VBS が有効な Windows 仮想マシンが機能を停止し、ブルー スクリーンが表示されることがある

    スナップショットの削除やディスクの統合など、メモリ負荷の高い操作の間に、仮想化ベースのセキュリティ (VBS) を有効にした Windows 仮想マシンで断続的に動作を停止し、ブルー スクリーンが表示されることがあります。BSOD の署名は次のとおりです。

    DRIVER_VERIFIER_DMA_VIOLATION (e6)

    An illegal DMA operation was attempted by a driver being verified.

    Arguments:

    Arg1: 0000000000000026, IOMMU detected DMA violation.

    Arg2: 0000000000000000, Device Object of faulting device.

    Arg3: xxxxxxxxxxxxxxxx, Faulting information (usually faulting physical address).

    Arg4: 0000000000000008, Fault type (hardware specific).

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 3162905:メモリが停止した場合、ESXi ホストが断続的に vCenter Server から切断されることがある

    まれに、何らかの原因でメモリが不足したというアラートにより vCenter Server がアクティブなビットマップの割り当てまたは転送に失敗すると、hostd サービスが繰り返し失敗し、ホストを vCenter Server に再接続できないことがあります。

    本リリースで、この問題は修正されました。この修正により、上記のような場合には hostd サービスの障害ではなくエラーが表示されます。

  • PR 3108979:ログ バッファの制限が原因で、ESXi パッチおよび ESXi アップグレード タスクのステージングが無期限に応答しなくなることがある

    大きな文字列またはログが python ログ バッファの制限である 16 K を超えると、ロガーは応答しなくなります。その結果、vSphere Client を使用してホストの ESXi パッチをステージングすると、ESXi でステージング タスクを完了するプロセスが無期限に応答しなくなることがあります。タスクがタイムアウトになり、エラーが報告されます。この問題は、パッチ ベースラインを使用して ESXi ホストを修正する場合にも発生します。

    本リリースで、この問題は修正されました。この修正により、大きな入力文字列がより小さなチャンクに分割されて、ログに記録されます。

  • PR 3219264:メンテナンス モードまたはディスクの廃止に対する vSAN の事前チェックで、アクセシビリティが失われる可能性のあるオブジェクトが一覧表示されない

    この問題は、コンポーネントを再同期しているオブジェクトに影響します。一部のコンポーネントは、削除されるデバイスまたはメンテナンス モードになるデバイスに存在しています。[アクションなし (No-Action)] オプションを使用して事前チェックを実行すると、事前チェックでオブジェクトが正しく評価されず、inaccessibleObjects リストで報告されません。

    本リリースで、この問題は修正されました。事前チェックで、影響を受けるすべてのオブジェクトが inaccessibleObjects リストに含まれるようになりました。

  • PR 3186545:脆弱性スキャンで vCenter Server ポート 9084 および 9087 に対する HTTP TRACE メソッドに脆弱性があると報告される場合がある

    一部のサードパーティ製ツールの脆弱性スキャンでは、vCenter Server ポート 9084 および 9087 に対する HTTP TRACE メソッドに脆弱性があると報告される場合があります。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 3221591:ターゲットの障害からのリカバリ後に ESXi NVMe/TCP イニシエータがパスのリカバリに失敗する

    NVMe/TCP のターゲットが障害からリカバリした際に、ESXi がパスをリカバリできません。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 3186351:ESXi ホストの再起動後、ポートグループで NIC チーミング、セキュリティ、またはトラフィック シェーピング ポリシーの上書きフラグが予期せずに有効になる

    場合によっては、ネットワーク構成が ESXi ConfigStore に存続せず、ESXi ホストの再起動後にポートグループで NIC チーミング、セキュリティ、またはトラフィック シェーピング ポリシーの上書きフラグが予期せずに有効になることがあります。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 3162790:サードパーティの CIM プロバイダのインストール中に sfcb デーモンが失敗し、コア ダンプが生成されることがある

    たとえば、Dell OpenManage Server Administrator などのサードパーティの CIM プロバイダのインストール中、sfcb デーモンが CIM プロバイダを登録するときに、すでに解放されているメモリにアクセスを試行して失敗し、コア ダンプが生成されることがあります。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 3157195:ESX ホストがパープル スクリーンを表示して機能を停止し、次のエラーが表示される:NMI IPI: Panic requested by another PCPU

    リソース プール キャッシュは、VMFS ボリュームに対応するリソース クラスタを格納する、VMFS 固有のボリューム レベル キャッシュです。優先順位の高いクラスタの検索中、キャッシュ フラッシャ ワークフローはキャッシュされたリソース クラスタの大規模なリストを反復処理します。これにより、物理 CPU がロックアップする可能性があります。その結果、ESX ホストが機能を停止し、パープル スクリーンが表示されることがあります。logDump ファイルに、次のようなエラーが記録されます。

    ^[[7m2022-10-22T07:56:47.322Z cpu13:2101160)WARNING: Heartbeat: 827: PCPU 0 didn't have a heartbeat for 7 seconds, timeout is 14, 1 IPIs sent; *may* be locked up.^[[0m^

    [[31;1m2022-10-22T07:56:47.322Z cpu0:2110633)ALERT: NMI: 710: NMI IPI: RIPOFF(base):RBP:CS

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 3230493:ターゲットの vSphere Replication サーバがアクティブでないときに差分同期を実行すると、Windows 仮想マシンが応答しなくなることがある

    差分同期時にターゲットの vSphere Replication サーバがアクティブでない場合は、同期プロセスが完了できず、Windows 仮想マシンが応答しなくなります。

    本リリースで、この問題は修正されました。この修正により、vSphere Replication サーバがアクティブでないときは差分同期ジョブが開始されなくなります。

  • PR 3122037:ESXi ConfigStore データベースに空きがなくなり、書き込みに失敗する

    ESXi ConfigStore データベースからブロック デバイスに関連する状態データが時間内に削除されず、容量不足状態になる場合があります。その結果、ConfigStore への書き込み操作が失敗するようになります。バックトレースに次のようなログが記録されます。

    2022-12-19T03:51:42.733Z cpu53:26745174)WARNING: VisorFSRam: 203: Cannot extend visorfs file /etc/vmware/configstore/current-store-1-journal because its ramdisk (configstore) is full

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 3246132:NTP サーバとの同期が失敗した後、ESXi ホストでシステム クロック のドリフトが発生する

    何らかの理由で NTP サーバと ESXi ホスト間の接続が遅延している場合、ESXi ホストのシステム クロックにドリフトが発生することがあります。vsish コマンド vsish -e get /system/ntpclock/clockData を実行すると、adjtime フィールドに大きな負の値が表示されることがあります。例:

    NTP clock data {  
    ...  adjtime() (usec):-309237290312 <<<<<<  
    ...
    }

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 3185560:仮想マシン ディスクのホット拡張後、vSphere Virtual Volumes データストア上のスワップ ファイルを使用した仮想マシンの vSphere vMotion 操作が断続的に失敗する

    vSphere Virtual Volumes データストア上のスワップ ファイルを使用した仮想マシンの vSphere vMotion 操作は、次の状況で失敗することがあります:

    ESXi ホスト A で実行されている仮想マシンが ESXi ホスト B に移行された後、仮想マシン ディスクがホット拡張され、仮想マシンが ESXi ホスト A に戻される。この問題は、スワップ仮想ボリュームに関する統計情報が古いために発生します。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 3236207:データストアがアクセス不能と表示されるため、vCenter Server システムから NFS v3 データストアをアンマウントできない

    vSphere Client または ESXCLI を使用して vCenter Server システムから NFSv3 データストアをアンマウントしているときに、データストアがアクセス不能と表示されるか、「Unable to Refresh」エラーが表示されることがあります。この問題が起きるのは、NFS がマウントの詳細情報を ConfigStore から削除する前に hostd キャッシュが更新され、まれに競合状態が発生した場合です。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 3236064:データストア数が多い ESXi ホストでは、vSphere Lifecycle Manager を使用したコンプライアンス スキャンまたは修正スキャンに時間がかかることがある

    vSphere Lifecycle Manager を使用するコンプライアンス スキャンまたは修正スキャンには、ESXi ホストに接続されているすべてのボリューム、それらの空き容量、バージョン、その他の詳細情報を一覧表示する、アップグレードの事前チェックが含まれています。ホストに多数のデータストアが接続されており、各データストアの容量が大きい場合は、事前チェックに時間がかかることがあります。この時間は、クラスタまたはホストに接続されているベースラインの数に応じて増加します。

    本リリースで、この問題は修正されました。問題がすでに発生している場合は、修正スキャンまたはコンプライアンス スキャンの実行中に、接続されているデータストアを切断し、操作が完了したらデータストアを再接続します。

  • PR 3245763:vSphere vMotion 操作の実行中に、分散ファイアウォール (DFW) が有効なターゲット ESXi ホストが機能を停止し、パープル スクリーンが表示されることがある

    vSphere vMotion 操作のターゲット ホストで DFW が有効になっている場合、まれに競合状態が発生してホストが機能を停止し、パープル スクリーンが表示されることがあります。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 3158866:論理ボリューム マネージャ (LVM) チェックにより、VMFS ボリュームの拡張中に仮想マシンが応答しなくなることがある

    LVM プローブ中に VMFS ボリュームの拡張操作が実行され、その VMFS パーティション バッキング サイズなどのボリューム属性が更新されると、VMFS ボリュームの現在のサイズがディスク上の LVM メタデータと一致しなくなることがあります。その結果、LVM はこのようなボリュームをオフラインとしてマークし、そのボリューム上の仮想マシンは応答しなくなります。

    本リリースで、この問題は修正されました。この修正により、デバイス属性の更新が高速化されるように入出力制御 (IOCTL) が向上し、このような状況が回避されます。

  • PR 3152717:vCenter Server 7.0 Update 3j 以降へのアップグレード後に、vSphere Auto Deploy ワークフローが失敗することがある

    リバース プロキシ構成環境でのネットワークの問題が原因で、vCenter Server 7.0 Update 3j 以降へのアップグレード後に、vSphere Auto Deploy ワークフローが失敗することがあります。ESXi 管理コンソールと /var/log/vmware/rbd/rbd-cgi.log file に HTTP クライアント エラーが表示されます。

    本リリースで、この問題は修正されました。この修正により、リバース プロキシ構成環境で Auto Deploy ワークフローが正常に実行されるようになります。

  • PR 3185125:sched.nodeX.affinity を使用している場合、ゲスト OS の仮想 SLIT テーブルがポピュレートされない

    仮想 NUMA ノードのアフィニティを指定すると、vSLIT テーブルがポピュレートされず、vmware.log に次のエラーが表示されることがあります。 vSLIT: NumaGetLatencyInfo failed with status: 195887107.

    この問題は、ノードのアフィニティを次のように設定したときに発生します。

    numa.slit.enable = "TRUE"

    sched.node0.affinity = 0

    sched.node1.affinity = 1

    ...sched.nodeN.affinity = N

    本リリースで、この問題は修正されました。この問題がすでに発生している場合は、ノードのアフィニティではなく、関連付けられた NUMA ノードの物理 CPU に対する仮想 CPU アフィニティを指定します。

    例:

    numa.slit.enable = "TRUE"

    sched.vcpu0.affinity = "0-7"

    sched.vcpu1.affinity = "0-7"

    ...sched.vcpuN.affinity = "Y-Z"

  • PR 3181774:CBT が有効な FCD を CBT が無効な仮想マシンに接続してもエラーが表示されない

    変更ブロックのトラッキング (CBT) を有効にした First Class Disk (FCD) を、CBT が無効な仮想マシンに接続すると、詳細なエラーはスローされませんが、操作を有効にできません。バックトレースに「InvalidState」などのエラー メッセージが表示されることがあります。これは一般的なエラー メッセージで、問題の詳細は示されません。

    本リリースで、この問題は修正されました。この修正により、エラー メッセージ「Cannot attach a CBT enabled fcd: {path} to CBT disabled VM.」が hostd サービスのログに追加され、タスクのステータス メッセージが vSphere Client に追加されます。

  • PR 3185827:SNMP が有効になっていない場合でも、/var/spool の下にある SNMP ディレクトリにトラップ ファイルが表示される

    たとえば、ESXi のホストの再起動後に hostd サービスが起動した後、/var/spool の下に SNMP ディレクトリが作成され、このディレクトリに多数の .trp ファイルが表示されることがあります。

    本リリースで、この問題は修正されました。この修正により、ディレクトリ /var/spool/snmp は SNMP が有効な場合にのみ作成されるようになりました。

  • PR 3082867:レプリケートされた仮想マシンを ESXi ホストに移行した後に、そのホストが機能を停止し、パープル スクリーンが表示されることがある

    環境によっては、レプリケートされた仮想マシンを特定の ESXi ホストに移行する場合の完全同期時に、一部の SCSI WRITE コマンドが、転送マップの最後を超えたアドレス範囲をターゲットとする場合があります。その結果、ESXi ホストでが機能を停止し、パープル スクリーンと次のようなバックトレースが表示されることがあります。

    #0 DLM_free (msp=0x43238f2c9cc0, mem=mem@entry=0x43238f6db860, allowTrim=allowTrim@entry=1 '\001') at bora/vmkernel/main/dlmalloc.c:4924

    #1 0x000041802a151e01 in Heap_Free (heap=0x43238f2c9000, mem=<optimized out>) at bora/vmkernel/main/heap.c:4217

    #2 0x000041802a3b0fa1 in BitVector_Free (heap=<optimized out>, bv=<optimized out>) at bora/vmkernel/util/bitvector.c:94

    #3 0x000041802b9f4f3f in HbrBitmapFree (bitmap=<optimized out>) at bora/modules/vmkernel/hbr_filter/hbr_bitmap.c:91

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 3162499:NSX 管理対象ワークロードの仮想マシンへのサービス挿入中に、一部の仮想マシンが断続的に応答しなくなり、仮想デバイスがリセットされる場合がある

    NSX 管理対象ワークロードの仮想マシンへのサービス挿入中に、スイッチポートから別のスイッチポートへの入力チェーンによりパケット リストが再挿入されることがあります。この場合、送信元のスイッチポートが入力チェーンの実際の portID に対応しなくなるため、仮想デバイスが送信されたフレームの完了状態を取得しません。その結果、サービス挿入タスクを実行すると、ネットワーク接続の問題が原因で一部の仮想マシンが断続的に応答しなくなることがあります。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 3219441:ESXi Host Client のブラウザ コンソールを使用してゲスト OS にキーを送信できない

    ESXi Host Client で仮想マシンのブラウザ コンソールを開き、ゲスト OS] > [キーの送信 の順に進んでキー入力(Ctrl + Alt + Delete キーなど)を選択しても、選択内容がゲスト OS に送信されません。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 3209853:プラットフォームの遅延により、Windows 仮想マシンが機能を停止し、ブルー スクリーンに署名 0x5c が表示されることがある

    Windows タイマー コードやプラットフォームの遅延(ストレージやネットワークの遅延など)に関する複合的な要因で Windows 仮想マシンが機能を停止し、ブルー スクリーンに次の署名が表示されることがあります。

    HAL_INITIALIZATION_FAILED (0x5c) (これは HAL の初期化に失敗したことを示します。)

    Arguments:

    Arg1: 0000000000000115, HAL_TIMER_INITIALIZATION_FAILURE

    Arg2: fffff7ea800153e0, Timer address

    Arg3: 00000000000014da, Delta in QPC units (delta to program the timer with)

    Arg4: ffffffffc0000001, invalid status code (STATUS_UNSUCCESSFUL)

    このようなプラットフォームの遅延が原因で、Windows の HPET タイマーによって実行されたチェックが失敗し、問題が発生する場合があります。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 3178109:vSphere Lifecycle Manager のコンプライアンス チェックが失敗し、「操作の実行中に不明なエラーが発生しました」というメッセージが表示される

    ESXi の基本イメージには、OEM アドオンでパッケージ化された上位バージョンの非同期ドライバ コンポーネントによって上書きされることがある、ドライバ コンポーネントが含まれています。このようなコンポーネントがホスト上で手動で削除されると、vSphere Lifecycle Manager のコンプライアンス チェックが予期せずに失敗することがあります。vSphere Client には、Host status is unknownAn unknown error occurred while performing the operation などのエラーが表示されます。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 3180634:AMD CPU で特定の仮想マシンがネストされていると、そのパフォーマンスが低下することがある

    AMD CPU で仮想化ベースのセキュリティ (VBS) を搭載した Windows などのオペレーティング システムの仮想マシンがネストされていると、パフォーマンスの低下、タイムアウト、応答不能などが発生することがあります。これは、AMD の Rapid Virtualization Indexing (RVI)(ネストしたページ テーブル (NPT) とも呼ばれる)の仮想化に関する問題が原因です。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 3223539:NVMe デバイスの障害が原因で、ESXi ホストの再起動後に一部の vmnic が表示されないことがある

    接続フェーズ中に NVMe デバイスに問題が発生した場合、NVMe ドライバは NVMe コントローラを無効にして、ハードウェア キュー リソースをリセットします。デバイスを再接続すると、ハードウェアとドライバのキュー ポインタが一致せず、NVMe デバイスで IOMMU 障害が発生し、これが原因でメモリの破損や vmkdevmgr サービスの障害が発生することがあります。その結果、ネットワークに一部の vmnic が表示されません。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 3218835:vSphere Fault Tolerance を無効にするか、サスペンドすると、仮想マシンが約 10 秒間応答しなくなることがある

    vSphere Fault Tolerance を無効にするか、サスペンドすると、一部の仮想マシンでは vSphere Fault Tolerance のリソースを解放するのに 10 秒ほどかかることがあります。その結果、これらの仮想マシンは、ネットワーク要求やコンソール操作に一時的に応答しなくなります。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 3181901:ESXi ホストが応答しなくなり、ホストをメンテナンス モードにしたり、そのホストから仮想マシンを移行したりできなくなる

    ESXi ホストに接続されている VMFS ボリューム上のメタデータの非同期読み取りにより、ホスト上の他のスレッドとの間に競合状態が発生し、ホストが応答しなくなることがあります。その結果、ホストをメンテナンス モードにしたり、そのホストから仮想マシンを移行したりすることができなくなります。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 3156666:長さが 60 バイト未満のパケットがドロップされることがある

    ESXi ホストは、60 バイト未満のパケットにゼロ以外の無効なバイトを追加することがあります。結果として、そのような無効なバイトが含まれたパケットはドロップされます。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 3180283:最近ホットアドされたメモリを使用する仮想マシンを移行すると、ESXi ホストが繰り返し機能を停止し、パープル スクリーンが表示されることがある

    移行後、メモリのホットプラグ モジュールがターゲット ホスト上の仮想マシンの NUMA メモリ レイアウトを再計算するときに競合状態が発生するため、ESXi ホストが繰り返し機能を停止し、パープル スクリーンが表示されることがあります。次のようなエラーがバックトレースに記録されます。

    0x452900262cf0:[0x4200138fee8b]PanicvPanicInt@vmkernel#nover+0x327 stack: 0x452900262dc8, 0x4302f6c06508, 0x4200138fee8b, 0x420013df1300, 0x452900262cf0  0x452900262dc0:[0x4200138ff43d]Panic_WithBacktrace@vmkernel#nover+0x56 stack: 0x452900262e30, 0x452900262de0, 0x452900262e40, 0x452900262df0, 0x3e7514  0x452900262e30:[0x4200138fbb90]NMI_Interrupt@vmkernel#nover+0x561 stack: 0x0, 0xf48, 0x0, 0x0, 0x0  0x452900262f00:[0x420013953392]IDTNMIWork@vmkernel#nover+0x7f stack: 0x420049800000, 0x4200139546dd, 0x0, 0x452900262fd0, 0x0  0x452900262f20:[0x4200139546dc]Int2_NMI@vmkernel#nover+0x19 stack: 0x0, 0x42001394e068, 0xf50, 0xf50, 0x0  0x452900262f40:[0x42001394e067]gate_entry@vmkernel#nover+0x68 stack: 0x0, 0x43207bc02088, 0xd, 0x0, 0x43207bc02088  0x45397b61bd30:[0x420013be7514]NUMASched_PageNum2PhysicalDomain@vmkernel#nover+0x58 stack: 0x1, 0x420013be34c3, 0x45396f79f000, 0x1, 0x100005cf757  0x45397b61bd50:[0x420013be34c2]NUMASched_UpdateAllocStats@vmkernel#nover+0x4b stack: 0x100005cf757, 0x0, 0x0, 0x4200139b36d9, 0x0  0x45397b61bd80:[0x4200139b36d8]VmMem_NodeStatsSub@vmkernel#nover+0x59 stack: 0x39, 0x45396f79f000, 0xbce0dbf, 0x100005cf757, 0x0  0x45397b61bdc0:[0x4200139b4372]VmMem_FreePageNoBackmap@vmkernel#nover+0x8b stack: 0x465ec0001be0, 0xa, 0x465ec18748b0, 0x420014e7685f, 0x465ec14437d0

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 3100552:ESXi の起動が 5 分後にタイムアウトになり、自動的にホストが再起動する

    ESXi の最初の起動中に VMware ESXi のロード中 という進行状況バーが表示され、ブートローダーがすべての起動モジュールをロードするのに合計で 5 分以上かかる場合は、次の起動フェーズに進む前にホスト ファームウェアが起動プロセスをタイムアウトにして、システムをリセットします。

    本リリースで、この問題は修正されました。ESXi 7.0 Update 3o では、ESXi ブートローダーが起動モジュールをロードするたびに 5 分間のタイムアウトをリセットします。

  • PR 3184368:SCSI LUN の永続名が設定されないことがある

    SCSI-3 準拠デバイスの永続名プロパティは、T10 および SMI 標準で定義されている重要な製品データ (VPD) の 80h および 83h ページから取得されます。永続名をポピュレートするために、ESXi ではまず、デバイスでサポートされている VPD ページのリストを取得する照会コマンドを送信します。次に、ESXi は、サポートされている全 VPD ページのデータを取得するコマンドを発行します。ターゲット アレイの問題により、not supported というエラーを表示して、デバイスがリスト内のページの VPD ページ データを取得するコマンドに失敗することがあります。その結果、ESXi がデバイスの永続名プロパティをポピュレートできなくなります。

    本リリースで、この問題は修正されました。この修正により、永続名の生成に VPD ページ データが必要ない場合、VPD ページ データを取得するコマンドのエラーが無視されます。ただし、80h ページと 83h ページのデータを取得するコマンドのエラーは除きます。

  • PR 3184425:ESXi ホスト上で VXLAN Tunnel End Point (VTEP) のポート スキャンを実行すると、接続が断続的に失われることがある

    ESXi ホスト上で VTEP のポート スキャンを実行すると、接続が断続的に失われることがありますが、これは次の条件下でのみ発生します。

    1. 環境内に多数の VTEP がある

    2. すべての VTEP が同じ IP サブネット内にある

    3. アップストリーム スイッチが Cisco ACI である

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 3156627:実行中の仮想マシンで仮想ディスクのモードを変更すると、仮想マシンが機能を停止することがある

    VMware Host Client を使用して、実行中の仮想マシンのディスク モードを(たとえば、[独立型: 読み取り専用] から [依存型] または [独立型: 通常] に)編集すると、操作が失敗し、仮想マシンが機能を停止することがあります。vmware.log には次のようなエラーが記録されます。

    msg.disk.notConfigured2] Failed to configure disk 'scsi0:4'. The virtual machine cannot be powered on with an unconfigured disk.

    [msg.checkpoint.continuesync.error] An operation required the virtual machine to quiesce and the virtual machine was unable to continue running.

    本リリースで、この問題は修正されました。この修正により、VMware Host Client を使用した、実行中の仮想マシン上の [独立型: 読み取り専用] ディスクでのモードの変更がブロックされます。vSphere Client では、すでにこのような操作はブロックされています。

  • PR 3164477:VMware Skyline Health Diagnostics で vSAN メモリ プールに関する警告が複数表示される

    vSAN メモリ プールによっては、空きヒープ メモリ推定ロジックで実際より多いメモリ ヒープが考慮され、メモリ不足の警告がトリガされることがあります。その結果、Skyline Health の [物理ディスク] セクションで、多くのホストに対して健全性に関する警告 Memory pools (heap) が表示されます。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 3168950:TCP/IP ヒープ領域が十分でないため VMware NSX-T Data Center のインストール中に ESXi ホストが機能を停止し、パープル スクリーンが表示される

    VMware NSX-T Data Center にはネット スタックが複数あるため、デフォルトの TCP/IP ヒープ領域ではインストールを実行するのに十分でない場合があります。その結果、ESXi ホストが機能を停止し、パープル スクリーンが表示されることがあります。

    本リリースで、この問題は修正されました。この修正により、デフォルトの TcpipHeapSize 設定が 0 MB から 8 MB に、最大サイズが 32 MB から 128 MB に増加されました。vSphere Client で ホストおよびクラスタ] > [構成] > [システム] > [システムの詳細設定] > [TcpipHeapSize にアクセスすることで、TcpipHeapSize の値を変更できます。VMware NSX-T Data Center を使用する vCenter Server システムでは、この値を 128 MB に設定してください。

  • PR 3096974:I/O フィルタでまれに発生する競合状態が原因で、ESXi ホストが処理を停止し、パープル スクリーンが表示される場合がある

    仮想マシンで I/O フィルタを使用している ESXi ホストは、まれに競合状態が原因で処理がランダムに停止し、パープル スクリーンと #DF Exception 8 IP 0x42002c54b19f SP 0x453a9e8c2000 などのエラーが表示されることがあります。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 3112194:execInstalledOnly 設定が原因で、ESXi ホストで Spherelet の起動に失敗することがある

    execInstalledOnly 設定は、アプリケーションや vmkernel モジュールなどのバイナリの実行を制限するランタイム パラメータです。これにより、セキュリティに加え、違反や侵害に対する保護が強化されます。一部の execInstalledOnly セキュリティ チェックは、Kubernetes 制御プレーンの拡張機能として機能する ESXi UserWorld エージェントである Spherelet に干渉し、すべてのファイルがインストールされていても開始できない場合があります。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 3115870:ベンダー パッケージのインストールを同時実行した場合に VMware VIB のインストールが失敗することがある

    JetStream Software、Microsoft、VMware など、各種のベンダーの更新パッケージをインストールする際に、複数のクライアントが同じ PatchManager API を呼び出し、競合状態になることがあります。その結果、VMware インストール パッケージ (VIB) のインストールに失敗することがあります。ログでは、vim.fault.PlatformConfigFault のようなエラーが確認できます。これは、ESXi ホストの構成に関して何らかのエラーが発生したことを示す汎用的なエラーです。vSphere Client に、次のようなメッセージが表示されます:An error occurred during host configuration

    本リリースで、この問題は修正されました。今回の修正では、実際の問題を認識してインストールを再試行できるように、TaskInProgress 警告を返すようになりました。従来の PlatformConfigFault は返されません。

  • PR 3164439:一部のアプリケーションで、ESXi のファイル ハンドルが多すぎてパフォーマンスが低下する場合がある

    非常にまれに、NVIDIA 仮想 GPU (vGPU) などのアプリケーションが非常に多くのファイル ハンドルを使用した結果、ESXi が他のサービスや仮想マシンの処理に失敗することがあります。これにより、一部のノードで GPU が非表示になる、GPU メモリがゼロと報告される、パフォーマンスが低下するなどの問題が発生することがあります。

    本リリースで、この問題は修正されました。今回の修正により、vGPU 仮想マシンが使用できるファイル ハンドルの数が減少しています。

  • PR 3162963:同じクラスタ内の 2 台の ESXi ホストで、同一の VMFS ボリュームに対してボリュームの拡張操作と更新操作を並行して実行すると、対象の VMFS ボリュームがオフラインになることがある

    vCenter Server クラスタ内の ESXi ホストで VMFS ボリュームの拡張操作が進行している間に、別のホストでユーザーまたは vCenter Server が同じ VMFS ボリュームの容量の更新操作を開始すると、操作の対象としたボリュームがオフラインになることがあります。この問題は、デバイスの再スキャン中にディスクのボリューム メタデータに記録されるデバイス サイズと、デバイスの再スキャンが完了しないと更新されない、ホスト上のプラグイン可能なストレージ アーキテクチャ (PSA) レイヤーのデバイス サイズの値が一致しないことが原因で発生します。

    本リリースで、この問題は修正されました。今回の修正により、ボリューム マネージャ コードの回復性が向上し、デバイスの属性が連続的に更新されるようになったほか、vCenter Server によりデバイス サイズの不一致が報告された場合には、デバイス サイズを再度比較するようになりました。

  • PR 3161690:環境内で ESXi ホストの CPU 使用率が断続的に上昇することがある

    仮想マシンのパワーオフ コマンドがコールバック機能と競合する場合、まれに競合状態が発生することで、アップグレード後などに ESXi ホストの CPU 使用率が上昇することがあります。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 3165374:ESXi ホストが TCP TIME_WAIT 中に応答しなくなり、機能を停止して、パープル スクリーンが表示されることがある

    グローバル TCP pcbinfo ロックの競合が原因で、TCP スロー タイマーが TIME_WAIT の接続のリストに対処し、期限切れの接続を閉じている間に、TCP 入力処理が枯渇することがあります。その結果、TCP TIME_WAIT ソケットのクリーンアップ中に、VMkernel が機能を停止し、パープル スクリーンと、Spin count exceeded - possible deadlock エラーが表示されることがあります。バックトレースは、tcp_slowtimo()tcp_twstart() などの tcpip 関数を指します。

    本リリースで、この問題は修正されました。この修正により、TIME_WAIT の接続リストを保護し、期限切れになった接続を閉じるときにのみ TCP pcbinfo ロックを取得するための新しいグローバル ロックが追加されます。

  • PR 3166818:同じ NFS サーバ IP アドレスを使用するマウント ポイントのいずれかがエラーを返すと、VAAI-NAS がすべてのマウント ポイントをサポート対象外としてマークする場合がある

    VAAI-NAS ベンダー プラグインを使用すると、ESXi ホスト上の複数のファイル システムが同じ NFS サーバ IP アドレスを使用してデータストアを作成します。特定の NAS プロバイダで、startSession 呼び出し中にマウントの 1 つが VIX_E_OBJECT_NOT_FOUND (25) エラーを返すと、同じ NFS サーバ IP アドレスを使用するすべてのファイル システムのハードウェア アクセラレーションがサポート対象外になる場合があります。この問題は、ESXi ホストが NFS サーバにディレクトリをマウントしたものの、そのディレクトリが、その NFS サーバから移動されているなどの理由で、startSession 呼び出し時に使用できない場合に発生します。

    本リリースで、この問題は修正されました。この修正により、VAAI-NAS が、エラーを報告したマウントのみをサポート対象外としてマークするようになります。

  • PR 3100030:ESXi ホストが機能を停止して、VMFS ヒープの破損を示すパープル スクリーンが表示されることがある

    VMFS データストアのホスト キャッシュで競合状態が発生すると、ヒープが破損し、ESXi ホストが機能を停止して、パープル スクリーンになり、次のようなメッセージが表示されることがあります。

    PF Exception 14 in world xxxxx:res3HelperQu IP 0xxxxxxe2 addr 0xXXXXXXXXX

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 3121216:Internet Control Message Protocol (ICMP) がアクティブでない場合、アップグレード後に、ESXi ホストの再起動に時間がかかることがある

    環境内の NFS サーバで ICMP がアクティブでない場合は、システムをアップグレードすると、NFS データストアのリストア操作が失敗するため、ESXi ホストの再起動が完了するまでに 1 時間かかることがあります。NFS では vmkping ユーティリティを使用して、マウント操作を実行する前に NFS サーバの到達可能な IP アドレスを特定します。ICMP がアクティブでない場合は、マウント操作が失敗します。

    本リリースで、この問題は修正されました。ICMP プロトコルに対する依存関係を削除して到達可能な IP アドレスを検出するため、この修正によりソケット API が追加され、特定の NFS サーバ上の IP アドレスが使用可能になります。

  • PR 3098760:Likewise のメモリ枯渇が原因で、ESXi ホストが Active Directory ドメインまたは vCenter Server からランダムに切断される

    Active Directory 操作および関連ライブラリでメモリ リークが発生したり、ESXi ホストでスマート カード認証が有効になっていたりすると、Likewise のメモリが枯渇することがあります。

    本リリースで、この問題は部分的に修正されました。詳細については、VMware ナレッジベースの記事 KB78968 を参照してください。

  • PR 3118402:ESXi ホストのシステム クロックが実際に同期されている場合でも、NTP 監視機能が時刻サービスのテスト レポートで断続的な時刻同期の失敗を返す

    時刻サービス監視インフラストラクチャは、ntpd という NTP デーモンに定期的に照会して、ESXi ホストの時刻同期状態を確認します。このような状態情報を読み取るソケット呼び出しのタイムアウトが原因で、照会が断続的に失敗することがあります。その結果、NTP テスト レポートに時刻同期失敗アラートが表示されることがあります。

    本リリースで、この問題は修正されました。この修正により、NTP 監視の照会が失敗しなくなります。

  • PR 3159168:vmkernel.log に「End path evaluation for device」メッセージが複数記録される

    デバイスへのすべてのパスの状態を評価する定期的なデバイス プローブにより、リリース ビルドの vmkernel.log ファイルに不要な End path evaluation for device メッセージが複数作成されることがあります。

    本リリースで、この問題は修正されました。この修正により、End path evaluation for device メッセージはベータ版などのリリース以外のビルドのみに制限されます。このようなログを表示するには、詳細ログ レベルを有効にする必要があります。

  • PR 3101512:アップリンクがアクティブな場合でも、アップリンクの冗長性が失われたという警告が表示される

    物理 NIC からネットワーク ケーブルを素早く取り外してから再度差し込むと、ESXi ホスト エージェントの hostd によってアップリンクの冗長性をリストアするイベントがトリガされますが、場合によっては、アップリンクが 1 秒後にリストアされても、アップリンクの冗長性が失われたという誤ったアラームが表示されます。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 3161473:ステートレス ESXi ホストを使用する操作で、システム キャッシュに必要なリモート ディスクが選択されず、修正やコンプライアンスの問題が発生することがある

    ストレージの移行など、ステートレス ESXi ホストを使用する操作で、システム キャッシュに必要なリモート ディスクが選択されない場合があります。たとえば、新しいブート LUN を LUN 0 として保持する必要があるにもかかわらず、vSphere Auto Deploy で LUN 1 が選択されることがあります。

    本リリースで、この問題は修正されました。この修正により、一貫した方法でリモート ディスクをソートし、LUN ID が最も小さいディスクを常に選択できるようになりました。修正を確実に有効にするには、次の手順を実行します。

    1. [Auto Deploy] ウィザードの [ホスト プロファイルの編集] 画面で、詳細設定 > システム イメージ キャッシュ設定 > システム イメージ キャッシュ設定 を選択します。

    2. [システム イメージ キャッシュ プロファイル設定] ドロップダウン メニューで [ホスト上でステートレス キャッシュを有効化] を選択します。

    3. 最初のディスクの引数remotesortedremote で置き換えるか、remoteesxsortedremoteesx で置き換えて、編集します。

  • PR 3187846:手動で VMX ファイルを編集している場合、パワーオフ状態の暗号化された仮想マシンで画面解像度設定が機能しないことがある

    VMX ファイルを編集して、パワーオフ状態の暗号化された仮想マシンの画面解像度を手動で指定すると、この変更が有効にならない場合があります。

    本リリースで、この問題は修正されました。

esx-update_7.0.3-0.105.22348816

パッチのカテゴリ

バグ修正

パッチの重要度

最重要

ホストの再起動が必要

はい

仮想マシンの移行またはシャットダウンが必要

はい

影響を受けるハードウェア

該当なし

影響を受けるソフトウェア

該当なし

影響のある VIB

  • VMware_bootbank_loadesx_7.0.3-0.105.22348816

  • VMware_bootbank_esx-update_7.0.3-0.105.22348816

修正されたパッチ リリース

3245953、3178109、3211395、3164477、3119959、3164462

CVE 番号

該当なし

loadesx および esx-update VIB を更新しています。

Broadcom-lsi-msgpt3_17.00.12.00-2vmw.703.0.105.22348816

パッチのカテゴリ

バグ修正

パッチの重要度

最重要

ホストの再起動が必要

はい

仮想マシンの移行またはシャットダウンが必要

はい

影響を受けるハードウェア

該当なし

影響を受けるソフトウェア

該当なし

影響のある VIB

  • VMW_bootbank_lsi-msgpt3_17.00.12.00-2vmw.703.0.105.22348816

修正されたパッチ リリース

3036883

CVE 番号

該当なし

次の問題を解決するために、ntg3 VIB を更新しています。

  • PR 3036883:lsi_msgpt3 ドライバのアップグレード中に SAS パスが失われる場合がある

    バージョン 17.00.12.00-1 以前の lsi_msgpt3 ドライバをアップグレードすると、SAS パスの消失が原因で、ESXi ホスト上のストレージ接続と仮想マシンが応答しなくなることがあります。VMkernel ログに次のようなエラー メッセージが記録されます。

    2022-06-19T05:25:51.949Z cpu26:2097947)WARNING: NMP: nmpDeviceAttemptFailover:640: Retry world failover device "naa.6000d310045e2c000000000000000043" - issuing command 0x459acc1f5dc0

    2022-06-19T05:25:51.949Z cpu26:2097947)WARNING: vmw_psp_rr: psp_rrSelectPath:2177: Could not select path for device "naa.6000d310045e2c000000000000000043".

    2022-06-19T05:25:51.949Z cpu26:2097947)WARNING: NMP: nmpDeviceAttemptFailover:715: Retry world failover device "naa.6000d310045e2c000000000000000043" - failed to issue command due to Not found (APD), try again...

    本リリースで、この問題は修正されました。この問題がすでに発生している場合は、ストレージ コントローラでのフェイルバック後にストレージを再スキャンして、パスとストレージ接続を復旧します。

Microchip-smartpqiv2-plugin_1.0.0-9vmw.703.0.105.22348816

パッチのカテゴリ

バグ修正

パッチの重要度

最重要

ホストの再起動が必要

はい

仮想マシンの移行またはシャットダウンが必要

なし

影響を受けるハードウェア

該当なし

影響を受けるソフトウェア

該当なし

影響のある VIB

  • VMware_bootbank_lsuv2-smartpqiv2-plugin_1.0.0-9vmw.703.0.105.22348816

修正されたパッチ リリース

3112692

CVE 番号

該当なし

次の問題を解決するために、lsuv2-smartpqiv2-plugin VIB を更新しています。

  • PR 3112692:smartpqi ドライバが ThinkSystem PM1645a SAS SSD デバイスの場所を取得できない

    まれに、smartpqi plugin in LSU service が VPD ページ 0x80 から実際のシリアル番号よりも長いシリアル番号文字列を取得し、キャッシュ内のデバイス ルックアップが失敗することがあります。その結果、コマンド esxcli storage core device physical get -d <device_id> を実行してデバイスの場所を取得すると、Unable to get location for device. Device is not found. などのエラーが表示されます。

    本リリースで、この問題は修正されました。この修正により、smartpqi plugin in LSU service が常に正しいシリアル番号の長さをチェックし、デバイスの場所を検出するようになります。

VMware-NVMe-PCIe_1.2.3.16-3vmw.703.0.105.22348816

パッチのカテゴリ

バグ修正

パッチの重要度

最重要

ホストの再起動が必要

はい

仮想マシンの移行またはシャットダウンが必要

はい

影響を受けるハードウェア

該当なし

影響を受けるソフトウェア

該当なし

影響のある VIB

  • VMW_bootbank_nvme-pcie_1.2.3.16-3vmw.703.0.105.22348816

修正されたパッチ リリース

3218578

CVE 番号

該当なし

次の問題を解決するために、nvme-pcie VIB を更新しています。

  • PR 3218578:一部の Lenovo ThinkSystem 起動 RAID アダプタで、誤ったデバイス説明が表示される

    vSphere Client などの vSphere クライアント インターフェイス内にいる場合、または ESXi Shell から lspciesxcfg-scsidevs -a などのコマンドを実行する場合は、Lenovo ブランドの起動 SATA/NVMe アダプタのデバイス名が、使用されるコントローラ チップの一般名として表示されることがあります。たとえば、88SE9230 PCIe SATA 6GB/s controller として、Lenovo ThinkSystem M.2 with Mirroring Enablement Kit が表示されます。

    本リリースで、この問題は修正されました。

VMware-ahci_2.0.11-2vmw.703.0.105.22348816

パッチのカテゴリ

バグ修正

パッチの重要度

最重要

ホストの再起動が必要

はい

仮想マシンの移行またはシャットダウンが必要

はい

影響を受けるハードウェア

該当なし

影響を受けるソフトウェア

該当なし

影響のある VIB

  • VMW_bootbank_vmw-ahci_2.0.11-2vmw.703.0.105.22348816

修正されたパッチ リリース

3218578

CVE 番号

該当なし

vmw-ahci VIB を更新しています。

Intel-Volume-Mgmt-Device_2.7.0.1157-3vmw.703.0.105.22348816

パッチのカテゴリ

バグ修正

パッチの重要度

最重要

ホストの再起動が必要

はい

仮想マシンの移行またはシャットダウンが必要

なし

影響を受けるハードウェア

該当なし

影響を受けるソフトウェア

該当なし

影響のある VIB

  • VMW_bootbank_iavmd_2.7.0.1157-3vmw.703.0.105.22348816

修正されたパッチ リリース

3224847

CVE 番号

該当なし

iavmd VIB を更新しています。

ESXi_7.0.3-0.100.22348808

パッチのカテゴリ

セキュリティ

パッチの重要度

最重要

ホストの再起動が必要

はい

仮想マシンの移行またはシャットダウンが必要

はい

影響を受けるハードウェア

該当なし

影響を受けるソフトウェア

該当なし

影響のある VIB

  • VMware_bootbank_vsanhealth_7.0.3-0.100.22348808

  • VMware_bootbank_crx_7.0.3-0.100.22348808

  • VMware_bootbank_vdfs_7.0.3-0.100.22348808

  • VMware_bootbank_esxio-combiner_7.0.3-0.100.22348808

  • VMware_bootbank_native-misc-drivers_7.0.3-0.100.22348808

  • VMware_bootbank_esx-base_7.0.3-0.100.22348808

  • VMware_bootbank_esx-dvfilter-generic-fastpath_7.0.3-0.100.22348808

  • VMware_bootbank_cpu-microcode_7.0.3-0.100.22348808

  • VMware_bootbank_bmcal_7.0.3-0.100.22348808

  • VMware_bootbank_esx-ui_2.11.2-21988676

  • VMware_bootbank_gc_7.0.3-0.100.22348808

  • VMware_bootbank_trx_7.0.3-0.100.22348808

  • VMware_bootbank_vsan_7.0.3-0.100.22348808

  • VMware_bootbank_esx-xserver_7.0.3-0.100.22348808

修正されたパッチ リリース

3219441、3239369、3236018、3232099、3232034、3222887、3217141、3213025、3187868、3186342、3164962、3089785、3160789、3098679、3089785、3256457

CVE 番号

該当なし

ESXi と esx-update のパッチは、相互に依存しています。ホストにパッチを適用する際の障害を回避するために、両方を 1 台の ESXi ホスト パッチ ベースラインに含めるか、ベースラインにロールアップ パッチを含めてください。

次の問題を解決するために、vsanhealth, crx, vdfs, esxio-combiner, native-misc-drivers, esx-base, esx-dvfilter-generic-fastpath, cpu-microcode, bmcal, esx-ui, gc, trx, vsan, および esx-xserver VIB を更新しています。

  • ESXi 7.0 Update 3o では、次のセキュリティ アップデートが提供されます。

    • cURL ライブラリがバージョン 8.1.2 にアップデートされました。

    • ESXi userworld libxml2 ライブラリがバージョン 2.10.4 にアップデートされました。

    • SQLite ライブラリはバージョン 3.42.0 にアップデートされました。

    • OpenSSL パッケージはバージョン 1.0.2zh にアップデートされました。

  • cpu-microcode VIB には、次の AMD マイクロコードが含まれています。

    コード ネーム

    FMS

    MCU のリビジョン

    MCU の日付

    ブランド名

    Bulldozer

    0x600f12 (15/01/2)

    0x0600063e

    2/7/2018

    Opteron 6200/4200/3200 シリーズ

    Piledriver

    0x600f20 (15/02/0)

    0x06000852

    2/6/2018

    Opteron 6300/4300/3300 シリーズ

    Zen-Naples

    0x800f12 (17/01/2)

    0x0800126e

    11/11/2021

    EPYC 7001 シリーズ

    Zen2-Rome

    0x830f10 (17/31/0)

    0x0830107a

    5/17/2023

    EPYC 7002/7Fx2/7Hx2 シリーズ

    Zen3-Milan-B1

    0xa00f11 (19/01/1)

    0x0a0011d1

    7/10/2023

    EPYC 7003/7003X シリーズ

    Zen3-Milan-B2

    0xa00f12 (19/01/2)

    0x0a001234

    7/10/2023

    EPYC 7003/7003X シリーズ

  • cpu-microcode VIB には、次の Intel マイクロコードが含まれています。

    コード ネーム

    FMS

    Plt ID

    MCU のリビジョン

    MCU の日付

    ブランド名

    Nehalem EP

    0x106a5 (06/1a/5)

    0x03

    0x1d

    5/11/2018

    Intel Xeon 35xx シリーズ、Intel Xeon 55xx シリーズ

    Clarkdale

    0x20652 (06/25/2)

    0x12

    0x11

    5/8/2018

    Intel i3/i5 Clarkdale シリーズ、Intel Xeon 34xx Clarkdale シリーズ

    Arrandale

    0x20655 (06/25/5)

    0x92

    0x7

    4/23/2018

    Intel Core i7-620LE Processor

    Sandy Bridge DT

    0x206a7 (06/2a/7)

    0x12

    0x2f

    2/17/2019

    Intel Xeon E3-1100 シリーズ、Intel Xeon E3-1200 シリーズ、Intel i7-2655-LE シリーズ、Intel i3-2100 シリーズ

    Westmere EP

    0x206c2 (06/2c/2)

    0x03

    0x1f

    5/8/2018

    Intel Xeon 56xx シリーズ、Intel Xeon 36xx シリーズ

    Sandy Bridge EP

    0x206d6 (06/2d/6)

    0x6d

    0x621

    3/4/2020

    Intel Pentium 1400 シリーズ、Intel Xeon E5-1400 シリーズ、Intel Xeon E5-1600 シリーズ、Intel Xeon E5-2400 シリーズ、Intel Xeon E5-2600 シリーズ、Intel Xeon E5-4600 シリーズ

    Sandy Bridge EP

    0x206d7 (06/2d/7)

    0x6d

    0x71a

    3/24/2020

    Intel Pentium 1400 シリーズ、Intel Xeon E5-1400 シリーズ、Intel Xeon E5-1600 シリーズ、Intel Xeon E5-2400 シリーズ、Intel Xeon E5-2600 シリーズ、Intel Xeon E5-4600 シリーズ

    Nehalem EX

    0x206e6 (06/2e/6)

    0x04

    0xd

    5/15/2018

    Intel Xeon 65xx シリーズ、Intel Xeon 75xx シリーズ

    Westmere EX

    0x206f2 (06/2f/2)

    0x05

    0x3b

    5/16/2018

    Intel Xeon E7-8800 シリーズ、Intel Xeon E7-4800 シリーズ、Intel Xeon E7-2800 シリーズ

    Ivy Bridge DT

    0x306a9 (06/3a/9)

    0x12

    0x21

    2/13/2019

    Intel i3-3200 シリーズ、Intel i7-3500-LE/UE、Intel i7-3600-QE、Intel Xeon E3-1200-v2 シリーズ、Intel Xeon E3-1100-C-v2 シリーズ、Intel Pentium B925C

    Haswell DT

    0x306c3 (06/3c/3)

    0x32

    0x28

    11/12/2019

    Intel Xeon E3-1200-v3 シリーズ、Intel i7-4700-EQ シリーズ、Intel i5-4500-TE シリーズ、Intel i3-4300 シリーズ

    Ivy Bridge EP

    0x306e4 (06/3e/4)

    0xed

    0x42e

    3/14/2019

    Intel Xeon E5-4600-v2 シリーズ、Intel Xeon E5-2600-v2 シリーズ、Intel Xeon E5-2400-v2 シリーズ、Intel Xeon E5-1600-v2 シリーズ、Intel Xeon E5-1400-v2 シリーズ

    Ivy Bridge EX

    0x306e7 (06/3e/7)

    0xed

    0x715

    3/14/2019

    Intel Xeon E7-8800/4800/2800-v2 Series

    Haswell EP

    0x306f2 (06/3f/2)

    0x6f

    0x49

    8/11/2021

    Intel Xeon E5-4600-v3 シリーズ、Intel Xeon E5-2600-v3 シリーズ、Intel Xeon E5-2400-v3 シリーズ、Intel Xeon E5-1600-v3 シリーズ、Intel Xeon E5-1400-v3 シリーズ

    Haswell EX

    0x306f4 (06/3f/4)

    0x80

    0x1a

    5/24/2021

    Intel Xeon E7-8800/4800-v3 Series

    Broadwell H

    0x40671 (06/47/1)

    0x22

    0x22

    11/12/2019

    Intel Core i7-5700EQ、Intel Xeon E3-1200-v4 シリーズ

    Avoton

    0x406d8 (06/4d/8)

    0x01

    0x12d

    9/16/2019

    Intel Atom C2300 シリーズ、Intel Atom C2500 シリーズ、Intel Atom C2700 シリーズ

    Broadwell EP/EX

    0x406f1 (06/4f/1)

    0xef

    0xb000040

    5/19/2021

    Intel Xeon E7-8800/4800-v4 シリーズ、Intel Xeon E5-4600-v4 シリーズ、Intel Xeon E5-2600-v4 シリーズ、Intel Xeon E5-1600-v4 シリーズ

    Skylake SP

    0x50654 (06/55/4)

    0xb7

    0x2007006

    3/6/2023

    Intel Xeon Platinum 8100 シリーズ、Intel Xeon Gold 6100/5100、Silver 4100、Bronze 3100 シリーズ、Intel Xeon D-2100 シリーズ、Intel Xeon D-1600 シリーズ、Intel Xeon W-3100 シリーズ、Intel Xeon W-2100 シリーズ

    Cascade Lake B-0

    0x50656 (06/55/6)

    0xbf

    0x4003604

    3/17/2023

    Intel Xeon Platinum 9200/8200 シリーズ、Intel Xeon Gold 6200/5200、Intel Xeon Silver 4200/Bronze 3200、Intel Xeon W-3200

    Cascade Lake

    0x50657 (06/55/7)

    0xbf

    0x5003604

    3/17/2023

    Intel Xeon Platinum 9200/8200 シリーズ、Intel Xeon Gold 6200/5200、Intel Xeon Silver 4200/Bronze 3200、Intel Xeon W-3200

    Cooper Lake

    0x5065b (06/55/b)

    0xbf

    0x7002703

    3/21/2023

    Intel Xeon Platinum 8300 シリーズ、Intel Xeon Gold 6300/5300

    Broadwell DE

    0x50662 (06/56/2)

    0x10

    0x1c

    6/17/2019

    Intel Xeon D-1500 Series

    Broadwell DE

    0x50663 (06/56/3)

    0x10

    0x700001c

    6/12/2021

    Intel Xeon D-1500 Series

    Broadwell DE

    0x50664 (06/56/4)

    0x10

    0xf00001a

    6/12/2021

    Intel Xeon D-1500 Series

    Broadwell NS

    0x50665 (06/56/5)

    0x10

    0xe000014

    9/18/2021

    Intel Xeon D-1600 Series

    Skylake H/S

    0x506e3 (06/5e/3)

    0x36

    0xf0

    11/12/2021

    Intel Xeon E3-1500-v5 シリーズ、Intel Xeon E3-1200-v5 シリーズ

    Denverton

    0x506f1 (06/5f/1)

    0x01

    0x38

    12/2/2021

    Intel Atom C3000 Series

    Ice Lake SP

    0x606a6 (06/6a/6)

    0x87

    0xd0003a5

    3/30/2023

    Intel Xeon Platinum 8300 シリーズ、Intel Xeon Gold 6300/5300 シリーズ、Intel Xeon Silver 4300 シリーズ

    Ice Lake D

    0x606c1 (06/6c/1)

    0x10

    0x1000230

    1/27/2023

    Intel Xeon D-2700 シリーズ、Intel Xeon D-1700 シリーズ

    Snow Ridge

    0x80665 (06/86/5)

    0x01

    0x4c000023

    2/22/2023

    Intel Atom P5000 Series

    Snow Ridge

    0x80667 (06/86/7)

    0x01

    0x4c000023

    2/22/2023

    Intel Atom P5000 Series

    Tiger Lake U

    0x806c1 (06/8c/1)

    0x80

    0xac

    2/27/2023

    Intel Core i3/i5/i7-1100 シリーズ

    Tiger Lake U Refresh

    0x806c2 (06/8c/2)

    0xc2

    0x2c

    2/27/2023

    Intel Core i3/i5/i7-1100 シリーズ

    Tiger Lake H

    0x806d1 (06/8d/1)

    0xc2

    0x46

    2/27/2023

    Intel Xeon W-11000E シリーズ

    Sapphire Rapids SP HBM

    0x806f8 (06/8f/8)

    0x10

    0x2c0001d1

    2/14/2023

    Intel Xeon Max 9400 シリーズ

    Sapphire Rapids SP

    0x806f8 (06/8f/8)

    0x87

    0x2b000461

    3/13/2023

    Intel Xeon Platinum 8400 シリーズ、Intel Xeon Gold 6400/5400 シリーズ、Intel Xeon Silver 4400 シリーズ、Intel Xeon Bronze 3400 シリーズ

    Kaby Lake H/S/X

    0x906e9 (06/9e/9)

    0x2a

    0xf4

    2/23/2023

    Intel Xeon E3-1200-v6 シリーズ、Intel Xeon E3-1500-v6 シリーズ

    Coffee Lake

    0x906ea (06/9e/a)

    0x22

    0xf4

    2/23/2023

    Intel Xeon E-2100 シリーズ、Intel Xeon E-2200 シリーズ(4 または 6 コア)

    Coffee Lake

    0x906eb (06/9e/b)

    0x02

    0xf4

    2/23/2023

    Intel Xeon E-2100 Series

    Coffee Lake

    0x906ec (06/9e/c)

    0x22

    0xf4

    2/23/2023

    Intel Xeon E-2100 Series

    Coffee Lake Refresh

    0x906ed (06/9e/d)

    0x22

    0xfa

    2/27/2023

    Intel Xeon E-2200 Series(8 コア)

    Rocket Lake S

    0xa0671 (06/a7/1)

    0x02

    0x59

    2/26/2023

    Intel Xeon E-2300 Series

esx-update_7.0.3-0.100.22348808

パッチのカテゴリ

セキュリティ

パッチの重要度

最重要

ホストの再起動が必要

はい

仮想マシンの移行またはシャットダウンが必要

はい

影響を受けるハードウェア

該当なし

影響を受けるソフトウェア

該当なし

影響のある VIB

  • VMware_bootbank_loadesx_7.0.3-0.100.22348808

  • VMware_bootbank_esx-update_7.0.3-0.100.22348808

修正されたパッチ リリース

該当なし

CVE 番号

該当なし

loadesx および esx-update VIB を更新しています。

VMware-VM-Tools_12.2.6.22229486-22348808

パッチのカテゴリ

セキュリティ

パッチの重要度

最重要

ホストの再起動が必要

なし

仮想マシンの移行またはシャットダウンが必要

なし

影響を受けるハードウェア

該当なし

影響を受けるソフトウェア

該当なし

影響のある VIB

  • VMware_locker_tools-light_12.2.6.22229486-22348808

修正されたパッチ リリース

3178522、3178519

CVE 番号

該当なし

tools-light VIB を更新しています。

  • 次の VMware Tools ISO イメージが ESXi 7.0 Update 3o にバンドルされます。

    • windows.iso:VMware Tools 12.2.6 は Windows 7 SP1 または Windows Server 2008 R2 SP1 以降をサポートします。

    • linux.iso:Linux OS、glibc 2.11 以降用の VMware Tools 10.3.25 ISO イメージ。

    次の VMware Tools の ISO イメージをダウンロードできます。

    • VMware Tools 11.0.6:

      • windows.iso:Windows Vista (SP2) および Windows Server 2008 Service Pack 2 (SP2) 用。

    • VMware Tools 10.0.12:

      • winPreVista.iso:Windows 2000、Windows XP、Windows 2003 用。

      • linuxPreGLibc25.iso:Red Hat Enterprise Linux (RHEL) 5、SUSE Linux Enterprise Server (SLES) 11、Ubuntu 7.04 より前のゲスト OS と、glibc バージョンが 2.5 より前のその他のディストリビューションをサポートします。

    • solaris.iso:VMware Tools イメージ 10.3.10 (Solaris)。

    • darwin.iso:Mac OS X バージョン 10.11 以降をサポートします。VMware Tools 12.1.0 は、macOS 用の最後の通常リリースでした。詳細については、VMware ナレッジベースの記事「KB88698」を参照してください。

    ESXi にバンドルされていない、特定のプラットフォーム用の VMware Tools をダウンロードする場合は、次のドキュメントに記載されている手順に従ってください。

ESXi-7.0U3o-22348816-standard

プロファイル名

ESXi-7.0U3o-22348816-standard

ビルド

ビルドの詳細については、「本リリースに含まれるパッチ」を参照してください。

ベンダー

VMware, Inc.

リリース日

2023 年 9 月 28 日

許容レベル

PartnerSupported

影響を受けるハードウェア

該当なし

影響を受けるソフトウェア

該当なし

影響のある VIB

  • VMware_bootbank_gc_7.0.3-0.105.22348816

  • VMware_bootbank_native-misc-drivers_7.0.3-0.105.22348816

  • VMware_bootbank_vsanhealth_7.0.3-0.105.22348816

  • VMware_bootbank_crx_7.0.3-0.105.22348816

  • VMware_bootbank_esx-xserver_7.0.3-0.105.22348816

  • VMware_bootbank_vdfs_7.0.3-0.105.22348816

  • VMware_bootbank_cpu-microcode_7.0.3-0.105.22348816

  • VMware_bootbank_esx-base_7.0.3-0.105.22348816

  • VMware_bootbank_vsan_7.0.3-0.105.22348816

  • VMware_bootbank_esxio-combiner_7.0.3-0.105.22348816

  • VMware_bootbank_esx-ui_2.11.2-21988676

  • VMware_bootbank_bmcal_7.0.3-0.105.22348816

  • VMware_bootbank_esx-dvfilter-generic-fastpath_7.0.3-0.105.22348816

  • Mware_bootbank_trx_7.0.3-0.105.22348816

  • VMware_bootbank_loadesx_7.0.3-0.105.22348816

  • VMware_bootbank_esx-update_7.0.3-0.105.22348816

  • VMW_bootbank_lsi-msgpt3_17.00.12.00-2vmw.703.0.105.22348816

  • VMware_bootbank_lsuv2-smartpqiv2-plugin_1.0.0-9vmw.703.0.105.22348816

  • VMW_bootbank_nvme-pcie_1.2.3.16-3vmw.703.0.105.22348816

  • VMW_bootbank_vmw-ahci_2.0.11-2vmw.703.0.105.22348816

  • VMW_bootbank_iavmd_2.7.0.1157-3vmw.703.0.105.22348816

  • VMware_locker_tools-light_12.2.6.22229486-22233486

修正されたパッチ リリース

3244098、3216958、3245763、3242021、3246132、3253205、3256804、3239170、3251981、3215370、3117615、3248478、3252676、3235496、3238026、3236064、3224739、3224306、3223755、3216958、3233958、3185125、3219264、3221620、3218835、3185560、3221099、3211625、3221860、3228586、3224604、3223539、3222601、3217258、3213041、3216522、3221591、3216389、3220004、3217633、3216548、3216449、3156666、3181574、3180746、3155476、3211807、3154090、3184008、3183519、3183519、3209853、3100552、3187846、3113263、3176350、3185827、3095511、3184425、3186351、3186367、3154090、3158524、3181601、3180391、3180283、3184608、3181774、3155476、3163361、3182978、3184368、3160456、3164575、3181901、3184871、3166818、3157195、3164355、3163271、3112194、3161690、3261925、3178589、3178721、3162963、3168950、3159168、3158491、3158866、3096769、3165374、3122037、3098760、3164439、3161473、3162790、3100030、3096974、3161473、3165651、3083007、3118240、3151076、3118402、3160480、3156627、3158531、3162499、3158512、3053430、3153395、3117615、3099192、3158508、3115870、3119834、3158220、3110401、2625439、3099357、3152811、3108979、3120165、3245953、3178109、3211395、3164477、3119959、3164462、3036883、3112692、3218578、3224847

関連する CVE 番号

該当なし

このパッチでは、以下の問題がアップデートされています。

  • PR 3187846:手動で VMX ファイルを編集している場合、パワーオフ状態の暗号化された仮想マシンで画面解像度設定が機能しないことがある

    VMX ファイルを編集して、パワーオフ状態の暗号化された仮想マシンの画面解像度を手動で指定すると、この変更が有効にならない場合があります。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 3253205:固定 IPv6 ゲートウェイが 18 時間以内に消失する

    vSphere 環境で固定 IPv6 ゲートウェイ アドレスを構成すると、タイムアウトが原因で、対象のゲートウェイが 18 時間以内に消失する場合があります。

    本リリースで、この問題は修正されました。この修正により、固定ゲートウェイの既存のタイムアウトが削除されます。

  • PR 3272532:vmnic で速度を [自動] から [全二重] に変更すると、速度が [半二重] と表示される

    有効な Cisco Discovery Protocol (CDP) を使用する環境でのデュプレックス TLV の解析中に、長さのチェックが失敗することがあります。その結果、ピア デバイスの物理 NIC で速度を 自動 から 全二重 に変更すると、ネイバー情報欄の TLV に、実際のデュプレックス値ではなくデフォルト値の [半二重] と表示されます。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 3251981:NFSv4.1 ファイルにデータが含まれていても、データがないと表示されることがある

    書き込み専用アクセス権で既存の NFSv4.1 ファイルを開く場合、何らかの理由で NFS クライアントが読み取り専用アクセス権で同じファイルを再度開くと、ファイルが空ではないにもかかわらず、クライアントの読み取り操作でデータが返されないことがあります。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 3116601:ESXi ホストで vSAN VMkernel アダプタのデフォルト ゲートウェイを上書きすると、ホスト上の vSphere HA エージェントがアクセス不能と表示される

    ESXi ホストで vSAN VMkernel アダプタのデフォルト ゲートウェイを上書きすると、vSphere HA によって ESX ホストにデプロイされるエージェントであるフォルト ドメイン マネージャ (FDM) が、Internet Control Message Protocol (ICMP) の ping の受信を停止することがあります。その結果、FDM が、ホスト上の vSphere HA エージェントが他のホストの一部の管理ネットワーク アドレスにアクセスできないことを示す誤ったクラスタ アラームを発行することがあります。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 3251801:Intel Ice Lake CPU 搭載の 6.7.x ESXi ホストで vSphere vMotion 操作を実行すると、msg.checkpoint.cpucheck.fail が発生して失敗する

    ESXi 6.7.x を実行している Intel Ice Lake CPU 搭載ホストで、vSphere Client または VMware Hybrid Cloud Extension (HCX) を使用して vSphere vMotion 操作を実行すると、msg.checkpoint.cpucheck.fail などのエラーが発生して失敗します。vSphere Client の場合は、移動先のホストで cpuid.PSFD がサポートされていないことを示すメッセージが表示されます。HCX の場合は、A general system error occurred: vMotion failed: などのレポートが表示されます。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 3036883:lsi_msgpt3 ドライバのアップグレード中に SAS パスが失われる場合がある

    バージョン 17.00.12.00-1 以前の lsi_msgpt3 ドライバをアップグレードすると、SAS パスの消失が原因で、ESXi ホスト上のストレージ接続と仮想マシンが応答しなくなることがあります。VMkernel ログに次のようなエラー メッセージが記録されます。

    2022-06-19T05:25:51.949Z cpu26:2097947)WARNING: NMP: nmpDeviceAttemptFailover:640: Retry world failover device "naa.6000d310045e2c000000000000000043" - issuing command 0x459acc1f5dc0

    2022-06-19T05:25:51.949Z cpu26:2097947)WARNING: vmw_psp_rr: psp_rrSelectPath:2177: Could not select path for device "naa.6000d310045e2c000000000000000043".

    2022-06-19T05:25:51.949Z cpu26:2097947)WARNING: NMP: nmpDeviceAttemptFailover:715: Retry world failover device "naa.6000d310045e2c000000000000000043" - failed to issue command due to Not found (APD), try again...

    本リリースで、この問題は修正されました。この問題がすでに発生している場合は、ストレージ コントローラでのフェイルバック後にストレージを再スキャンして、パスとストレージ接続を復旧します。

  • PR 3224739:ドロップ済みの Syslog メッセージのアラームが表示される

    vSphere システムのネットワーク スループットがログ メッセージの生成速度に合致していない場合、リモート Syslog サーバに送信されるログ メッセージの一部がドロップすることがあります。その結果、vSphere Client で、Triggered Alarm タイプのホスト エラーが表示され、ログに ALERT: vmsyslog logger xxxx:514 lost yyyy log messages などの警告が記録されます。

    本リリースで、この問題は修正されました。この修正により、ログ サービスのネットワーク ログ パフォーマンスが向上し、消失するログ メッセージの数が減少します。

  • PR 3247027:vSphere vMotion による NVIDIA 仮想 GPU (vGPU) 仮想マシンの移行中に障害が発生すると、移動先の ESXi ホストが機能を停止し、パープル スクリーンが表示されることがある

    非常にまれに、vSphere vMotion による vGPU 仮想マシンの移行中に何らかの障害が発生すると、特定の内部操作の進行中に vMotion 操作が失敗としてマークされます。その結果、移動先の ESXi ホストが機能を停止し、パープル スクリーンが表示されることがあります。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 3095511:SFCB サービスが断続的に失敗し、複数の ESXi ホストに「sfcb-vmware_bas-zdump」ファイルが生成される

    非常にまれに、初期化されていない変数に SFCB サービスがアクセスすると、サービスが失敗し、sfcb-vmware_bas-zdump.000 などのダンプ ファイルが生成されることがあります。この問題は、初期化されていない変数にアクセスすると、SFCB プロセスがヒープの割り当てを超えるまでメモリ要求を維持する場合があることが原因です。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 3218578:一部の Lenovo ThinkSystem 起動 RAID アダプタで、誤ったデバイス説明が表示される

    vSphere Client などの vSphere クライアント インターフェイス内にいる場合、または ESXi Shell から lspciesxcfg-scsidevs -a などのコマンドを実行する場合は、Lenovo ブランドの起動 SATA/NVMe アダプタのデバイス名が、使用されるコントローラ チップの一般名として表示されることがあります。たとえば、88SE9230 PCIe SATA 6GB/s controller として、Lenovo ThinkSystem M.2 with Mirroring Enablement Kit が表示されます。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 3256804:NSX オーバーレイ ネットワークで vSAN ファイル サービスを実行すると、フェイルオーバー後にファイル サーバの接続が失われる

    vSAN ファイル サービスが NSX オーバーレイ ネットワーク上で実行されている場合、このファイル サーバは、あるエージェント仮想マシンから別のエージェント仮想マシンにフェイルオーバーした後に、接続が失われることがあります。ファイル サーバは、Active Directory (AD) 未使用から AD 使用へとファイル サービス ドメインを再構成する場合、または vSAN がファイル サーバ、ファイル共有、AD サーバのいずれかで異常な動作を検出した場合に、フェイルオーバーすることがあります。フェイルオーバー後にファイル サーバの接続が失われると、ファイル サービス クライアントがファイル共有にアクセスできません。次の健全性に関する警告が報告されることがあります。

    One or more DNS servers is not reachable.

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 3217633:オーケストレーション ホスト上の vSAN 管理サービスが、vCenter Server の再起動中に正常に動作しない

    この問題は、vCenter Server がデプロイされている vSAN クラスタで発生する可能性があります。複数のクラスタのシャットダウン操作を実行する場合、オーケストレーション ホストの /etc/vmware/vsan/vsanperf.conf ファイルに、次の管理仮想マシンの 2 つのバージョンが含まれることがあります。vc_vm_moIdvc_vm_moid。これらの構成オプションは互いに競合し、vSAN 管理サービスの誤動作を引き起こす可能性があります。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 3224306:ESXi Syslog 設定の syslog.global.logDir を変更するとき、syslog.global.logDirUnique がアクティブな場合に、logdir パスの下に 2 つのレベルの <hostname> サブディレクトリが表示されることがある

    ESXi ホストを 7.0 Update 3c 以降にアップグレードした後、Syslog 設定 syslog.global.logDir を変更し、syslog.global.logDirUnique 設定が有効であると、ホストの logdir パスの下に 2 つのレベルの <hostname> サブディレクトリが表示されることがあります。syslog.global.logDirUnique 設定は、同じ NFS ディレクトリが複数の ESXi ホストによって Syslog.global.LogDir として構成されている場合に便利です。これは、logdir の下に ESXi ホストの名前のサブディレクトリを作成するためです。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 3223755:ESXi Syslog デーモンで、ネットワーク接続におけるドロップのリストア後に、構成済みの SSL リモート Syslog サーバへのログ転送を再開できない

    SSL リモート Syslog サーバの接続が一時的に失われてからリストアされると、ESXi Syslog デーモンがログの転送を再開できない場合があります。転送を再開にするにはサービスを再起動する必要があります。この問題は、ESXi Syslog デーモンが SSL リモート Syslog サーバへの接続をリストアする際に、処理されない例外が原因で発生します。

    本リリースで、この問題は修正されました。この修正により、処理されないすべての例外に対する汎用の検知が追加されています。

  • PR 3185536:vCenter Server を 7.0 Update 3 にアップグレードした後に、vSAN クラスタ修正エラーが発生する

    vCenter Server をバージョン 6.5.x から 7.0 Update 3 にアップグレードし、vSAN クラスタを再構成すると、vSAN クラスタ修正がトリガされますが、失敗する場合があります。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 3110401:明示的な輻輳通知 (ECN) 設定が ESXi ホストの再起動後に維持されない

    RFC 3168 で指定された ECN を使用すると、TCP 送信者は転送速度を低減してパケット ドロップを回避できます。この設定はデフォルトで有効になっています。ただし、デフォルト設定を変更するか、ECN を手動で無効にすると、ホストの再起動後に ESXi 構成に対する変更が維持されないことがあります。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 3153395:更新時に、一部の動的ファイアウォール ルールが維持されず、vSAN iSCSI ターゲット サービスが失敗することがある

    esxcli network firewall refresh コマンドを頻繁に実行すると、競合状態が発生し、更新またはロード時に一部の動的ファイアウォール ルールが削除される場合があります。その結果、vSAN iSCSI ターゲット デーモンなど、iSCSI プロトコルを使用して vSAN ストレージを提供する一部のサービスが失敗することがあります。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 3096769:マッピング解除が有効になっている vSAN クラスタで仮想マシン I/O 操作の遅延が大きい

    この問題は、マッピング解除が有効になっている vSAN クラスタに影響があります。LSOM でマッピング解除を処理しているときに問題が発生すると、ログの輻輳が発生します。ログの輻輳は、仮想マシンの I/O 遅延が大きくなる原因となります。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 3163361:ESXi ホストを再起動すると、[監査レコードのストレージ容量] のパラメータが維持されない

    ESXi ホストを再起動すると、以前の変更に関係なく、監査レコードのストレージ容量 のパラメータがデフォルト値の 4 MiB にリストアされます。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 3162496:Internet Control Message Protocol (ICMP) がアクティブでない場合、vSphere 8.0 以降へのアップグレード後、ESXi ホストの再起動に時間がかかることがある

    環境内の NFS サーバで ICMP がアクティブでない場合は、システムを vSphere 8.0 以降にアップグレードすると、NFS データストアのリストア操作が失敗するため、ESXi ホストの再起動が完了するまでに 1 時間かかることがあります。NFS では vmkping ユーティリティを使用して、マウント操作を実行する前に NFS サーバの到達可能な IP アドレスを特定します。ICMP がアクティブでない場合は、マウント操作が失敗します。

    本リリースで、この問題は修正されました。ICMP プロトコルに対する依存関係を削除して到達可能な IP アドレスを検出するため、この修正によりソケット API が追加され、特定の NFS サーバ上の IP アドレスが使用可能になります。

  • PR 3220004:ESXi ホストのメモリに負荷がかかっている場合、VBS が有効な Windows 仮想マシンが機能を停止し、ブルー スクリーンが表示されることがある

    スナップショットの削除やディスクの統合など、メモリ負荷の高い操作の間に、仮想化ベースのセキュリティ (VBS) を有効にした Windows 仮想マシンで断続的に動作を停止し、ブルー スクリーンが表示されることがあります。BSOD の署名は次のとおりです。

    DRIVER_VERIFIER_DMA_VIOLATION (e6)

    An illegal DMA operation was attempted by a driver being verified.

    Arguments:

    Arg1: 0000000000000026, IOMMU detected DMA violation.

    Arg2: 0000000000000000, Device Object of faulting device.

    Arg3: xxxxxxxxxxxxxxxx, Faulting information (usually faulting physical address).

    Arg4: 0000000000000008, Fault type (hardware specific).

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 3162905:メモリが停止した場合、ESXi ホストが断続的に vCenter Server から切断されることがある

    まれに、何らかの原因でメモリが不足したというアラートにより vCenter Server がアクティブなビットマップの割り当てまたは転送に失敗すると、hostd サービスが繰り返し失敗し、ホストを vCenter Server に再接続できないことがあります。

    本リリースで、この問題は修正されました。この修正により、上記のような場合には hostd サービスの障害ではなくエラーが表示されます。

  • PR 3108979:ログ バッファの制限が原因で、ESXi パッチおよび ESXi アップグレード タスクのステージングが無期限に応答しなくなることがある

    大きな文字列またはログが python ログ バッファの制限である 16 K を超えると、ロガーは応答しなくなります。その結果、vSphere Client を使用してホストの ESXi パッチをステージングすると、ESXi でステージング タスクを完了するプロセスが無期限に応答しなくなることがあります。タスクがタイムアウトになり、エラーが報告されます。この問題は、パッチ ベースラインを使用して ESXi ホストを修正する場合にも発生します。

    本リリースで、この問題は修正されました。この修正により、大きな入力文字列がより小さなチャンクに分割されて、ログに記録されます。

  • PR 3219264:メンテナンス モードまたはディスクの廃止に対する vSAN の事前チェックで、アクセシビリティが失われる可能性のあるオブジェクトが一覧表示されない

    この問題は、コンポーネントを再同期しているオブジェクトに影響します。一部のコンポーネントは、削除されるデバイスまたはメンテナンス モードになるデバイスに存在しています。[アクションなし (No-Action)] オプションを使用して事前チェックを実行すると、事前チェックでオブジェクトが正しく評価されず、inaccessibleObjects リストで報告されません。

    本リリースで、この問題は修正されました。事前チェックで、影響を受けるすべてのオブジェクトが inaccessibleObjects リストに含まれるようになりました。

  • PR 3186545:脆弱性スキャンで vCenter Server ポート 9084 および 9087 に対する HTTP TRACE メソッドに脆弱性があると報告される場合がある

    一部のサードパーティ製ツールの脆弱性スキャンでは、vCenter Server ポート 9084 および 9087 に対する HTTP TRACE メソッドに脆弱性があると報告される場合があります。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 3221591:ターゲットの障害からのリカバリ後に ESXi NVMe/TCP イニシエータがパスのリカバリに失敗する

    NVMe/TCP のターゲットが障害からリカバリした際に、ESXi がパスをリカバリできません。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 3186351:ESXi ホストの再起動後、ポートグループで NIC チーミング、セキュリティ、またはトラフィック シェーピング ポリシーの上書きフラグが予期せずに有効になる

    場合によっては、ネットワーク構成が ESXi ConfigStore に存続せず、ESXi ホストの再起動後にポートグループで NIC チーミング、セキュリティ、またはトラフィック シェーピング ポリシーの上書きフラグが予期せずに有効になることがあります。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 3162790:サードパーティの CIM プロバイダのインストール中に sfcb デーモンが失敗し、コア ダンプが生成されることがある

    たとえば、Dell OpenManage Server Administrator などのサードパーティの CIM プロバイダのインストール中、sfcb デーモンが CIM プロバイダを登録するときに、すでに解放されているメモリにアクセスを試行して失敗し、コア ダンプが生成されることがあります。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 3157195:ESX ホストがパープル スクリーンを表示して機能を停止し、次のエラーが表示される:NMI IPI: Panic requested by another PCPU

    リソース プール キャッシュは、VMFS ボリュームに対応するリソース クラスタを格納する、VMFS 固有のボリューム レベル キャッシュです。優先順位の高いクラスタの検索中、キャッシュ フラッシャ ワークフローはキャッシュされたリソース クラスタの大規模なリストを反復処理します。これにより、物理 CPU がロックアップする可能性があります。その結果、ESX ホストが機能を停止し、パープル スクリーンが表示されることがあります。logDump ファイルに、次のようなエラーが記録されます。

    ^[[7m2022-10-22T07:56:47.322Z cpu13:2101160)WARNING: Heartbeat: 827: PCPU 0 didn't have a heartbeat for 7 seconds, timeout is 14, 1 IPIs sent; *may* be locked up.^[[0m^

    [[31;1m2022-10-22T07:56:47.322Z cpu0:2110633)ALERT: NMI: 710: NMI IPI: RIPOFF(base):RBP:CS

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 3230493:ターゲットの vSphere Replication サーバがアクティブでないときに差分同期を実行すると、Windows 仮想マシンが応答しなくなることがある

    差分同期時にターゲットの vSphere Replication サーバがアクティブでない場合は、同期プロセスが完了できず、Windows 仮想マシンが応答しなくなります。

    本リリースで、この問題は修正されました。この修正により、vSphere Replication サーバがアクティブでないときは差分同期ジョブが開始されなくなります。

  • PR 3122037:ESXi ConfigStore データベースに空きがなくなり、書き込みに失敗する

    ESXi ConfigStore データベースからブロック デバイスに関連する状態データが時間内に削除されず、容量不足状態になる場合があります。その結果、ConfigStore への書き込み操作が失敗するようになります。バックトレースに次のようなログが記録されます。

    2022-12-19T03:51:42.733Z cpu53:26745174)WARNING: VisorFSRam: 203: Cannot extend visorfs file /etc/vmware/configstore/current-store-1-journal because its ramdisk (configstore) is full

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 3246132:NTP サーバとの同期が失敗した後、ESXi ホストでシステム クロック のドリフトが発生する

    何らかの理由で NTP サーバと ESXi ホスト間の接続が遅延している場合、ESXi ホストのシステム クロックにドリフトが発生することがあります。vsish コマンド vsish -e get /system/ntpclock/clockData を実行すると、adjtime フィールドに大きな負の値が表示されることがあります。例:

    NTP clock data {  
    ...  adjtime() (usec):-309237290312 <<<<<<  
    ...
    }

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 3185560:仮想マシン ディスクのホット拡張後、vSphere Virtual Volumes データストア上のスワップ ファイルを使用した仮想マシンの vSphere vMotion 操作が断続的に失敗する

    vSphere Virtual Volumes データストア上のスワップ ファイルを使用した仮想マシンの vSphere vMotion 操作は、次の状況で失敗することがあります:

    ESXi ホスト A で実行されている仮想マシンが ESXi ホスト B に移行された後、仮想マシン ディスクがホット拡張され、仮想マシンが ESXi ホスト A に戻される。この問題は、スワップ仮想ボリュームに関する統計情報が古いために発生します。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 3236207:データストアがアクセス不能と表示されるため、vCenter Server システムから NFS v3 データストアをアンマウントできない

    vSphere Client または ESXCLI を使用して vCenter Server システムから NFSv3 データストアをアンマウントしているときに、データストアがアクセス不能と表示されるか、「Unable to Refresh」エラーが表示されることがあります。この問題が起きるのは、NFS がマウントの詳細情報を ConfigStore から削除する前に hostd キャッシュが更新され、まれに競合状態が発生した場合です。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 3236064:データストア数が多い ESXi ホストでは、vSphere Lifecycle Manager を使用したコンプライアンス スキャンまたは修正スキャンに時間がかかることがある

    vSphere Lifecycle Manager を使用するコンプライアンス スキャンまたは修正スキャンには、ESXi ホストに接続されているすべてのボリューム、それらの空き容量、バージョン、その他の詳細情報を一覧表示する、アップグレードの事前チェックが含まれています。ホストに多数のデータストアが接続されており、各データストアの容量が大きい場合は、事前チェックに時間がかかることがあります。この時間は、クラスタまたはホストに接続されているベースラインの数に応じて増加します。

    本リリースで、この問題は修正されました。問題がすでに発生している場合は、修正スキャンまたはコンプライアンス スキャンの実行中に、接続されているデータストアを切断し、操作が完了したらデータストアを再接続します。

  • PR 3245763:vSphere vMotion 操作の実行中に、分散ファイアウォール (DFW) が有効なターゲット ESXi ホストが機能を停止し、パープル スクリーンが表示されることがある

    vSphere vMotion 操作のターゲット ホストで DFW が有効になっている場合、まれに競合状態が発生してホストが機能を停止し、パープル スクリーンが表示されることがあります。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 3158866:論理ボリューム マネージャ (LVM) チェックにより、VMFS ボリュームの拡張中に仮想マシンが応答しなくなることがある

    LVM プローブ中に VMFS ボリュームの拡張操作が実行され、その VMFS パーティション バッキング サイズなどのボリューム属性が更新されると、VMFS ボリュームの現在のサイズがディスク上の LVM メタデータと一致しなくなることがあります。その結果、LVM はこのようなボリュームをオフラインとしてマークし、そのボリューム上の仮想マシンは応答しなくなります。

    本リリースで、この問題は修正されました。この修正により、デバイス属性の更新が高速化されるように入出力制御 (IOCTL) が向上し、このような状況が回避されます。

  • PR 3152717:vCenter Server 7.0 Update 3j 以降へのアップグレード後に、vSphere Auto Deploy ワークフローが失敗することがある

    リバース プロキシ構成環境でのネットワークの問題が原因で、vCenter Server 7.0 Update 3j 以降へのアップグレード後に、vSphere Auto Deploy ワークフローが失敗することがあります。ESXi 管理コンソールと /var/log/vmware/rbd/rbd-cgi.log file に HTTP クライアント エラーが表示されます。

    本リリースで、この問題は修正されました。この修正により、リバース プロキシ構成環境で Auto Deploy ワークフローが正常に実行されるようになります。

  • PR 3185125:sched.nodeX.affinity を使用している場合、ゲスト OS の仮想 SLIT テーブルがポピュレートされない

    仮想 NUMA ノードのアフィニティを指定すると、vSLIT テーブルがポピュレートされず、vmware.log に次のエラーが表示されることがあります。 vSLIT: NumaGetLatencyInfo failed with status: 195887107.

    この問題は、ノードのアフィニティを次のように設定したときに発生します。

    numa.slit.enable = "TRUE"

    sched.node0.affinity = 0

    sched.node1.affinity = 1

    ...sched.nodeN.affinity = N

    本リリースで、この問題は修正されました。この問題がすでに発生している場合は、ノードのアフィニティではなく、関連付けられた NUMA ノードの物理 CPU に対する仮想 CPU アフィニティを指定します。

    例:

    numa.slit.enable = "TRUE"

    sched.vcpu0.affinity = "0-7"

    sched.vcpu1.affinity = "0-7"

    ...sched.vcpuN.affinity = "Y-Z"

  • PR 3181774:CBT が有効な FCD を CBT が無効な仮想マシンに接続してもエラーが表示されない

    変更ブロックのトラッキング (CBT) を有効にした First Class Disk (FCD) を、CBT が無効な仮想マシンに接続すると、詳細なエラーはスローされませんが、操作を有効にできません。バックトレースに「InvalidState」などのエラー メッセージが表示されることがあります。これは一般的なエラー メッセージで、問題の詳細は示されません。

    本リリースで、この問題は修正されました。この修正により、エラー メッセージ「Cannot attach a CBT enabled fcd: {path} to CBT disabled VM.」が hostd サービスのログに追加され、タスクのステータス メッセージが vSphere Client に追加されます。

  • PR 3185827:SNMP が有効になっていない場合でも、/var/spool の下にある SNMP ディレクトリにトラップ ファイルが表示される

    たとえば、ESXi のホストの再起動後に hostd サービスが起動した後、/var/spool の下に SNMP ディレクトリが作成され、このディレクトリに多数の .trp ファイルが表示されることがあります。

    本リリースで、この問題は修正されました。この修正により、ディレクトリ /var/spool/snmp は SNMP が有効な場合にのみ作成されるようになりました。

  • PR 3082867:レプリケートされた仮想マシンを ESXi ホストに移行した後に、そのホストが機能を停止し、パープル スクリーンが表示されることがある

    環境によっては、レプリケートされた仮想マシンを特定の ESXi ホストに移行する場合の完全同期時に、一部の SCSI WRITE コマンドが、転送マップの最後を超えたアドレス範囲をターゲットとする場合があります。その結果、ESXi ホストでが機能を停止し、パープル スクリーンと次のようなバックトレースが表示されることがあります。

    #0 DLM_free (msp=0x43238f2c9cc0, mem=mem@entry=0x43238f6db860, allowTrim=allowTrim@entry=1 '\001') at bora/vmkernel/main/dlmalloc.c:4924

    #1 0x000041802a151e01 in Heap_Free (heap=0x43238f2c9000, mem=<optimized out>) at bora/vmkernel/main/heap.c:4217

    #2 0x000041802a3b0fa1 in BitVector_Free (heap=<optimized out>, bv=<optimized out>) at bora/vmkernel/util/bitvector.c:94

    #3 0x000041802b9f4f3f in HbrBitmapFree (bitmap=<optimized out>) at bora/modules/vmkernel/hbr_filter/hbr_bitmap.c:91

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 3162499:NSX 管理対象ワークロードの仮想マシンへのサービス挿入中に、一部の仮想マシンが断続的に応答しなくなり、仮想デバイスがリセットされる場合がある

    NSX 管理対象ワークロードの仮想マシンへのサービス挿入中に、スイッチポートから別のスイッチポートへの入力チェーンによりパケット リストが再挿入されることがあります。この場合、送信元のスイッチポートが入力チェーンの実際の portID に対応しなくなるため、仮想デバイスが送信されたフレームの完了状態を取得しません。その結果、サービス挿入タスクを実行すると、ネットワーク接続の問題が原因で一部の仮想マシンが断続的に応答しなくなることがあります。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 3219441:ESXi Host Client のブラウザ コンソールを使用してゲスト OS にキーを送信できない

    ESXi Host Client で仮想マシンのブラウザ コンソールを開き、ゲスト OS] > [キーの送信 の順に進んでキー入力(Ctrl + Alt + Delete キーなど)を選択しても、選択内容がゲスト OS に送信されません。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 3209853:プラットフォームの遅延により、Windows 仮想マシンが機能を停止し、ブルー スクリーンに署名 0x5c が表示されることがある

    Windows タイマー コードやプラットフォームの遅延(ストレージやネットワークの遅延など)に関する複合的な要因で Windows 仮想マシンが機能を停止し、ブルー スクリーンに次の署名が表示されることがあります。

    HAL_INITIALIZATION_FAILED (0x5c) (これは HAL の初期化に失敗したことを示します。)

    Arguments:

    Arg1: 0000000000000115, HAL_TIMER_INITIALIZATION_FAILURE

    Arg2: fffff7ea800153e0, Timer address

    Arg3: 00000000000014da, Delta in QPC units (delta to program the timer with)

    Arg4: ffffffffc0000001, invalid status code (STATUS_UNSUCCESSFUL)

    このようなプラットフォームの遅延が原因で、Windows の HPET タイマーによって実行されたチェックが失敗し、問題が発生する場合があります。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 3178109:vSphere Lifecycle Manager のコンプライアンス チェックが失敗し、「操作の実行中に不明なエラーが発生しました」というメッセージが表示される

    ESXi の基本イメージには、OEM アドオンでパッケージ化された上位バージョンの非同期ドライバ コンポーネントによって上書きされることがある、ドライバ コンポーネントが含まれています。このようなコンポーネントがホスト上で手動で削除されると、vSphere Lifecycle Manager のコンプライアンス チェックが予期せずに失敗することがあります。vSphere Client には、Host status is unknownAn unknown error occurred while performing the operation などのエラーが表示されます。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 3180634:AMD CPU で特定の仮想マシンがネストされていると、そのパフォーマンスが低下することがある

    AMD CPU で仮想化ベースのセキュリティ (VBS) を搭載した Windows などのオペレーティング システムの仮想マシンがネストされていると、パフォーマンスの低下、タイムアウト、応答不能などが発生することがあります。これは、AMD の Rapid Virtualization Indexing (RVI)(ネストしたページ テーブル (NPT) とも呼ばれる)の仮想化に関する問題が原因です。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 3223539:NVMe デバイスの障害が原因で、ESXi ホストの再起動後に一部の vmnic が表示されないことがある

    接続フェーズ中に NVMe デバイスに問題が発生した場合、NVMe ドライバは NVMe コントローラを無効にして、ハードウェア キュー リソースをリセットします。デバイスを再接続すると、ハードウェアとドライバのキュー ポインタが一致せず、NVMe デバイスで IOMMU 障害が発生し、これが原因でメモリの破損や vmkdevmgr サービスの障害が発生することがあります。その結果、ネットワークに一部の vmnic が表示されません。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 3218835:vSphere Fault Tolerance を無効にするか、サスペンドすると、仮想マシンが約 10 秒間応答しなくなることがある

    vSphere Fault Tolerance を無効にするか、サスペンドすると、一部の仮想マシンでは vSphere Fault Tolerance のリソースを解放するのに 10 秒ほどかかることがあります。その結果、これらの仮想マシンは、ネットワーク要求やコンソール操作に一時的に応答しなくなります。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 3181901:ESXi ホストが応答しなくなり、ホストをメンテナンス モードにしたり、そのホストから仮想マシンを移行したりできなくなる

    ESXi ホストに接続されている VMFS ボリューム上のメタデータの非同期読み取りにより、ホスト上の他のスレッドとの間に競合状態が発生し、ホストが応答しなくなることがあります。その結果、ホストをメンテナンス モードにしたり、そのホストから仮想マシンを移行したりすることができなくなります。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 3156666:長さが 60 バイト未満のパケットがドロップされることがある

    ESXi ホストは、60 バイト未満のパケットにゼロ以外の無効なバイトを追加することがあります。結果として、そのような無効なバイトが含まれたパケットはドロップされます。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 3180283:最近ホットアドされたメモリを使用する仮想マシンを移行すると、ESXi ホストが繰り返し機能を停止し、パープル スクリーンが表示されることがある

    移行後、メモリのホットプラグ モジュールがターゲット ホスト上の仮想マシンの NUMA メモリ レイアウトを再計算するときに競合状態が発生するため、ESXi ホストが繰り返し機能を停止し、パープル スクリーンが表示されることがあります。次のようなエラーがバックトレースに記録されます。

    0x452900262cf0:[0x4200138fee8b]PanicvPanicInt@vmkernel#nover+0x327 stack: 0x452900262dc8, 0x4302f6c06508, 0x4200138fee8b, 0x420013df1300, 0x452900262cf0  0x452900262dc0:[0x4200138ff43d]Panic_WithBacktrace@vmkernel#nover+0x56 stack: 0x452900262e30, 0x452900262de0, 0x452900262e40, 0x452900262df0, 0x3e7514  0x452900262e30:[0x4200138fbb90]NMI_Interrupt@vmkernel#nover+0x561 stack: 0x0, 0xf48, 0x0, 0x0, 0x0  0x452900262f00:[0x420013953392]IDTNMIWork@vmkernel#nover+0x7f stack: 0x420049800000, 0x4200139546dd, 0x0, 0x452900262fd0, 0x0  0x452900262f20:[0x4200139546dc]Int2_NMI@vmkernel#nover+0x19 stack: 0x0, 0x42001394e068, 0xf50, 0xf50, 0x0  0x452900262f40:[0x42001394e067]gate_entry@vmkernel#nover+0x68 stack: 0x0, 0x43207bc02088, 0xd, 0x0, 0x43207bc02088  0x45397b61bd30:[0x420013be7514]NUMASched_PageNum2PhysicalDomain@vmkernel#nover+0x58 stack: 0x1, 0x420013be34c3, 0x45396f79f000, 0x1, 0x100005cf757  0x45397b61bd50:[0x420013be34c2]NUMASched_UpdateAllocStats@vmkernel#nover+0x4b stack: 0x100005cf757, 0x0, 0x0, 0x4200139b36d9, 0x0  0x45397b61bd80:[0x4200139b36d8]VmMem_NodeStatsSub@vmkernel#nover+0x59 stack: 0x39, 0x45396f79f000, 0xbce0dbf, 0x100005cf757, 0x0  0x45397b61bdc0:[0x4200139b4372]VmMem_FreePageNoBackmap@vmkernel#nover+0x8b stack: 0x465ec0001be0, 0xa, 0x465ec18748b0, 0x420014e7685f, 0x465ec14437d0

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 3100552:ESXi の起動が 5 分後にタイムアウトになり、自動的にホストが再起動する

    ESXi の最初の起動中に VMware ESXi のロード中 という進行状況バーが表示され、ブートローダーがすべての起動モジュールをロードするのに合計で 5 分以上かかる場合は、次の起動フェーズに進む前にホスト ファームウェアが起動プロセスをタイムアウトにして、システムをリセットします。

    本リリースで、この問題は修正されました。ESXi 7.0 Update 3o では、ESXi ブートローダーが起動モジュールをロードするたびに 5 分間のタイムアウトをリセットします。

  • PR 3184368:SCSI LUN の永続名が設定されないことがある

    SCSI-3 準拠デバイスの永続名プロパティは、T10 および SMI 標準で定義されている重要な製品データ (VPD) の 80h および 83h ページから取得されます。永続名をポピュレートするために、ESXi ではまず、デバイスでサポートされている VPD ページのリストを取得する照会コマンドを送信します。次に、ESXi は、サポートされている全 VPD ページのデータを取得するコマンドを発行します。ターゲット アレイの問題により、not supported というエラーを表示して、デバイスがリスト内のページの VPD ページ データを取得するコマンドに失敗することがあります。その結果、ESXi がデバイスの永続名プロパティをポピュレートできなくなります。

    本リリースで、この問題は修正されました。この修正により、永続名の生成に VPD ページ データが必要ない場合、VPD ページ データを取得するコマンドのエラーが無視されます。ただし、80h ページと 83h ページのデータを取得するコマンドのエラーは除きます。

  • PR 3184425:ESXi ホスト上で VXLAN Tunnel End Point (VTEP) のポート スキャンを実行すると、接続が断続的に失われることがある

    ESXi ホスト上で VTEP のポート スキャンを実行すると、接続が断続的に失われることがありますが、これは次の条件下でのみ発生します。

    1. 環境内に多数の VTEP がある

    2. すべての VTEP が同じ IP サブネット内にある

    3. アップストリーム スイッチが Cisco ACI である

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 3156627:実行中の仮想マシンで仮想ディスクのモードを変更すると、仮想マシンが機能を停止することがある

    VMware Host Client を使用して、実行中の仮想マシンのディスク モードを(たとえば、[独立型: 読み取り専用] から [依存型] または [独立型: 通常] に)編集すると、操作が失敗し、仮想マシンが機能を停止することがあります。vmware.log には次のようなエラーが記録されます。

    msg.disk.notConfigured2] Failed to configure disk 'scsi0:4'. The virtual machine cannot be powered on with an unconfigured disk.

    [msg.checkpoint.continuesync.error] An operation required the virtual machine to quiesce and the virtual machine was unable to continue running.

    本リリースで、この問題は修正されました。この修正により、VMware Host Client を使用した、実行中の仮想マシン上の [独立型: 読み取り専用] ディスクでのモードの変更がブロックされます。vSphere Client では、すでにこのような操作はブロックされています。

  • PR 3164477:VMware Skyline Health Diagnostics で vSAN メモリ プールに関する警告が複数表示される

    vSAN メモリ プールによっては、空きヒープ メモリ推定ロジックで実際より多いメモリ ヒープが考慮され、メモリ不足の警告がトリガされることがあります。その結果、Skyline Health の [物理ディスク] セクションで、多くのホストに対して健全性に関する警告 Memory pools (heap) が表示されます。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 3168950:TCP/IP ヒープ領域が十分でないため VMware NSX-T Data Center のインストール中に ESXi ホストが機能を停止し、パープル スクリーンが表示される

    VMware NSX-T Data Center にはネット スタックが複数あるため、デフォルトの TCP/IP ヒープ領域ではインストールを実行するのに十分でない場合があります。その結果、ESXi ホストが機能を停止し、パープル スクリーンが表示されることがあります。

    本リリースで、この問題は修正されました。この修正により、デフォルトの TcpipHeapSize 設定が 0 MB から 8 MB に、最大サイズが 32 MB から 128 MB に増加されました。vSphere Client で TcpipHeapSize の値を変更するには、[ホストおよびクラスタ] > [構成] > [システム] > [システムの詳細設定] > [TcpipHeadSize] の順に選択します。VMware NSX-T Data Center を使用する vCenter Server システムでは、この値を 128 MB に設定してください。

  • PR 3096974:I/O フィルタでまれに発生する競合状態が原因で、ESXi ホストが処理を停止し、パープル スクリーンが表示される場合がある

    仮想マシンで I/O フィルタを使用している ESXi ホストは、まれに競合状態が原因で処理がランダムに停止し、パープル スクリーンと #DF Exception 8 IP 0x42002c54b19f SP 0x453a9e8c2000 などのエラーが表示されることがあります。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 3112194:execInstalledOnly 設定が原因で、ESXi ホストで Spherelet の起動に失敗することがある

    execInstalledOnly 設定は、アプリケーションや vmkernel モジュールなどのバイナリの実行を制限するランタイム パラメータです。これにより、セキュリティに加え、違反や侵害に対する保護が強化されます。一部の execInstalledOnly セキュリティ チェックは、Kubernetes 制御プレーンの拡張機能として機能する ESXi UserWorld エージェントである Spherelet に干渉し、すべてのファイルがインストールされていても開始できない場合があります。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 3115870:ベンダー パッケージのインストールを同時実行した場合に VMware VIB のインストールが失敗することがある

    JetStream Software、Microsoft、VMware など、各種のベンダーの更新パッケージをインストールする際に、複数のクライアントが同じ PatchManager API を呼び出し、競合状態になることがあります。その結果、VMware インストール パッケージ (VIB) のインストールに失敗することがあります。ログでは、vim.fault.PlatformConfigFault のようなエラーが確認できます。これは、ESXi ホストの構成に関して何らかのエラーが発生したことを示す汎用的なエラーです。vSphere Client に、次のようなメッセージが表示されます:An error occurred during host configuration

    本リリースで、この問題は修正されました。今回の修正では、実際の問題を認識してインストールを再試行できるように、TaskInProgress 警告を返すようになりました。従来の PlatformConfigFault は返されません。

  • PR 3164439:一部のアプリケーションで、ESXi のファイル ハンドルが多すぎてパフォーマンスが低下する場合がある

    非常にまれに、NVIDIA 仮想 GPU (vGPU) などのアプリケーションが非常に多くのファイル ハンドルを使用した結果、ESXi が他のサービスや仮想マシンの処理に失敗することがあります。これにより、一部のノードで GPU が非表示になる、GPU メモリがゼロと報告される、パフォーマンスが低下するなどの問題が発生することがあります。

    本リリースで、この問題は修正されました。今回の修正により、vGPU 仮想マシンが使用できるファイル ハンドルの数が減少しています。

  • PR 3162963:同じクラスタ内の 2 台の ESXi ホストで、同一の VMFS ボリュームに対してボリュームの拡張操作と更新操作を並行して実行すると、対象の VMFS ボリュームがオフラインになることがある

    vCenter Server クラスタ内の ESXi ホストで VMFS ボリュームの拡張操作が進行している間に、別のホストでユーザーまたは vCenter Server が同じ VMFS ボリュームの容量の更新操作を開始すると、操作の対象としたボリュームがオフラインになることがあります。この問題は、デバイスの再スキャン中にディスクのボリューム メタデータに記録されるデバイス サイズと、デバイスの再スキャンが完了しないと更新されない、ホスト上のプラグイン可能なストレージ アーキテクチャ (PSA) レイヤーのデバイス サイズの値が一致しないことが原因で発生します。

    本リリースで、この問題は修正されました。今回の修正により、ボリューム マネージャ コードの回復性が向上し、デバイスの属性が連続的に更新されるようになったほか、vCenter Server によりデバイス サイズの不一致が報告された場合には、デバイス サイズを再度比較するようになりました。

  • PR 3161690:Vigor ルーターを使用する環境で、ESXi ホストの CPU 使用率が断続的に増加することがある

    まれに発生する競合状態が原因で、仮想マシンのパワーオフ コマンドが Vigor ルーターによるコールバック機能と競合すると、アップグレード後などに、ESXi ホストの CPU 使用率が増加することがあります。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 3165374:ESXi ホストが TCP TIME_WAIT 中に応答しなくなり、機能を停止して、パープル スクリーンが表示されることがある

    グローバル TCP pcbinfo ロックの競合が原因で、TCP スロー タイマーが TIME_WAIT の接続のリストに対処し、期限切れの接続を閉じている間に、TCP 入力処理が枯渇することがあります。その結果、TCP TIME_WAIT ソケットのクリーンアップ中に、VMkernel が機能を停止し、パープル スクリーンと、Spin count exceeded - possible deadlock エラーが表示されることがあります。バックトレースは、tcp_slowtimo()tcp_twstart() などの tcpip 関数を指します。

    本リリースで、この問題は修正されました。この修正により、TIME_WAIT の接続リストを保護し、期限切れになった接続を閉じるときにのみ TCP pcbinfo ロックを取得するための新しいグローバル ロックが追加されます。

  • PR 3166818:同じ NFS サーバ IP アドレスを使用するマウント ポイントのいずれかがエラーを返すと、VAAI-NAS がすべてのマウント ポイントをサポート対象外としてマークする場合がある

    VAAI-NAS ベンダー プラグインを使用すると、ESXi ホスト上の複数のファイル システムが同じ NFS サーバ IP アドレスを使用してデータストアを作成します。特定の NAS プロバイダで、startSession 呼び出し中にマウントの 1 つが VIX_E_OBJECT_NOT_FOUND (25) エラーを返すと、同じ NFS サーバ IP アドレスを使用するすべてのファイル システムのハードウェア アクセラレーションがサポート対象外になる場合があります。この問題は、ESXi ホストが NFS サーバにディレクトリをマウントしたものの、そのディレクトリが、その NFS サーバから移動されているなどの理由で、startSession 呼び出し時に使用できない場合に発生します。

    本リリースで、この問題は修正されました。この修正により、VAAI-NAS が、エラーを報告したマウントのみをサポート対象外としてマークするようになります。

  • PR 3112692:smartpqi ドライバが ThinkSystem PM1645a SAS SSD デバイスの場所を取得できない

    まれに、smartpqi plugin in LSU service が VPD ページ 0x80 から実際のシリアル番号よりも長いシリアル番号文字列を取得し、キャッシュ内のデバイス ルックアップが失敗することがあります。その結果、コマンド esxcli storage core device physical get -d <device_id> を実行してデバイスの場所を取得すると、Unable to get location for device. Device is not found. などのエラーが表示されます。

    本リリースで、この問題は修正されました。この修正により、smartpqi plugin in LSU service が常に正しいシリアル番号の長さをチェックし、デバイスの場所を検出するようになります。

  • PR 3100030:ESXi ホストが機能を停止して、VMFS ヒープの破損を示すパープル スクリーンが表示されることがある

    VMFS データストアのホスト キャッシュで競合状態が発生すると、ヒープが破損し、ESXi ホストが機能を停止して、パープル スクリーンになり、次のようなメッセージが表示されることがあります。

    PF Exception 14 in world xxxxx:res3HelperQu IP 0xxxxxxe2 addr 0xXXXXXXXXX

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 3121216:Internet Control Message Protocol (ICMP) がアクティブでない場合、アップグレード後に、ESXi ホストの再起動に時間がかかることがある

    環境内の NFS サーバで ICMP がアクティブでない場合は、システムをアップグレードすると、NFS データストアのリストア操作が失敗するため、ESXi ホストの再起動が完了するまでに 1 時間かかることがあります。NFS では vmkping ユーティリティを使用して、マウント操作を実行する前に NFS サーバの到達可能な IP アドレスを特定します。ICMP がアクティブでない場合は、マウント操作が失敗します。

    本リリースで、この問題は修正されました。ICMP プロトコルに対する依存関係を削除して到達可能な IP アドレスを検出するため、この修正によりソケット API が追加され、特定の NFS サーバ上の IP アドレスが使用可能になります。

  • PR 3098760:Likewise のメモリ枯渇が原因で、ESXi ホストが Active Directory ドメインまたは vCenter Server からランダムに切断される

    Active Directory 操作および関連ライブラリでメモリ リークが発生したり、ESXi ホストでスマート カード認証が有効になっていたりすると、Likewise のメモリが枯渇することがあります。

    本リリースで、この問題は部分的に修正されました。詳細については、VMware ナレッジベースの記事 KB78968 を参照してください。

  • PR 3118402:ESXi ホストのシステム クロックが実際に同期されている場合でも、NTP 監視機能が時刻サービスのテスト レポートで断続的な時刻同期の失敗を返す

    時刻サービス監視インフラストラクチャは、ntpd という NTP デーモンに定期的に照会して、ESXi ホストの時刻同期状態を確認します。このような状態情報を読み取るソケット呼び出しのタイムアウトが原因で、照会が断続的に失敗することがあります。その結果、NTP テスト レポートに時刻同期失敗アラートが表示されることがあります。

    本リリースで、この問題は修正されました。この修正により、NTP 監視の照会が失敗しなくなります。

  • PR 3159168:vmkernel.log に「End path evaluation for device」メッセージが複数記録される

    デバイスへのすべてのパスの状態を評価する定期的なデバイス プローブにより、リリース ビルドの vmkernel.log ファイルに不要な End path evaluation for device メッセージが複数作成されることがあります。

    本リリースで、この問題は修正されました。この修正により、End path evaluation for device メッセージはベータ版などのリリース以外のビルドのみに制限されます。このようなログを表示するには、詳細ログ レベルを有効にする必要があります。

  • PR 3101512:アップリンクがアクティブな場合でも、アップリンクの冗長性が失われたという警告が表示される

    物理 NIC からネットワーク ケーブルを素早く取り外してから再度差し込むと、ESXi ホスト エージェントの hostd によってアップリンクの冗長性をリストアするイベントがトリガされますが、場合によっては、アップリンクが 1 秒後にリストアされても、アップリンクの冗長性が失われたという誤ったアラームが表示されます。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 3161473:ステートレス ESXi ホストを使用する操作で、システム キャッシュに必要なリモート ディスクが選択されず、修正やコンプライアンスの問題が発生することがある

    ストレージの移行など、ステートレス ESXi ホストを使用する操作で、システム キャッシュに必要なリモート ディスクが選択されない場合があります。たとえば、新しいブート LUN を LUN 0 として保持する必要があるにもかかわらず、vSphere Auto Deploy で LUN 1 が選択されることがあります。

    本リリースで、この問題は修正されました。この修正により、一貫した方法でリモート ディスクをソートし、LUN ID が最も小さいディスクを常に選択できるようになりました。修正を確実に有効にするには、次の手順を実行します。

    1. [Auto Deploy] ウィザードの [ホスト プロファイルの編集] 画面で、詳細設定 > システム イメージ キャッシュ設定 > システム イメージ キャッシュ設定 を選択します。

    2. [システム イメージ キャッシュ プロファイル設定] ドロップダウン メニューで [ホスト上でステートレス キャッシュを有効化] を選択します。

    3. 最初のディスクの引数remotesortedremote で置き換えるか、remoteesxsortedremoteesx で置き換えて、編集します。

ESXi-7.0U3o-22348816-no-tools

プロファイル名

ESXi-7.0U3o-22348816-no-tools

ビルド

ビルドの詳細については、「本リリースに含まれるパッチ」を参照してください。

ベンダー

VMware, Inc.

リリース日

2023 年 9 月 28 日

許容レベル

PartnerSupported

影響を受けるハードウェア

該当なし

影響を受けるソフトウェア

該当なし

影響のある VIB

  • VMware_bootbank_gc_7.0.3-0.105.22348816

  • VMware_bootbank_native-misc-drivers_7.0.3-0.105.22348816

  • VMware_bootbank_vsanhealth_7.0.3-0.105.22348816

  • VMware_bootbank_crx_7.0.3-0.105.22348816

  • VMware_bootbank_esx-xserver_7.0.3-0.105.22348816

  • VMware_bootbank_vdfs_7.0.3-0.105.22348816

  • VMware_bootbank_cpu-microcode_7.0.3-0.105.22348816

  • VMware_bootbank_esx-base_7.0.3-0.105.22348816

  • VMware_bootbank_vsan_7.0.3-0.105.22348816

  • VMware_bootbank_esxio-combiner_7.0.3-0.105.22348816

  • VMware_bootbank_esx-ui_2.11.2-21988676

  • VMware_bootbank_bmcal_7.0.3-0.105.22348816

  • VMware_bootbank_esx-dvfilter-generic-fastpath_7.0.3-0.105.22348816

  • Mware_bootbank_trx_7.0.3-0.105.22348816

  • VMware_bootbank_loadesx_7.0.3-0.105.22348816

  • VMware_bootbank_esx-update_7.0.3-0.105.22348816

  • VMW_bootbank_lsi-msgpt3_17.00.12.00-2vmw.703.0.105.22348816

  • VMware_bootbank_lsuv2-smartpqiv2-plugin_1.0.0-9vmw.703.0.105.22348816

  • VMW_bootbank_nvme-pcie_1.2.3.16-3vmw.703.0.105.22348816

  • VMW_bootbank_vmw-ahci_2.0.11-2vmw.703.0.105.22348816

  • VMW_bootbank_iavmd_2.7.0.1157-3vmw.703.0.105.22348816

修正されたパッチ リリース

3244098、3216958、3245763、3242021、3246132、3253205、3256804、3239170、3251981、3215370、3117615、3248478、3252676、3235496、3238026、3236064、3224739、3224306、3223755、3216958、3233958、3185125、3219264、3221620、3218835、3185560、3221099、3211625、3221860、3228586、3224604、3223539、3222601、3217258、3213041、3216522、3221591、3216389、3220004、3217633、3216548、3216449、3156666、3181574、3180746、3155476、3211807、3154090、3184008、3183519、3183519、3209853、3100552、3187846、3113263、3176350、3185827、3095511、3184425、3186351、3186367、3154090、3158524、3181601、3180391、3180283、3184608、3181774、3155476、3163361、3182978、3184368、3160456、3164575、3181901、3184871、3166818、3157195、3164355、3163271、3112194、3161690、3261925、3178589、3178721、3162963、3168950、3159168、3158491、3158866、3096769、3165374、3122037、3098760、3164439、3161473、3162790、3100030、3096974、3161473、3165651、3083007、3118240、3151076、3118402、3160480、3156627、3158531、3162499、3158512、3053430、3153395、3117615、3099192、3158508、3115870、3119834、3158220、3110401、2625439、3099357、3152811、3108979、3120165、3245953、3178109、3211395、3164477、3119959、3164462、3036883、3112692、3218578、3224847

関連する CVE 番号

該当なし

このパッチでは、以下の問題がアップデートされています。

  • PR 3187846:手動で VMX ファイルを編集している場合、パワーオフ状態の暗号化された仮想マシンで画面解像度設定が機能しないことがある

    VMX ファイルを編集して、パワーオフ状態の暗号化された仮想マシンの画面解像度を手動で指定すると、この変更が有効にならない場合があります。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 3253205:固定 IPv6 ゲートウェイが 18 時間以内に消失する

    vSphere 環境で固定 IPv6 ゲートウェイ アドレスを構成すると、タイムアウトが原因で、対象のゲートウェイが 18 時間以内に消失する場合があります。

    本リリースで、この問題は修正されました。この修正により、固定ゲートウェイの既存のタイムアウトが削除されます。

  • PR 3272532:vmnic で速度を [自動] から [全二重] に変更すると、速度が [半二重] と表示される

    有効な Cisco Discovery Protocol (CDP) を使用する環境でのデュプレックス TLV の解析中に、長さのチェックが失敗することがあります。その結果、ピア デバイスの物理 NIC で速度を 自動 から 全二重 に変更すると、ネイバー情報欄の TLV に、実際のデュプレックス値ではなくデフォルト値の [半二重] と表示されます。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 3251981:NFSv4.1 ファイルにデータが含まれていても、データがないと表示されることがある

    書き込み専用アクセス権で既存の NFSv4.1 ファイルを開く場合、何らかの理由で NFS クライアントが読み取り専用アクセス権で同じファイルを再度開くと、ファイルが空ではないにもかかわらず、クライアントの読み取り操作でデータが返されないことがあります。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 3116601:ESXi ホストで vSAN VMkernel アダプタのデフォルト ゲートウェイを上書きすると、ホスト上の vSphere HA エージェントがアクセス不能と表示される

    ESXi ホストで vSAN VMkernel アダプタのデフォルト ゲートウェイを上書きすると、vSphere HA によって ESX ホストにデプロイされるエージェントであるフォルト ドメイン マネージャ (FDM) が、Internet Control Message Protocol (ICMP) の ping の受信を停止することがあります。その結果、FDM が、ホスト上の vSphere HA エージェントが他のホストの一部の管理ネットワーク アドレスにアクセスできないことを示す誤ったクラスタ アラームを発行することがあります。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 3251801:Intel Ice Lake CPU 搭載の 6.7.x ESXi ホストで vSphere vMotion 操作を実行すると、msg.checkpoint.cpucheck.fail が発生して失敗する

    ESXi 6.7.x を実行している Intel Ice Lake CPU 搭載ホストで、vSphere Client または VMware Hybrid Cloud Extension (HCX) を使用して vSphere vMotion 操作を実行すると、msg.checkpoint.cpucheck.fail などのエラーが発生して失敗します。vSphere Client の場合は、移動先のホストで cpuid.PSFD がサポートされていないことを示すメッセージが表示されます。HCX の場合は、A general system error occurred: vMotion failed: などのレポートが表示されます。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 3036883:lsi_msgpt3 ドライバのアップグレード中に SAS パスが失われる場合がある

    バージョン 17.00.12.00-1 以前の lsi_msgpt3 ドライバをアップグレードすると、SAS パスの消失が原因で、ESXi ホスト上のストレージ接続と仮想マシンが応答しなくなることがあります。VMkernel ログに次のようなエラー メッセージが記録されます。

    2022-06-19T05:25:51.949Z cpu26:2097947)WARNING: NMP: nmpDeviceAttemptFailover:640: Retry world failover device "naa.6000d310045e2c000000000000000043" - issuing command 0x459acc1f5dc0

    2022-06-19T05:25:51.949Z cpu26:2097947)WARNING: vmw_psp_rr: psp_rrSelectPath:2177: Could not select path for device "naa.6000d310045e2c000000000000000043".

    2022-06-19T05:25:51.949Z cpu26:2097947)WARNING: NMP: nmpDeviceAttemptFailover:715: Retry world failover device "naa.6000d310045e2c000000000000000043" - failed to issue command due to Not found (APD), try again...

    本リリースで、この問題は修正されました。この問題がすでに発生している場合は、ストレージ コントローラでのフェイルバック後にストレージを再スキャンして、パスとストレージ接続を復旧します。

  • PR 3224739:ドロップ済みの Syslog メッセージのアラームが表示される

    vSphere システムのネットワーク スループットがログ メッセージの生成速度に合致していない場合、リモート Syslog サーバに送信されるログ メッセージの一部がドロップすることがあります。その結果、vSphere Client で、Triggered Alarm タイプのホスト エラーが表示され、ログに ALERT: vmsyslog logger xxxx:514 lost yyyy log messages などの警告が記録されます。

    本リリースで、この問題は修正されました。この修正により、ログ サービスのネットワーク ログ パフォーマンスが向上し、消失するログ メッセージの数が減少します。

  • PR 3247027:vSphere vMotion による NVIDIA 仮想 GPU (vGPU) 仮想マシンの移行中に障害が発生すると、移動先の ESXi ホストが機能を停止し、パープル スクリーンが表示されることがある

    非常にまれに、vSphere vMotion による vGPU 仮想マシンの移行中に何らかの障害が発生すると、特定の内部操作の進行中に vMotion 操作が失敗としてマークされます。その結果、移動先の ESXi ホストが機能を停止し、パープル スクリーンが表示されることがあります。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 3095511:SFCB サービスが断続的に失敗し、複数の ESXi ホストに「sfcb-vmware_bas-zdump」ファイルが生成される

    非常にまれに、初期化されていない変数に SFCB サービスがアクセスすると、サービスが失敗し、sfcb-vmware_bas-zdump.000 などのダンプ ファイルが生成されることがあります。この問題は、初期化されていない変数にアクセスすると、SFCB プロセスがヒープの割り当てを超えるまでメモリ要求を維持する場合があることが原因です。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 3218578:一部の Lenovo ThinkSystem 起動 RAID アダプタで、誤ったデバイス説明が表示される

    vSphere Client などの vSphere クライアント インターフェイス内にいる場合、または ESXi Shell から lspciesxcfg-scsidevs -a などのコマンドを実行する場合は、Lenovo ブランドの起動 SATA/NVMe アダプタのデバイス名が、使用されるコントローラ チップの一般名として表示されることがあります。たとえば、88SE9230 PCIe SATA 6GB/s controller として、Lenovo ThinkSystem M.2 with Mirroring Enablement Kit が表示されます。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 3256804:NSX オーバーレイ ネットワークで vSAN ファイル サービスを実行すると、フェイルオーバー後にファイル サーバの接続が失われる

    vSAN ファイル サービスが NSX オーバーレイ ネットワーク上で実行されている場合、このファイル サーバは、あるエージェント仮想マシンから別のエージェント仮想マシンにフェイルオーバーした後に、接続が失われることがあります。ファイル サーバは、Active Directory (AD) 未使用から AD 使用へとファイル サービス ドメインを再構成する場合、または vSAN がファイル サーバ、ファイル共有、AD サーバのいずれかで異常な動作を検出した場合に、フェイルオーバーすることがあります。フェイルオーバー後にファイル サーバの接続が失われると、ファイル サービス クライアントがファイル共有にアクセスできません。次の健全性に関する警告が報告されることがあります。

    One or more DNS servers is not reachable.

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 3217633:オーケストレーション ホスト上の vSAN 管理サービスが、vCenter Server の再起動中に正常に動作しない

    この問題は、vCenter Server がデプロイされている vSAN クラスタで発生する可能性があります。複数のクラスタのシャットダウン操作を実行する場合、オーケストレーション ホストの /etc/vmware/vsan/vsanperf.conf ファイルに、次の管理仮想マシンの 2 つのバージョンが含まれることがあります。vc_vm_moIdvc_vm_moid。これらの構成オプションは互いに競合し、vSAN 管理サービスの誤動作を引き起こす可能性があります。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 3224306:ESXi Syslog 設定の syslog.global.logDir を変更するとき、syslog.global.logDirUnique がアクティブな場合に、logdir パスの下に 2 つのレベルの <hostname> サブディレクトリが表示されることがある

    ESXi ホストを 7.0 Update 3c 以降にアップグレードした後、Syslog 設定 syslog.global.logDir を変更し、syslog.global.logDirUnique 設定が有効であると、ホストの logdir パスの下に 2 つのレベルの <hostname> サブディレクトリが表示されることがあります。syslog.global.logDirUnique 設定は、同じ NFS ディレクトリが複数の ESXi ホストによって Syslog.global.LogDir として構成されている場合に便利です。これは、logdir の下に ESXi ホストの名前のサブディレクトリを作成するためです。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 3223755:ESXi Syslog デーモンで、ネットワーク接続におけるドロップのリストア後に、構成済みの SSL リモート Syslog サーバへのログ転送を再開できない

    SSL リモート Syslog サーバの接続が一時的に失われてからリストアされると、ESXi Syslog デーモンがログの転送を再開できない場合があります。転送を再開にするにはサービスを再起動する必要があります。この問題は、ESXi Syslog デーモンが SSL リモート Syslog サーバへの接続をリストアする際に、処理されない例外が原因で発生します。

    本リリースで、この問題は修正されました。この修正により、処理されないすべての例外に対する汎用の検知が追加されています。

  • PR 3185536:vCenter Server を 7.0 Update 3 にアップグレードした後に、vSAN クラスタ修正エラーが発生する

    vCenter Server をバージョン 6.5.x から 7.0 Update 3 にアップグレードし、vSAN クラスタを再構成すると、vSAN クラスタ修正がトリガされますが、失敗する場合があります。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 3110401:明示的な輻輳通知 (ECN) 設定が ESXi ホストの再起動後に維持されない

    RFC 3168 で指定された ECN を使用すると、TCP 送信者は転送速度を低減してパケット ドロップを回避できます。この設定はデフォルトで有効になっています。ただし、デフォルト設定を変更するか、ECN を手動で無効にすると、ホストの再起動後に ESXi 構成に対する変更が維持されないことがあります。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 3153395:更新時に、一部の動的ファイアウォール ルールが維持されず、vSAN iSCSI ターゲット サービスが失敗することがある

    esxcli network firewall refresh コマンドを頻繁に実行すると、競合状態が発生し、更新またはロード時に一部の動的ファイアウォール ルールが削除される場合があります。その結果、vSAN iSCSI ターゲット デーモンなど、iSCSI プロトコルを使用して vSAN ストレージを提供する一部のサービスが失敗することがあります。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 3096769:マッピング解除が有効になっている vSAN クラスタで仮想マシン I/O 操作の遅延が大きい

    この問題は、マッピング解除が有効になっている vSAN クラスタに影響があります。LSOM でマッピング解除を処理しているときに問題が発生すると、ログの輻輳が発生します。ログの輻輳は、仮想マシンの I/O 遅延が大きくなる原因となります。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 3163361:ESXi ホストを再起動すると、[監査レコードのストレージ容量] のパラメータが維持されない

    ESXi ホストを再起動すると、以前の変更に関係なく、監査レコードのストレージ容量 のパラメータがデフォルト値の 4 MiB にリストアされます。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 3162496:Internet Control Message Protocol (ICMP) がアクティブでない場合、vSphere 8.0 以降へのアップグレード後、ESXi ホストの再起動に時間がかかることがある

    環境内の NFS サーバで ICMP がアクティブでない場合は、システムを vSphere 8.0 以降にアップグレードすると、NFS データストアのリストア操作が失敗するため、ESXi ホストの再起動が完了するまでに 1 時間かかることがあります。NFS では vmkping ユーティリティを使用して、マウント操作を実行する前に NFS サーバの到達可能な IP アドレスを特定します。ICMP がアクティブでない場合は、マウント操作が失敗します。

    本リリースで、この問題は修正されました。ICMP プロトコルに対する依存関係を削除して到達可能な IP アドレスを検出するため、この修正によりソケット API が追加され、特定の NFS サーバ上の IP アドレスが使用可能になります。

  • PR 3220004:ESXi ホストのメモリに負荷がかかっている場合、VBS が有効な Windows 仮想マシンが機能を停止し、ブルー スクリーンが表示されることがある

    スナップショットの削除やディスクの統合など、メモリ負荷の高い操作の間に、仮想化ベースのセキュリティ (VBS) を有効にした Windows 仮想マシンで断続的に動作を停止し、ブルー スクリーンが表示されることがあります。BSOD の署名は次のとおりです。

    DRIVER_VERIFIER_DMA_VIOLATION (e6)

    An illegal DMA operation was attempted by a driver being verified.

    Arguments:

    Arg1: 0000000000000026, IOMMU detected DMA violation.

    Arg2: 0000000000000000, Device Object of faulting device.

    Arg3: xxxxxxxxxxxxxxxx, Faulting information (usually faulting physical address).

    Arg4: 0000000000000008, Fault type (hardware specific).

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 3162905:メモリが停止した場合、ESXi ホストが断続的に vCenter Server から切断されることがある

    まれに、何らかの原因でメモリが不足したというアラートにより vCenter Server がアクティブなビットマップの割り当てまたは転送に失敗すると、hostd サービスが繰り返し失敗し、ホストを vCenter Server に再接続できないことがあります。

    本リリースで、この問題は修正されました。この修正により、上記のような場合には hostd サービスの障害ではなくエラーが表示されます。

  • PR 3108979:ログ バッファの制限が原因で、ESXi パッチおよび ESXi アップグレード タスクのステージングが無期限に応答しなくなることがある

    大きな文字列またはログが python ログ バッファの制限である 16 K を超えると、ロガーは応答しなくなります。その結果、vSphere Client を使用してホストの ESXi パッチをステージングすると、ESXi でステージング タスクを完了するプロセスが無期限に応答しなくなることがあります。タスクがタイムアウトになり、エラーが報告されます。この問題は、パッチ ベースラインを使用して ESXi ホストを修正する場合にも発生します。

    本リリースで、この問題は修正されました。この修正により、大きな入力文字列がより小さなチャンクに分割されて、ログに記録されます。

  • PR 3219264:メンテナンス モードまたはディスクの廃止に対する vSAN の事前チェックで、アクセシビリティが失われる可能性のあるオブジェクトが一覧表示されない

    この問題は、コンポーネントを再同期しているオブジェクトに影響します。一部のコンポーネントは、削除されるデバイスまたはメンテナンス モードになるデバイスに存在しています。[アクションなし (No-Action)] オプションを使用して事前チェックを実行すると、事前チェックでオブジェクトが正しく評価されず、inaccessibleObjects リストで報告されません。

    本リリースで、この問題は修正されました。事前チェックで、影響を受けるすべてのオブジェクトが inaccessibleObjects リストに含まれるようになりました。

  • PR 3186545:脆弱性スキャンで vCenter Server ポート 9084 および 9087 に対する HTTP TRACE メソッドに脆弱性があると報告される場合がある

    一部のサードパーティ製ツールの脆弱性スキャンでは、vCenter Server ポート 9084 および 9087 に対する HTTP TRACE メソッドに脆弱性があると報告される場合があります。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 3221591:ターゲットの障害からのリカバリ後に ESXi NVMe/TCP イニシエータがパスのリカバリに失敗する

    NVMe/TCP のターゲットが障害からリカバリした際に、ESXi がパスをリカバリできません。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 3186351:ESXi ホストの再起動後、ポートグループで NIC チーミング、セキュリティ、またはトラフィック シェーピング ポリシーの上書きフラグが予期せずに有効になる

    場合によっては、ネットワーク構成が ESXi ConfigStore に存続せず、ESXi ホストの再起動後にポートグループで NIC チーミング、セキュリティ、またはトラフィック シェーピング ポリシーの上書きフラグが予期せずに有効になることがあります。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 3162790:サードパーティの CIM プロバイダのインストール中に sfcb デーモンが失敗し、コア ダンプが生成されることがある

    たとえば、Dell OpenManage Server Administrator などのサードパーティの CIM プロバイダのインストール中、sfcb デーモンが CIM プロバイダを登録するときに、すでに解放されているメモリにアクセスを試行して失敗し、コア ダンプが生成されることがあります。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 3157195:ESX ホストがパープル スクリーンを表示して機能を停止し、次のエラーが表示される:NMI IPI: Panic requested by another PCPU

    リソース プール キャッシュは、VMFS ボリュームに対応するリソース クラスタを格納する、VMFS 固有のボリューム レベル キャッシュです。優先順位の高いクラスタの検索中、キャッシュ フラッシャ ワークフローはキャッシュされたリソース クラスタの大規模なリストを反復処理します。これにより、物理 CPU がロックアップする可能性があります。その結果、ESX ホストが機能を停止し、パープル スクリーンが表示されることがあります。logDump ファイルに、次のようなエラーが記録されます。

    ^[[7m2022-10-22T07:56:47.322Z cpu13:2101160)WARNING: Heartbeat: 827: PCPU 0 didn't have a heartbeat for 7 seconds, timeout is 14, 1 IPIs sent; *may* be locked up.^[[0m^

    [[31;1m2022-10-22T07:56:47.322Z cpu0:2110633)ALERT: NMI: 710: NMI IPI: RIPOFF(base):RBP:CS

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 3230493:ターゲットの vSphere Replication サーバがアクティブでないときに差分同期を実行すると、Windows 仮想マシンが応答しなくなることがある

    差分同期時にターゲットの vSphere Replication サーバがアクティブでない場合は、同期プロセスが完了できず、Windows 仮想マシンが応答しなくなります。

    本リリースで、この問題は修正されました。この修正により、vSphere Replication サーバがアクティブでないときは差分同期ジョブが開始されなくなります。

  • PR 3122037:ESXi ConfigStore データベースに空きがなくなり、書き込みに失敗する

    ESXi ConfigStore データベースからブロック デバイスに関連する状態データが時間内に削除されず、容量不足状態になる場合があります。その結果、ConfigStore への書き込み操作が失敗するようになります。バックトレースに次のようなログが記録されます。

    2022-12-19T03:51:42.733Z cpu53:26745174)WARNING: VisorFSRam: 203: Cannot extend visorfs file /etc/vmware/configstore/current-store-1-journal because its ramdisk (configstore) is full

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 3246132:NTP サーバとの同期が失敗した後、ESXi ホストでシステム クロック のドリフトが発生する

    何らかの理由で NTP サーバと ESXi ホスト間の接続が遅延している場合、ESXi ホストのシステム クロックにドリフトが発生することがあります。vsish コマンド vsish -e get /system/ntpclock/clockData を実行すると、adjtime フィールドに大きな負の値が表示されることがあります。例:

    NTP clock data {  
    ...  adjtime() (usec):-309237290312 <<<<<<  
    ...
    }

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 3185560:仮想マシン ディスクのホット拡張後、vSphere Virtual Volumes データストア上のスワップ ファイルを使用した仮想マシンの vSphere vMotion 操作が断続的に失敗する

    vSphere Virtual Volumes データストア上のスワップ ファイルを使用した仮想マシンの vSphere vMotion 操作は、次の状況で失敗することがあります:

    ESXi ホスト A で実行されている仮想マシンが ESXi ホスト B に移行された後、仮想マシン ディスクがホット拡張され、仮想マシンが ESXi ホスト A に戻される。この問題は、スワップ仮想ボリュームに関する統計情報が古いために発生します。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 3236207:データストアがアクセス不能と表示されるため、vCenter Server システムから NFS v3 データストアをアンマウントできない

    vSphere Client または ESXCLI を使用して vCenter Server システムから NFSv3 データストアをアンマウントしているときに、データストアがアクセス不能と表示されるか、「Unable to Refresh」エラーが表示されることがあります。この問題が起きるのは、NFS がマウントの詳細情報を ConfigStore から削除する前に hostd キャッシュが更新され、まれに競合状態が発生した場合です。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 3236064:データストア数が多い ESXi ホストでは、vSphere Lifecycle Manager を使用したコンプライアンス スキャンまたは修正スキャンに時間がかかることがある

    vSphere Lifecycle Manager を使用するコンプライアンス スキャンまたは修正スキャンには、ESXi ホストに接続されているすべてのボリューム、それらの空き容量、バージョン、その他の詳細情報を一覧表示する、アップグレードの事前チェックが含まれています。ホストに多数のデータストアが接続されており、各データストアの容量が大きい場合は、事前チェックに時間がかかることがあります。この時間は、クラスタまたはホストに接続されているベースラインの数に応じて増加します。

    本リリースで、この問題は修正されました。問題がすでに発生している場合は、修正スキャンまたはコンプライアンス スキャンの実行中に、接続されているデータストアを切断し、操作が完了したらデータストアを再接続します。

  • PR 3245763:vSphere vMotion 操作の実行中に、分散ファイアウォール (DFW) が有効なターゲット ESXi ホストが機能を停止し、パープル スクリーンが表示されることがある

    vSphere vMotion 操作のターゲット ホストで DFW が有効になっている場合、まれに競合状態が発生してホストが機能を停止し、パープル スクリーンが表示されることがあります。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 3158866:論理ボリューム マネージャ (LVM) チェックにより、VMFS ボリュームの拡張中に仮想マシンが応答しなくなることがある

    LVM プローブ中に VMFS ボリュームの拡張操作が実行され、その VMFS パーティション バッキング サイズなどのボリューム属性が更新されると、VMFS ボリュームの現在のサイズがディスク上の LVM メタデータと一致しなくなることがあります。その結果、LVM はこのようなボリュームをオフラインとしてマークし、そのボリューム上の仮想マシンは応答しなくなります。

    本リリースで、この問題は修正されました。この修正により、デバイス属性の更新が高速化されるように入出力制御 (IOCTL) が向上し、このような状況が回避されます。

  • PR 3152717:vCenter Server 7.0 Update 3j 以降へのアップグレード後に、vSphere Auto Deploy ワークフローが失敗することがある

    リバース プロキシ構成環境でのネットワークの問題が原因で、vCenter Server 7.0 Update 3j 以降へのアップグレード後に、vSphere Auto Deploy ワークフローが失敗することがあります。ESXi 管理コンソールと /var/log/vmware/rbd/rbd-cgi.log file に HTTP クライアント エラーが表示されます。

    本リリースで、この問題は修正されました。この修正により、リバース プロキシ構成環境で Auto Deploy ワークフローが正常に実行されるようになります。

  • PR 3185125:sched.nodeX.affinity を使用している場合、ゲスト OS の仮想 SLIT テーブルがポピュレートされない

    仮想 NUMA ノードのアフィニティを指定すると、vSLIT テーブルがポピュレートされず、vmware.log に次のエラーが表示されることがあります。 vSLIT: NumaGetLatencyInfo failed with status: 195887107.

    この問題は、ノードのアフィニティを次のように設定したときに発生します。

    numa.slit.enable = "TRUE"

    sched.node0.affinity = 0

    sched.node1.affinity = 1

    ...sched.nodeN.affinity = N

    本リリースで、この問題は修正されました。この問題がすでに発生している場合は、ノードのアフィニティではなく、関連付けられた NUMA ノードの物理 CPU に対する仮想 CPU アフィニティを指定します。

    例:

    numa.slit.enable = "TRUE"

    sched.vcpu0.affinity = "0-7"

    sched.vcpu1.affinity = "0-7"

    ...sched.vcpuN.affinity = "Y-Z"

  • PR 3181774:CBT が有効な FCD を CBT が無効な仮想マシンに接続してもエラーが表示されない

    変更ブロックのトラッキング (CBT) を有効にした First Class Disk (FCD) を、CBT が無効な仮想マシンに接続すると、詳細なエラーはスローされませんが、操作を有効にできません。バックトレースに「InvalidState」などのエラー メッセージが表示されることがあります。これは一般的なエラー メッセージで、問題の詳細は示されません。

    本リリースで、この問題は修正されました。この修正により、エラー メッセージ「Cannot attach a CBT enabled fcd: {path} to CBT disabled VM.」が hostd サービスのログに追加され、タスクのステータス メッセージが vSphere Client に追加されます。

  • PR 3185827:SNMP が有効になっていない場合でも、/var/spool の下にある SNMP ディレクトリにトラップ ファイルが表示される

    たとえば、ESXi のホストの再起動後に hostd サービスが起動した後、/var/spool の下に SNMP ディレクトリが作成され、このディレクトリに多数の .trp ファイルが表示されることがあります。

    本リリースで、この問題は修正されました。この修正により、ディレクトリ /var/spool/snmp は SNMP が有効な場合にのみ作成されるようになりました。

  • PR 3082867:レプリケートされた仮想マシンを ESXi ホストに移行した後に、そのホストが機能を停止し、パープル スクリーンが表示されることがある

    環境によっては、レプリケートされた仮想マシンを特定の ESXi ホストに移行する場合の完全同期時に、一部の SCSI WRITE コマンドが、転送マップの最後を超えたアドレス範囲をターゲットとする場合があります。その結果、ESXi ホストでが機能を停止し、パープル スクリーンと次のようなバックトレースが表示されることがあります。

    #0 DLM_free (msp=0x43238f2c9cc0, mem=mem@entry=0x43238f6db860, allowTrim=allowTrim@entry=1 '\001') at bora/vmkernel/main/dlmalloc.c:4924

    #1 0x000041802a151e01 in Heap_Free (heap=0x43238f2c9000, mem=<optimized out>) at bora/vmkernel/main/heap.c:4217

    #2 0x000041802a3b0fa1 in BitVector_Free (heap=<optimized out>, bv=<optimized out>) at bora/vmkernel/util/bitvector.c:94

    #3 0x000041802b9f4f3f in HbrBitmapFree (bitmap=<optimized out>) at bora/modules/vmkernel/hbr_filter/hbr_bitmap.c:91

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 3162499:NSX 管理対象ワークロードの仮想マシンへのサービス挿入中に、一部の仮想マシンが断続的に応答しなくなり、仮想デバイスがリセットされる場合がある

    NSX 管理対象ワークロードの仮想マシンへのサービス挿入中に、スイッチポートから別のスイッチポートへの入力チェーンによりパケット リストが再挿入されることがあります。この場合、送信元のスイッチポートが入力チェーンの実際の portID に対応しなくなるため、仮想デバイスが送信されたフレームの完了状態を取得しません。その結果、サービス挿入タスクを実行すると、ネットワーク接続の問題が原因で一部の仮想マシンが断続的に応答しなくなることがあります。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 3219441:ESXi Host Client のブラウザ コンソールを使用してゲスト OS にキーを送信できない

    ESXi Host Client で仮想マシンのブラウザ コンソールを開き、ゲスト OS] > [キーの送信 の順に進んでキー入力(Ctrl + Alt + Delete キーなど)を選択しても、選択内容がゲスト OS に送信されません。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 3209853:プラットフォームの遅延により、Windows 仮想マシンが機能を停止し、ブルー スクリーンに署名 0x5c が表示されることがある

    Windows タイマー コードやプラットフォームの遅延(ストレージやネットワークの遅延など)に関する複合的な要因で Windows 仮想マシンが機能を停止し、ブルー スクリーンに次の署名が表示されることがあります。

    HAL_INITIALIZATION_FAILED (0x5c) (これは HAL の初期化に失敗したことを示します。)

    Arguments:

    Arg1: 0000000000000115, HAL_TIMER_INITIALIZATION_FAILURE

    Arg2: fffff7ea800153e0, Timer address

    Arg3: 00000000000014da, Delta in QPC units (delta to program the timer with)

    Arg4: ffffffffc0000001, invalid status code (STATUS_UNSUCCESSFUL)

    このようなプラットフォームの遅延が原因で、Windows の HPET タイマーによって実行されたチェックが失敗し、問題が発生する場合があります。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 3178109:vSphere Lifecycle Manager のコンプライアンス チェックが失敗し、「操作の実行中に不明なエラーが発生しました」というメッセージが表示される

    ESXi の基本イメージには、OEM アドオンでパッケージ化された上位バージョンの非同期ドライバ コンポーネントによって上書きされることがある、ドライバ コンポーネントが含まれています。このようなコンポーネントがホスト上で手動で削除されると、vSphere Lifecycle Manager のコンプライアンス チェックが予期せずに失敗することがあります。vSphere Client には、Host status is unknownAn unknown error occurred while performing the operation などのエラーが表示されます。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 3180634:AMD CPU で特定の仮想マシンがネストされていると、そのパフォーマンスが低下することがある

    AMD CPU で仮想化ベースのセキュリティ (VBS) を搭載した Windows などのオペレーティング システムの仮想マシンがネストされていると、パフォーマンスの低下、タイムアウト、応答不能などが発生することがあります。これは、AMD の Rapid Virtualization Indexing (RVI)(ネストしたページ テーブル (NPT) とも呼ばれる)の仮想化に関する問題が原因です。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 3223539:NVMe デバイスの障害が原因で、ESXi ホストの再起動後に一部の vmnic が表示されないことがある

    接続フェーズ中に NVMe デバイスに問題が発生した場合、NVMe ドライバは NVMe コントローラを無効にして、ハードウェア キュー リソースをリセットします。デバイスを再接続すると、ハードウェアとドライバのキュー ポインタが一致せず、NVMe デバイスで IOMMU 障害が発生し、これが原因でメモリの破損や vmkdevmgr サービスの障害が発生することがあります。その結果、ネットワークに一部の vmnic が表示されません。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 3218835:vSphere Fault Tolerance を無効にするか、サスペンドすると、仮想マシンが約 10 秒間応答しなくなることがある

    vSphere Fault Tolerance を無効にするか、サスペンドすると、一部の仮想マシンでは vSphere Fault Tolerance のリソースを解放するのに 10 秒ほどかかることがあります。その結果、これらの仮想マシンは、ネットワーク要求やコンソール操作に一時的に応答しなくなります。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 3181901:ESXi ホストが応答しなくなり、ホストをメンテナンス モードにしたり、そのホストから仮想マシンを移行したりできなくなる

    ESXi ホストに接続されている VMFS ボリューム上のメタデータの非同期読み取りにより、ホスト上の他のスレッドとの間に競合状態が発生し、ホストが応答しなくなることがあります。その結果、ホストをメンテナンス モードにしたり、そのホストから仮想マシンを移行したりすることができなくなります。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 3156666:長さが 60 バイト未満のパケットがドロップされることがある

    ESXi ホストは、60 バイト未満のパケットにゼロ以外の無効なバイトを追加することがあります。結果として、そのような無効なバイトが含まれたパケットはドロップされます。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 3180283:最近ホットアドされたメモリを使用する仮想マシンを移行すると、ESXi ホストが繰り返し機能を停止し、パープル スクリーンが表示されることがある

    移行後、メモリのホットプラグ モジュールがターゲット ホスト上の仮想マシンの NUMA メモリ レイアウトを再計算するときに競合状態が発生するため、ESXi ホストが繰り返し機能を停止し、パープル スクリーンが表示されることがあります。次のようなエラーがバックトレースに記録されます。

    0x452900262cf0:[0x4200138fee8b]PanicvPanicInt@vmkernel#nover+0x327 stack: 0x452900262dc8, 0x4302f6c06508, 0x4200138fee8b, 0x420013df1300, 0x452900262cf0  0x452900262dc0:[0x4200138ff43d]Panic_WithBacktrace@vmkernel#nover+0x56 stack: 0x452900262e30, 0x452900262de0, 0x452900262e40, 0x452900262df0, 0x3e7514  0x452900262e30:[0x4200138fbb90]NMI_Interrupt@vmkernel#nover+0x561 stack: 0x0, 0xf48, 0x0, 0x0, 0x0  0x452900262f00:[0x420013953392]IDTNMIWork@vmkernel#nover+0x7f stack: 0x420049800000, 0x4200139546dd, 0x0, 0x452900262fd0, 0x0  0x452900262f20:[0x4200139546dc]Int2_NMI@vmkernel#nover+0x19 stack: 0x0, 0x42001394e068, 0xf50, 0xf50, 0x0  0x452900262f40:[0x42001394e067]gate_entry@vmkernel#nover+0x68 stack: 0x0, 0x43207bc02088, 0xd, 0x0, 0x43207bc02088  0x45397b61bd30:[0x420013be7514]NUMASched_PageNum2PhysicalDomain@vmkernel#nover+0x58 stack: 0x1, 0x420013be34c3, 0x45396f79f000, 0x1, 0x100005cf757  0x45397b61bd50:[0x420013be34c2]NUMASched_UpdateAllocStats@vmkernel#nover+0x4b stack: 0x100005cf757, 0x0, 0x0, 0x4200139b36d9, 0x0  0x45397b61bd80:[0x4200139b36d8]VmMem_NodeStatsSub@vmkernel#nover+0x59 stack: 0x39, 0x45396f79f000, 0xbce0dbf, 0x100005cf757, 0x0  0x45397b61bdc0:[0x4200139b4372]VmMem_FreePageNoBackmap@vmkernel#nover+0x8b stack: 0x465ec0001be0, 0xa, 0x465ec18748b0, 0x420014e7685f, 0x465ec14437d0

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 3100552:ESXi の起動が 5 分後にタイムアウトになり、自動的にホストが再起動する

    ESXi の最初の起動中に VMware ESXi のロード中 という進行状況バーが表示され、ブートローダーがすべての起動モジュールをロードするのに合計で 5 分以上かかる場合は、次の起動フェーズに進む前にホスト ファームウェアが起動プロセスをタイムアウトにして、システムをリセットします。

    本リリースで、この問題は修正されました。ESXi 7.0 Update 3o では、ESXi ブートローダーが起動モジュールをロードするたびに 5 分間のタイムアウトをリセットします。

  • PR 3184368:SCSI LUN の永続名が設定されないことがある

    SCSI-3 準拠デバイスの永続名プロパティは、T10 および SMI 標準で定義されている重要な製品データ (VPD) の 80h および 83h ページから取得されます。永続名をポピュレートするために、ESXi ではまず、デバイスでサポートされている VPD ページのリストを取得する照会コマンドを送信します。次に、ESXi は、サポートされている全 VPD ページのデータを取得するコマンドを発行します。ターゲット アレイの問題により、not supported というエラーを表示して、デバイスがリスト内のページの VPD ページ データを取得するコマンドに失敗することがあります。その結果、ESXi がデバイスの永続名プロパティをポピュレートできなくなります。

    本リリースで、この問題は修正されました。この修正により、永続名の生成に VPD ページ データが必要ない場合、VPD ページ データを取得するコマンドのエラーが無視されます。ただし、80h ページと 83h ページのデータを取得するコマンドのエラーは除きます。

  • PR 3184425:ESXi ホスト上で VXLAN Tunnel End Point (VTEP) のポート スキャンを実行すると、接続が断続的に失われることがある

    ESXi ホスト上で VTEP のポート スキャンを実行すると、接続が断続的に失われることがありますが、これは次の条件下でのみ発生します。

    1. 環境内に多数の VTEP がある

    2. すべての VTEP が同じ IP サブネット内にある

    3. アップストリーム スイッチが Cisco ACI である

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 3156627:実行中の仮想マシンで仮想ディスクのモードを変更すると、仮想マシンが機能を停止することがある

    VMware Host Client を使用して、実行中の仮想マシンのディスク モードを(たとえば、[独立型: 読み取り専用] から [依存型] または [独立型: 通常] に)編集すると、操作が失敗し、仮想マシンが機能を停止することがあります。vmware.log には次のようなエラーが記録されます。

    msg.disk.notConfigured2] Failed to configure disk 'scsi0:4'. The virtual machine cannot be powered on with an unconfigured disk.

    [msg.checkpoint.continuesync.error] An operation required the virtual machine to quiesce and the virtual machine was unable to continue running.

    本リリースで、この問題は修正されました。この修正により、VMware Host Client を使用した、実行中の仮想マシン上の [独立型: 読み取り専用] ディスクでのモードの変更がブロックされます。vSphere Client では、すでにこのような操作はブロックされています。

  • PR 3164477:VMware Skyline Health Diagnostics で vSAN メモリ プールに関する警告が複数表示される

    vSAN メモリ プールによっては、空きヒープ メモリ推定ロジックで実際より多いメモリ ヒープが考慮され、メモリ不足の警告がトリガされることがあります。その結果、Skyline Health の [物理ディスク] セクションで、多くのホストに対して健全性に関する警告 Memory pools (heap) が表示されます。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 3168950:TCP/IP ヒープ領域が十分でないため VMware NSX-T Data Center のインストール中に ESXi ホストが機能を停止し、パープル スクリーンが表示される

    VMware NSX-T Data Center にはネット スタックが複数あるため、デフォルトの TCP/IP ヒープ領域ではインストールを実行するのに十分でない場合があります。その結果、ESXi ホストが機能を停止し、パープル スクリーンが表示されることがあります。

    本リリースで、この問題は修正されました。この修正により、デフォルトの TcpipHeapSize 設定が 0 MB から 8 MB に、最大サイズが 32 MB から 128 MB に増加されました。vSphere Client で TcpipHeapSize の値を変更するには、[ホストおよびクラスタ] > [構成] > [システム] > [システムの詳細設定] > [TcpipHeadSize] の順に選択します。VMware NSX-T Data Center を使用する vCenter Server システムでは、この値を 128 MB に設定してください。

  • PR 3096974:I/O フィルタでまれに発生する競合状態が原因で、ESXi ホストが処理を停止し、パープル スクリーンが表示される場合がある

    仮想マシンで I/O フィルタを使用している ESXi ホストは、まれに競合状態が原因で処理がランダムに停止し、パープル スクリーンと #DF Exception 8 IP 0x42002c54b19f SP 0x453a9e8c2000 などのエラーが表示されることがあります。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 3112194:execInstalledOnly 設定が原因で、ESXi ホストで Spherelet の起動に失敗することがある

    execInstalledOnly 設定は、アプリケーションや vmkernel モジュールなどのバイナリの実行を制限するランタイム パラメータです。これにより、セキュリティに加え、違反や侵害に対する保護が強化されます。一部の execInstalledOnly セキュリティ チェックは、Kubernetes 制御プレーンの拡張機能として機能する ESXi UserWorld エージェントである Spherelet に干渉し、すべてのファイルがインストールされていても開始できない場合があります。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 3115870:ベンダー パッケージのインストールを同時実行した場合に VMware VIB のインストールが失敗することがある

    JetStream Software、Microsoft、VMware など、各種のベンダーの更新パッケージをインストールする際に、複数のクライアントが同じ PatchManager API を呼び出し、競合状態になることがあります。その結果、VMware インストール パッケージ (VIB) のインストールに失敗することがあります。ログでは、vim.fault.PlatformConfigFault のようなエラーが確認できます。これは、ESXi ホストの構成に関して何らかのエラーが発生したことを示す汎用的なエラーです。vSphere Client に、次のようなメッセージが表示されます:An error occurred during host configuration

    本リリースで、この問題は修正されました。今回の修正では、実際の問題を認識してインストールを再試行できるように、TaskInProgress 警告を返すようになりました。従来の PlatformConfigFault は返されません。

  • PR 3164439:一部のアプリケーションで、ESXi のファイル ハンドルが多すぎてパフォーマンスが低下する場合がある

    非常にまれに、NVIDIA 仮想 GPU (vGPU) などのアプリケーションが非常に多くのファイル ハンドルを使用した結果、ESXi が他のサービスや仮想マシンの処理に失敗することがあります。これにより、一部のノードで GPU が非表示になる、GPU メモリがゼロと報告される、パフォーマンスが低下するなどの問題が発生することがあります。

    本リリースで、この問題は修正されました。今回の修正により、vGPU 仮想マシンが使用できるファイル ハンドルの数が減少しています。

  • PR 3162963:同じクラスタ内の 2 台の ESXi ホストで、同一の VMFS ボリュームに対してボリュームの拡張操作と更新操作を並行して実行すると、対象の VMFS ボリュームがオフラインになることがある

    vCenter Server クラスタ内の ESXi ホストで VMFS ボリュームの拡張操作が進行している間に、別のホストでユーザーまたは vCenter Server が同じ VMFS ボリュームの容量の更新操作を開始すると、操作の対象としたボリュームがオフラインになることがあります。この問題は、デバイスの再スキャン中にディスクのボリューム メタデータに記録されるデバイス サイズと、デバイスの再スキャンが完了しないと更新されない、ホスト上のプラグイン可能なストレージ アーキテクチャ (PSA) レイヤーのデバイス サイズの値が一致しないことが原因で発生します。

    本リリースで、この問題は修正されました。今回の修正により、ボリューム マネージャ コードの回復性が向上し、デバイスの属性が連続的に更新されるようになったほか、vCenter Server によりデバイス サイズの不一致が報告された場合には、デバイス サイズを再度比較するようになりました。

  • PR 3161690:Vigor ルーターを使用する環境で、ESXi ホストの CPU 使用率が断続的に増加することがある

    まれに発生する競合状態が原因で、仮想マシンのパワーオフ コマンドが Vigor ルーターによるコールバック機能と競合すると、アップグレード後などに、ESXi ホストの CPU 使用率が増加することがあります。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 3165374:ESXi ホストが TCP TIME_WAIT 中に応答しなくなり、機能を停止して、パープル スクリーンが表示されることがある

    グローバル TCP pcbinfo ロックの競合が原因で、TCP スロー タイマーが TIME_WAIT の接続のリストに対処し、期限切れの接続を閉じている間に、TCP 入力処理が枯渇することがあります。その結果、TCP TIME_WAIT ソケットのクリーンアップ中に、VMkernel が機能を停止し、パープル スクリーンと、Spin count exceeded - possible deadlock エラーが表示されることがあります。バックトレースは、tcp_slowtimo()tcp_twstart() などの tcpip 関数を指します。

    本リリースで、この問題は修正されました。この修正により、TIME_WAIT の接続リストを保護し、期限切れになった接続を閉じるときにのみ TCP pcbinfo ロックを取得するための新しいグローバル ロックが追加されます。

  • PR 3166818:同じ NFS サーバ IP アドレスを使用するマウント ポイントのいずれかがエラーを返すと、VAAI-NAS がすべてのマウント ポイントをサポート対象外としてマークする場合がある

    VAAI-NAS ベンダー プラグインを使用すると、ESXi ホスト上の複数のファイル システムが同じ NFS サーバ IP アドレスを使用してデータストアを作成します。特定の NAS プロバイダで、startSession 呼び出し中にマウントの 1 つが VIX_E_OBJECT_NOT_FOUND (25) エラーを返すと、同じ NFS サーバ IP アドレスを使用するすべてのファイル システムのハードウェア アクセラレーションがサポート対象外になる場合があります。この問題は、ESXi ホストが NFS サーバにディレクトリをマウントしたものの、そのディレクトリが、その NFS サーバから移動されているなどの理由で、startSession 呼び出し時に使用できない場合に発生します。

    本リリースで、この問題は修正されました。この修正により、VAAI-NAS が、エラーを報告したマウントのみをサポート対象外としてマークするようになります。

  • PR 3112692:smartpqi ドライバが ThinkSystem PM1645a SAS SSD デバイスの場所を取得できない

    まれに、smartpqi plugin in LSU service が VPD ページ 0x80 から実際のシリアル番号よりも長いシリアル番号文字列を取得し、キャッシュ内のデバイス ルックアップが失敗することがあります。その結果、コマンド esxcli storage core device physical get -d <device_id> を実行してデバイスの場所を取得すると、Unable to get location for device. Device is not found. などのエラーが表示されます。

    本リリースで、この問題は修正されました。この修正により、smartpqi plugin in LSU service が常に正しいシリアル番号の長さをチェックし、デバイスの場所を検出するようになります。

  • PR 3100030:ESXi ホストが機能を停止して、VMFS ヒープの破損を示すパープル スクリーンが表示されることがある

    VMFS データストアのホスト キャッシュで競合状態が発生すると、ヒープが破損し、ESXi ホストが機能を停止して、パープル スクリーンになり、次のようなメッセージが表示されることがあります。

    PF Exception 14 in world xxxxx:res3HelperQu IP 0xxxxxxe2 addr 0xXXXXXXXXX

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 3121216:Internet Control Message Protocol (ICMP) がアクティブでない場合、アップグレード後に、ESXi ホストの再起動に時間がかかることがある

    環境内の NFS サーバで ICMP がアクティブでない場合は、システムをアップグレードすると、NFS データストアのリストア操作が失敗するため、ESXi ホストの再起動が完了するまでに 1 時間かかることがあります。NFS では vmkping ユーティリティを使用して、マウント操作を実行する前に NFS サーバの到達可能な IP アドレスを特定します。ICMP がアクティブでない場合は、マウント操作が失敗します。

    本リリースで、この問題は修正されました。ICMP プロトコルに対する依存関係を削除して到達可能な IP アドレスを検出するため、この修正によりソケット API が追加され、特定の NFS サーバ上の IP アドレスが使用可能になります。

  • PR 3098760:Likewise のメモリ枯渇が原因で、ESXi ホストが Active Directory ドメインまたは vCenter Server からランダムに切断される

    Active Directory 操作および関連ライブラリでメモリ リークが発生したり、ESXi ホストでスマート カード認証が有効になっていたりすると、Likewise のメモリが枯渇することがあります。

    本リリースで、この問題は部分的に修正されました。詳細については、VMware ナレッジベースの記事 KB78968 を参照してください。

  • PR 3118402:ESXi ホストのシステム クロックが実際に同期されている場合でも、NTP 監視機能が時刻サービスのテスト レポートで断続的な時刻同期の失敗を返す

    時刻サービス監視インフラストラクチャは、ntpd という NTP デーモンに定期的に照会して、ESXi ホストの時刻同期状態を確認します。このような状態情報を読み取るソケット呼び出しのタイムアウトが原因で、照会が断続的に失敗することがあります。その結果、NTP テスト レポートに時刻同期失敗アラートが表示されることがあります。

    本リリースで、この問題は修正されました。この修正により、NTP 監視の照会が失敗しなくなります。

  • PR 3159168:vmkernel.log に「End path evaluation for device」メッセージが複数記録される

    デバイスへのすべてのパスの状態を評価する定期的なデバイス プローブにより、リリース ビルドの vmkernel.log ファイルに不要な End path evaluation for device メッセージが複数作成されることがあります。

    本リリースで、この問題は修正されました。この修正により、End path evaluation for device メッセージはベータ版などのリリース以外のビルドのみに制限されます。このようなログを表示するには、詳細ログ レベルを有効にする必要があります。

  • PR 3101512:アップリンクがアクティブな場合でも、アップリンクの冗長性が失われたという警告が表示される

    物理 NIC からネットワーク ケーブルを素早く取り外してから再度差し込むと、ESXi ホスト エージェントの hostd によってアップリンクの冗長性をリストアするイベントがトリガされますが、場合によっては、アップリンクが 1 秒後にリストアされても、アップリンクの冗長性が失われたという誤ったアラームが表示されます。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 3161473:ステートレス ESXi ホストを使用する操作で、システム キャッシュに必要なリモート ディスクが選択されず、修正やコンプライアンスの問題が発生することがある

    ストレージの移行など、ステートレス ESXi ホストを使用する操作で、システム キャッシュに必要なリモート ディスクが選択されない場合があります。たとえば、新しいブート LUN を LUN 0 として保持する必要があるにもかかわらず、vSphere Auto Deploy で LUN 1 が選択されることがあります。

    本リリースで、この問題は修正されました。この修正により、一貫した方法でリモート ディスクをソートし、LUN ID が最も小さいディスクを常に選択できるようになりました。修正を確実に有効にするには、次の手順を実行します。

    1. [Auto Deploy] ウィザードの [ホスト プロファイルの編集] 画面で、詳細設定 > システム イメージ キャッシュ設定 > システム イメージ キャッシュ設定 を選択します。

    2. [システム イメージ キャッシュ プロファイル設定] ドロップダウン メニューで [ホスト上でステートレス キャッシュを有効化] を選択します。

    3. 最初のディスクの引数remotesortedremote で置き換えるか、remoteesxsortedremoteesx で置き換えて、編集します。

ESXi-7.0U3so-22348808-standard

プロファイル名

ESXi-7.0U3so-22348808-standard

ビルド

ビルドの詳細については、「本リリースに含まれるパッチ」を参照してください。

ベンダー

VMware, Inc.

リリース日

2023 年 9 月 28 日

許容レベル

PartnerSupported

影響を受けるハードウェア

該当なし

影響を受けるソフトウェア

該当なし

影響のある VIB

  • VMware_bootbank_vsanhealth_7.0.3-0.100.22348808

  • VMware_bootbank_crx_7.0.3-0.100.22348808

  • VMware_bootbank_vdfs_7.0.3-0.100.22348808

  • VMware_bootbank_esxio-combiner_7.0.3-0.100.22348808

  • VMware_bootbank_native-misc-drivers_7.0.3-0.100.22348808

  • VMware_bootbank_esx-base_7.0.3-0.100.22348808

  • VMware_bootbank_esx-dvfilter-generic-fastpath_7.0.3-0.100.22348808

  • VMware_bootbank_cpu-microcode_7.0.3-0.100.22348808

  • VMware_bootbank_bmcal_7.0.3-0.100.22348808

  • VMware_bootbank_esx-ui_2.11.2-21988676

  • VMware_bootbank_gc_7.0.3-0.100.22348808

  • VMware_bootbank_trx_7.0.3-0.100.22348808

  • VMware_bootbank_vsan_7.0.3-0.100.22348808

  • VMware_bootbank_esx-xserver_7.0.3-0.100.22348808

  • VMware_bootbank_loadesx_7.0.3-0.100.22348808

  • VMware_bootbank_esx-update_7.0.3-0.100.22348808

  • VMware_locker_tools-light_12.2.6.22229486-22348808

修正されたパッチ リリース

3219441、3239369、3236018、3232099、3232034、3222887、3217141、3213025、3187868、3186342、3164962、3089785、3160789、3098679、3089785、3256457、3178522、3178519

関連する CVE 番号

該当なし

このパッチでは、以下の問題がアップデートされています。

  • ESXi 7.0 Update 3o では、次のセキュリティ アップデートが提供されます。

    • cURL ライブラリがバージョン 8.1.2 にアップデートされました。

    • ESXi userworld libxml2 ライブラリがバージョン 2.10.4 にアップデートされました。

    • SQLite ライブラリはバージョン 3.42.0 にアップデートされました。

    • OpenSSL パッケージはバージョン 1.0.2zh にアップデートされました。

  • cpu-microcode VIB には、次の AMD マイクロコードが含まれています。

    コード ネーム

    FMS

    MCU のリビジョン

    MCU の日付

    ブランド名

    Bulldozer

    0x600f12 (15/01/2)

    0x0600063e

    2/7/2018

    Opteron 6200/4200/3200 シリーズ

    Piledriver

    0x600f20 (15/02/0)

    0x06000852

    2/6/2018

    Opteron 6300/4300/3300 シリーズ

    Zen-Naples

    0x800f12 (17/01/2)

    0x0800126e

    11/11/2021

    EPYC 7001 シリーズ

    Zen2-Rome

    0x830f10 (17/31/0)

    0x0830107a

    5/17/2023

    EPYC 7002/7Fx2/7Hx2 シリーズ

    Zen3-Milan-B1

    0xa00f11 (19/01/1)

    0x0a0011d1

    7/10/2023

    EPYC 7003/7003X シリーズ

    Zen3-Milan-B2

    0xa00f12 (19/01/2)

    0x0a001234

    7/10/2023

    EPYC 7003/7003X シリーズ

  • 次の VMware Tools ISO イメージが ESXi 7.0 Update 3o にバンドルされます。

    • windows.iso:VMware Tools 12.2.6 は Windows 7 SP1 または Windows Server 2008 R2 SP1 以降をサポートします。

    • linux.iso:Linux OS、glibc 2.11 以降用の VMware Tools 10.3.25 ISO イメージ。

    次の VMware Tools の ISO イメージをダウンロードできます。

    • VMware Tools 11.0.6:

      • windows.iso:Windows Vista (SP2) および Windows Server 2008 Service Pack 2 (SP2) 用。

    • VMware Tools 10.0.12:

      • winPreVista.iso:Windows 2000、Windows XP、Windows 2003 用。

      • linuxPreGLibc25.iso:Red Hat Enterprise Linux (RHEL) 5、SUSE Linux Enterprise Server (SLES) 11、Ubuntu 7.04 より前のゲスト OS と、glibc バージョンが 2.5 より前のその他のディストリビューションをサポートします。

    • solaris.iso:VMware Tools イメージ 10.3.10 (Solaris)。

    • darwin.iso:Mac OS X バージョン 10.11 以降をサポートします。VMware Tools 12.1.0 は、macOS 用の最後の通常リリースでした。詳細については、VMware ナレッジベースの記事「KB88698」を参照してください。

    ESXi にバンドルされていない、特定のプラットフォーム用の VMware Tools をダウンロードする場合は、次のドキュメントに記載されている手順に従ってください。

  • cpu-microcode VIB には、次の Intel マイクロコードが含まれています。

    コード ネーム

    FMS

    Plt ID

    MCU のリビジョン

    MCU の日付

    ブランド名

    Nehalem EP

    0x106a5 (06/1a/5)

    0x03

    0x1d

    5/11/2018

    Intel Xeon 35xx シリーズ、Intel Xeon 55xx シリーズ

    Clarkdale

    0x20652 (06/25/2)

    0x12

    0x11

    5/8/2018

    Intel i3/i5 Clarkdale シリーズ、Intel Xeon 34xx Clarkdale シリーズ

    Arrandale

    0x20655 (06/25/5)

    0x92

    0x7

    4/23/2018

    Intel Core i7-620LE Processor

    Sandy Bridge DT

    0x206a7 (06/2a/7)

    0x12

    0x2f

    2/17/2019

    Intel Xeon E3-1100 シリーズ、Intel Xeon E3-1200 シリーズ、Intel i7-2655-LE シリーズ、Intel i3-2100 シリーズ

    Westmere EP

    0x206c2 (06/2c/2)

    0x03

    0x1f

    5/8/2018

    Intel Xeon 56xx シリーズ、Intel Xeon 36xx シリーズ

    Sandy Bridge EP

    0x206d6 (06/2d/6)

    0x6d

    0x621

    3/4/2020

    Intel Pentium 1400 シリーズ、Intel Xeon E5-1400 シリーズ、Intel Xeon E5-1600 シリーズ、Intel Xeon E5-2400 シリーズ、Intel Xeon E5-2600 シリーズ、Intel Xeon E5-4600 シリーズ

    Sandy Bridge EP

    0x206d7 (06/2d/7)

    0x6d

    0x71a

    3/24/2020

    Intel Pentium 1400 シリーズ、Intel Xeon E5-1400 シリーズ、Intel Xeon E5-1600 シリーズ、Intel Xeon E5-2400 シリーズ、Intel Xeon E5-2600 シリーズ、Intel Xeon E5-4600 シリーズ

    Nehalem EX

    0x206e6 (06/2e/6)

    0x04

    0xd

    5/15/2018

    Intel Xeon 65xx シリーズ、Intel Xeon 75xx シリーズ

    Westmere EX

    0x206f2 (06/2f/2)

    0x05

    0x3b

    5/16/2018

    Intel Xeon E7-8800 シリーズ、Intel Xeon E7-4800 シリーズ、Intel Xeon E7-2800 シリーズ

    Ivy Bridge DT

    0x306a9 (06/3a/9)

    0x12

    0x21

    2/13/2019

    Intel i3-3200 シリーズ、Intel i7-3500-LE/UE、Intel i7-3600-QE、Intel Xeon E3-1200-v2 シリーズ、Intel Xeon E3-1100-C-v2 シリーズ、Intel Pentium B925C

    Haswell DT

    0x306c3 (06/3c/3)

    0x32

    0x28

    11/12/2019

    Intel Xeon E3-1200-v3 シリーズ、Intel i7-4700-EQ シリーズ、Intel i5-4500-TE シリーズ、Intel i3-4300 シリーズ

    Ivy Bridge EP

    0x306e4 (06/3e/4)

    0xed

    0x42e

    3/14/2019

    Intel Xeon E5-4600-v2 シリーズ、Intel Xeon E5-2600-v2 シリーズ、Intel Xeon E5-2400-v2 シリーズ、Intel Xeon E5-1600-v2 シリーズ、Intel Xeon E5-1400-v2 シリーズ

    Ivy Bridge EX

    0x306e7 (06/3e/7)

    0xed

    0x715

    3/14/2019

    Intel Xeon E7-8800/4800/2800-v2 Series

    Haswell EP

    0x306f2 (06/3f/2)

    0x6f

    0x49

    8/11/2021

    Intel Xeon E5-4600-v3 シリーズ、Intel Xeon E5-2600-v3 シリーズ、Intel Xeon E5-2400-v3 シリーズ、Intel Xeon E5-1600-v3 シリーズ、Intel Xeon E5-1400-v3 シリーズ

    Haswell EX

    0x306f4 (06/3f/4)

    0x80

    0x1a

    5/24/2021

    Intel Xeon E7-8800/4800-v3 Series

    Broadwell H

    0x40671 (06/47/1)

    0x22

    0x22

    11/12/2019

    Intel Core i7-5700EQ、Intel Xeon E3-1200-v4 シリーズ

    Avoton

    0x406d8 (06/4d/8)

    0x01

    0x12d

    9/16/2019

    Intel Atom C2300 シリーズ、Intel Atom C2500 シリーズ、Intel Atom C2700 シリーズ

    Broadwell EP/EX

    0x406f1 (06/4f/1)

    0xef

    0xb000040

    5/19/2021

    Intel Xeon E7-8800/4800-v4 シリーズ、Intel Xeon E5-4600-v4 シリーズ、Intel Xeon E5-2600-v4 シリーズ、Intel Xeon E5-1600-v4 シリーズ

    Skylake SP

    0x50654 (06/55/4)

    0xb7

    0x2007006

    3/6/2023

    Intel Xeon Platinum 8100 シリーズ、Intel Xeon Gold 6100/5100、Silver 4100、Bronze 3100 シリーズ、Intel Xeon D-2100 シリーズ、Intel Xeon D-1600 シリーズ、Intel Xeon W-3100 シリーズ、Intel Xeon W-2100 シリーズ

    Cascade Lake B-0

    0x50656 (06/55/6)

    0xbf

    0x4003604

    3/17/2023

    Intel Xeon Platinum 9200/8200 シリーズ、Intel Xeon Gold 6200/5200、Intel Xeon Silver 4200/Bronze 3200、Intel Xeon W-3200

    Cascade Lake

    0x50657 (06/55/7)

    0xbf

    0x5003604

    3/17/2023

    Intel Xeon Platinum 9200/8200 シリーズ、Intel Xeon Gold 6200/5200、Intel Xeon Silver 4200/Bronze 3200、Intel Xeon W-3200

    Cooper Lake

    0x5065b (06/55/b)

    0xbf

    0x7002703

    3/21/2023

    Intel Xeon Platinum 8300 シリーズ、Intel Xeon Gold 6300/5300

    Broadwell DE

    0x50662 (06/56/2)

    0x10

    0x1c

    6/17/2019

    Intel Xeon D-1500 Series

    Broadwell DE

    0x50663 (06/56/3)

    0x10

    0x700001c

    6/12/2021

    Intel Xeon D-1500 Series

    Broadwell DE

    0x50664 (06/56/4)

    0x10

    0xf00001a

    6/12/2021

    Intel Xeon D-1500 Series

    Broadwell NS

    0x50665 (06/56/5)

    0x10

    0xe000014

    9/18/2021

    Intel Xeon D-1600 Series

    Skylake H/S

    0x506e3 (06/5e/3)

    0x36

    0xf0

    11/12/2021

    Intel Xeon E3-1500-v5 シリーズ、Intel Xeon E3-1200-v5 シリーズ

    Denverton

    0x506f1 (06/5f/1)

    0x01

    0x38

    12/2/2021

    Intel Atom C3000 Series

    Ice Lake SP

    0x606a6 (06/6a/6)

    0x87

    0xd0003a5

    3/30/2023

    Intel Xeon Platinum 8300 シリーズ、Intel Xeon Gold 6300/5300 シリーズ、Intel Xeon Silver 4300 シリーズ

    Ice Lake D

    0x606c1 (06/6c/1)

    0x10

    0x1000230

    1/27/2023

    Intel Xeon D-2700 シリーズ、Intel Xeon D-1700 シリーズ

    Snow Ridge

    0x80665 (06/86/5)

    0x01

    0x4c000023

    2/22/2023

    Intel Atom P5000 Series

    Snow Ridge

    0x80667 (06/86/7)

    0x01

    0x4c000023

    2/22/2023

    Intel Atom P5000 Series

    Tiger Lake U

    0x806c1 (06/8c/1)

    0x80

    0xac

    2/27/2023

    Intel Core i3/i5/i7-1100 シリーズ

    Tiger Lake U Refresh

    0x806c2 (06/8c/2)

    0xc2

    0x2c

    2/27/2023

    Intel Core i3/i5/i7-1100 シリーズ

    Tiger Lake H

    0x806d1 (06/8d/1)

    0xc2

    0x46

    2/27/2023

    Intel Xeon W-11000E シリーズ

    Sapphire Rapids SP HBM

    0x806f8 (06/8f/8)

    0x10

    0x2c0001d1

    2/14/2023

    Intel Xeon Max 9400 シリーズ

    Sapphire Rapids SP

    0x806f8 (06/8f/8)

    0x87

    0x2b000461

    3/13/2023

    Intel Xeon Platinum 8400 シリーズ、Intel Xeon Gold 6400/5400 シリーズ、Intel Xeon Silver 4400 シリーズ、Intel Xeon Bronze 3400 シリーズ

    Kaby Lake H/S/X

    0x906e9 (06/9e/9)

    0x2a

    0xf4

    2/23/2023

    Intel Xeon E3-1200-v6 シリーズ、Intel Xeon E3-1500-v6 シリーズ

    Coffee Lake

    0x906ea (06/9e/a)

    0x22

    0xf4

    2/23/2023

    Intel Xeon E-2100 シリーズ、Intel Xeon E-2200 シリーズ(4 または 6 コア)

    Coffee Lake

    0x906eb (06/9e/b)

    0x02

    0xf4

    2/23/2023

    Intel Xeon E-2100 Series

    Coffee Lake

    0x906ec (06/9e/c)

    0x22

    0xf4

    2/23/2023

    Intel Xeon E-2100 Series

    Coffee Lake Refresh

    0x906ed (06/9e/d)

    0x22

    0xfa

    2/27/2023

    Intel Xeon E-2200 Series(8 コア)

    Rocket Lake S

    0xa0671 (06/a7/1)

    0x02

    0x59

    2/26/2023

    Intel Xeon E-2300 Series

ESXi-7.0U3so-22348808-no-tools

プロファイル名

ESXi-7.0U3so-22348808-no-tools

ビルド

ビルドの詳細については、「本リリースに含まれるパッチ」を参照してください。

ベンダー

VMware, Inc.

リリース日

2023 年 9 月 28 日

許容レベル

PartnerSupported

影響を受けるハードウェア

該当なし

影響を受けるソフトウェア

該当なし

影響のある VIB

  • VMware_bootbank_vsanhealth_7.0.3-0.100.22348808

  • VMware_bootbank_crx_7.0.3-0.100.22348808

  • VMware_bootbank_vdfs_7.0.3-0.100.22348808

  • VMware_bootbank_esxio-combiner_7.0.3-0.100.22348808

  • VMware_bootbank_native-misc-drivers_7.0.3-0.100.22348808

  • VMware_bootbank_esx-base_7.0.3-0.100.22348808

  • VMware_bootbank_esx-dvfilter-generic-fastpath_7.0.3-0.100.22348808

  • VMware_bootbank_cpu-microcode_7.0.3-0.100.22348808

  • VMware_bootbank_bmcal_7.0.3-0.100.22348808

  • VMware_bootbank_esx-ui_2.11.2-21988676

  • VMware_bootbank_gc_7.0.3-0.100.22348808

  • VMware_bootbank_trx_7.0.3-0.100.22348808

  • VMware_bootbank_vsan_7.0.3-0.100.22348808

  • VMware_bootbank_esx-xserver_7.0.3-0.100.22348808

  • VMware_bootbank_loadesx_7.0.3-0.100.22348808

  • VMware_bootbank_esx-update_7.0.3-0.100.22348808

修正されたパッチ リリース

3219441、3239369、3236018、3232099、3232034、3222887、3217141、3213025、3187868、3186342、3164962、3089785、3160789、3098679、3089785、3256457

関連する CVE 番号

該当なし

このパッチでは、以下の問題がアップデートされています。

  • ESXi 7.0 Update 3o では、次のセキュリティ アップデートが提供されます。

    • cURL ライブラリがバージョン 8.1.2 にアップデートされました。

    • ESXi userworld libxml2 ライブラリがバージョン 2.10.4 にアップデートされました。

    • SQLite ライブラリはバージョン 3.42.0 にアップデートされました。

    • OpenSSL パッケージはバージョン 1.0.2zh にアップデートされました。

  • cpu-microcode VIB には、次の AMD マイクロコードが含まれています。

    コード ネーム

    FMS

    MCU のリビジョン

    MCU の日付

    ブランド名

    Bulldozer

    0x600f12 (15/01/2)

    0x0600063e

    2/7/2018

    Opteron 6200/4200/3200 シリーズ

    Piledriver

    0x600f20 (15/02/0)

    0x06000852

    2/6/2018

    Opteron 6300/4300/3300 シリーズ

    Zen-Naples

    0x800f12 (17/01/2)

    0x0800126e

    11/11/2021

    EPYC 7001 シリーズ

    Zen2-Rome

    0x830f10 (17/31/0)

    0x0830107a

    5/17/2023

    EPYC 7002/7Fx2/7Hx2 シリーズ

    Zen3-Milan-B1

    0xa00f11 (19/01/1)

    0x0a0011d1

    7/10/2023

    EPYC 7003/7003X シリーズ

    Zen3-Milan-B2

    0xa00f12 (19/01/2)

    0x0a001234

    7/10/2023

    EPYC 7003/7003X シリーズ

  • cpu-microcode VIB には、次の Intel マイクロコードが含まれています。

    コード ネーム

    FMS

    Plt ID

    MCU のリビジョン

    MCU の日付

    ブランド名

    Nehalem EP

    0x106a5 (06/1a/5)

    0x03

    0x1d

    5/11/2018

    Intel Xeon 35xx シリーズ、Intel Xeon 55xx シリーズ

    Clarkdale

    0x20652 (06/25/2)

    0x12

    0x11

    5/8/2018

    Intel i3/i5 Clarkdale シリーズ、Intel Xeon 34xx Clarkdale シリーズ

    Arrandale

    0x20655 (06/25/5)

    0x92

    0x7

    4/23/2018

    Intel Core i7-620LE Processor

    Sandy Bridge DT

    0x206a7 (06/2a/7)

    0x12

    0x2f

    2/17/2019

    Intel Xeon E3-1100 シリーズ、Intel Xeon E3-1200 シリーズ、Intel i7-2655-LE シリーズ、Intel i3-2100 シリーズ

    Westmere EP

    0x206c2 (06/2c/2)

    0x03

    0x1f

    5/8/2018

    Intel Xeon 56xx シリーズ、Intel Xeon 36xx シリーズ

    Sandy Bridge EP

    0x206d6 (06/2d/6)

    0x6d

    0x621

    3/4/2020

    Intel Pentium 1400 シリーズ、Intel Xeon E5-1400 シリーズ、Intel Xeon E5-1600 シリーズ、Intel Xeon E5-2400 シリーズ、Intel Xeon E5-2600 シリーズ、Intel Xeon E5-4600 シリーズ

    Sandy Bridge EP

    0x206d7 (06/2d/7)

    0x6d

    0x71a

    3/24/2020

    Intel Pentium 1400 シリーズ、Intel Xeon E5-1400 シリーズ、Intel Xeon E5-1600 シリーズ、Intel Xeon E5-2400 シリーズ、Intel Xeon E5-2600 シリーズ、Intel Xeon E5-4600 シリーズ

    Nehalem EX

    0x206e6 (06/2e/6)

    0x04

    0xd

    5/15/2018

    Intel Xeon 65xx シリーズ、Intel Xeon 75xx シリーズ

    Westmere EX

    0x206f2 (06/2f/2)

    0x05

    0x3b

    5/16/2018

    Intel Xeon E7-8800 シリーズ、Intel Xeon E7-4800 シリーズ、Intel Xeon E7-2800 シリーズ

    Ivy Bridge DT

    0x306a9 (06/3a/9)

    0x12

    0x21

    2/13/2019

    Intel i3-3200 シリーズ、Intel i7-3500-LE/UE、Intel i7-3600-QE、Intel Xeon E3-1200-v2 シリーズ、Intel Xeon E3-1100-C-v2 シリーズ、Intel Pentium B925C

    Haswell DT

    0x306c3 (06/3c/3)

    0x32

    0x28

    11/12/2019

    Intel Xeon E3-1200-v3 シリーズ、Intel i7-4700-EQ シリーズ、Intel i5-4500-TE シリーズ、Intel i3-4300 シリーズ

    Ivy Bridge EP

    0x306e4 (06/3e/4)

    0xed

    0x42e

    3/14/2019

    Intel Xeon E5-4600-v2 シリーズ、Intel Xeon E5-2600-v2 シリーズ、Intel Xeon E5-2400-v2 シリーズ、Intel Xeon E5-1600-v2 シリーズ、Intel Xeon E5-1400-v2 シリーズ

    Ivy Bridge EX

    0x306e7 (06/3e/7)

    0xed

    0x715

    3/14/2019

    Intel Xeon E7-8800/4800/2800-v2 Series

    Haswell EP

    0x306f2 (06/3f/2)

    0x6f

    0x49

    8/11/2021

    Intel Xeon E5-4600-v3 シリーズ、Intel Xeon E5-2600-v3 シリーズ、Intel Xeon E5-2400-v3 シリーズ、Intel Xeon E5-1600-v3 シリーズ、Intel Xeon E5-1400-v3 シリーズ

    Haswell EX

    0x306f4 (06/3f/4)

    0x80

    0x1a

    5/24/2021

    Intel Xeon E7-8800/4800-v3 Series

    Broadwell H

    0x40671 (06/47/1)

    0x22

    0x22

    11/12/2019

    Intel Core i7-5700EQ、Intel Xeon E3-1200-v4 シリーズ

    Avoton

    0x406d8 (06/4d/8)

    0x01

    0x12d

    9/16/2019

    Intel Atom C2300 シリーズ、Intel Atom C2500 シリーズ、Intel Atom C2700 シリーズ

    Broadwell EP/EX

    0x406f1 (06/4f/1)

    0xef

    0xb000040

    5/19/2021

    Intel Xeon E7-8800/4800-v4 シリーズ、Intel Xeon E5-4600-v4 シリーズ、Intel Xeon E5-2600-v4 シリーズ、Intel Xeon E5-1600-v4 シリーズ

    Skylake SP

    0x50654 (06/55/4)

    0xb7

    0x2007006

    3/6/2023

    Intel Xeon Platinum 8100 シリーズ、Intel Xeon Gold 6100/5100、Silver 4100、Bronze 3100 シリーズ、Intel Xeon D-2100 シリーズ、Intel Xeon D-1600 シリーズ、Intel Xeon W-3100 シリーズ、Intel Xeon W-2100 シリーズ

    Cascade Lake B-0

    0x50656 (06/55/6)

    0xbf

    0x4003604

    3/17/2023

    Intel Xeon Platinum 9200/8200 シリーズ、Intel Xeon Gold 6200/5200、Intel Xeon Silver 4200/Bronze 3200、Intel Xeon W-3200

    Cascade Lake

    0x50657 (06/55/7)

    0xbf

    0x5003604

    3/17/2023

    Intel Xeon Platinum 9200/8200 シリーズ、Intel Xeon Gold 6200/5200、Intel Xeon Silver 4200/Bronze 3200、Intel Xeon W-3200

    Cooper Lake

    0x5065b (06/55/b)

    0xbf

    0x7002703

    3/21/2023

    Intel Xeon Platinum 8300 シリーズ、Intel Xeon Gold 6300/5300

    Broadwell DE

    0x50662 (06/56/2)

    0x10

    0x1c

    6/17/2019

    Intel Xeon D-1500 Series

    Broadwell DE

    0x50663 (06/56/3)

    0x10

    0x700001c

    6/12/2021

    Intel Xeon D-1500 Series

    Broadwell DE

    0x50664 (06/56/4)

    0x10

    0xf00001a

    6/12/2021

    Intel Xeon D-1500 Series

    Broadwell NS

    0x50665 (06/56/5)

    0x10

    0xe000014

    9/18/2021

    Intel Xeon D-1600 Series

    Skylake H/S

    0x506e3 (06/5e/3)

    0x36

    0xf0

    11/12/2021

    Intel Xeon E3-1500-v5 シリーズ、Intel Xeon E3-1200-v5 シリーズ

    Denverton

    0x506f1 (06/5f/1)

    0x01

    0x38

    12/2/2021

    Intel Atom C3000 Series

    Ice Lake SP

    0x606a6 (06/6a/6)

    0x87

    0xd0003a5

    3/30/2023

    Intel Xeon Platinum 8300 シリーズ、Intel Xeon Gold 6300/5300 シリーズ、Intel Xeon Silver 4300 シリーズ

    Ice Lake D

    0x606c1 (06/6c/1)

    0x10

    0x1000230

    1/27/2023

    Intel Xeon D-2700 シリーズ、Intel Xeon D-1700 シリーズ

    Snow Ridge

    0x80665 (06/86/5)

    0x01

    0x4c000023

    2/22/2023

    Intel Atom P5000 Series

    Snow Ridge

    0x80667 (06/86/7)

    0x01

    0x4c000023

    2/22/2023

    Intel Atom P5000 Series

    Tiger Lake U

    0x806c1 (06/8c/1)

    0x80

    0xac

    2/27/2023

    Intel Core i3/i5/i7-1100 シリーズ

    Tiger Lake U Refresh

    0x806c2 (06/8c/2)

    0xc2

    0x2c

    2/27/2023

    Intel Core i3/i5/i7-1100 シリーズ

    Tiger Lake H

    0x806d1 (06/8d/1)

    0xc2

    0x46

    2/27/2023

    Intel Xeon W-11000E シリーズ

    Sapphire Rapids SP HBM

    0x806f8 (06/8f/8)

    0x10

    0x2c0001d1

    2/14/2023

    Intel Xeon Max 9400 シリーズ

    Sapphire Rapids SP

    0x806f8 (06/8f/8)

    0x87

    0x2b000461

    3/13/2023

    Intel Xeon Platinum 8400 シリーズ、Intel Xeon Gold 6400/5400 シリーズ、Intel Xeon Silver 4400 シリーズ、Intel Xeon Bronze 3400 シリーズ

    Kaby Lake H/S/X

    0x906e9 (06/9e/9)

    0x2a

    0xf4

    2/23/2023

    Intel Xeon E3-1200-v6 シリーズ、Intel Xeon E3-1500-v6 シリーズ

    Coffee Lake

    0x906ea (06/9e/a)

    0x22

    0xf4

    2/23/2023

    Intel Xeon E-2100 シリーズ、Intel Xeon E-2200 シリーズ(4 または 6 コア)

    Coffee Lake

    0x906eb (06/9e/b)

    0x02

    0xf4

    2/23/2023

    Intel Xeon E-2100 Series

    Coffee Lake

    0x906ec (06/9e/c)

    0x22

    0xf4

    2/23/2023

    Intel Xeon E-2100 Series

    Coffee Lake Refresh

    0x906ed (06/9e/d)

    0x22

    0xfa

    2/27/2023

    Intel Xeon E-2200 Series(8 コア)

    Rocket Lake S

    0xa0671 (06/a7/1)

    0x02

    0x59

    2/26/2023

    Intel Xeon E-2300 Series

ESXi7.0U3o - 22348816

名前

ESXi

バージョン

ESXi7.0U3o - 22348816

リリース日

2023 年 9 月 28 日

カテゴリ

バグ修正

影響を受けるコンポーネント

  • ESXi コンポーネント - コア ESXi

  • ESXi のインストール/アップグレード

  • VMware ネイティブ AHCI ドライバ

  • SMARTPQI LSU 管理プラグイン

  • 不揮発性メモリ コントローラ ドライバ

  • Avago (LSI) ネイティブ 12 Gbps SAS MPT ドライバ

  • VMD テクノロジーを使用する Intel NVME ドライバ

修正されたパッチ リリース

3244098、3216958、3245763、3242021、3246132、3253205、3256804、3239170、3251981、3215370、3117615、3248478、3252676、3235496、3238026、3236064、3224739、3224306、3223755、3216958、3233958、3185125、3219264、3221620、3218835、3185560、3221099、3211625、3221860、3228586、3224604、3223539、3222601、3217258、3213041、3216522、3221591、3216389、3220004、3217633、3216548、3216449、3156666、3181574、3180746、3155476、3211807、3154090、3184008、3183519、3183519、3209853、3100552、3187846、3113263、3176350、3185827、3095511、3184425、3186351、3186367、3154090、3158524、3181601、3180391、3180283、3184608、3181774、3155476、3163361、3182978、3184368、3160456、3164575、3181901、3184871、3166818、3157195、3164355、3163271、3112194、3161690、3261925、3178589、3178721、3162963、3168950、3159168、3158491、3158866、3096769、3165374、3122037、3098760、3164439、3161473、3162790、3100030、3096974、3161473、3165651、3083007、3118240、3151076、3118402、3160480、3156627、3158531、3162499、3158512、3053430、3153395、3117615、3099192、3158508、3115870、3119834、3158220、3110401、2625439、3099357、3152811、3108979、3120165、3245953、3178109、3211395、3164477、3119959、3164462、3036883、3112692、3218578、3224847

関連する CVE 番号

該当なし

このパッチは、「ESXi-7.0U3o-22348816-standard」に記載されている問題を解決します。

ESXi7.0U3so - 22348808

名前

ESXi

バージョン

ESXi7.0U3so - 22348808

リリース日

2023 年 9 月 28 日

カテゴリ

セキュリティ

影響を受けるコンポーネント

  • ESXi コンポーネント - コア ESXi VIB

  • ESXi のインストール/アップグレード コンポーネント

  • ESXi Tools コンポーネント

修正されたパッチ リリース

3219441、3239369、3236018、3232099、3232034、3222887、3217141、3213025、3187868、3186342、3164962、3089785、3160789、3098679、3089785、3256457、3178522、3178519

関連する CVE 番号

該当なし

このパッチは、「ESXi-7.0U3so-22348808-standard」に記載されている問題を解決します。

既知の問題

vSAN の問題

  • PR 2962316:vSAN ファイル サービスは NFSv4 委任をサポートしない

    このリリースでは、vSAN ファイル サービスは NFSv4 委任をサポートしていません。

    回避策:なし

  • PR 3235496:vSAN クラスタ上のアプリケーションが断続的に応答しなくなる

    vSAN クラスタ内の AMD サーバで詳細オプション preferHT が有効になっている場合、仮想マシンの仮想 CPU は同じ最終レベルのキャッシュで実行されます。すべての仮想 CPU が非常にビジーで、I/O を処理する NVMe スレッドが同じ最終レベルのキャッシュでも実行される場合、NVMe スレッドは CPU リソースに関してビジー状態の仮想マシンと競合するため、完了までにかなりの時間を要します。その結果、I/O 遅延が非常に長くなり、vSAN クラスタ上のストレージとアプリケーションが断続的に応答しなくなる場合があります。次のようなエラーがバックログに記録されます: Lost access to volume <uuid> due to connectivity issues. Recovery attempt is in progress and outcome will be reported shortly.

    回避策:NVMe 完了キューとビジー状態の仮想 CPU 間の競合を回避するには、コマンド esxcli system settings advanced set -o /Misc/vmknvmeCwYield -I 0 を使用します。

以前のリリースからの既知の問題

vSphere クラスタ サービスの問題

  • vSphere 7.0 Update 3 環境にデプロイされた新しい vCLS 仮想マシンで互換性の問題が発生する

    vSphere 7.0 Update 3 環境にデプロイされた新しい vCLS 仮想マシンのデフォルト名には、パターン vCLS-UUID が使用されます。以前の vCenter Server バージョンで作成された vCLS 仮想マシンは、パターン vCLS (n) を引き続き使用しています。括弧 () の使用は、vSphere と相互運用する多くのソリューションでサポートされていないため、互換性の問題が発生することがあります。

    回避策:vSphere 7.0 Update 3 へのアップデート後、退避モードを使用して vCLS を再構成します。

インストール、アップグレード、および移行の問題

  • vCenter Server のアップグレード/移行の事前チェックが「予期しないエラー 87」で失敗する

    Security Token Service (STS) 証明書に Subject Alternative Name (SAN) フィールドが含まれていない場合、vCenter Server のアップグレード/移行の事前チェックは失敗します。この状況は、vCenter 5.5 Single Sign-On 証明書を SAN フィールドのないカスタム証明書に置き換えてから、vCenter Server 7.0 にアップグレードしようとした場合に発生します。アップグレード プロセスによって STS 証明書が無効であると判断され、事前チェックによってアップグレード プロセスが続行されなくなります。

    回避策:STS 証明書を、SAN フィールドを含む有効な証明書に置き換えてから、vCenter Server 7.0 のアップグレードまたは移行を続行します。

  • vSphere 6.7 環境からの破損した VFAT パーティションにより、ESXi 7.x へのアップグレードが失敗することがある

    vSphere 6.7 環境からの破損した VFAT パーティションにより、ESXi 7.x へのアップグレード中に、ESXi ホストの起動ディスクの再パーティショニングに失敗することがあります。その結果、次のようなエラーが表示されることがあります:

    ESXi 7.0 Update 3l にアップグレードすると、処理が停止し、パープル スクリーンが表示され、次のようなエラーが表示されます:

    • An error occurred while backing up VFAT partition files before re-partitioning: Failed to calculate size for temporary Ramdisk: <error>

    • An error occurred while backing up VFAT partition files before re-partitioning: Failed to copy files to Ramdisk: <error>

      ISO インストーラを使用すると、エラーは表示されますが、パープル スクリーンは表示されません。

    7.0 Update 3l よりも前の ESXi 7.x バージョンにアップグレードすると、以下が表示されることがあります。

    • vmkwarning.log ファイルの ramdisk (root) is full などのログ。

    • 再起動時に ESXi 6.5 または 6.7 に予期しないロールバックが発生しました。

    • /bootbank/altbootbank、および ESX-OSData パーティションが存在しません。

    回避策:ESXi 7.x へのアップグレードを完了する前に、まず破損したパーティションを修正する必要があります。詳細については、VMware ナレッジベースの記事 KB91136 を参照してください。

  • 既存の CIM プロバイダを伴う vSphere 7.0 へのアップグレードに関する問題

    アップグレード後、ESXi には 64 ビットの CIM プロバイダが必要であるため、以前にインストールした 32 ビットの CIM プロバイダは動作を停止します。CIMPDK、NDDK(ネイティブ DDK)、HEXDK、VAIODK(I/O フィルタ)に関連する管理 API 関数が失われ、uwglibc 依存関係に関連するエラーが表示されることがあります。

    Syslog では、モジュールが見つからないため、「32 ビットの共有ライブラリがロードされていません」とレポートされます。

    回避策:対処法はありません。修正するには、新しい 64 ビットの CIM プロバイダをベンダーからダウンロードします。

  • ESXi 7.0 ホストへの 7.0 Update 1 ドライバのインストールが失敗することがある

    ESXi 7.0 または 7.0 b を実行しているホストに、ESXi 7.0 Update 1 に適用されるドライバをインストールすることはできません。

    次のようなエラーが発生して、操作は失敗します。

    VMW_bootbank_qedrntv_3.40.4.0-12vmw.701.0.0.xxxxxxx requires vmkapi_2_7_0_0, but the requirement cannot be satisfied within the ImageProfile. ​Please refer to the log file for more details.

    回避策:ESXi ホストを 7.0 Update 1 にアップデートします。ドライバのインストールを再試行します。

  • ESXi 7.0 の以前のバージョンから ESXi 7.0 Update 2 へのアップデート時、ESXi ホストの UEFI ブートがエラーで停止する場合がある

    vSphere Lifecycle Manager パッチ ベースラインを使用して、以前のバージョンの ESXi 7.0環境を 7.0 Update 2 にアップデートする際に、ESXi ホストの UEFI ブートが停止し、次のようなエラーが表示される場合があります。

    Loading /boot.cfgFailed to load crypto64.efiFatal error: 15 (Not found)

    回避策:詳細については、VMware ナレッジベースの記事 KB83063 および KB83107 を参照してください。

  • ESXi ホスト上でレガシー VIB が使用されていると、vSphere Lifecycle Manager が目的のソフトウェア仕様を抽出して新しいクラスタにシードできない

    vCenter Server 7.0 Update 2 では、単一のリファレンス ホストから目的のソフトウェア仕様をインポートすることで、新しいクラスタを作成できます。しかし、レガシー VIB が ESXi ホストで使用されていると、クラスタを作成する vCenter Server インスタンスで、vSphere Lifecycle Manager はこのホストからリファレンス ソフトウェア仕様を抽出することができません。/var/log/lifecycle.log に次のようなエラーが記録されます。

    020-11-11T06:54:03Z lifecycle: 1000082644: HostSeeding:499 ERROR Extract depot failed: Checksum doesn't match. Calculated 5b404e28e83b1387841bb417da93c8c796ef2497c8af0f79583fd54e789d8826, expected: 0947542e30b794c721e21fb595f1851b247711d0619c55489a6a8cae6675e796 2020-11-11T06:54:04Z lifecycle: 1000082644: imagemanagerctl:366 ERROR Extract depot failed. 2020-11-11T06:54:04Z lifecycle: 1000082644: imagemanagerctl:145 ERROR [VibChecksumError]

    回避策:VMware のナレッジベースの記事 KB83042 に記載された手順を参照してください。

  • ESXi を起動するたびに syslog.log に短いログ メッセージが大量に記録される

    ESXi 7.0 Update 2 に更新した後、ESXi を起動するたびに短いログ メッセージが大量に発生する場合があります。

    このログは ESXi に問題があることを示すものではないため、メッセージは無視できます。例:

    ​2021-01-19T22:44:22Z watchdog-vaai-nasd: '/usr/lib/vmware/nfs/bin/vaai-nasd -f' exited after 0 seconds (quick failure 127) 12021-01-19T22:44:22Z watchdog-vaai-nasd: Executing '/usr/lib/vmware/nfs/bin/vaai-nasd -f'2021-01-19T22:44:22.990Z aainasd[1000051135]: Log for VAAI-NAS Daemon for NFS version=1.0 build=build-00000 option=DEBUG2021-01-19T22:44:22.990Z vaainasd[1000051135]: DictionaryLoadFile: No entries loaded by dictionary.2021-01-19T22:44:22.990Z vaainasd[1000051135]: DictionaryLoad: Cannot open file "/usr/lib/vmware/config": No such file or directory.2021-01-19T22:44:22.990Z vaainasd[1000051135]: DictionaryLoad: Cannot open file "//.vmware/config": No such file or directory.2021-01-19T22:44:22.990Z vaainasd[1000051135]: DictionaryLoad: Cannot open file "//.vmware/preferences": No such file or directory.2021-01-19T22:44:22.990Z vaainasd[1000051135]: Switching to VMware syslog extensions2021-01-19T22:44:22.992Z vaainasd[1000051135]: Loading VAAI-NAS plugin(s).2021-01-19T22:44:22.992Z vaainasd[1000051135]: DISKLIB-PLUGIN : Not loading plugin /usr/lib/vmware/nas_plugins/lib64: Not a shared library.

    回避策:なし

  • vSphere Quick Boot の互換性チェック レポートに見つからない VIB に関する警告メッセージが表示される

    ESXi 7.0 Update 2 へのアップグレード後、/usr/lib/vmware/loadesx/bin/loadESXCheckCompat.py コマンドを使用して環境の vSphere Quick Boot の互換性を確認すると、シェルに VIB が見つからないという警告メッセージが表示される場合があります。例:

    Cannot find VIB(s) ... in the given VIB collection.Ignoring missing reserved VIB(s) ..., they are removed from reserved VIB IDs.

    この警告は互換性の問題を示すものではありません。

    回避策:見つからない VIB に関するメッセージは無視しても問題ありません。vSphere Quick Boot の互換性レポートには影響しません。ホストの互換性の有無は、loadESXCheckCompat コマンドの出力の最後の行に明確に示されます。

  • vSphere Lifecycle Manager イメージを使用して管理するクラスタの自動ブートストラップがエラーで失敗する

    vSphere Lifecycle Manager イメージを使用して管理するクラスタに自動ブートストラップを実行してステートフル インストールを実行し、VMFS パーティションを上書きすると、操作はエラーで失敗します。サポート バンドルには次のようなメッセージが記録されます。

    2021-02-11T19:37:43Z Host Profiles[265671 opID=MainThread]: ERROR: EngineModule::ApplyHostConfig. Exception: [Errno 30] Read-only file system

    回避策:ベンダーのガイダンスに従ってターゲット ホストの VMFS パーティションをクリーンアップし、操作を再度実行します。または、空のディスクを使用します。ESXi でのディスク パーティショニング ユーティリティの詳細については、VMware ナレッジベースの記事 KB1036609 を参照してください。

  • ESXCLI を使用して ESXi 6.5.x および 6.7.0 から 7.x にアップグレードすると、容量の制限のために失敗することがある

    esxcli software profile update または esxcli software profile install ESXCLI コマンドを使用して ESXi 6.5x および 6.7.0 から 7.x にアップグレードすると、ESXi ブート バンクのサイズがイメージ プロファイルのサイズよりも小さいために失敗することがあります。ESXi Shell または PowerCLI シェルに、次のようなエラーが表示されます。

    [InstallationError]
     The pending transaction requires 244 MB free space, however the maximum supported size is 239 MB.
     Please refer to the log file for more details.

    この問題は、esxcli software vib update または esxcli software vib install ESXCLI コマンドを使用して、ESXi ホストのアップグレードを実行した場合にも発生します。

    回避策:次の 2 つの手順でアップグレードを実行できます。1 つは、esxcli software profile update コマンドを使用して ESXi ホストを ESXi 6.7 Update 1 以降に更新してから、7.0 Update 1c にアップデートする方法です。もう 1 つは、ISO イメージと vSphere Lifecycle Manager を使用してアップグレードを実行する方法です。

  • vCenter Server 間でリンク クローンを移行できない

    vCenter Server 間でリンク クローンを移行すると、クローン元仮想マシンでのパワーオンや削除などの操作が「Invalid virtual machine state」エラーで失敗することがあります。

    回避策:リンク クローンをクローン元の仮想マシンと同じ vCenter Server に保持します。または、移行前にリンク クローンをフル クローンに昇格させます。

  • 仮想ディスクとスナップショット レベルが多数ある仮想マシンの vCenter Server を、TCP ストレージ上の NVMe のデータストアまで移行すると、失敗することがある

    180 台を超える仮想ディスクと 32 を超えるスナップショット レベルがある仮想マシンの vCenter Server を、TCP ストレージ上の NVMe のデータストアまで移行すると、失敗することがあります。ESXi ホストは、「The migration has exceeded the maximum switchover time of 100 second(s)」などのエラーで予防的に失敗します。

    回避策:なし

  • 仮想パフォーマンス監視カウンタ (VPMC) が有効になっている仮想マシンが ESXi ホスト間で移行に失敗することがある

    VPMC が有効になっている仮想マシンを、vSphere vMotion を使用して移行しようとすると、移行先ホストがメモリまたはパフォーマンス統計の計算に何らかのカウンタを使用している場合、操作が失敗することがあります。操作は、「A performance counter used by the guest is not available on the host CPU」などのエラーで失敗します。

    回避策:仮想マシンをパワーオフしてからコールド移行を使用します。詳細については、VMware ナレッジベースの記事 KB81191 を参照してください。

  • インストーラ ISO を使用した ESXi 7.0 Update 3 への対話型またはスクリプトによるアップグレードの直前に、ライブ VIB のインストール、アップグレード、または削除操作を実行すると、アップグレードが失敗する

    インストーラ ISO を使用した ESXi 7.0 Update 3 への対話型またはスクリプトによるアップグレードの直前に、ライブ VIB のインストール、アップグレード、または削除操作を実行すると、ConfigStore でアップグレードの構成の一部が維持されないことがあります。その結果、アップグレードが成功したように見えるにもかかわらず、アップグレード操作後に ESXi ホストにアクセスできなくなります。この問題を回避するために、ESXi 7.0 Update 3 インストーラでは、このようなシナリオをブロックする一時的なチェックが追加されています。ESXi インストーラ コンソールには、次のエラーが表示されます:Live VIB installation, upgrade or removal may cause subsequent ESXi upgrade to fail when using the ISO installer

    回避策:ESXCLI の使用、vSphere Lifecycle Manager の使用など、別のアップグレード方法によって問題を回避します。

  • vCenter Server 7.0 にアップグレードした後、スマート カードと RSA SecurID 認証が機能しなくなることがある

    スマート カードまたは RSA SecurID 認証用に vCenter Server を構成した場合は、vSphere 7.0 アップグレード プロセスを開始する前に、https://kb.vmware.com/s/article/78057 の VMware ナレッジベースの記事を参照してください。ナレッジベースに記載されている回避策を実行しないと、次のエラー メッセージが表示される場合があり、スマート カードまたは RSA SecurID 認証が機能しません。

    「スマート カード認証が機能しなくなることがあります。スマート カードの設定が保存されず、スマート カード認証が機能しなくなることがあります。」

    または

    「RSA SecurID 認証が機能しなくなることがあります。RSA SecurID の設定が保持されず、RSA SecurID 認証が機能しなくなることがあります。」

    回避策:vSphere 7.0 にアップグレードする前に、https://kb.vmware.com/s/article/78057 の VMware ナレッジベースの記事を参照してください。

  • カスタム インストール スクリプトの vlanid プロパティが機能しないことがある

    vlanid プロパティを設定するカスタム インストール スクリプトを使用して目的の VLAN を指定すると、新しくインストールされた ESXi ホストでこのプロパティが有効にならない場合があります。この問題は、インストールの開始時に物理 NIC がすでに DHCP に接続されている場合にのみ発生します。vlanid プロパティは、新しく接続された NIC を使用すると正常に機能します。

    回避策:ESXi ホストを起動した後で、ダイレクト コンソール ユーザー インターフェイスから VLAN を手動で設定します。または、物理 NIC を無効にしてからホストを起動します。

  • Trusted Platform Module (TPM) を使用する HPE サーバが起動するが、リモート認証に失敗する

    一部の HPE サーバには、TPM リモート認証を適切に完了するための十分なイベント ログ容量がありません。その結果、VMkernel は起動しますが、ログを切り捨てたためにリモート認証に失敗します。

    回避策:なし。

  • 外部 Platform Services Controller を持つ vCenter Server を 6.7u3 から 7.0 にアップグレードすると、VMAFD エラーで失敗する

    外部 Platform Services Controller を使用する vCenter Server デプロイをアップグレードする場合は、Platform Services Controller を vCenter Server Appliance に統合します。エラー install.vmafd.vmdir_vdcpromo_error_21 でアップグレードが失敗する場合、VMAFD の firstboot プロセスが失敗しています。VMAFD の firstboot プロセスは、ソース Platform Services Controller および複製パートナー vCenter Server Appliance から、VMware Directory Service データベース (data.mdb) をコピーします。

    回避策:外部 Platform Services Controller を持つ vCenter Server をアップグレードする前に、ソース Platform Services Controller または複製パートナー vCenter Server Appliance のイーサネット アダプタ上で TCP セグメンテーション オフロード (TSO) およびジェネリック セグメンテーション オフロード (GSO) を無効にします。ナレッジベースの記事 (https://kb.vmware.com/s/article/74678) を参照してください

  • vCenter Server のアップグレード中に、スマート カードと RSA SecurID の設定が保持されない場合がある

    vCenter Server 7.0 へのアップグレード後は、RSA SecurID を使用した認証が機能しません。RSA SecurID ログインを使用してログインしようとすると、この問題についてのエラー メッセージが表示されます。

    回避策:スマート カードまたは RSA SecureID を再構成します。

  • vCenter Server for Windows から vCenter Server Appliance 7.0 に移行すると、ネットワーク エラー メッセージが表示されて失敗する

    vCenter Server for Windows を vCenter Server Appliance 7.0 に移行すると、「IP already exists in the network」というエラー メッセージが表示され、失敗します。これにより、移行プロセスで新しい vCenter Server Appliance のネットワーク パラメータを構成できなくなります。詳細については、次のログ ファイルを確認してください。 /var/log/vmware/upgrade/UpgradeRunner.log

    回避策:

    1. ソース vCenter Server for Windows インスタンスですべての Windows Update が完了していることを確認するか、移行が完了するまで Windows Update の自動更新を無効にします。

    2. vCenter Server for Windows から vCenter Server Appliance 7.0 への移行を再試行します。

  • max_vfs モジュール パラメータを使用して SR-IOV デバイスの仮想関数の数を構成すると、変更が反映されないことがある

    vSphere 7.0 では、仮想インフラストラクチャ管理 (VIM) API を使用して(たとえば vSphere Client を通じて)、SR-IOV デバイスの仮想関数の数を構成できます。このタスクでは ESXi ホストを再起動する必要はありません。VIM API 構成を使用した後に、max_vfs モジュール パラメータを使用して SR-IOV 仮想関数の数を構成しようとすると、VIM API の構成によってオーバーライドされるため、変更が反映されないことがあります。

    回避策:なし。SR-IOV デバイスの仮想関数の数を構成するには、毎回同じ方法を使用します。VIM API を使用するか、max_vfs モジュール パラメータを使用して ESXi ホストを再起動します。

  • アップグレードされた vCenter Server Appliance インスタンスで、ソース インスタンスのすべてのセカンダリ ネットワーク (NIC) が保持されない

    メジャー アップグレードで、vCenter Server Appliance のソース インスタンスが VCHA NIC 以外の複数のセカンダリ ネットワークで構成されている場合、ターゲット vCenter Server インスタンスでは VCHA NIC 以外のセカンダリ ネットワークが保持されません。ソース インスタンスが、Distributed Switch ポート グループの一部である複数の NIC で構成されている場合、アップグレードで NIC 構成は保持されません。標準ポート グループの一部である vCenter Server Appliance インスタンスの構成は保持されます。

    回避策:なし。ターゲット vCenter Server Appliance インスタンスのセカンダリ ネットワークを手動で構成します。

  • 外部 Platform Services Controller を持つ vCenter Server をアップグレードまたは移行した後、Active Directory を使用して認証を行うユーザーが、新しくアップグレードされた vCenter Server インスタンスにアクセスできなくなる

    外部 Platform Services Controller を持つ vCenter Server をアップグレードまたは移行した後に、新しくアップグレードされた vCenter Server が Active Directory ドメインに参加していない場合、Active Directory を使用して認証を行うユーザーは vCenter Server インスタンスにアクセスできなくなります。

    回避策:新しい vCenter Server インスタンスが Active Directory ドメインに参加していることを確認します。ナレッジベースの記事 (https://kb.vmware.com/s/article/2118543) を参照してください

  • Oracle データベースを使用する外部 Platform Services Controller を持つ vCenter Server for Windows を移行すると失敗する

    Oracle のイベントおよびタスク テーブルに ASCII 以外の文字列が含まれていると、イベントおよびタスク データをエクスポートするときに移行が失敗することがあります。次のエラー メッセージが表示されます。UnicodeDecodeError

    回避策:なし。

  • ESXi ホストのアップグレード後、ホストの修正タスクが失敗すると、ホスト プロファイルのコンプライアンス チェックで非準拠ステータスが表示される

    非準拠ステータスは、プロファイルとホスト間での不整合を示します。

    この不整合は、ESXi 7.0 で要求ルールの重複が許可されていないにもかかわらず、使用中のプロファイルに重複するルールが含まれていることが原因で発生することがあります。たとえば、ESXi 6.5 または ESXi 6.7 からバージョン 7.0 にアップグレードする前にホストから抽出したホスト プロファイルを使用しており、ホスト プロファイルにシステムのデフォルト ルールで重複した要求ルールが含まれている場合、問題が発生することがあります。

    回避策:

    1. ホスト プロファイル ドキュメントから、システムのデフォルト ルールで重複した要求ルールを削除します。

    2. コンプライアンスの状態を確認します。

    3. ホストを修正します。

    4. 前の手順で問題が解決しない場合は、ホストを再起動します。

  • vCenter Server 管理インターフェイスにエラー メッセージが表示される

    vCenter Server 7.0 へのインストールまたはアップグレード後、vCenter Server 管理インターフェイス内の [アップデート] パネルに移動すると、「URL を確認して、やり直してください」というエラー メッセージが表示されます。このエラー メッセージが表示されても [アップデート] パネル内の機能は使用できるため、利用可能なアップデートの表示、ステージング、インストールは可能です。

    回避策:なし。

セキュリティ機能の問題

  • 潜在的なセキュリティ上の脆弱性を避けるために ESXi、slpd で Service Location Protocol サービスをオフにする

    slpd、CIM オブジェクト ブローカ、sfcbd、関連する openwsmand サービスなど、ホスト OS 上で実行される ESXi のサービスの一部には、セキュリティ脆弱性があることが判明しています。VMware は VMSA-2019-0022 および VMSA-2020-0023 のすべての既知の脆弱性に対処済みであり、この修正は vSphere 7.0 Update 2 リリースに含まれています。ESXi では、sfcbd と openwsmand はデフォルトで無効になっていますが、slpd はデフォルトで有効です。アップグレード後に脆弱性にさらされることを防ぐには、不要であればオフにする必要があります。

    回避策:slpd サービスをオフにするには、次の PowerCLI コマンドを実行します。

    $ Get-VMHost | Get-VmHostService | Where-Object {$_.key -eq “slpd”} | Set-VMHostService -policy “off”$ Get-VMHost | Get-VmHostService | Where-Object {$_.key -eq “slpd”} | Stop-VMHostService -Confirm:$false

    または、chkconfig slpd off && /etc/init.d/slpd stop コマンドを使用することもできます。

    openwsmand サービスは、ESXi サービスのリストには含まれていません。このサービスの状態を確認するには、次の PowerCLI コマンドを使用します。

    $esx=(Get-EsxCli -vmhost xx.xx.xx.xx -v2)$esx.system.process.list.invoke() | where CommandLine -like '*openwsman*' | select commandline

    ESXi サービスのリストに、sfcbd サービスが sfcbd-watchdog として表示されます。

    詳細については、VMware ナレッジベースの記事 KB76372 および KB1025757 を参照してください。

  • HA 対応の信頼済みクラスタに証明されていないホストが含まれている場合、暗号化された仮想マシンがパワーオンに失敗する

    VMware® vSphere Trust Authority™ で、信頼済みクラスタ上で HA を有効にしていて、クラスタ内の 1 つ以上のホストで証明が失敗した場合、暗号化された仮想マシンはパワーオンできません。

    回避策:信頼済みクラスタからの証明に失敗したすべてのホストを削除するか、修正します。

  • DRS 対応の信頼済みクラスタに証明されていないホストが含まれている場合、暗号化された仮想マシンがパワーオンに失敗する

    VMware® vSphere Trust Authority™ で、信頼されたクラスタで DRS を有効にしていて、クラスタ内の 1 つ以上のホストで証明が失敗した場合、DRS はクラスタ内の証明されていないホストで暗号化された仮想マシンをパワーオンしようとすることがあります。この操作により、仮想マシンがロックされた状態になります。

    回避策:信頼済みクラスタからの証明に失敗したすべてのホストを削除するか、修正します。

  • <span>vCenter Server</span> インスタンス間での暗号化された仮想マシンの移行またはクローン作成が、vSphere Client を使用して実行しようとすると失敗する

    vSphere Client を使用して vCenter Server インスタンス間で暗号化された仮想マシンを移行またはクローン作成しようとすると、次のエラー メッセージが表示されて操作が失敗します。「現在の状態ではその操作を実行できません。」

    回避策:vCenter Server インスタンス間で、暗号化された仮想マシンを移行またはクローン作成するには、vSphere API を使用する必要があります。

ネットワークの問題

  • Intel 82599/X540/X550 NIC でのネットワーク パフォーマンスのスループットの低下

    Intel 82599EB/X540/X550 シリーズの NIC のネットワーク パフォーマンスを向上させるために、新しいキュー ペア機能が ixgben ドライバに追加されたことで、vSphere 7.0 の一部のワークロードでは、vSphere 6.7 と比較してスループットが低下することがあります。

    回避策:vSphere 6.7 と同じネットワーク パフォーマンスを実現するために、モジュール パラメータを使用してキュー ペアを無効にすることができます。キュー ペアを無効にするには、次のコマンドを実行します。

    # esxcli system module parameters set -p "QPair=0,0,0,0..." -m ixgben

    コマンドを実行した後、再起動します。

  • AMD IOMMU が使用されている場合、1 つ以上の I/O デバイスで割り込みが生成されない

    ESXi ホスト上の I/O デバイスで合計 512 個の異なる割り込みソースが提供されている場合、一部のソースに対して、最大値より大きい値を持つ AMD IOMMU の割り込み再マッピング テーブル エントリ (IRTE) インデックスが誤って割り当てられます。このようなソースからの割り込みは失われるため、対応する I/O デバイスは割り込みが無効であるかのように動作します。

    回避策:ESXCLI コマンド esxcli system settings kernel set -s iovDisableIR -v true を使用して、AMD IOMMU 割り込み再マッピングを無効にします。ESXi ホストを再起動して、コマンドの結果を反映します。

  • ネットワーク アダプタにオートネゴシエーションを設定すると、デバイスが停止することがある

    一部の環境では、esxcli network nic set -a -n vmmicx コマンドを使用して、ネットワーク アダプタのリンク速度をオートネゴシエーションに設定すると、デバイスが停止し、再起動をしても接続がリカバリされません。この問題は、一部の Intel X710/X722 ネットワーク アダプタ、SFP+ モジュール、物理スイッチの組み合わせに固有の問題です。この場合、オートネゴシエーションの速度/デュプレックス シナリオはサポートされません。

    回避策:Intel ブランドの SFP+ モジュールを使用します。または、Direct Attach Cable (DAC) ケーブルを使用します。

  • 1x100G ポート モードで構成された Solarflare x2542 および x2541 ネットワーク アダプタのスループットが、vSphere 環境で最大 70 Gbps になる

    vSphere 7.0 Update 2 は、1x100G ポート モードで構成された Solarflare x2542 および x2541 ネットワーク アダプタをサポートします。ただし、vSphere 環境では、デバイスのハードウェア上の制限により、実際のスループットが最大で約 70 Gbps になることがあります。

    回避策:なし

  • NIC のリセット後に VLAN トラフィックが失敗する場合がある

    PCI デバイス ID 8086:1537 の NIC は、コマンド vsish -e set /net/pNics/vmnic0/reset 1 などによるリセット後に VLAN タグ付きパケットの送受信を停止する場合があります。

    回避策:NIC のリセットを避けます。この問題がすでに発生している場合は、次のコマンドを使用して、VLAN の機能を元に戻します。たとえば、vmnic0 の場合は次のようになります。

    # esxcli network nic software set --tagging=1 -n vmnic0# esxcli network nic software set --tagging=0 -n vmnic0

  • NetQueue バランサ設定を変更すると、ESXi ホストの再起動後に NetQueue が無効になる

    コマンド esxcli/localcli network nic queue loadbalancer set -n <nicname> --<lb_setting> を使用して NetQueue バランサ設定を変更すると、ESXi ホストの再起動後に NetQueue はデフォルトで無効になります。

    回避策:NetQueue バランサ設定を変更してホストを再起動した後は、コマンド configstorecli config current get -c esx -g network -k nics を使用して ConfigStore を取得し、/esx/network/nics/net_queue/load_balancer/enable が想定どおりに動作するかどうかを確認します。

    コマンドを実行すると、次のような出力が表示されます。

    {"mac": "02:00:0e:6d:14:3e","name": "vmnic1","net_queue": { "load_balancer": { "dynamic_pool": true, "enable": true }},"virtual_mac": "00:50:56:5a:21:11"}

    出力が想定どおりでない場合、たとえば "load_balancer": "enable": false" と表示された場合などは、次のコマンドを実行します。

    esxcli/localcli network nic queue loadbalancer state set -n <nicname> -e true

  • 準仮想化 RDMA (PVRDMA) ネットワーク アダプタで NSX ネットワーク ポリシーがサポートされない

    PVRDMA トラフィックで使用するように NSX 分散仮想ポートを構成すると、PVRDMA ネットワーク アダプタ上の RDMA プロトコル トラフィックは NSX ネットワーク ポリシーに準拠しません。

    回避策:NSX 分散仮想ポートは、PVRDMA トラフィックで使用するように構成しないでください。

  • vSphere 7.0 Update 3 では統合 vSphere Distributed Switch (VDS) から NSX-T VDS へのロールバックがサポートされない

    統合 VDS が同じ VDS 上の vSphere 7 トラフィックと NSX-T 3 トラフィックの両方をサポートしている場合、vSphere 7.0 Update 3 では、NSX-T トラフィックの 1 つの N-VDS へのロールバックはサポートされません。

    回避策:なし

  • nmlx5 ネットワーク ドライバ モジュール パラメータを設定しないと、ネットワーク接続または ESXi ホストで障害が発生することがある

    Mellanox ConnectX-4、Mellanox ConnectX-5、および Mellanox ConnectX-6 バージョンの複数のネットワーク アダプタを使用する ESXi ホストで、nmlx5_core ドライバの supported_num_ports モジュール パラメータを設定しないと、ホストのすべての NIC ポートを操作するための十分なメモリがドライバによって割り当てられない可能性があります。その結果、ネットワークの切断または ESXi ホストの障害が発生し、パープル スクリーンが表示されることがあります。

    回避策:ESXi ホスト上の Mellanox ConnectX-4、Mellanox ConnectX-5、および Mellanox ConnectX-6 ネットワーク アダプタ ポートの合計数と等しくなるように、nmlx5_core ネットワーク ドライバの supported_num_ports モジュール パラメータの値を設定します。

  • Network I/O Control (NetIOC) が有効になっている場合、高スループットの仮想マシンでネットワーク パフォーマンスが低下することがある

    高ネットワーク スループットを必要とする仮想マシンでは、NetIOC を有効にして vSphere 6.7 から vSphere 7.0 にアップグレードすると、スループットが低下することがあります。

    回避策:複数のワールドを有効にするように、ethernetx.ctxPerDev 設定を調整します。

  • IPv6 トラフィックが、IPsec を使用する VMkernel ポートを通過できない

    あるポート グループから別のポート グループに VMkernel ポートを移行する場合、IPv6 トラフィックは IPsec を使用する VMkernel ポートを通過しません。

    回避策:影響を受けるサーバから IPsec Security Association (SA) を削除してから、SA を再適用します。IPsec SA を設定および削除する方法については、『vSphere セキュリティ』ドキュメントを参照してください。

  • ESX ネットワーク パフォーマンスが向上すると CPU 使用率が部分的に増加する

    ESX ネットワーク パフォーマンスの向上に伴って、CPU 使用率が部分的に増加する場合があります。

    回避策:ネットワーク インターフェイスを削除し、1 つの rx ディスパッチ キューのみを持つようにして追加します。例:

    esxcli network ip interface remove --interface-name=vmk1

    esxcli network ip interface add --interface-name=vmk1 --num-rxqueue=1

  • ホット アド、ホット リムーブ、または Storage vMotion の後で、仮想マシンのイーサネット トラフィックが失われることがある

    ホット アド、ホット リムーブ、または Storage vMotion の後で、仮想マシンがイーサネット トラフィックの受信を停止することがあります。この問題は、vNIC のアップリンクで SR-IOV が有効になっている仮想マシンに影響します。PVRDMA 仮想 NIC では、仮想ネットワークのアップリンクが Mellanox RDMA 対応の NIC であり、RDMA の名前空間が構成されている場合に、この問題が発生します。

    回避策:仮想マシンの、影響を受けるイーサネット NIC をホット リムーブしてホット アドすると、トラフィックをリストアできます。Linux ゲスト OS では、ネットワークを再起動すると問題が解決する場合もあります。これらの回避策の効果がない場合は、仮想マシンを再起動してネットワーク接続をリカバリできます。

  • 固定 IP アドレスを使用してデプロイした VCSA の IP アドレスを変更する場合、事前に DNS レコードを作成する必要がある

    DDNS の導入により、DNS レコードの更新は、DHCP で構成されたネットワークを使用してデプロイされた VCSA でのみ機能します。VAMI を通じて vCenter Server の IP アドレスを変更すると、次のエラーが表示されます。

    指定された IP アドレスが、指定されたホスト名に解決されません。

    回避策:考えられる回避策は 2 つあります。

    1. 同じ FQDN と必要な IP アドレスを持つ追加の DNS エントリを作成します。VAMI にログインし、手順に従って IP アドレスを変更します。

    2. ssh を使用して VCSA にログインします。次のスクリプトを実行します。

      ./opt/vmware/share/vami/vami_config_net

      eth0 の IP アドレスを変更するには、オプション 6 を使用します。変更が完了したら、次のスクリプトを実行します。

      ./opt/likewise/bin/lw-update-dns

      VCSA 上のすべてのサービスを再起動して、DNS サーバの IP アドレス情報を更新します。

  • NSX Manager で対応する論理スイッチを削除した後、NSX 分散仮想ポート グループ (NSX DVPG) が削除されるまでに、数秒かかる場合があります。

    論理スイッチの数が増えると、NSX Manager で対応する論理スイッチを削除した後、vCenter Server の NSX DVPG が削除されるまでに、より長い時間がかかる場合があります。12,000 個の論理スイッチがある環境では、NSX DVPG が vCenter Server から削除されるまでに約 10 秒かかります。

    回避策:なし。

  • 多数の NSX 分散仮想ポート グループが作成されると、hostd がメモリ不足になり、失敗します。

    vSphere 7.0 では、NSX 分散仮想ポート グループは不透明ネットワークよりも非常に多くのメモリを使用します。このため、NSX 分散仮想ポート グループは、同じ量のメモリで不透明ネットワークと同じスケールをサポートできません。

    回避策:NSX 分散仮想ポート グループの使用をサポートするには、ESXi ホストのメモリ量を増やします。システムに仮想マシンをサポートするのに十分なメモリがあることを確認した場合、次のコマンドを使用して、hostd のメモリを直接増やすことができます。

    localcli --plugin-dir /usr/lib/vmware/esxcli/int/ sched group setmemconfig --group-path host/vim/vmvisor/hostd --units mb --min 2048 --max 2048

    これにより、hostd が、環境内の仮想マシン用に通常予約されているメモリを使用することに注意してください。このため、ESXi ホストがサポートできる仮想マシンの数が減少する可能性があります。

  • 仮想マシンでネットワークの予約が設定されている場合、DRS が vMotion を誤って起動することがある

    仮想マシンでネットワークの予約が設定されている場合、DRS は、指定された要件を満たすホストにのみ仮想マシンを移行することを想定しています。NSX トランスポート ノードがあるクラスタでは、一部のトランスポート ノードが NSX-T 分散仮想スイッチ (N-VDS) によりトランスポート ゾーンに参加し、その他のトランスポート ノードが vSphere Distributed Switch (VDS) 7.0 によりトランスポート ゾーンに参加すると、DRS が誤って vMotion を起動することがあります。この問題は、次の場合に発生することがあります。

    • 仮想マシンがネットワーク予約で構成された NSX 論理スイッチに接続する。

    • 一部のトランスポート ノードが N-VDS を使用してトランスポート ゾーンに参加し、その他のトランスポート ノードが VDS 7.0 を使用してトランスポート ゾーンに参加するか、またはトランスポート ノードが別の VDS 7.0 インスタンスを介してトランスポート ゾーンに参加する。

    回避策:すべてのトランスポート ノードを N-VDS または同じ VDS 7.0 インスタンスによってトランスポート ゾーンに参加させます。

  • NSX ポートグループに VMkernel NIC (vmknic) を追加すると、vCenter Server は「ステートレス ホスト上の NSX ポートグループへの VMKernel アダプタの接続は、サポートされている操作ではありません。分散ポート グループを使用してください。」というエラーを報告する。

    • vSphere Distributed Switch (VDS) のステートレス ESXi では、NSX ポート グループ上の vmknic はブロックされます。代わりに、分散ポート グループを使用する必要があります。

    • Distributed Switch 上のステートフル ESXi では、NSX ポート グループ上の vmknic はサポートされていますが、NSX ポート グループ上で vmknic を使用している場合、vSAN に問題が発生する可能性があります。

    回避策:同じ Distributed Switch で分散ポート グループを使用します。

  • QLogic 4x10GE QL41164HFCU CNA に対して vCenter Server から SRIOV を有効にできないことがある

    QLogic 4x10GE QL41164HFCU CNA を使用している場合、物理ネットワーク アダプタの [設定の編集] ダイアログに移動して SR-IOV を有効にしようとすると、操作が失敗することがあります。SR-IOV を有効にしようとすると、ESXi ホストのネットワークが停止する可能性があります。

    回避策:SR-IOV を有効にするには、ESXi ホストで次のコマンドを使用します。

    esxcfg-module

  • Distributed Resource Scheduler (DRS) を使用しているクラスタ内のホストが、別の Virtual Distributed Switch (VDS) または NSX-T Virtual Distributed Switch (NVDS) と VDS の組み合わせによって NSX-T ネットワークに参加すると、vCenter Server に障害が発生する

    vSphere 7.0 では、vSphere VDS 上で NSX-T ネットワークを DRS クラスタと併用している際に、ホストが同一の VDS または NVDS による NSX トランスポート ゾーンに参加していない場合、vCenter Server に障害が発生することがあります。

    回避策:DRS クラスタ内のホストが、同一の VDS または NVDS を使用する NSX トランスポート ゾーンに参加するようにします。

ストレージの問題

  • SmartPQI コントローラを使用する HPE Gen10 サーバでのディスクのホット リムーブとホット インサートの後、VMFS データストアが自動的にマウントされない

    エクスパンダなしの SmartPQI コントローラを使用する HPE Gen10 サーバの SATA ディスクが、ホット リムーブされてから同じマシンの別のディスク ベイにホット インサートされる場合、または複数のディスクがホット リムーブされてから別の順序でホット インサートされる場合、ディスクに新しいローカル名が割り当てられることがあります。そのディスク上の VMFS データストアはスナップショットとして表示され、デバイス名が変更されたため、自動的にマウントし直されることはありません。

    回避策:なし。SmartPQI コントローラでは、順序なしのホット リムーブおよびホット インサート操作はサポートされていません。

  • NVMe ベースの VMFS データストアに対する VOMA チェックがエラーで失敗する

    VOMA チェックは NVMe ベースの VMFS データストアではサポートされておらず、次のエラーが表示されて失敗します。

    ERROR: Failed to reserve device. Function not implemented 

    例:

    # voma -m vmfs -f check -d /vmfs/devices/disks/: <partition#>
    Running VMFS Checker version 2.1 in check mode
    Initializing LVM metadata, Basic Checks will be done
    
    Checking for filesystem activity
    Performing filesystem liveness check..|Scanning for VMFS-6 host activity (4096 bytes/HB, 1024 HBs).
    ERROR: Failed to reserve device. Function not implemented
    Aborting VMFS volume check
    VOMA failed to check device : General Error

    回避策:なし。VMFS メタデータを分析する必要がある場合は、-l オプションを使用して収集し、VMware ユーザー サポートに渡します。ダンプを収集するためのコマンドは、次のとおりです。

    voma -l -f dump -d /vmfs/devices/disks/:<partition#> 

  • 仮想マシンの再構成 API を使用して、暗号化された First Class Disk を暗号化された仮想マシンに接続すると、エラーが発生して失敗することがある

    FCD と仮想マシンが異なる暗号化キーで暗号化されている場合、VM reconfigure API を使用して、暗号化された FCD を暗号化された仮想マシンに接続しようとすると、次のエラー メッセージが表示されて失敗することがあります。

    Cannot decrypt disk because key or password is incorrect.

    回避策:VM reconfigure API ではなく、attachDisk API を使用して、暗号化された FCD を暗号化された仮想マシンに接続します。

  • スパンされた VMFS データストアの非ヘッド エクステントが Permanent Device Loss (PDL) 状態になると、ESXi ホストが応答しない状態になることがある

    この問題は、スパンされた VMFS データストアの非ヘッド エクステントがヘッド エクステントとともに失敗した場合には発生しません。この場合、データストア全体にアクセスできなくなり、I/O が許可されなくなります。

    これに対して、非ヘッド エクステントは失敗しても、ヘッド エクステントがアクセス可能である場合、データストアのハートビートは正常であると表示されます。また、ホストとデータストア間の I/O も継続されます。ただし、失敗した非ヘッド エクステントに依存するすべての I/O は失敗し始めます。失敗した I/O の解決を待つ間に、他の I/O トランザクションが蓄積され、ホストが応答していない状態になります。

    回避策:この問題を解決するには、非ヘッド エクステントの PDL 条件を修正します。

  • Virtual NVMe コントローラが Windows 10 ゲスト OS のデフォルトのディスク コントローラである

    ハードウェア バージョン 15 以降を使用している場合、Virtual NVMe コントローラが以下のゲスト OS のデフォルトのディスク コントローラになります。

    Windows 10

    Windows Server 2016

    Windows Server 2019

    Virtual NVMe コントローラを使用している場合、一部の機能が使用できないことがあります。詳細については、https://kb.vmware.com/s/article/2147714 を参照してください

    :一部のクライアントでは、以前のデフォルトの LSI Logic SAS が使用されます。これには、ESXi Host Client と PowerCLI が含まれます。

    回避策:Virtual NVMe で使用できない機能が必要な場合は、VMware 準仮想化 SCSI (PVSCSI) または LSI Logic SAS に切り替えます。VMware 準仮想化 SCSI (PVSCSI) の使用方法については、https://kb.vmware.com/s/article/1010398 を参照してください

  • ESXi ホストを vSphere 7.0 にアップグレードした後、コア要求ルールの重複が存在すると、予期しない動作が発生することがある

    要求ルールは、NMP、HPP などのマルチパス プラグインが特定のストレージ デバイスへのパスを所有するかどうかを判定します。ESXi 7.0 は、要求ルールの重複をサポートしていません。ただし、レガシー リリースからのアップグレードによって継承された既存の要求ルールに重複したルールを追加しても、ESXi 7.0 ホストはアラートを表示しません。重複したルールを使用すると、ストレージ デバイスが意図しないプラグインによって要求され、予期しない結果が発生する可能性があります。

    回避策:重複したコア要求ルールは使用しないでください。新しい要求ルールを追加する前に、一致する既存の要求ルールをすべて削除してください。

  • コンプライアンスの状態フィルタが設定された CNS クエリが、完了するまでに異常に長い時間がかかることがある

    CNS QueryVolume API を使用すると、ボリュームの健全性やコンプライアンスの状態など、CNS ボリュームに関する情報を取得できます。個々のボリュームのコンプライアンスの状態を確認すると、結果が迅速に取得されます。ただし、複数(数十、または数百)のボリュームのコンプライアンスの状態をチェックするために CNS QueryVolume API を呼び出すと、クエリの実行速度が低下することがあります。

    回避策:一括クエリを使わないようにします。コンプライアンスの状態を取得する必要がある場合は、一度に 1 つのボリュームに対するクエリを実行するか、クエリ API のボリュームの数を 20 以下に制限します。クエリを使用している間は、最高のパフォーマンスを得るために、他の CNS 操作を実行しないようにします。

  • APD または PDL の障害からリカバリした後、NVMe over Fabrics の名前空間またはデバイスによってバッキングされた VMFS データストアが完全にアクセス不能になることがある

    ESXi ホスト上の VMFS データストアが NVMe over Fabrics の名前空間またはデバイスによってバッキングされている場合に、APD (All Paths Down) または PDL (Permanent Device Loss) の障害が発生すると、リカバリ後もデータストアにアクセスできないことがあります。ESXi ホストと vCenter Server システムのどちらからもデータストアにアクセスできません。

    回避策:この状態からリカバリするには、ホストまたはクラスタ レベルで再スキャンを実行します。詳細については、「ストレージの再スキャンの実行」を参照してください。

  • 削除された CNS ボリュームが、CNS ユーザー インターフェイスに既存のボリュームとして一時的に表示されることがある

    CNS ボリュームをバッキングする FCD ディスクを削除した後も、そのボリュームが CNS ユーザー インターフェイスに既存のボリュームとして表示される場合があります。ボリュームを削除しようとすると、失敗します。次のようなエラー メッセージが表示されることがあります。

    The object or item referred to could not be found

    回避策:次回の完全同期で不整合が解決され、CNS ユーザー インターフェイスが正常に更新されます。

  • 複数の CNS ボリュームを同じポッドに接続しようとすると、エラーが発生して失敗することがある

    複数のボリュームを同じポッドに同時に接続しようとすると、接続操作中に同じコントローラ スロットが選択されることがあります。その結果、1 つの操作のみが成功し、それ以外のボリュームのマウントは失敗します。

    回避策:Kubernetes が失敗した操作を再試行した後、ノードの仮想マシンでコントローラ スロットが使用可能な場合、操作は成功します。

  • 状況によっては、CNS の操作が失敗しても、vSphere Client でタスクのステータスが「成功」と表示されることがある

    この問題は、非準拠のストレージ ポリシーを使用して CNS ボリュームを作成する場合などに発生することがあります。操作は失敗しますが、vSphere Client ではタスクのステータスが「成功」と表示されます。

    回避策:vSphere Client でタスクのステータスが成功になっていても、CNS 操作が成功したとは限りません。操作が正常に完了したことを確認するには、結果を確認してください。

  • CNS のパーシステント ボリュームの削除操作に失敗すると、vSphere データストア上にボリュームが削除されずに残ることがある

    この問題は、CNS の削除 API でポッドに接続されているパーシステント ボリュームを削除する際に発生することがあります。たとえば、ポッドが実行されている Kubernetes 名前空間を削除する際に発生することがあります。その結果、ボリュームは CNS から消去され、CNS のクエリ操作でボリュームが返らなくなります。しかし、ボリュームはデータストア上に配置され続け、CNS 削除 API 操作を繰り返しても削除することはできません。

    回避策:なし。

vCenter Server および vSphere Client の問題

  • PNID の変更後にベンダー プロバイダがオフラインになる

    vCenter IP アドレスを変更すると(PNID の変更)、登録されているベンダー プロバイダがオフラインになります。

    回避策:ベンダー プロバイダを再登録します。

  • vCenter Server をまたがった仮想マシンの移行がエラーで失敗する

    vCenter Server をまたがった vMotion を使用して、仮想マシンのストレージとホストを別の vCenter Server インスタンスに移動するときに、次のエラーが表示されることがあります。 The operation is not allowed in the current state.

    このエラーは、暗号化やその他の I/O フィルタ ルールなどのホスト ベースのルールを含むストレージ ポリシーが仮想マシンに割り当てられている場合に、ユーザー インターフェイス ウィザードで、ホストの選択手順の後、データストアの選択手順の前に表示されます。

    回避策:ホスト ベースのルールを持たないストレージ ポリシーに、仮想マシンとそのディスクを割り当てます。ソース仮想マシンが暗号化されている場合は、仮想マシンの復号化が必要になる場合があります。次に、vCenter Server をまたがった vMotion アクションを再試行します。

  • [ハードウェアの健全性] タブのストレージ センサー情報に、vCenter Server ユーザー インターフェイス、ホスト ユーザー インターフェイス、および MOB の正しくない値が表示される

    vCenter Server ユーザー インターフェイスで [ホスト] > [監視] > [ハードウェア健全性] > [ストレージ センサー] の順に移動すると、ストレージ情報として正しくない値または不明な値が表示されます。同じ問題が、ホスト ユーザー インターフェイスと MOB パス runtime.hardwareStatusInfo.storageStatusInfo でも発生します。

    回避策:なし。

  • vSphere ユーザー インターフェイスのホストの高度な設定で、現在のプロダクト ロッカーの場所が空として表示される(デフォルトでは空)

    vSphere ユーザー インターフェイスのホストの高度な設定で、現在のプロダクト ロッカーの場所が空として表示されます(デフォルトでは空)。これは、実際のプロダクトの場所 symlink が作成され、有効であることと一貫していません。これにより、ユーザーに混乱が生じます。デフォルトは、ユーザー インターフェイスからは修正できません。

    回避策:ユーザーは、ホストで esxcli コマンドを使用して、現在のプロダクト ロッカーの場所のデフォルトを次のように修正できます。

    1.既存のプロダクト ロッカーの場所の設定を次のように削除します: "esxcli system settings advanced remove -o ProductLockerLocation"

    2.プロダクト ロッカーの場所の設定を適切なデフォルト値で再追加します。

    2.a.ESXi が完全インストールの場合、デフォルト値は "/locker/packages/vmtoolsRepo" export PRODUCT_LOCKER_DEFAULT="/locker/packages/vmtoolsRepo"

    2.b.ESXi が autodeploy などの PXEboot 構成である場合のデフォルト値は"/vmtoolsRepo" export PRODUCT_LOCKER_DEFAULT="/vmtoolsRepo"

    次のコマンドを実行して、場所を自動的に確認します。 export PRODUCT_LOCKER_DEFAULT=`readlink /productLocker`

    設定を追加します: esxcli system settings advanced add -d "Path to VMware Tools repository" -o ProductLockerLocation -t string -s $PRODUCT_LOCKER_DEFAULT

    上の手順 2 のすべての操作をまとめて、次のように 1 つのコマンドを発行することができます。

    esxcli system settings advanced add -d "Path to VMware Tools repository" -o ProductLockerLocation -t string -s `readlink /productLocker`

  • vCenter Cloud Gateway が Software-Defined Data Center (SDDC) にリンクされていると、リンクされた SDDC 内の vCenter Server インスタンスがオンプレミスの vSphere Client に表示される

    vCenter Cloud Gateway がオンプレミス vCenter Server と同じ環境にデプロイされ、SDDC にリンクされている場合、SDDC の vCenter Server がオンプレミスの vSphere Client に表示されます。これは予期しない動作であり、リンクされた SDDC の vCenter Server は無視する必要があります。リンクされた SDDC の vCenter Server に関連するすべての操作は、vCenter Cloud Gateway 内で実行されている vSphere Client で実行する必要があります。

    回避策:なし。

仮想マシンの管理の問題

  • 7.0 Update 2 より前のバージョンでは、ESXi ホスト上の仮想マシンの UEFI HTTP 起動が失敗する

    仮想マシンの UEFI HTTP 起動は、バージョン ESXi 7.0 Update 2 以降のホストと、ハードウェア バージョン 19 以降の仮想マシンでのみサポートされています。

    回避策:UEFI HTTP 起動は、ハードウェア バージョン 19 以降の仮想マシンでのみ使用します。ハードウェア バージョン 19 を使用すると、仮想マシンは ESXi バージョン 7.0 Update 2 以降のホストにのみ配置されます。

  • Purity バージョン 5.3.10 上の vSphere Virtual Volumes データストアで仮想マシンのスナップショット操作が失敗する

    Purity バージョン 5.3.10 上の vSphere Virtual Volumes データストアで仮想マシンのスナップショット操作が次のようなエラーで失敗します。An error occurred while saving the snapshot: The VVol target encountered a vendor specific errorこの問題は、Purity バージョン 5.3.10 に固有です。

    回避策:Purity バージョン 6.1.7 にアップグレードするか、ベンダーの推奨事項に従ってください。

  • カスタマイズ スクリプトの postcustomization セクションが、ゲストのカスタマイズの前に実行される

    Linux ゲスト OS でゲスト カスタマイズ スクリプトを実行すると、カスタマイズ仕様で定義されているカスタマイズ スクリプトの precustomization セクションがゲスト カスタマイズの前に実行され、その後に postcustomization セクションが実行されます。仮想マシンのゲスト OS で Cloud-Init を有効にすると、Cloud-Init の既知の問題のために、カスタマイズの前に postcustomization セクションが実行されます。

    回避策:Cloud-Init を無効にし、標準のゲスト カスタマイズを使用します。

  • 共有ストレージを使用しない vSphere vMotion、Storage vMotion、vMotion でのグループ移行操作がエラーで失敗する

    複数のディスクとマルチレベルのスナップショットがある仮想マシンでグループ移行操作を実行すると、操作が失敗し、次のエラーが表示されることがあります。 com.vmware.vc.GenericVmConfigFault Failed waiting for data. Error 195887167. Connection closed by remote host, possibly due to timeout.

    回避策:失敗した仮想マシンに対して、一度に 1 台ずつ移行操作を再試行します。

  • URL から OVF または OVA テンプレートをデプロイすると、「403 許可されていません」エラーで失敗する

    HTTP クエリ パラメータを含む URL は、サポートされていません。たとえば、http://webaddress.com?file=abc.ovf または Amazon の事前署名済み S3 URL などです。

    回避策:ファイルをダウンロードし、ローカル ファイル システムからデプロイします。

  • 仮想マシン フォルダ内のネストされたオブジェクトの 3 階層目が表示されない

    次の手順を実行してください。

    1. データセンターに移動し、仮想マシン フォルダを作成します。

    2. 仮想マシン フォルダにネストされた仮想マシン フォルダを作成します。

    3. 2 階層目のフォルダに、別のネストされた仮想マシン、仮想マシン フォルダ、vApp、または仮想マシン テンプレートを作成します。

    その結果、[仮想マシンおよびテンプレート] インベントリ ツリーで、ネストされた 3 階層目のフォルダのオブジェクトが表示されません。

    回避策:3 階層目のネストされたフォルダ内のオブジェクトを表示するには、2 階層目のネストされたフォルダに移動して [仮想マシン] タブを選択します。

vSphere HA および Fault Tolerance の問題

  • クラスタ全体の APD などのストレージにアクセスできない状態からリカバリした後、クラスタ内の仮想マシンの実体がなくなることがある

    クラスタで HA と VMCP が有効になっている場合でも、クラスタ全体の APD がリカバリした後に、一部の仮想マシンが実体のない状態になることがあります。

    この問題は、以下の条件が同時に満たされた場合に発生することがあります。

    • クラスタ内のすべてのホストで APD が発生し、VMCP のタイムアウトに達するまでリカバリしない。

    • ホストでの APD が原因で、HA プライマリがフェイルオーバーを開始する。

    • HA フェイルオーバー中のパワーオン API が、次のいずれかの理由で失敗する。

      • 同じホスト全体の APD

      • クラスタ全体でのカスケード APD

      • ストレージの問題

      • リソースの利用不可

    • FDM が障害の発生した仮想マシンを登録解除しておらず、複数のホストが同じ仮想マシンをレポートしていることが VC のホスト同期によって応答されている場合に、FDM の登録解除と VC のスティール仮想マシン ロジックが開始することがある。FDM と VC の両方が、異なるホストの同じ仮想マシンを対象にした異なる登録済みコピーを登録解除するため、仮想マシンは実体がなくなります。

    回避策:APD のリカバリ後、クラスタ内で実体のない仮想マシンを手動で登録解除し、再登録する必要があります。

    実体のない仮想マシンを手動で再登録しない場合、HA は実体のない仮想マシンのフェイルオーバーを試みますが、APD がいつリカバリされるかに応じて、5 ~ 10 時間かかる場合があります。

    このような場合、クラスタの全体的な機能は影響を受けず、HA は仮想マシンの保護を継続します。これは、問題の発生中にVC に表示される内容に関するアノマリです。

vSphere Lifecycle Manager の問題

  • vSphere 7.0 リリースの vSAN クラスタで、vSphere Lifecycle Manager と vSAN ファイル サービスの両方を有効にできない

    クラスタで vSphere Lifecycle Manager が有効になっている場合、同じクラスタで vSAN ファイル サービスを有効にできません。また、その逆も同様です。vSAN ファイル サービスがすでに有効になっているクラスタで vSphere Lifecycle Manager を有効にするには、最初に vSAN ファイル サービスを無効にして操作を再試行します。1 つのイメージで管理されているクラスタに移行する場合は、そのクラスタで vSphere Lifecycle Manager を無効にすることはできません。

    回避策:なし。

  • ハードウェア サポート マネージャが使用できない場合、vSphere High Availability (HA) 機能に影響がある

    1 つのイメージで管理するクラスタにハードウェア サポート マネージャを使用できない場合に、ファームウェアとドライバのアドオンが選択され、vSphere HA が有効になっていると、vSphere HA 機能が影響を受けます。以下のエラーが発生することがあります。

    • クラスタでの vSphere HA の構成に失敗する。

    • ホスト上で vSphere HA エージェントの構成を完了できない: Applying HA VIBs on the cluster encountered a failure.

    • vSphere HA の修正が失敗する: A general system error occurred: Failed to get Effective Component map.

    • vSphere HA を無効にできない:ソリューションの削除タスクが失敗しました。 A general system error occurred: Cannot find hardware support package from depot or hardware support manager.

    回避策:

    • ハードウェア サポート マネージャが一時的に使用できない場合は、次の手順を実行します。

    1. ハードウェア サポート マネージャを vCenter Server に再接続します。

    2. [ホストおよびクラスタ] メニューからクラスタを選択します。

    3. [構成] タブを選択します。

    4. [サービス] で、[vSphere の可用性] をクリックします。

    5. vSphere HA を再度有効にします。

    • ハードウェア サポート マネージャが完全に使用できない場合は、次の手順を実行します。

    1. ハードウェア サポート マネージャとハードウェア サポート パッケージをイメージ仕様から削除します。

    2. vSphere HA を再度有効にします。

    3. [ホストおよびクラスタ] メニューからクラスタを選択します。

    4. [更新] タブを選択します。

    5. [編集] をクリックします。

    6. ファームウェアとドライバのアドオンを削除し、[保存] をクリックします。

    7. [構成] タブを選択します。

    8. [サービス] で、[vSphere の可用性] をクリックします。

    9. vSphere HA を再度有効にします。

  • vSphere Lifecycle Manager で修正プロセスを実行した後、I/OFilter がクラスタから削除されない

    vSphere Lifecycle Manager でクラスタを修正してクラスタから I/OFilter を削除する操作が次のエラー メッセージとともに失敗します。iofilter XXX already exists。iofilter は、インストール済みとして表示されたままになります。

    回避策:

    1. vCenter Server 管理対象オブジェクト (IoFilterManager) から IOFilter API UninstallIoFilter_Task を呼び出します。

    2. vSphere Lifecycle Manager でクラスタを修正します。

    3. vCenter Server 管理対象オブジェクト (IoFilterManager) から IOFilter API ResolveInstallationErrorsOnCluster_Task を呼び出して、データベースを更新します。

  • vSphere Lifecycle Manager で vSphere HA 対応のクラスタを修正しているときにホストを追加すると vSphere HA エラー状態になる

    vSphere HA 対応のクラスタの修正プロセスで 1 台または複数の ESXi ホストを追加すると、次のエラー メッセージが表示されます。 Applying HA VIBs on the cluster encountered a failure.

    回避策:クラスタの修正操作が完了した後、次のいずれかのタスクを実行します。

    • 障害が発生した ESXi ホストを右クリックし、[vSphere HA 用に再設定] を選択します。

    • クラスタの vSphere HA を無効にしてから再度有効にします。

  • vSphere Lifecycle Manager で vSphere HA 対応のクラスタを修正しているときに vSphere HA を無効にしてから再度有効にすると vSphere HA エラー状態になる

    クラスタの修正プロセスで vSphere HA を無効にしてから再度有効にすると、vSphere HA 健全性チェックでホストに vSphere HA VIB がインストールされていないと報告され、修正プロセスが失敗することがあります。次のエラー メッセージが表示されることがあります。Setting desired image spec for cluster failed

    回避策:クラスタの修正操作が終了した後、クラスタの vSphere HA を無効にしてから再度有効にします。

  • 大規模クラスタにおいて、vSphere Lifecycle Manager での推奨イメージの確認のパフォーマンスが低下する

    ホストが 16 台を超える大規模クラスタでは、推奨の生成タスクが完了するまでに 1 時間以上かかる場合やハングしているように見える場合があります。推奨タスクの完了時間は、各ホストで構成されているデバイスの数と、推奨される有効なイメージを取得する前に vSphere Lifecycle Manager が処理する必要があるデポのイメージ候補の数によって異なります。

    回避策:なし。

  • 大規模クラスタにおいて、vSphere Lifecycle Manager でのハードウェアの互換性の確認のパフォーマンスが低下する

    ホストが 16 台を超える大規模クラスタでは、検証レポートの生成タスクが完了するまでに最大で 30 分かかる場合やハングしているように見える場合があります。完了時間は、各ホストで構成されているデバイスの数と、クラスタで構成されているホストの数によって異なります。

    回避策:なし

  • vSphere Lifecycle Manager でクラスタを修正するときに、英語以外の言語で不完全なエラー メッセージが表示される

    vCenter Server のユーザー インターフェイスで、ローカライズされた言語の不完全なエラー メッセージが表示されることがあります。メッセージは、vSphere Lifecycle Manager でクラスタの修正プロセスが失敗した後に表示されます。たとえば、次のようなエラー メッセージが表示されます。

    英語のエラー メッセージ: Virtual machine 'VMC on DELL EMC -FileServer' that runs on cluster 'Cluster-1' reported an issue which prevents entering maintenance mode: Unable to access the virtual machine configuration: Unable to access file[local-0] VMC on Dell EMC - FileServer/VMC on Dell EMC - FileServer.vmx

    フランス語のエラー メッセージ: La VM « VMC on DELL EMC -FileServer », située sur le cluster « {Cluster-1} », a signalé un problème empêchant le passage en mode de maintenance : Unable to access the virtual machine configuration: Unable to access file[local-0] VMC on Dell EMC - FileServer/VMC on Dell EMC - FileServer.vmx

    回避策:なし。

  • ベンダー アドオン、コンポーネント、ファームウェアおよびドライバ アドオンを含まないイメージを、これらの要素を含むイメージを使用しているクラスタにインポートしたとき、既存のイメージのイメージ要素が削除されない

    ESXi 基本イメージのみが、インポートされたイメージのものと置き換えられます。

    回避策:インポート プロセスが終了したら、イメージを編集し、必要に応じてベンダー アドオン、コンポーネント、ファームウェアおよびドライバ アドオンを削除します。

  • ベースラインを使用するクラスタを単一のイメージを使用するクラスタに変換するとき、vSphere HA VIB が削除されることを示す警告が表示される

    ベースラインを使用する vSphere HA 対応のクラスタを単一のイメージを使用するクラスタに変換するとき、vmware-fdm コンポーネントが削除されることを示す警告メッセージが表示されることがあります。

    回避策:このメッセージは無視してかまいません。変換プロセスによって vmware-fdm コンポーネントがインストールされます。

  • プロキシ サーバ経由でインターネットからパッチ アップデートをダウンロードするように vSphere Update Manager が構成されている状態で、vSphere 7.0 へのアップグレードを行って Update Manager が vSphere Lifecycle Manager に変換された後、VMware パッチ リポジトリからのパッチのダウンロードに失敗することがある

    以前のリリースの vCenter Server では、vCenter Server と vSphere Update Manager に対してプロキシ設定を個別に構成できました。vSphere 7.0 にアップグレードすると、vSphere Update Manager サービスは vSphere Lifecycle Manager サービスの一部になります。vSphere Lifecycle Manager サービスの場合、プロキシ設定は vCenter Server Appliance 設定から構成されます。プロキシ サーバ経由でインターネットからパッチ アップデートをダウンロードするように Update Manager が構成されている一方で vCenter Server Appliance にプロキシ設定の構成がない場合、vCenter Server をバージョン 7.0 にアップグレードすると、vSphere Lifecycle Manager は VMware デポに接続できず、パッチまたはアップデートをダウンロードできません。

    回避策:vCenter Server Appliance 管理インターフェイス (https://<vCenter Server Appliance の FQDN または IP アドレス>:5480) にログインして vCenter Server Appliance のプロキシ設定を構成し、vSphere Lifecycle Manager でプロキシを使用できるようにします。

その他の問題

  • バージョン 6.5 のホスト プロファイルをバージョン 7.0 の ESXi ホストに適用すると、コンプライアンスの確認に失敗する

    バージョン 6.5 のホスト プロファイルをバージョン 7.0 の ESXi ホストに適用すると、コアダンプ ファイル プロファイルがホストに準拠していないと報告されます。

    回避策:考えられる回避策は 2 つあります。

    1. バージョン 6.5 のホスト プロファイルを作成する場合は、ESXi ホストの高度な設定オプション VMkernel.Boot.autoCreateDumpFile を false に設定します。

    2. バージョン 6.5 の既存のホスト プロファイルを適用する場合は、ホスト プロファイルに高度な設定オプション VMkernel.Boot.autoCreateDumpFile を追加し、そのオプションを固定ポリシーに設定して、値を false に設定します。

  • Dynamic Receive Side Scaling (DYN_RSS) または Generic RSS (GEN_RSS) 機能をオンにすると、Mellanox ConnectX-4 または ConnectX-5 のネイティブ ESXi ドライバのスループットがわずかに低下することがある

    DYN_RSS および GEN_RSS 機能がオンのとき、Mellanox ConnectX-4 または ConnectX-5 のネイティブ ESXi ドライバのスループットが 5% を下回る範囲で低下することがありますが、通常のワークロードへの影響はほとんどありません。

    回避策:次のコマンドを使用して、DYN_RSS および GEN_RSS 機能を無効にすることができます。

    # esxcli system module parameters set -m nmlx5_core -p "DYN_RSS=0 GEN_RSS=0"

    # reboot

  • PVRDMA 環境で同じホスト上の 2 台の仮想マシン間の RDMA トラフィックに問題が発生することがある

    PVRDMA 環境の vSphere 7.0 実装では、HCA が配置されている場合、仮想マシンはローカル通信用に HCA を介してトラフィックを渡します。ただし、qedrntv ドライバでは、RDMA トラフィックのループバックは機能しません。たとえば、同一のアップリンク ポートで構成されている仮想マシンで実行されている RDMA のキュー ペアは、相互に通信できません。

    vSphere 6.7 以前では、SRQ が有効な場合にローカルの RDMA トラフィックに HCA が使用されていました。vSphere 7.0 では、RoCE v2 を使用して HW v14 以上で SRQ が有効になっている PVRDMA のバージョンにより、仮想マシンで HCA ループバックを使用します。

    現在のバージョンの Marvell FastLinQ アダプタ ファームウェアでは、同じ PF またはポートの QP 間のループバック トラフィックはサポートされていません。

    回避策:必要なサポートは、vSphere 7.0 に対して認定されている、すぐに利用できるドライバで追加されます。インボックス qedrntv ドライバを使用している場合は、3 ホスト構成を使用して、仮想マシンを 3 台目のホストに移行する必要があります。

  • qedrntv ドライバでの Unreliable Datagram トラフィック QP の制限事項

    Marvell FastLinQ qedrntv RoCE ドライバと Unreliable Datagram (UD) トラフィックには制限があります。バルク トラフィックを含む UD アプリケーションは、qedrntv ドライバで動作しない可能性があります。さらに、UD QP は、DMA メモリ領域 (MR) のみを使用できます。物理 MR または FRMR はサポートされていません。UD QP とともに物理 MR または FRMR を使用するアプリケーションは、qedrntv ドライバとともに使用したときにトラフィックを渡すことができません。このようなテスト アプリケーションの既知の例には、ibv_ud_pingpongib_send_bw があります。

    iSER、NVMe-oF (RoCE)、PVRDMA などの VMware ESXi 環境における標準の RoCE および RoCEv2 のユースケースは、この問題の影響を受けません。UD トラフィックのユースケースは限定的で、この問題はバルク UD トラフィックを必要とする少数のアプリケーションに影響を及ぼします。

    Marvell FastLinQ ハードウェアは、RDMA UD トラフィック オフロードをサポートしていません。GSI QP をサポートするための VMware PVRDMA 要件を満たすために、UD QP サポートの制限付きソフトウェア専用の実装が qedrntv ドライバに追加されました。実装の目的は、制御パスの GSI 通信のサポートを提供することであり、バルク トラフィックと高度な機能をサポートする UD QP の完全な実装ではありません。

    UD のサポートはソフトウェアで実装されるため、大量のトラフィックに対応できず、パケットがドロップされる可能性があります。これにより、バルク UD トラフィックで障害が発生する可能性があります。

    回避策:バルク UD QP トラフィックは qedrntv ドライバでサポートされていません。現時点では回避策はありません。iSER、NVMe、RDMA、PVRDMA などの VMware ESXi RDMA (RoCE) のユースケースは、この問題の影響を受けません。

  • QLogic 578xx NIC を搭載したサーバで iSCSI LUN を頻繁に接続または切断すると、障害が発生することがある

    QLogic 578xx NIC の iSCSI 接続または切断を短時間で頻繁にトリガすると、qfle3 ドライバの問題が原因でサーバに障害が発生することがあります。これは、デバイスのファームウェアの既知の問題によるものです。

    回避策:なし。

  • Broadcom の NVMe over FC 環境で、ドライバのアンロードまたはコントローラの切断操作中に ESXi に障害が発生することがある

    Broadcom の NVMe over FC 環境で、ドライバのアンロードまたはコントローラの切断操作中に ESXi に障害が発生し、次のようなエラー メッセージが表示されることがあります。 @BlueScreen: #PF Exception 14 in world 2098707:vmknvmeGener IP 0x4200225021cc addr 0x19

    回避策:なし。

  • 一部の Dell サーバ上で i350/X550 NIC の OEM ファームウェアのバージョン番号が ESXi に表示されない

    インボックスの ixgben ドライバは、i350/X550 NIC のファームウェア データ バージョンまたは署名のみを認識します。一部の Dell サーバでは、OEM ファームウェアのバージョン番号が OEM パッケージ バージョンのリージョンにプログラムされています。そのため、インボックスの ixgben ドライバは、この情報を読み取れません。8 桁のファームウェア署名のみが表示されます。

    回避策:OEM ファームウェアのバージョン番号を表示するには、非同期 ixgben ドライバのバージョン 1.7.15 以降をインストールします。

  • X710 または XL710 NIC が ESXi で動作しないことがある

    NIC のリセットや VMkernel の内部デバイス ツリーの操作など、特定の破壊的操作を X710 または XL710 NIC に対して開始すると、NIC ハードウェアがパケット以外のメモリからデータを読み取ることがあります。

    回避策:NIC のリセットや、VMkernel の内部デバイス状態の操作を行わないでください。

  • NVMe-oF では、システムの再起動後にパーシステントな VMHBA 名が使用されるとは限らない

    NVMe-oF は、vSphere 7.0 の新機能です。サーバに vmhba30+ を使用する USB ストレージ インストールがあり、さらに NVMe over RDMA 構成もある場合は、システムの再起動後に VMHBA 名が変更されることがあります。これは、NVMe over RDMA の VMHBA 名の割り当てが PCIe デバイスと異なるためです。ESXi では、パーシステンスを確保できません。

    回避策:なし。

  • サイズが 300 GB 以上の vCenter Server データベースのバックアップに失敗する

    vCenter Server データベースのサイズが 300 GB 以上の場合、ファイルベースのバックアップがタイムアウトして失敗します。次のエラー メッセージが表示されます。 Timeout! Failed to complete in 72000 seconds

    回避策:なし。

  • 外部 Platform Services Controller を使用する vCenter Server 6.x から vCenter Server 7.0 にアップグレードされた vCenter Server 7.0 をリストアすると失敗することがある

    外部 Platform Services Controller を使用する vCenter Server 6.x からバージョン 7.0 にアップグレードされた vCenter Server 7.0 をリストアすると、リストアが失敗し、次のエラーが表示されることがあります。 Failed to retrieve appliance storage list

    回避策:リストア プロセスの最初のステージで、vCenter Server 7.0 のストレージ レベルを増やします。たとえば、vCenter Server 6.7 外部 Platform Services Controller のセットアップ ストレージ タイプが small の場合は、リストア プロセス用に large ストレージ タイプを選択します。

  • [有効な SSL プロトコル] 構成パラメータがホスト プロファイル修正プロセスで構成されない

    Enabled SSL protocols 構成パラメータがホスト プロファイルの修正中に構成されず、システムのデフォルト プロトコルの tlsv1.2 のみが有効になります。この動作は、vCenter Server 7.0 環境にバージョン 7.0 以前のホスト プロファイルがある場合に発生します。

    回避策:SFCB の TLSV 1.0 または TLSV 1.1 SSL プロトコルを有効にするには、SSH を使用して ESXi ホストにログインし、次の ESXCLI コマンドを実行します。 esxcli system wbem -P <protocol_name>

  • ホスト プロファイルを使用してロックダウン モードの設定を構成できない

    セキュリティ ホスト プロファイルを使用してロックダウン モードを構成できず、一度に複数の ESXi ホストに適用できません。各ホストを手動で構成する必要があります。

    回避策:vCenter Server 7.0 では、セキュリティ ホスト プロファイルを使用して、ロックダウン モードを構成し、ロックダウン モードの例外ユーザー リストを管理できます。

  • ホスト プロファイルをクラスタに適用すると、Enhanced vMotion Compatibility (EVC) の設定が ESXi ホストで失われる

    構成ファイルを変更したとき、VMware 構成ファイル /etc/vmware/config 内の一部の設定は、ホスト プロファイルによって管理されず、ブロックされます。その結果、ホスト プロファイルがクラスタに適用されると、EVC 設定が失われ、EVC 機能が失われます。たとえば、マスクされていない CPU がワークロードに公開される可能性があります。

    回避策:クラスタ上に適切な EVC ベースラインを再構成し、EVC 設定をリカバリします。

  • vCenter Server 7.0 でコア ダンプ パーティションを定義するホスト プロファイルを使用すると、エラーが発生する

    vCenter Server 7.0 では、ホスト プロファイルを使用してコア ダンプ パーティションを構成および管理することはできません。コア ダンプ パーティションが定義されたホスト プロファイルを適用すると、次のエラーが発生します。 No valid coredump partition found.

    回避策:なし。vCenter Server 7.0 では、ホスト プロファイルはファイルベースのコア ダンプのみをサポートしています。

  • ESXCLI コマンドを実行してファイアウォール モジュールをアンロードすると、hostd サービスが失敗し、ESXi ホストの接続が失われる

    複数の ESXi ホストを含む環境でファイアウォール構成を自動化し、フィルタを破棄してファイアウォール モジュールをアンロードする ESXCLI コマンド esxcli network firewall unload を実行すると、hostd サービスが失敗し、ESXi ホストの接続が失われます。

    回避策:どのような状況でも、ファイアウォール モジュールのアンロードは推奨されません。ファイアウォール モジュールをアンロードする必要がある場合は、次の手順を実行します。

    1. 次のコマンドを使用して hostd サービスを停止します。

      /etc/init.d/hostd stop.

    2. 次のコマンドを使用して、ファイアウォール モジュールをアンロードします。

      esxcli network firewall unload.

    3. 必要な操作を実行します。

    4. 次のコマンドを使用して、ファイアウォール モジュールをロードします。

      esxcli network firewall load.

    5. 次のコマンドを使用して hostd サービスを開始します。

      /etc/init.d/hostd start.

  • Network File Copy (NFC) マネージャの未認証セッションが原因で、vSAN 環境で vSphere Storage vMotion の操作が失敗することがある

    仮想マシンに 1 つ以上のスナップショットがあり、異なるストレージ ポリシーが設定された複数の仮想ディスクがある場合、vSAN データストアへの移行を vSphere Storage vMotion を使用して実行すると失敗することがあります。この問題は、SOAP (Simple Object Access Protocol) の本文が許容される制限を超えているために発生する NFC マネージャの未認証セッションが原因で発生します。

    回避策:最初に、仮想マシン ホーム名前空間といずれかの仮想ディスクを移行します。処理が完了したら、残りの 2 つのディスクについて、ディスクのみの移行を実行します。

  • ESXi ホスト上のデバイスおよびストレージのプロパティと属性の変更が、再起動後に維持されないことがある

    ESXi ホストの再起動中にデバイス検出ルーチンがタイムアウトになると、ジャンプスタート プラグインは、ホスト上のすべての登録済みデバイスからデバイスとストレージの構成変更の一部を受信しない場合があります。その結果、再起動後に一部のデバイスまたはストレージのプロパティがデフォルト値にリストアされることがあります。

    回避策:影響を受けるデバイスまたはストレージのプロパティの変更を手動でリストアします。

  • ESXi 7.0 のベータ ビルドを使用している場合に、一部のライフサイクル操作中に ESXi ホストで障害が発生し、パープル スクリーンが表示されることがある

    ESXi 7.0 のベータ ビルドを使用している場合に、ドライバのアンロードや、ENS モードとネイティブ ドライバ モードの切り替えなど、一部のライフサイクルの操作中に ESXi ホストで障害が発生し、パープル スクリーンが表示されることがあります。たとえば、ENS モードを変更すると、バックトレースに次のようなエラー メッセージが表示されます。case ENS::INTERRUPT::NoVM_DeviceStateWithGracefulRemove hit BlueScreen: ASSERT bora/vmkernel/main/dlmalloc.c:2733 これはベータ ビルドに固有の問題で、ESXi 7.0 などのリリース ビルドには影響しません。

    回避策:ESXi 7.0 GA にアップデートします。

  • ダイジェスト操作に失敗したというエラーのために仮想マシンのスナップショットを作成できない

    コンテンツ ベースの読み取りキャッシュ (CBRC) ダイジェスト ファイルの更新中に All-Paths-Down (APD) 状態が発生するというまれな競合状態により、ダイジェスト ファイルに不整合が生じることがあります。その結果として、仮想マシンのスナップショットを作成できなくなります。バックトレースに「An error occurred while saving the snapshot: A digest operation has failed」のようなエラーが記録されます。

    回避策:仮想マシンの電源を入れ直すことにより、CBRC ハッシュの計算をトリガし、ダイジェスト ファイルの不整合をクリアします。

  • ESXi ホストをバージョン 7.0 Update 3 にアップグレードする際に、vCenter Server が以前のバージョンの場合、ESXi ホストの Trusted Platform Module (TPM) の認証に失敗する

    ESXi ホストをバージョン 7.0 Update 3 にアップグレードする際に、vCenter Server が以前のバージョンの場合、TPM を有効にすると、ESXi ホストが認証を渡すのに失敗します。vSphere Client には、ホスト TPM の証明アラームに関する警告が表示されます。vCenter Server がバージョン 7.0 Update 3 以外の場合、ESXi 7.0 Update 3 で導入された ECDSA (Elliptic Curve Digital Signature Algorithm) が原因で問題が発生します。

    回避策:vCenter Server をバージョン 7.0 Update 3 にアップグレードするか、アラームを確認します。

  • ブートローダー画面に TPM アセット タグに関する警告が表示される

    TPM が有効な ESXi ホストにアセット タグが設定されていない場合、ブートローダー画面に次のようなアイドル警告メッセージが表示されることがあります。

    Failed to determine TPM asset tag size: Buffer too smallFailed to measure asset tag into TPM: Buffer too small

    回避策:警告を無視するか、次のコマンドを使用してアセット タグを設定します: $ esxcli hardware tpm tag set -d

  • sensord デーモンが ESXi ホストのハードウェア ステータスを報告できない

    IPMI SDR 検証で発生したロジック エラーのために、sensord が電源情報のソースの特定に失敗することがあります。その結果、コマンド vsish -e get /power/hostStats を実行したときに出力が表示されないことがあります。

    回避策:なし

  • ESXi ホストで障害が発生してパープル スクリーンが表示されると、netdump サービスが動作を停止することがある

    ESXi ホストが機能を停止してパープル スクリーンが表示された場合に、まれに netdump サービスが次のようなエラーで停止することがあります:NetDump FAILED: Couldn't attach to dump server at IP x.x.x.x

    回避策:ローカル ストレージを使用するように VMkernel コア ダンプを構成します。

  • 複数の ESXi ホストで VMware Fault Domain Manager (FDM) コア ダンプが頻繁に発生する

    一部の環境では、データストアの数が FDM ファイル記述子の上限を超える場合があります。その結果、複数の ESXi ホストでコア ダンプが頻繁に発生して、FDM の障害が示されます。

    回避策:FDM ファイル記述子の制限を 2,048 に増やします。vSphere Client の vSphere HA の詳細オプションで、設定 das.config.fdm.maxFds を使用できます。詳細については、Set Advanced Optionsを参照してください。

  • NSX-T が有効であり、VLAN トランスポート ゾーンの統合 vSphere Distributed Switch (CVDS) を使用している vSAN クラスタ上の仮想マシンが、パワーオフ後にパワーオンできない

    セカンダリ サイトでディスク容量の 95% が使用されているとき、セカンダリ サイトの障害をシミュレートする前に仮想マシンがパワーオフされると、リカバリ中に一部の仮想マシンがパワーオンに失敗します。その結果、仮想マシンが応答しなくなります。この問題は、サイト リカバリにディスク、ESXi ホスト、または CPU キャパシティの追加が含まれているかどうかに関係なく発生します。

    回避策:パワーオンしない仮想マシンを選択し、仮想マシンのコンテキスト メニューにある [設定の編集] で、ネットワークを [仮想マシン ネットワーク] に変更します。

  • ESXi ホストで障害が発生し、パープル スクリーンにエラー Assert at bora/modules/vmkernel/vmfs/fs6Journal.c:835 が表示されることがある

    まれに、SESparse テストの実行時などに、VMFS データストア内のトランザクションあたりのロック数が J6_MAX_TXN_LOCKACTIONS パラメータの上限である 50 を超えることがあります。その結果、ESXi ホストで障害が発生し、パープル スクリーンにエラー Assert at bora/modules/vmkernel/vmfs/fs6Journal.c:835 が表示されることがあります。

    回避策:なし

  • nmlx5_core ドライバの netq_rss_ens パラメータを変更すると、ESXi ホストで障害が発生してパープル スクリーンが表示されることがある

    nmlx5_core ドライバに拡張データ パスを構成するときに netq_rss_ens パラメータを有効にすると、ESXi ホストで障害が発生してパープル スクリーンが表示されることがあります。NetQ RSS を有効化する netq_rss_ens パラメータは、デフォルトで値が 0 で、無効になっています。

    回避策:nmlx5_core ドライバの netq_rss_ens モジュール パラメータをデフォルトのままにしておきます。

  • すべてのアクティブなパスでのエラーのため、ESXi によって NVMeOF デバイスへの I/O が終了されることがある

    場合によっては、リンクの問題やコントローラの状態が原因で、NVMeOF デバイスへのすべてのアクティブ パスで I/O エラーが登録されることがあります。いずれかのパスのステータスが「非活動」に変わった場合、高パフォーマンス プラグイン (HPP) では、大量のエラーが表示されている別のパスは選択されないことがあります。そのため、I/O が失敗します。

    回避策:構成オプション /Misc/HppManageDegradedPaths を無効にして、I/O のブロックを解除します。

  • インボックス i40enu ネットワーク ドライバの名前が変更されたため、ESXi 7.0 Update 3 へのアップグレードが失敗することがある

    vSphere 7.0 Update 3 以降、ESXi 用のインボックス i40enu ネットワーク ドライバの名前は i40en に戻されます。vSphere 7.0 Update 2 で i40en ドライバの名前が i40enu に変更されましたが、この名称変更によって一部のアップグレード パスが影響を受けました。たとえば、ベースラインおよびベースライン グループを使用して管理する ESXi ホストでは、7.0 Update 2 または 7.0 Update 2a から 7.0 Update 3 へのロールアップ アップグレードが失敗します。ほとんどの場合、i40enu ドライバは追加の手順なしで ESXi 7.0 Update 3 にアップグレードされます。ただし、ドライバのアップグレードに失敗すると、ベースラインおよびベースライン グループで管理している ESXi ホストを更新できません。また、ホスト シードまたは vSphere Lifecycle Manager の単一イメージを使用して ESXi ホストを管理することもできません。システム内の i40enu ドライバおよびデバイスに関連する変更をすでに行っている場合は、ESXi 7.0 Update 3 にアップグレードする前に、ESXi 上の i40enu VIB またはコンポーネントをアンインストールするか、ESXi を ESXi 7.0 Update 2c にアップグレードする必要があります。

    回避策:詳細については、VMware ナレッジベースの記事 KB85982 を参照してください。

  • ESXi 7.0 Update 3d へのアップグレード後に SSH アクセスが失敗する

    ESXi 7.0 Update 3d にアップグレードした後に OpenSSH をバージョン 8.8 にアップデートした場合、状況によっては SSH アクセスに失敗することがあります。

    回避策:詳細については、VMware ナレッジベースの記事 KB88055 を参照してください。

  • ESXi ホストから仮想マシンへの USB デバイス パススルーが失敗することがある

    VMkernel によって USB モデム デバイスが複数のインターフェイスを同時に要求し、仮想マシンへのデバイス パススルーをブロックすることがあります。

    回避策:VMkernel からの NET インターフェイスを無視して、USB モデムによる仮想マシンへのパススルーを許可するには、ESXi ホストに USB.quirks の詳細構成を適用する必要があります。構成は 次の 3 つの方法で適用できます。

    1. ESXi Shell にアクセスし、次のコマンドを実行します。 esxcli system settings advanced set -o /USB/quirks -s 0xvvvv:0xpppp:0:0xffff:UQ_NET_IGNORE | |- Device Product ID |------- Device Vendor ID

      たとえば、Gemalto M2M GmbH Zoom 4625 モデム (vid:pid/1e2d:005b) の場合は、次のコマンドを実行します。

      esxcli system settings advanced set -o /USB/quirks -s 0x1e2d:0x005b:0:0xffff:UQ_NET_IGNORE

      ESXi ホストを再起動します。

    2. vSphere Client または vSphere Web Client から詳細構成を行い、ESXi ホストを再起動します。

    3. ホスト プロファイルを使用して、詳細構成を適用します。

    手順の詳細については、VMware ナレッジベースの記事 KB80416 を参照してください。

  • 特定のライブラリから vSphere への HTTP 要求が拒否されることがある

    vSphere 7.0 の HTTP リバース プロキシでは、以前のリリースと比べて、より厳しい標準コンプライアンスが適用されます。これにより、アプリケーションが vSphere への SOAP 呼び出し用に使用する一部のサードパーティ製ライブラリで、既存の問題が明らかになる可能性があります。

    このようなライブラリを使用する vSphere アプリケーションを開発する場合や、vSphere スタック内のこのようなライブラリに依存するアプリケーションを含める場合、これらのライブラリが HTTP 要求を VMOMI に送信するときに接続の問題が発生する可能性があります。たとえば、vijava ライブラリから発行される HTTP 要求は、次の形式をとることができます。

    POST /sdk HTTP/1.1
    SOAPAction
    Content-Type: text/xml; charset=utf-8
    User-Agent: Java/1.8.0_221

    この例の構文は、SOAPAction の後にコロンを必要とする HTTP プロトコル ヘッダー フィールドの要件に違反しています。そのため、この要求はフライト中に拒否されます。

    回避策:アプリケーションで非準拠のライブラリを利用している開発者は、そのライブラリに代えて HTTP 標準に準拠するライブラリを使用することを検討してください。たとえば、vijava ライブラリを使用している開発者は、そのライブラリに代えて最新バージョンの yavijava ライブラリを使用することを検討してください。

  • Broadcom ドライバ lsi_msgpt3、lsi_msgpt35、および lsi_mr3 を使用すると、ダンプ ファイルが表示されることがある

    lsi_msgpt3、lsi_msgpt35、および lsi_mr3 コントローラを使用している場合、ダンプ ファイル lsuv2-lsi-drivers-plugin-util-zdump が表示されることがあります。このプラグイン ユーティリティで使用されている storelib を終了するときに問題が発生します。ESXi の操作に影響はなく、このダンプ ファイルは無視できます。

    回避策:このメッセージは無視してかまいません。次のコマンドを使用して lsuv2-lsi-drivers-plugin を削除できます。

    esxcli software vib remove -n lsuv2-lsiv2-drivers-plugin

  • vCenter Server で PCI デバイスの SR-IOV を構成した後、再起動は不要というメッセージが表示されることがあるが、サードパーティの拡張機能によるデバイス構成が失われ、再適用が必要になる場合がある

    ESXi 7.0 では、SR-IOV 構成は再起動しなくても適用され、デバイス ドライバが再ロードされます。ESXi ホストでは、起動時にデバイス ドライバがロードされた後で実行する必要があるデバイス構成をサードパーティの拡張機能によって実行することがあります。デバイス構成を再適用するには、このようなサードパーティの拡張機能を実行するために再起動が必要です。

    回避策:サードパーティ製デバイスの構成を適用するには、SR-IOV を構成してから再起動する必要があります。

vSphere Client の問題

  • vSphere Client で BIOS メーカーが「--」と表示される

    vSphere Client で ESXi ホストを選択し、[構成] > [ハードウェア] > [ファームウェア] に移動すると、BIOS のメーカー名ではなく、-- が表示されます。

    回避策:詳細については、VMware ナレッジベースの記事 KB88937 を参照してください。

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