このドキュメント ページでは、第 1 世代 Horizon Cloud テナントでファームを作成する方法と、作成後にファームとそのマルチセッション仮想マシンのプールを管理する方法について説明します。
Horizon Cloud では、ファームを作成して、複数のユーザー セッションを同時に処理できるホストからエンド ユーザーにデスクトップ セッションまたはリモート アプリケーションをプロビジョニングできるようにします。
ファームを作成すると、複数セッション マシンのプールで構成されます。これらのマルチセッション マシンは、Microsoft Windows Server オペレーティング システムを実行している仮想マシンであるか、Microsoft Windows 10 または 11 Enterprise マルチセッション オペレーティング システムを実行している仮想マシンです。コンソールの [ファーム] ページを使用してファームを作成します。
デフォルトでは、Horizon Cloud ファームはローリング メンテナンスで構成されています。ファームのローリング メンテナンスの実施例については、ファームのローリング メンテナンスの例を参照してください。
前提条件
- 少なくとも 1 つのイメージが [イメージ] ページにリストされ、そのイメージにマルチセッション Windows オペレーティング システムがあり、[イメージ] ページでそのイメージが [公開済み] の状態であり、ファームを作成する Horizon Cloud ポッドにそのイメージが配置されていることを確認します。利用できるイメージがないポッドにはファームを作成することはできません。
- このファームの仮想マシンをポッドのプライマリ仮想マシン サブネット(テナント サブネットともいいます)とは異なる仮想マシン サブネットに接続するかどうかを決定します。ポッドでマニフェスト 2298 以降が実行されていて、仮想マシン サブネットをさらに追加するためにポッドを編集してある場合は、そのサブネットをこのファームに使用するよう指定できます。このユースケースでは、使用する仮想マシン サブネットが Ready の状態でポッドの詳細ページの [ネットワーク] セクションに表示されていることを確認する必要があります。これにより、そのサブネットがワークフローの手順で選択できるようになります。詳細については、ファーム用および VDI 割り当て用 Horizon Cloud ポッドでの複数のテナント サブネットの使用の概要を参照してください。
- このファームをセッションベースのデスクトップとして使用するか、リモート アプリケーションとして使用するかを決定します。今回のリリースでは、同じファームを両方の目的で使用することはできません。
注: エンド ユーザーが Microsoft Windows 10 または 11 マルチセッション オペレーティング システムからの App Volumes アプリケーションを使用できるようにするには、そのユーザーに App Volumes アプリケーション割り当てとセッションベースのデスクトップ割り当ての両方の使用資格を付与する必要があります。このシナリオでは、デスクトップ ファームを作成し、そのファームに基づいてセッションベースのデスクトップを提供します。そのデスクトップ ファームを作成する場合は、Microsoft Windows 10 または 11 マルチセッション オペレーティング システムで作成した公開イメージを選択します。
- ファームのマルチセッション仮想マシンで暗号化されたディスクを使用するかどうかを決定します。ファームを作成するときは、ディスクの暗号化を指定する必要があります。ファームを作成した後はディスク暗号化を追加できません。ディスクの機能の詳細については、Horizon Cloud 環境のファームと VDI デスクトップでの Microsoft Azure Disk Encryption の使用を参照してください。
- ファームの仮想マシンで NSX Cloud 機能を使用できるようにするかどうかを決定します。ファームを作成するときに、NSX Cloud 管理を有効にする必要があります。ファームの作成後に、NSX Cloud 管理のファームを有効にすることはできません。このファーム用に選択する公開イメージには、NSX Agent がインストールされていることが必要です。イメージの公開前に NSX Agent をインストールする必要があります。Microsoft Azure 内の VMware NSX Cloud と Horizon Cloud ポッド とそのサブトピックを参照してください。
- イメージのオペレーティング システムにユニバーサル Windows プラットフォーム (UWP) アプリケーションが含まれている場合は、エンド ユーザーがこれらの UWP アプリケーションをファームの仮想マシンから使用できるよう、使用する方法を決定します。1 つの例として、イメージに Microsoft Windows 10 または 11 Enterprise マルチセッション オペレーティング システムがある場合があります。これらの UWP アプリケーションの使用を有効にするために選択した方法によって、ファームで使用する Active Directory の組織単位 (OU) が決まります。詳細については、RDSH 仮想マシンからの UWP アプリケーションの実行を許可するために Horizon Agent ポリシーを有効にするを参照してください。
手順
結果
システムは、ファームの作成を開始します。[アクティビティ] ページを使用して進行状況を監視できます。[ファーム] ページでファームのステータスに緑色のドットが表示されている場合は、ファームを使用する準備ができています。
また、イメージ仮想マシンにデータ ディスクがある場合は、そのイメージ仮想マシンに基づいて、暗号化されたファーム仮想マシンを作成するための追加の時間が必要になります。より大きい、テラバイト単位のサイズのデータ ディスクでは、極めて長い時間がかかります。
次のタスク
デスクトップ ファームを作成した場合は、Horizon Cloud ポッド - RDS ベースのセッション デスクトップ割り当てを作成して、エンド ユーザーのために RDS ホストからのデスクトップ セッションを提供するの手順に従ってエンド ユーザーのセッションベースのデスクトップ割り当てを作成します。
- インポート ワークフローを使用して、App Volumes アプリケーションがアプリケーション インベントリに追加されているようにします。または、インポート ワークフローの代わりに、Windows 10 または 11 クライアント オペレーティング システムに基づいた別のイメージを使用し、作成ワークフローを使用して、その Windows 10 または 11 クライアント システムからインベントリにアプリケーションをキャプチャできます。これらのアプリケーションの使用資格をユーザーに割り当てることができます。それらのアプリケーションは、クライアント タイプの Windows 10 または 11 オペレーティング システムからキャプチャされた場合でも、このファームに基づくセッションベースのデスクトップで使用できます。
- App Volumes 割り当てを作成して、当該アプリケーションの使用資格をユーザーに付与します。
- セッションベースのデスクトップ割り当てを作成して、このファームに基づき、セッションベースのデスクトップの使用資格をユーザーに付与します。
アプリケーション ファームを作成した場合は、そのファームをスキャンしてアプリケーションを Horizon Cloud にロードし、エンド ユーザーがそのファームからリモート アプリケーションを使用できるようにアプリケーション割り当てを作成します。
詳細については、Horizon Cloud インベントリ内のアプリケーション、リモート アプリケーション - Microsoft Azure の Horizon Cloud ポッドによってプロビジョニングされた RDSH ファームからのインポート、およびリモート アプリケーション - Microsoft Azure の Horizon Cloud ポッドによってプロビジョニングされたリモート アプリケーションのリモート アプリケーション割り当ての作成を参照してください。
特別なポートを開く必要があるアプリケーションがこのファームのイメージにある場合、このファームに関連付けられたネットワーク セキュリティ グループ (NSG) を Microsoft Azure で変更する必要があります。NSG の詳細については、Horizon Cloud ポッド内のネットワーク セキュリティ グループとファームについてを参照してください。
このファームに NSX Cloud 管理を指定した場合は、NSX Cloud 環境の Service Manager (CSM) を使用して、NSX Cloud でファームの仮想マシンが管理されていることを確認できます。ユーザー環境の CSM にログインし、管理対象のステータスが表示されたら、それらに NSX ポリシーの実装を開始できます。
の順に移動します。その [インスタンス] ページに、ファームの仮想マシンのHorizon Cloud での Microsoft Windows 10 または 11 Enterprise マルチセッション RDSH 仮想マシンからのユニバーサル Windows プラットフォーム (UWP) アプリケーションの実行を許可するために Horizon Agent ポリシーを有効化する
Microsoft Windows 10 または Windows 11 Enterprise マルチセッション オペレーティング システムの仮想マシンに基づいてファームを作成するときに、エンド ユーザーがオペレーティング システムによって提供されるユニバーサル Windows プラットフォーム (UWP) アプリケーションを使用できるようにするには、デフォルトで無効になっている特定の Horizon Agent ポリシーを有効にする必要があります。Horizon Agent のデフォルトのポリシー設定では、UWP アプリケーションの起動は許可されていません。そのため、エンド ユーザーがこれらの UWP アプリケーションを使用できるように、Enable UWP support on RDSH platforms
という名前の Horizon Agent に関連したグループ ポリシー設定を有効にする手順を実行する必要があります。
必要な設定とその設定を含む Horizon ADMX テンプレートの説明については、VMware Horizon のドキュメントにある『Horizon リモート デスクトップの機能と GPO』ガイドで Enable UWP support on RDSH platforms
を検索してください。
ファーム仮想マシン内の対応する Horizon Agent ポリシーは、デフォルトで無効になっています。したがって、エンド ユーザーがこれらのファーム仮想マシンからプロビジョニングされた UWP アプリケーション(セッションベースのデスクトップまたはリモート アプリケーション)を使用できるようにするには、このオプションを有効にする必要があります。
エージェント ポリシーが有効になっていない限り、UWP アプリケーションのステータスは、RDSH 仮想マシンにインストールされている Horizon Agent に対して Unavailable
と表示され、その結果としてエンド ユーザーはその UWP アプリケーションにアクセスできません。
wsnm.exe
) を再起動するか、RDSH 仮想マシンを再起動して GPO を有効にする必要があります。
Horizon Agent 構成の ADMX テンプレート ファイル(名前付き vdm_agent.admx)では、[Unity Touch and Hosted Apps] フォルダ( )にこのポリシー設定が含まれています。ファームの RDSH 仮想マシンに必要なポリシー設定を構成する 1 つの方法は、Active Directory サーバでその ADMX テンプレート ファイルを使用して、[Unity Touch およびホストされるアプリケーション] フォルダを Active Directory サーバのグループ ポリシー管理エディタに追加することです。フォルダが提示されている場合、以下のサンプルの手順に従い、ファームのターゲット OU 上の Active Directory システムで GPO を使用して、仮想マシンの UWP サポートを有効にできます。
前提条件
Active Directory サーバで、UWP グループ ポリシー設定を RDSH 仮想マシンに適用するために使用する名前付き GPO を作成します。通常、グループ ポリシー管理コンソール (GPMC) は Active Directory 登録ワークフローで、Horizon Cloud に Active Directory サーバを登録するときに指定する OU です。
によって起動されます。作成した GPO を、それらの RDSH 仮想マシンが存在する OU にリンクします。この OU は、これらの RDSH 仮想マシンをプロビジョニングするファームを作成するときに、[ファームの作成] ページで指定された OU です。[ファームの作成] ページで OU を指定しない場合、使用されるデフォルト OU は、手順
Horizon Cloud でのファームの管理
管理コンソールの [ファーム] ページに表示されるファームで複数のアクションを実行できます。
[ファーム] ページで実行できるアクション
ページ レベルで、既存のファームの横にあるチェック ボックスをオンにし、いずれかのボタンをクリックしてファーム上で関連するアクションを実行できます。
- [編集]
-
このボタンをクリックするとウィザードが起動し、ファームの電源管理設定、ファームに配置できる仮想マシンの最小数や最大数など、特定の設定を変更できます。ウィザードは、[新しいファーム] ウィザードと似ています。既存のファームでは変更できない設定の読み取り専用フィールドがあります。フィールドの詳細な説明については、
ファームの作成を参照してください。
[編集] ボタンを使用する代わりに、ファームの名前をクリックしてファームの [サマリ] ページの設定を更新することもできます。
ファームを編集して [仮想マシン 1 台あたりのセッション数] の値を小さくすると、新しく指定された小さい値を超えるすべての既存セッションは自動的にログオフされません。手動で超過分のセッションをログオフするかファームの[タイムアウトを処理] の設定値([空のセッション タイムアウト]、[切断済みセッションのログオフ]、[セッションの最大有効期間])および [セッション タイムアウトの間隔] に従ってシステムがセッション ログオフするのを待つことができます。新しく指定された小さい値の超過分の既存セッションは自動でログオフされないため、超過分のアクティブなセッションがログオフするまで、仮想マシンとファームの使用率の値が 100% より高いものがコンソールに表示されます。
- [仮想マシン 1 台あたりのセッション数] の値を変更すると、更新された値に基づいてファームの新しい負荷に対応するために、システムはファームの仮想マシンをパワーオンまたはパワーオフします。
- ファームを作成するために選択したモデル仮想マシンが使用できなくなった場合、ファームを拡張することはできません。この制限を除き、ファームは完全に機能し続けます。仮想マシン タイプが使用可能かどうかを確認するには、[仮想マシンのタイプとサイズ] ページ(Horizon Universal Console でのファームと割り当ての仮想マシン タイプとサイズの管理を参照してください。 )に移動します。モデル仮想マシンの詳細については、
- [オフラインにする]
- このボタンをクリックすると、メンテナンスのためにファームをオフラインにするウィンドウが開きます。
- [オンラインにする]
- このボタンをクリックすると、オフラインのファームをオンラインに戻すウィンドウが開きます。
- [削除]
-
このボタンを使用して、選択したファームを削除します。ただし、このボタンを使用してファームを削除するには、そのファームを使用しているすべての割り当てを削除する必要があります。[割り当て] ページに移動し、
[ファーム] 列で並べ替えることで、ファームを使用している割り当てを表示できます。
注: ファームを削除すると、ファームの基盤となる RDSH 仮想マシンがすべて削除されます。ファームが削除されると、そのファームのログに記録されたアクティビティのすべてが [アクティビティ] ページから削除されます。
ファームの詳細ページで実行できるアクション
[ファーム] ページでファームの名前をクリックして、その詳細ページを表示することができます。最初に、[サマリ] ページが表示されます。
次のスクリーンショットは、Microsoft Azure のポッドにあるファームの [サマリ] ページを示します。
- [サマリ] ページ
- [サマリ] ページにはファームの現在の設定が表示されます。ページのセクションごとに、鉛筆アイコンをクリックして、既存のファームに対してシステムで更新可能な設定を変更できます。ファームのポッドなど、一部の設定はファームの作成後に変更できません。
- [セッション ホスト] ページ
- [セッション ホスト] ページには、ファーム内の既存の RDSH インスタンスが表示されます。選択したインスタンスに対して実行できるアクションは、パワーオンまたはパワーオフ(仮想マシンの現在の状態によります)、削除、およびエージェント ペアリングのリセットです。
- [セッション] ページ
- [セッション] ページには、ファーム内の既存のユーザー セッションが表示されます。セッションを選択するきには、セッションを切断するか、セッションからユーザーをログオフすることができます。 [切断] をクリックすると、ユーザーのセッションは強制的に切断されます。セッションが切断されたことを伝えるメッセージはユーザーに送信されません。 [ログオフ] をクリックすると、セッションが終了する前にユーザーが文書を保存できる猶予期間を示すメッセージがユーザーに表示されます。
- [システム アクティビティ] ページ
-
[システム アクティビティ] ページには、ファームの拡張など、システム アクションによって発生するファーム内のアクティビティが表示されます。[システム アクティビティ] ページでは、タスクをキャンセルしたり、レポートをエクスポートしたりできます。
割り当てに関連するタスクをキャンセルするには、そのタスクが完了する前に、リストでタスクを選択して [タスクをキャンセル] ボタンをクリックすることによってそのタスクをキャンセルできます。
- キャンセルするタスクの選択を行う前に、ビューを更新して表示されているタスクのステータスを最新の状態にします。
- タスクがシステムによってキャンセルできる状態になっている場合、そのキャンセル可能なタスクに対応しているチェック ボックスを選択できます。
次の表はキャンセルできるタスクを示しています。
タスク タスクがキュー状態にあるときにキャンセル タスクが実行状態にあるときにキャンセル ファームの拡張 サポートされています 注: システムによって RDSH ファームに対する拡張タスクが自動的に作成された場合は、そのタスクをキャンセルできるようになるには、ファームがオフラインになる必要があります。サポートされています - システムによって RDSH ファームに対する拡張タスクが自動的に作成された場合は、そのタスクをキャンセルできるようになるには、ファームがオフラインになる必要があります。
- 仮想マシンや OS/データ ディスクなど、すでに作成されているリソースは、タスクがキャンセルされると破棄されます。仮想マシンが破棄された場合または作成されていない場合、割り当てのサイズは変わります。
- このオプションは、マルチクラウドの割り当てでは使用できません。
割り当ての拡張 サポートされています 注: システムによって VDI デスクトップ割り当てに対する拡張タスクが自動的に作成された場合は、そのタスクをキャンセルできるようになるには、割り当てがオフラインになる必要があります。サポートされています - システムによって RDSH ファームに対する拡張タスクが自動的に作成された場合は、そのタスクをキャンセルできるようになるには、ファームがオフラインになる必要があります。
- 仮想マシンや OS/データ ディスクなど、すでに作成されているリソースは、タスクがキャンセルされると破棄されます。仮想マシンが破棄された場合または作成されていない場合、割り当てのサイズは変わります。
- このオプションは、マルチクラウドの割り当てでは使用できません。
仮想マシンのイメージへの変換 サポートされています 注: このタスクをキャンセルして再試行する場合は、まず仮想マシンが変換可能な状態であることを確認します。不明な場合は、仮想マシンをパワーオフしてからパワーオンします。サポートされています 注: このタスクをキャンセルして再試行する場合は、まず仮想マシンが変換可能な状態であることを確認します。不明な場合は、仮想マシンをパワーオフしてからパワーオンします。[レポートのエクスポート] 機能で、表示されている情報をレポート ファイルとしてエクスポートできます。レポートをエクスポートすると、[レポート] ページの [エクスポートされたレポート] タブに表示されます。ここから、レポートをダウンロードできます。詳細については、[レポート] ページを参照してください。エクスポートを開始するときに、すべてのデータをエクスポートするか、現在フィルタされているデータのみをエクスポートするかを選択できます。次に、レポートが生成中であることを示すメッセージがページの最上部に表示されます。[レポート] ページの [エクスポートされたレポート] タブで、レポートの進行状況を確認したり、エクスポートが完了したレポートをダウンロードできます。この準備はレコードの数に応じて数分間かかります。たとえば、50,000 レコードのレポートには、約 10 分かかります。
注目: Microsoft Azure のポッドのいずれかが 2552 より前のマニフェストにある場合、より大きなレポートの処理は次のようになります。- エクスポートを開始すると、レポートがコンパイル中で、しばらく時間がかかることを知らせるメッセージが表示されます。この準備はレコードの数に応じて数分間かかります。たとえば、50,000 レコードのレポートには、約 10 分かかります。
- 準備が完了すると、「レポートが正常に生成されました」というメッセージおよび [ダウンロード] ボタンが表示された別のダイアログボックスが表示されます。[ダウンロード] ボタンをクリックした後、このダイアログ ボックスを閉じる前にダウンロードが完了するまで待機する必要があります。ダウンロードが完了する前に閉じると、ダウンロードがキャンセルされます。
このプロセスが完了するまでコンソールでその他のアクションを実行することはできないため、大量のアクティビティ レコードがある場合は、情報のエクスポートを、コンソールで他のタスクを実行するまでに最大 10 分ほど待つことができるときに計画する必要があります。
- [ユーザー アクティビティ] ページ
-
[ユーザー アクティビティ] ページには、ファームによって提供されるセッションのログインやログオフなど、ユーザー アクションによって発生するファーム内のアクティビティが表示されます。
[レポートのエクスポート] 機能で、表示されている情報をレポート ファイルとしてエクスポートできます。
レポートをエクスポートすると、[レポート] ページの [エクスポートされたレポート] タブに表示されます。ここから、レポートをダウンロードできます。詳細については、[レポート] ページを参照してください。
エクスポートを開始するときに、すべてのデータをエクスポートするか、現在フィルタされているデータのみをエクスポートするかを選択できます。次に、レポートが生成中であることを示すメッセージがページの最上部に表示されます。[レポート] ページの [エクスポートされたレポート] タブで、レポートの進行状況を確認したり、エクスポートが完了したレポートをダウンロードできます。この準備はレコードの数に応じて数分間かかります。たとえば、50,000 レコードのレポートには、約 10 分かかります。
注目: Microsoft Azure のポッドのいずれかが 2552 より前のマニフェストにある場合、より大きなレポートの処理は次のようになります。- エクスポートを開始すると、レポートがコンパイル中で、しばらく時間がかかることを知らせるメッセージが表示されます。この準備はレコードの数に応じて数分間かかります。たとえば、50,000 レコードのレポートには、約 10 分かかります。
- 準備が完了すると、「レポートが正常に生成されました」というメッセージおよび [ダウンロード] ボタンが表示された別のダイアログボックスが表示されます。[ダウンロード] ボタンをクリックした後、このダイアログ ボックスを閉じる前にダウンロードが完了するまで待機する必要があります。ダウンロードが完了する前に閉じると、ダウンロードがキャンセルされます。
このプロセスが完了するまでコンソールでその他のアクションを実行することはできないため、大量のアクティビティ レコードがある場合は、情報のエクスポートを、コンソールで他のタスクを実行するまでに最大 10 分ほど待つことができるときに計画する必要があります。
ファームの RDSH セッション ホストの管理
ファーム内の個々の RDSH セッション ホストに対して特定のアクションを実行できます。