セカンダリ データセンターを設定する前に、プライマリ データセンターでクラスタが正しく設定されていることを確認します。また、組み込みのコンポーネント OpenSearch および Ehcache が正しくクラスタ化されていることを確認します。

OpenSearch および Ehcache が Workspace ONE Access サービスに組み込まれています。OpenSearch は、監査、レポート、およびディレクトリ同期ログに使用される検索および分析エンジンです。Ehcache は、キャッシュ機能を提供します。

前提条件

プライマリ データセンターに Workspace ONE Access クラスタを設定し、OpenSearch の複製のためのノードを構成していること。

手順

  1. Workspace ONE Access コンソール で、[監視] > [回復性] タブを選択します。
  2. 一番上のパネルでクラスタ情報を見つけます。

    クラスタ グループ

  3. インスタンスのクラスタ ID を確認してインスタンスが正しくグループ化されているか確認し、必要に応じて変更を加えます。
    クラスタ内のすべてのインスタンスはクラスタ ID が同じである必要があります。
    • インスタンスの [クラスタ ID] を更新するには、番号の横にある鉛筆アイコンをクリックします。
    • インスタンスをクラスタから削除するには、[削除] をクリックします。
  4. 左側のペインにリストされている各インスタンスで、[統合コンポーネント] セクションまでスクロールして、OpenSearch および Ehcache クラスタの情報が正しいことを確認します。
    例:
    コンソールの [回復性] ページの [統合済みコンポーネント] セクション

次のタスク

セカンダリ データセンターでクラスタを作成します。最初の Workspace ONE Access 仮想アプライアンスの OVA ファイルをプライマリ データセンター クラスタからエクスポートし、そのファイルを使用して新しい仮想アプライアンスをセカンダリ データセンターに展開して、ノードを作成します。