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VMware Site Recovery | 2023 年 7 月 28 日

VMware Site Recovery Manager 8.7 | 2023 年 4 月 18 日 | ビルド 21590800

VMware vSphere Replication 8.7.0.1 | 2023 年 6 月 6 日 | ビルド 21850256

VMware vSphere Replication 8.7 | 2023 年 4 月 18 日 | ビルド 21591677

VMware Aria Operations Management Pack for VMware Site Recovery Manager 8.7 | 2023 年 4 月 18 日 | ビルド 21589505

VMware Aria Operations Management Pack for vSphere Replication 8.7 | 2023 年 4 月 18 日 | ビルド 21518131

これらのリリース ノートへの追加や更新を確認してください。

リリース ノートの概要

新機能 2023 年 7 月 28 日

  • リージョンの利用の拡大:

    VMware Site Recovery は、VMware Cloud on AWS の欧州(チューリッヒ)およびアジア パシフィック(メルボルン)にプロビジョニングされた SDDC でのアクティベーションをサポートするようになりました。

新機能 2023 年 5 月 2 日

  • 強化レプリケーション機能を使用する VMware Site Recovery

    これらの機能は、パフォーマンス、スケーラビリティ、機能性を大幅に向上させることで企業ユーザーの戦略的ニーズを満たします。主な機能強化は次のとおりです。

    • 1 分間の RPO:レプリケーション アーキテクチャの再設計により、VMware Site Recovery は、5 分間よりもさらに短い 1 分間の RPO(目標リカバリ ポイント)をサポートするようになりました。1 分間の RPO は、高度な RPO が要求されるビジネス クリティカルなアプリケーションにとって重要です。

    • 自動スケーリングとロード バランシング:VMware Site Recovery では、パフォーマンスの最適化を目的としてリソース間にレプリケートされた仮想マシンを分散する自動ロード バランシングをサポートするようになりました。また、VMware Site Recovery では、プロビジョニングされた ESXi ホストを利用して、レプリケーション キャパシティを追加するためにこれらのホストを自動的に追加する自動スケールアウトもサポートされます。

    注:これらの機能は、ソースとターゲットの両サイトで Site Recovery Manager および vSphere Replication バージョン 8.7 以降を必要とします。また、VMware Cloud on AWS Software-Defined Data Center (SDDC) バージョン 1.22 以降も必要です。

新機能 2023 年 4 月 27 日

  • VMware Site Recovery 用の追加の REST API:

    ユーザーはパブリック RESTful API を使用して、VMware Site Recovery によるディザスタ リカバリ操作の監視、保護の設定、ワークロードのリカバリを行うことができるようになります。包括的な API セットにより、エンドツーエンドの自動化を構築して大規模なディザスタ リカバリを構成および管理できるようになります。詳細については、 ブログ を参照してください。

新機能 2023 年 2 月 14 日

  • VMware Site Recovery で VMware Cloud on GovCloud におけるクラウド間ディザスタ リカバリのサポートを開始

    VMware Cloud on GovCloud における新しいクラウド間ディザスタ リカバリでは、VMware Cloud on GovCloud East および West リージョンで実行されている VMware Site Recovery Manager の機能をフェイルオーバーのターゲットまたはソース サイトとして利用して、クロスリージョン ディザスタ リカバリ操作を実行できます。このクロスクラウド ディザスタ リカバリ機能の主なメリットは次のとおりです。

    • 信頼性の向上:ソース サイトとターゲット サイト間のアクティブ/アクティブ構成により、保護されたワークロードの全体的な RPO/RTO を低く抑えることができます。

    • 操作の複雑さを軽減:クロスクラウド ディザスタ リカバリ操作が同じ管理下で統合されるため、ディザスタ リカバリのリスクと複雑さを排除できます。

    • レジリエンスの向上:クラウド間ディザスタ リカバリを実行することで、潜在的なインフラストラクチャ停止のリスクを最小限に抑えることができます。

    詳細については、「VMware Site Recovery on VMware Cloud on AWS GovCloud(US)」を参照してください。

2022 年 12 月 15 日更新の新機能

  • VMware Site Recovery on VMware Cloud on AWS Outposts をリリース

    VMware Site Recovery on VMware Cloud on AWS Outposts を使用すると、ユーザーはワークロードを災害から保護することができます。VMware Site Recovery on VMware Cloud on AWS Outposts は、サブスクリプション ベースのフルマネージド サービスです。VMware Site Recovery on VMware Cloud on AWS Outposts の操作上の制限の詳細については、VMware Site Recovery の操作上の制限を参照してください。

    VMware Cloud on AWS Outposts は、VMware と AWS が共同で開発したオンプレミスの As-a-Service ソリューションです。VMware のエンタープライズクラスの Software-Defined Data Center (SDDC) ソフトウェアをコンピューティング (vSphere)、ストレージ (vSAN)、ネットワーク (NSX) に使用し、さらに vCenter Management も統合されており、AWS Outposts でプロビジョニングされた次世代の Amazon Nitro ベースの専用 EC2 ベアメタル インスタンス上で実行されます。VMware Cloud on AWS Outposts は、フルマネージド サービスとしてクラウドの運用モデルをオンプレミスで実現することにより、IT チームをインフラ管理の負担から解放し、ビジネス革新に集中できるようにします。詳細については、VMware Cloud on AWS Outposts の概要を参照してください。

2022 年 10 月 31 日更新の新機能

  • Site Recovery Manager 8.6 および vSphere Replication 8.6 のユーザー エクスペリエンスの向上:

    • 健全性チェック レポート

    • vSphere 8.0 以降および VMware Cloud on AWS SDDC バージョン 1.20 以降で、vCenter Server インスタンスあたり最大 4,000 台のレプリケートされた仮想マシンをディザスタ リカバリで保護します。

    • 製品内フィードバック:VMware Site Recovery ユーザー インターフェイスに、主要なワークフローと機能に対する評価とコメントをリアルタイムで提供できる製品内フィードバック オプションが導入されました。

    • REST API のサポート

    • i3i および i3en に加えて i4i インスタンスをサポート

新機能 2022 年 8 月 31 日

  • 新機能:VMware Cloud on AWS と Azure VMware Solution 間のクロス クラウド ディザスタ リカバリ

    Azure VMware Solution で実行されている VMware Site Recovery Manager(バージョン 8.5 以降)と VMware Cloud on AWS で実行されている VMware Site Recovery をフェイルオーバーのターゲットまたはソース サイトとして利用して、クロスクラウド ディザスタ リカバリ操作を実行できます。

    このクロスクラウド ディザスタ リカバリ機能の主なメリットは次のとおりです。

    1. 信頼性の向上:ソース サイトとターゲット サイト間のアクティブ/アクティブ構成により、保護されたワークロードの全体的な RPO/RTO を低く抑えることができます。

    2. 操作の複雑さを軽減:クロスクラウド ディザスタ リカバリ操作が同じ管理下で統合されるため、ディザスタ リカバリのリスクと複雑さを排除できます。

    3. レジリエンスの向上:クラウド プロバイダによって提供地域には偏りがある場合、クロスクラウド ディザスタ リカバリを実行することで、潜在的なインフラストラクチャ停止のリスクを最小限に抑えることができます。

    4. データ主権とコンプライアンスの向上:あるクラウド プロバイダのリージョンが特定の地域にしかなく、お客様がデータ主権とコンプライアンスの観点から別の地域のディザスタ リカバリ サイトにデータを移動したくない場合、クロスクラウド ディザスタ リカバリを使用して別のクラウド プロバイダが提供する同じ地域内のディザスタ リカバリ サイトにディザスタ リカバリ レプリカを保持することができます。

    注:ソース サイトとターゲット サイトはアクティブ/アクティブ構成で構成されるため、両方のサイトでワークロードをホストし、両方のサイト間でワークロードを保護できます。

新機能 2022 年 4 月 12 日

  • VMware Site Recovery on VMware Cloud on Dell EMC の使用可能化

    VMware Site Recovery on VMware Cloud on Dell EMC を使用すると、ユーザーはワークロードを災害から保護できるようになります。VMware Site Recovery on VMware Cloud on Dell EMC は完全に管理されたサブスクリプション ベースのサービスであり、ユーザーのオンプレミス データセンター、優先コロケーション、Edge の場所でローカル クラウド サービスを提供します。デプロイおよび管理方法については、『VMware Site Recovery on VMware Cloud on Dell EMC のインストールおよび構成』ドキュメントを参照してください。

新機能 2021 年 11 月 22 日

  • VMware Site Recovery の PCI DSS 認定

    VMware Site Recovery が最高レベルの PCI 認定(PCI DSS レベル 1 プロバイダ ステータス)を取得しました。PCI DSS 準拠のレベル 1 サービス プロバイダとして認定されたことにより、VMware Site Recovery サービスは PCI DSS 準拠のセキュリティ対策と制御に準拠して運用されるため、カード使用者のデータまたは機密認証データの保管、処理、転送を必要とする広範なユーザーとワークロードのニーズに対応することが可能になります。PCI コンプライアンスは、SDDC が PCI のコンプライアンス強化に対応して構成されている VMware Cloud on AWS をサポートする AWS リージョンで有効になります。詳細については、使用可能な AWS リージョンを参照してください。

2021 年 11 月 18 日更新の新機能

  • ユーザー エクスペリエンスの向上:

    • レプリカ ディスクのストレージ ポリシーの変更のサポート

    • ユーザー インターフェイスでの仮想マシンの静止状態のレポート作成

    • レプリケーション検証の構成ページでのレプリケーション ターゲット サイト名の表示

    • Site Recovery ユーザー インターフェイス、構成ユーザー インターフェイス、および Site Recovery vSphere Client プラグインで Clarity 5.1 のサポートを開始

    • 複数のデータストアを含むクラスタで詳細表示をサポートするようにユーザー インターフェイスのデータ グリッドを再設計

  • SDDC あたり最大 3,000 台の仮想マシンをディザスタ リカバリにより保護

    VMware Site Recovery™ では、最大 3,000 台の仮想マシンを単一のターゲット VMware Cloud™ on AWS Software Defined Data Center (SDDC) にレプリケートできるようになったため、大規模な環境の保護にも対応が可能です。最大 3,000 台の仮想マシンを保護するには、Site Recovery Manager と vSphere Replication がバージョン 8.4 以降である必要があります。詳細については、VMware Site Recovery ドキュメントの「Operational Limits of Site Recovery Manager」を参照してください。

2021 年 10 月 28 日更新の新機能

  • 新しいリージョン:アジア パシフィック(大阪)

    VMware Site Recovery™ は、VMware Cloud™ on AWS のアジア パシフィック(大阪)リージョンでプロビジョニングされた SDDC 上でのアクティベーションをサポートするようになりました。

2021 年 10 月 14 日更新の新機能

  • VMware Transit Connect

    VMware Site Recovery™ で、VMware Transit Connect を利用できるようになりました。これにより、さまざまな AWS リージョンにまたがる VMware Cloud on AWS SDDC の間の DR レプケーション トラフィックについて高速かつ回復性の高い接続が実現します。

新機能 2021 年 8 月 4 日

  • 新しいリージョン:ヨーロッパ(ミラノ)

    VMware Site Recovery™ は、VMware Cloud™ on AWS のヨーロッパ(ミラノ)リージョンでプロビジョニングされた SDDC 上でのアクティベーションをサポートするようになりました。 

2021 年 4 月 14 日更新の新機能

  • 再保護の高速化

    計画リカバリ後に仮想マシンを再保護するのに要する時間が大幅に短縮されました。ソース サイトとリカバリ サイトのデータ間の差分が拡大しないように、計画リカバリの直後に再保護操作を実行すると、処理時間は特に短縮されます。VMware Site Recovery は、フェイルオーバー後に、リカバリされた仮想マシン上で変更の追跡を自動的に開始するようになりました。再保護が実行され、チェックサムの比較を完全に回避できる場合は、これらの変更のみが元の保護サイトにレプリケートされます。この機能は、両サイトに vSphere 7.0 Update 2 および vSphere Replication 8.4 以降を必要とします。

  • レプリケーション パフォーマンスの向上

    レプリケーション パフォーマンスが最適化されたため、保護サイトとリカバリ サイト間で高バンド幅と低遅延の接続を使用している場合、レプリケーションのスループットが最大で 3 倍になります。この機能は、リカバリ サイトに vSphere 7.0 Update 2 および vSphere Replication 8.4 を必要とします。

  • ユーザー エクスペリエンスの向上:

    • エクスポートの拡張:保護グループ、仮想マシン、およびデータストアを含む、リカバリ プランに関連するすべてのディザスタ リカバリ構成データをエクスポートできるようになりました 

    • 構成の簡素化:保護とマッピングのウィザードを組み合わせて、仮想マシンの保護をすばやく実行できるようになりました

    • レプリケーション監視の簡素化:レプリケーションのステータスとレプリケーションの問題がリカバリ プランに組み込まれ、監視が容易になりました

    • リカバリ プラン履歴の向上:リカバリ プランの最近の履歴に、エラーの詳細が表示されるようになりました

    • 再保護通知:計画移行または計画リカバリを実行した後に新しい通知により、再保護の実行がリマインドされます

    • フォルダ マッピングの向上フォルダ マッピング中にフォルダのフル パスと階層を表示

    • プレースホルダ データストアの自動選択プレースホルダ データストアを明示的に構成しなかった場合、自動的に選択されます

    • レプリケーションのリバランスの簡素化:複数の仮想マシンを選択して、vSphere Replication サーバ間でレプリケーションの再構成または移動を簡単に実行できるようになりました

    • アクセシビリティの強化

  • パブリック API の向上:

    次の操作を行う新しいメソッドが導入されました。

    • 空の保護グループの作成

    • フォルダの作成/編集、リカバリ プランと保護グループの移動

    • 仮想マシンごとの保護/インベントリ マッピングの手動操作

    • プレースホルダ データストアの追加/削除/取得

    • Site Recovery Manager サービスのペアリング/再構成/解除

    • 仮想マシンの依存関係の追加

    Site Recovery Manager API の詳細については、「Site Recovery Manager API 開発者ガイド」を参照してください。

2021 年 1 月 8 日更新の新機能

  • VMware Cloud on AWS GovCloud (US) で VMware Site Recovery を利用できるようになりました

    VMware Cloud on AWS GovCloud (US) の領域で VMware Site Recovery を利用できるようになりました。VMware Site Recovery for VMware Cloud on AWS GovCloud (US) により、米国の公共部門機関は、米国内の FedRAMP に準拠した AWS GovCloud 領域を保護して、そこにワークロードを移行できるようになります。VMware Cloud on AWS GovCloud (US) で SDDC をデプロイおよび管理する方法については、VMware Cloud on AWS GovCloud (US) の技術ドキュメントを参照してください。

2020 年 12 月 11 日更新の新機能

  • 再保護に要する時間の短縮

    VMware Site Recovery による計画リカバリ後の仮想マシンの再保護に必要な時間が大幅に短縮されました。仮想マシンの再保護にかかる時間の短縮幅は、ソース サイトとリカバリ サイトのデータ間の差分が小さい場合に最大になります。この機能は、クラウド間のディザスタ リカバリ トポロジでのみ動作します。VMware Cloud on AWS SDDC をバージョン 1.12v3 にアップグレードし、SDDC の vSphere Replication をバージョン 8.3.2 以降にする必要があります。リカバリ後の仮想マシンの再保護の方法については、「VMware Site Recovery のドキュメント」を参照してください。

2020 年 12 月 4 日更新の新機能

  • ネットワーク暗号化を有効にしてセキュリティ リスクを最小化

    新規および既存のレプリケーションのレプリケーション トラフィック データのネットワーク暗号化を有効にして、データ転送のセキュリティを強化することができます。レプリケーションでネットワーク暗号化が有効になっている場合、ソースのエージェントはソース ESXi ホストのレプリケーション データを暗号化し、ターゲット サイトの vSphere Replication アプライアンスに送信します。vSphere Replication サーバはデータを復号化し、ターゲット データストアに送信します。ネットワーク暗号化の詳細については、「レプリケーション トラフィックのネットワーク暗号化」を参照してください。

2020 年 9 月 18 日更新の新機能

  • Site Recovery Manager によるフェイルオーバーやリカバリの実行時、仮想マシンの vSphere のタグおよびカテゴリを保持

  • 実行中のレプリケーションを中断せずに、レプリケーションに新しいディスクを自動的に追加

2020 年 6 月 25 日更新の新機能

  • 複数の特定時点でのリカバリ

    この機能では、vSphere Replication 管理者が複数の特定時点におけるレプリカの保持を構成できます。リカバリ後、vSphere Replication は保持しているインスタンスを通常の仮想マシン スナップショットとして提示します。各レプリカは、仮想マシンを戻すことができる特定の時点 (PIT) のものです。最新の既知の整合性のある状態などの異なる特定の時点 (PIT) で、仮想マシンをリカバリできます。レプリケーション構成ウィザードの [リカバリ設定] ページで、保持するインスタンスの数を設定できます。vSphere Replication の [受信] ビューと [発信] ビューにある特定のレプリケーションの詳細パネルで、現在保持しているインスタンスの詳細を確認できます。

2020 年 4 月 24 日更新の新機能

  • シームレスなディスクのサイズ変更

    レプリケーションのために構成されている仮想マシンの仮想ディスクを、進行中のレプリケーションを中断することなく増やすことができます。ターゲット サイトの仮想ディスクは自動的にサイズ変更されます。この機能の詳細については、「Increasing the Size of Replicated Virtual Disks」を参照してください。

2020 年 1 月 14 日更新の新機能

  • vSphere Replication Configuration Import/Export Tool

    VMware Site Recovery™ で提供される vSphere Replication Configuration Import/Export Tool を使用することで、vSphere Replication で作成されたレプリケーションの構成データをエクスポートおよびインポートできます。vSphere Replication の構成を別の SDDC に移行する場合は、ツールを使用してレプリケーションの設定およびそれに関連するオブジェクトを XML ファイルにエクスポートできます。後で、以前にエクスポートしたファイルから構成データをインポートできます。ツールの詳細については、「レプリケーション構成データのエクスポートおよびインポート」を含む VMware Site Recovery のドキュメントを参照してください。

2019 年 11 月 3 日更新の新機能

  • VMware Site Recovery の 1 年間および 3 年間のサブスクリプション

    VMware Site Recovery の 1 年間および 3 年間のサブスクリプションを利用すると、オンデマンドでの利用と比較して、大幅なコスト削減を実現できます。VMware Site Recovery の使用量に応じてお支払いいただくオンデマンド モデルに加えて、1 年間または 3 年間の期間割引を適用して仮想マシンを保護できるようになりました。コミットメントは、多数の仮想マシンと特定のリージョンに対して行われます。サブスクリプションが作成されると、指定したリージョンのすべてのアクティブなサブスクリプションで適用される仮想マシンの累積コミット数に至るまで、時間単位の使用による VMware Site Recovery のオンデマンド料金は発生しません。指定されたリージョン内の仮想マシンの累積コミット数を超える使用については、https://cloud.vmware.com/vmc-aws/pricing で公開されたオンデマンド料金に基づいて、料金が発生します。詳細については、「 VMware Site Recovery FAQ」ページを参照してください。VMware Site Recovery サブスクリプションの作成方法については、VMware Site Recovery のドキュメントの「はじめに」セクションを参照してください。

2019 年 10 月 21 日更新の新機能

  • SDDC あたり最大 1,500 台の仮想マシンをディザスタ リカバリにより保護

    VMware Site Recovery™ では、最大 1,500 台の仮想マシンを単一のターゲット VMware Cloud™ on AWS Software Defined Data Center (SDDC) にレプリケートできるようになったため、大規模な環境の保護にも対応が可能です。詳細については、VMware Site Recovery ドキュメントの「Operational Limits of Site Recovery Manager」を参照してください。

2019 年 6 月 13 日更新の新機能

  • Site Recovery Manager をオンプレミス環境でアプライアンスとして使用可能

    オンプレミス データセンターと VMware Cloud on AWS SDDC 間でユーザーを保護するため、ディザスタ リカバリ機能専用に構築された Linux ベースのオペレーティング システム、Photon OS を活用することにより、Windows Server に関連する複雑なレイヤを削減します。Site Recovery Manager 仮想アプライアンスを vCenter Server から直接インストールすることで、オンプレミス デプロイを簡素化します。

  • Site Recovery ユーザー インターフェイスの機能強化

    構成のインポート/エクスポート機能、ダーク テーマ、[保護グループ データストア] タブのキャパシティ情報の表示機能、[レプリケーション詳細] ペインでのターゲット データストアの監視機能などが強化されました。

2019 年 4 月 19 日更新の新機能

  • オンプレミスの NSX-T ベースのデータセンターによるディザスタ リカバリ保護

    VMware Site Recovery は、VMware Site Recovery を使用して、オンプレミスの NSX-T ベースのデータセンターの VMware Cloud on AWS へのディザスタ リカバリ保護をサポートするようになりました。詳細については、VMware Site Recovery Manager 8.1.2 リリース ノートを参照してください。

2019 年 2 月 12 日更新の新機能

  • [トラブルシューティング] タブの Site Recovery 接続チェッカー

    VMware Cloud on AWS コンソールの Software-Defined Data Center (SDDC) にある [トラブルシューティング] タブで、シングルクリック テストを行って VMware Site Recovery™ の展開を高速化できます。このテストを行うと、VMware Site Recovery™ に影響するネットワーク接続の問題を特定できます。このテストでは、現在の SDDC からリモート サイトへの接続を検証します。リモート サイトがオンプレミス サイトの場合でも、別の VMware Cloud on AWS SDDC の場合でも可能です。SDDC の Site Recovery アドオンがアクティブな場合、[トラブルシューティング] タブのユースケースのドロップダウン メニューに [Site Recovery] オプションが表示されます。詳細については、VMware Site Recovery ドキュメントの「Validate Network Connectivity for VMware Site Recovery」を参照してください。

  • ファンインとその他のマルチサイト トポロジのサポート

    VMware Site Recovery™ で、ファンインと他のマルチサイト トポロジをサポートするようになりました。これにより、NSX-T に基づく単一の VMware Cloud™ on AWS SDDC を複数のオンプレミス サイトや他の VMware Cloud on AWS SDDC に接続してディザスタ リカバリに利用できます。最大 10 個のリモート サイトを単一の SDDC とペアリングできます。複数の保護サイトから仮想マシンを同一の VMware Cloud on AWS SDDC にリカバリできます。単一の VMware Cloud on AWS SDDC から複数のリカバリ サイトにさまざまな仮想マシン セットをリカバリすることもできます。リモート サイトと共有の VMware Cloud on AWS SDDC 間のネットワーク接続を確立できれば、他の複雑なマルチサイト トポロジの利用も可能になります。詳細については、VMware Site Recovery ドキュメントの「VMware Site Recovery in a Multi-Site Topology」を参照してください。

2018 年 12 月 18 日更新の新機能

このリリースでは、以下の新機能や変更点が加えられ、使用可能になりました。*プレビュー版として使用できる機能もあります。

定義

使用可能: 該当ユーザーが使用できるようになった機能。すべての AWS リージョンで使用できるわけではありません。

*プレビュー版: フィードバックを収集するために、プレビュー版として追加された機能。すべての該当ユーザーやすべての AWS リージョンで使用できるわけではありません。*

*「プレビュー」というマークが付いた機能でも、特定の期間内の使用や、完全版の使用が可能になるかどうかは確約できません。「使用可能」な機能が必要かどうかを基準に、ご購入ください。

次の機能は、「*プレビュー」と表示されていなければ「使用可能」です。

  • ファンインとその他のマルチサイト トポロジのサポート (*プレビュー)

    VMware Site Recovery™ で、ファンインと他のマルチサイト トポロジをサポートするようになりました。これにより、NSX-T に基づく単一の VMware Cloud™ on AWS SDDC を複数のオンプレミス サイトや他の VMware Cloud on AWS SDDC に接続してディザスタ リカバリに利用できます。最大 4 つのリモート サイトを単一の SDDC とペアリングできます。複数の保護サイトから仮想マシンを同一の VMware Cloud on AWS SDDC にリカバリできます。単一の VMware Cloud on AWS SDDC から複数のリカバリ サイトにさまざまな仮想マシン セットをリカバリすることもできます。その他の複雑なマルチサイト トポロジも使用できるようになりました。マルチサイト トポロジの詳細については、VMware Site Recovery ドキュメントを参照してください。

2018 年 12 月 7 日更新の新機能

  • SDDC あたり最大 1,000 台の仮想マシンをディザスタ リカバリにより保護

    VMware Site Recovery™ では、最大 1,000 台の仮想マシンを単一のターゲット VMware Cloud™ on AWS Software Defined Data Center (SDDC) にレプリケートできるようになったため、大規模な環境の保護にも対応が可能です。詳細については、VMware Site Recovery ドキュメントの「Operational Limits of Site Recovery Manager」を参照してください。

2018 年 11 月 2 日更新の新機能

  • NSX-T のサポート

    VMware Site Recovery™ は、NSX-T に基づく VMware Cloud™ on AWS SDDC との間での保護をサポートするようになりました。これによって、ユーザーはディザスタ リカバリのニーズに合わせてネットワーク構成を柔軟に制御できます。

2018 年 10 月 22 日更新の新機能

  • ファンアウト トポロジの向上 - Site Recovery Manager カスタム拡張機能 ID を使用したディザスタ リカバリの有効化

    VMware Site Recovery は、カスタム拡張機能 ID を使用して VMware Cloud on AWS SDDC 上で有効にできるようになりました。これにより、このインスタンスと、カスタム プラグイン識別子を使用するオンプレミスの Site Recovery Manager インストール環境や、同じカスタム拡張機能 ID を使用して展開された別の VMware Cloud on AWS SDDC 上の VMware Site Recovery インスタンスをペアリングにできます。そのため、ファンアウト ディザスタ リカバリ トポロジを段階的に実装することが容易になります。たとえば、デフォルトのプラグイン識別子を使用したオンプレミスの Site Recovery Manager インストール環境を展開していて、別のオンプレミス Site Recovery Manager インスタンスまたは別の VMware Cloud SDDC とペアにしている場合、非デフォルトのカスタム プラグイン識別子を使用して 2 つ目のオンプレミス Site Recovery Manager を同一の vCenter Server インスタンスにインストールし、同一のカスタム拡張機能 ID を使用して有効にした新規展開 VMware Cloud SDDC とペアにすることができます。

2018 年 9 月 6 日更新の新機能

  • 新しいリージョン:アジア パシフィック(シドニー)

    VMware Site Recovery™ は、VMware Cloud™ on AWS のアジア パシフィック(シドニー)リージョンでプロビジョニングされた SDDC 上でのアクティベーションをサポートするようになりました。

  • 弾性 DRS を使用したクラスタ スケーリングの自動化により、フェイルオーバー後のディザスタ リカバリ クラスタのリソース管理を最適化

    弾性 DRS (Distributed Resource Scheduler) を使用したクラスタ スケーリングの自動化が可能になりました。弾性 DRS は、CPU メモリまたはストレージの使用率に基づき、Software-Defined Data Center (SDDC) 内のホストの数を増減してスケールを調整します。

2018 年 5 月 17 日更新の新機能

  • 新しいリージョン:EU (フランクフルト)

    VMware Site Recovery™ は、VMware Cloud™ on AWS の EU(フランクフルト)リージョンでプロビジョニングされた Software-Defined Data Center (SDDC) 上でのアクティベーションをサポートするようになりました。

  • マルチサイトのディザスタ リカバリ トポロジーのサポート:オンプレミスからのファンアウト

    既存のオンプレミス ディザスタ リカバリ戦略をクラウドに拡大します。VMware Cloud™ on AWS へのオンプレミス ワークロードを VMware Site Recovery™ を使用して保護すると同時に、オンプレミスの同じ vCenter Server によって管理されている、オンプレミスのセカンダリ ディザスタ リカバリ サイトへの他のワークロードも同時に保護します。Site Recovery Manager 8.1 の複数のインスタンスをオンプレミスにデプロイし、1 台を VMware Cloud™ on AWS for disaster recovery as a service (DRaaS) とペアにし、他をセカンダリ データセンターとペアにすることができます。

  • レプリケーション シード

    新しいレプリケーションの際に、仮想マシンの前回レプリケートしたベース ディスクをシードとして活用することにより、保護に要する時間を短縮します。以前に保護されていた仮想マシンのレプリケーションでは、以前にレプリケートされたベース ディスクをシードとして使用します。初期の完全同期は不要です。詳細については、『vSphere Replication 8.1 管理ガイド』の「レプリケーション シードを使用した仮想マシンのレプリケーション」を参照してください。

  • 以前の vCenter Server バージョンとの下位互換性

    VMware Site Recovery™ と、以前のバージョンの vCenter Server を実行するサイトとのペアリングにより、ディザスタ リカバリによる保護が簡素化されます。前回のリリースのビルドで、VMware Site Recovery™ は複数のバージョンの vCenter Server と互換性があるため vCenter Server バージョン 6.7、6.5、6.0U3 を実行するサイトの保護が可能です。

2018 年 3 月 7 日更新の新機能

  • 新しい地域:EU(ロンドン)

    VMware Site Recovery™ は、VMware Cloud™ on AWS の EU(ロンドン)地域でプロビジョニングされている Software-Defined Data Center (SDDC) 上でのアクティベーションをサポートするようになりました。

  • Site Recovery ファイアウォール ルール アクセラレータ

    VMware Site Recovery™ は、VMware Cloud™ on AWS コンソールにおいて、ファイアウォール ルール アクセラレータのインターフェイスを提供するようになりました。これにより、ディザスタ リカバリを目的とした、オンプレミス データデンターと管理ゲートウェイ間のファイアウォール ルールの作成プロセスが合理化されます。このようなファイアウォール ルールはこれまで、SDDC の [ネットワーク] タブで手動で作成して、双方向でのデータ レプリケーション トラフィック、Site Recovery Manager と vSphere Replication 管理コンポーネントとのコミュニケーション、VMware Site Recovery ユーザー インターフェイスへのアクセスを可能にする必要がありました。現在も手動で作成することはできますが、ファイアウォール ルール アクセラレータを使用することにより、指定したリモート ネットワーク用に必要なルールを自動作成することが可能になります。ファイアウォール ルール アクセラレータを使用して作成されたルールは、SDDC の [ネットワーク] タブを使用して、表示、編集、削除することができます。

2017 年 11 月 28 日更新の新機能

  • VMware Site Recovery において Disaster Recovery as a Service (DRaaS) が全般的に利用可能に

VMware Site Recovery について

VMware Site Recovery™ サービスにより、オンプレミスからクラウドに至るまで、vSphere をベースとした共通の運用環境にわたってオンデマンドのサイト保護が提供されるため、従来のディザスタ リカバリ処理が拡大および簡素化されます。このサービスにより、オンプレミス データセンターと VMware Cloud™ on AWS 間に加え、VMware Cloud™ on AWS の異なるインスタンス間でワークロードが保護されます。このサービスは、VMware Site Recovery Manager のエンタープライズ クラスのリカバリ プラン自動化と、vSphere Replication のハイパーバイザーに基づいたネイティブのレプリケーション機能を基盤として構築されています。これは、エンドツーエンドのディザスタ リカバリ ソリューションであり、セカンダリ ディザスタ リカバリ サイトの要件を軽減するほか、保護にかかる時間を短縮し、ディザスタ リカバリ処理を簡素化します。

  • 主な機能

    • VMware Cloud™ on AWS にネイティブに統合

    • Site Recovery Manager の実証済みのオーケストレーションと自動化機能

    • リカバリ プラン オーケストレーションにより、積極的な目標リカバリ時間 (RTO) を実現

    • ディザスタ リカバリ プランの無停止テスト

    • 仮想マシンを中心としたレプリケーションによる詳細な制御

    • VMware Cloud on AWS へのワークロードの一括移行をサポート

    • HTML 5 ユーザー インターフェイスの簡素化

    • オンプレミスで複数の vSphere バージョンの使用をサポート

ローカライズ

  • 英語

  • フランス語

  • ドイツ語

  • 日本語

  • 韓国語

  • 簡体字中国語

  • 繁体字中国語

  • スペイン語

  • イタリア語

VMware Site Recovery コンポーネントの以前のリリース

VMware Site Recovery Manager

Site Recovery Manager の機能、既知の問題、および解決した問題については、各リリースのリリース ノートに記載されています。VMware Site Recovery Manager の以前のリリースのリリース ノートは、次のとおりです。

vSphere Replication

vSphere Replication の機能、既知の問題、および解決した問題は、各リリースのリリース ノートに記載されています。vSphere Replication の以前のリリースのリリース ノートは以下のとおりです。

注意と制限

VMware Site Recovery

  • 新規 - VMware Site Recovery for VMware Cloud on AWS Outposts では、ソース サイトとターゲット サイトの両方で同じ組織ID を使用する必要があります。

  • 新規 - レプリケーション機能が強化された VMware Site Recovery では、ソース サイトとターゲット サイトの両方に Site Recovery Manager および vSphere Replication バージョン 8.7 以降が必要です。また、VMC on AWS Software-Defined Data Center (SDDC) バージョン 1.22 以降も必要です。

  • 新規 - VMware Site Recovery では、ターゲット RPO が 1 分の強化レプリケーションを使用する VMware Virtual Volumes はサポートされません。

  • VMware Cloud on AWS GovCloud で VMware Site Recovery アドオンがサポートされるのは、SDDC のバージョンが 1.10 以降の場合のみです。

  • 2021 年 1 月 8 日より後に作成された VMware Cloud on AWS GovCloud SDDC の場合は、VMware Site Recovery を操作するユーザーが含まれている Active Directory グループを、SDDC の vCenter Server グループ「CloudAdminGroup」に追加する必要があります。手順については、ナレッジベースの記事KB56489を参照してください。2021 年 1 月 8 日より前に作成された VMware Cloud on AWS GovCloud SDDC の場合は、サポートに連絡して、VMware Cloud on AWS GovCloud SDDC に対して VMware Site Recovery を有効にできるかどうかを確認してください。

  • 8.6 より前のバージョンの Site Recovery Manager を使用する VMware Site Recovery では、VMware またはサードパーティ製ソリューションで頻度の高いスナップショットに基づいてすでに保護されている仮想マシンの保護はサポートされません。詳細については、Site Recovery Manager 8.5 のドキュメントのSite Recovery Manager および VMware Cloud Disaster Recovery の高頻度スナップショットを参照してください。Site Recovery Manager 8.6 以降では、このようなケースは一定の制限付きでサポートされます。詳細については、Site Recovery Manager 8.6 のドキュメントのSite Recovery Manager および VMware Cloud Disaster Recovery の高頻度スナップショットを参照してください。

  • VMware Cloud on AWS のリカバリ Site Recovery Manager サーバでは、Site Recovery Manager サーバの呼び出しスクリプトとパワーオン前の手順はサポートされていません。

  • VMware Site Recovery では、最大 10 個の異なるリカバリ サイトに対して単一の VMware Cloud on AWS SDDC の保護をサポートします。

  • VMware Site Recovery では、単一の VMware Cloud on AWS SDDC 共有リカバリ サイトに対して最大 10 個の保護サイトの保護をサポートします。

  • VMware Site Recovery では、暗号化された仮想マシン、および仮想 Trusted Platform Module (vTPM) を使用する仮想マシンはサポートされません。

  • VMware Site Recovery を使用している場合、Site Recovery Manager と VMware HCX との統合は使用できません。

  • アレイベースのレプリケーションは、VMware Cloud on AWS ではサポートされません。

  • VMware Site Recovery では現在、レプリケーション ターゲットとして外部ストレージ アレイを使用する vSphere Replication の使用をサポートしていません。

  • VMware Site Recovery では現在、レプリケーションのソースまたはターゲットとして AWS FSx for NetApp ONTAP NFS ストレージをサポートしていません。

  • vApp のレプリケーションは VMware Cloud on AWS ではサポートされません。

  • vSphere Replication のセルフレプリケーションはサポートされません。

  • vCenter Cloud Gateway アプライアンスはサポートされません。

  • vCloud Director ベースのクラウドへのレプリケーションはサポートされません。

  • [アラーム] タブが選択されていない場合、Site Recovery Manager または vSphere Replication の新しいアラームで視覚的な通知は表示されません。

  • VMware Site Recovery スタンドアロン ユーザー インターフェイスには、vSphere Replication サーバのタスク、イベント、アラームは表示されません。vSphere Replication サーバのタスク、イベント、アラームを確認するには、vSphere Client にアクセスしてください。

  • クラウド管理者ユーザーは、Site Recovery Manager およびクラウド サイトの vCenter Server でアラームの定義、確認、リセットを行うことはできません。

  • 次の詳細設定は、VMware Site Recovery ユーザー インターフェイスで利用できますが、VMware Site Recovery ではサポートされません

    • ストレージ プロバイダ

    • ABR ストレージ ポリシー

    • ストレージ

  • vSphere Flash Read Cache はリカバリ後、仮想マシン上で無効にされ、予約はゼロに設定されます。vSphere Flash Read Cache を使用するように構成された仮想マシンでリカバリ処理を実行する前に、vSphere Web Client からの仮想マシンのキャッシュ予約をメモしてください。リカバリ後、仮想マシンで vSphere Flash Read Cache を再構成できます。

  • RSA SecurID またはスマートカード (Common Access Card) 認証で 2 要素認証を使用するには、使用環境が次の要件を満たしている必要があります。

    1. Platform Services Controller の管理者認証情報を使用して Site Recovery Manager をインストールし、Site Recovery Manager サイトをペアリングします。

    2. 両方の Site Recovery Manager サイトの vCenter Server インスタンスは拡張リンク モードで動作する必要があります。Site Recovery Manager を新しいバージョンにアップグレードするときのエラーを防止するには、両方のサイトの vCenter Server インスタンスを直接レプリケーション パートナーにする必要があります。

vSphere Replication

  • シームレスなディスクのサイズ変更機能を使用するには、ソース サイトに vSphere 7.0、ターゲット サイトに vSphere 6.5 以降が必要です。

  • Platform Services Controller をカスタム ポートを使用してインストールすると、vSphere Replication アプライアンスの設定ができません。

  • vSphere Replication では、Virtual Volumes 上での VSS 静止をサポートしていません。

  • vSphere Replication は、vmdk ファイルを共有する仮想マシンをレプリケートできません。

  • vSphere Replication では、ソース サイトとターゲット サイトの両方で vSphere APIs for IO Filtering をサポートしていません。IO フィルタを含む仮想マシン ストレージ ポリシーが割り当てられた仮想マシンをレプリケートすることも、そのようなポリシーをレプリケーション ターゲット仮想マシンに割り当てることもできません。レプリケーション用に仮想マシンを構成する前に、割り当てられた仮想マシン ストレージ ポリシーに IO フィルタが含まれていないことを確認します。IO フィルタが含まれている仮想マシン ストレージ ポリシーを、すでにレプリケーション用に構成されている仮想マシンに割り当てないでください。

  • 複数の vSphere Replication アプライアンスをデプロイした場合、起動画面に警告が表示されます。ユーザーは、続行してすべてのレプリケーションを再構成するか、旧アプライアンスの妨げにならないように新しいアプライアンスをシャットダウンする必要があります。複数の vSphere Replication サーバをデプロイした場合、この状況は発生しません。

  • vSphere Replication は、62 TB の最大ディスク容量をサポートします。62 TB を超えるディスクのある仮想マシンでレプリケーションを有効にしようとすると、その仮想マシンではレプリケーション操作は実行されず、パワーオンできなくなります。

  • vSphere Replication は、2 TB を超えるディスクではより大きいブロックを追跡します。2 TB を超えるディスクのレプリケーション パフォーマンスは、同じワークロードの 2 TB 未満のディスクのレプリケーション パフォーマンスとは異なる場合があります。これは、変更されたブロックの特定のセットについて、ネットワークで通信されるディスク容量に応じて異なります。

  • vSphere Replication では、vCenter Server 5.5 でサポートされるデータベースとして DB2 のサポートが停止されたことに伴い、vSphere Replication データベースとして IBM DB2 はサポートされなくなりました。外部 vSphere Replication データベースとして DB2 を使用している場合は、サポートされるデータベースにデータを移行する方法について VMware サポートにお問い合わせください。

  • vSphere Replication は vSphere Replication アプライアンスでの VMware Tools パッケージのアップグレードをサポートしません。

  • vSphere Replication は、仮想互換モードで RDM のレプリケーションをサポートします。物理互換モードで RDM にレプリケーションを構成することはできません。

  • vSphere Replication は、仮想マシンのスナップショットの階層をターゲット サイトにレプリケートしません。

  • パワーオフされた仮想マシンにレプリケーションを構成できます。ただし、実際のレプリケーション トラフィックは仮想マシンがパワーオンされたときに開始されます。

  • レプリケーション サイトで Storage DRS を使用する場合は、リソースを使用するレプリカ ディスクのホスト間移動(ホストとデータストア両方の変更)が Storage DRS で実行されないように、同種のホストとデータストア接続を設定しているか確認します。

  • 5 分間の目標リカバリ ポイント (RPO) を使用するには、vSAN の場合は ESXi 6.0U3 以降、その他のサポート対象データストアの場合は ESXi 6.5 のソース ホストが必要です。

  • vSphere Replication 8.2 は、VMware vSphere の仮想 NVMe (vNVMe) 機能をサポートしていません。

  • 5 分間の RPO は、臨時 Virtual Volumes データストア上の仮想マシンに、サポート上限である 50 台まで適用されます。

解決した問題

  • 仮想マシンで Change Block Tracking (CBT) が有効になっている場合、初期同期の速度が低下する

    保護された仮想マシンで Change Block Tracking (CBT) が有効になっている場合は、初期同期レプリケーションの速度が大幅に低下します。

    この問題は、vSphere 7.0 Update 2 で修正されています。この修正を活用するには、保護サイトにこのバージョンの vSphere を導入する必要があります。

  • 仮想マシンがリカバリ サイトの不透明ネットワーク上でリカバリされた場合、Site Recovery Manager が保護サイトへの仮想マシンのフェイルバック中に IP サブネット ルールを適用できない

    Site Recovery Manager がリカバリ サイトの NSX-T 不透明ネットワークに vNIC をリカバリした場合に、元の保護サイトに対する再保護とフェイルバックを実行すると、Site Recovery Manager はこの vNIC に IP サブネット ルールを適用できなくなります。

    この問題は Site Recovery Manager 8.3.1 で解決されています。

  • Site Recovery ユーザー インターフェイスに、既知のペアリングに関連しない Platform Services Controller アドレスの接続タイムアウト エラーが表示される

    Site Recovery ユーザー インターフェイスが、ペアリングされたサイトによって過渡的に認識された Platform Services Controller に誤って接続することがあります。ただし、現在のサイトの Site Recovery Manager または vSphere Replication との関連やアクセスはない可能性があります。

    この問題は Site Recovery Manager 8.3 で解決されています。

  • VMware Cloud on AWS 環境で vSphere Replication アプライアンスを構成するためのリンクが表示される場合がある

    VMware Cloud on AWS 環境で vSphere Replication アプライアンスを構成するためのリンクが表示される場合があります。リンクをクリックしても、仮想アプライアンス管理インターフェイスのユーザー インターフェイスへのアクセス権がないため、何も起こりません。

    この問題は Site Recovery Manager 8.3 で解決されています。

  • 同じ名前の vmdk ファイルが複数ある仮想マシンにレプリケーションを構成することができない

    仮想マシンに、同じ名前の vmdk ファイル(ハード ディスク)が複数あることがあります。これは、仮想マシンの作成後、仮想マシンに新しいハード ディスクを追加したときに、新しいディスクが既存のハード ディスクとは異なるデータストアにある際に発生します。このような場合、仮想マシンにはレプリケーションを構成できません。

    この問題は vSphere Replication 8.1 で解決されています。

  • まだ実行していないリカバリ プランの [履歴] タブを開くと、「操作に失敗しました」というエラーが表示される場合がある

    まだ実行していないリカバリ プランの [履歴] タブを開くと、次のエラーが表示される場合があります。

    Error: Operation Failed

    The recovery plan history identified by '-2300' was not found.

    この問題は修正されています。

  • Firefox ブラウザを使用していると、複数の仮想マシンのレプリケーションを構成できない

    Firefox ブラウザを使用していると、複数の仮想マシンのレプリケーションを構成する際にエラーを受信します。

    この問題は修正されています。

  • Active Directory ユーザー アカウントを使用して VMware Site Recovery の操作を行うと、次のエラーが表示される:この操作の実行権限が拒否されました。

    ハイブリッド リンク モードを使用する場合、クラウドとオンプレミス両方のインベントリへのアクセスに使用する Active Directory ユーザー アカウントは、VMware Site Recovery の操作が許可されません。Site Recovery サイトのペアリングまたは仮想マシンのレプリケートを行うと、次のエラーが表示されます:Permission to perform this operation was denied. VMware Cloud on AWS サイトで VMware Site Recovery の操作を行うには、[email protected] ユーザーでログインする必要があります。

    この問題は修正されています。

  • Internet Explorer 11 または Edge ブラウザを使用して、VMware Site Recovery ユーザー インターフェイスを操作する際に、表示パフォーマンスが低下することがある

    Internet Explorer 11 および Edge ブラウザで、VMware Site Recovery ユーザー インターフェイスを表示する際のパフォーマンスが低下します。

    この問題は修正されています。

  • Site Recovery Manager 6.5 ユーザー インターフェイスで更新操作を実行するたびに、サポートされていないバージョンに関するエラーが表示される

    Site Recovery Manager 6.5 と Site Recovery Manager 8.x が、同じ PSC (Platform Services Controller) または連携された複数の PSC に登録されている場合は、Site Recovery Manager 6.5 ユーザー インターフェイスで更新操作を実行するたびに、「unsupported version」というエラーが表示されます。

    この問題は Site Recovery Manager 6.5.1.1 で解決されています。

既知の問題

  • 新規 - 自動変換中に、ホストがメンテナンス モードになると、複数の仮想マシンで一部の DR ワークフロー操作が失敗することがある

    i3 から i4i への自動変換プロセスで、変換が開始される前にノードがメンテナンス モードとしてマークされます。このプロセスで、複数の仮想マシンで一部の DR ワークフローが失敗し、次のエラーが表示されることがあります。

    "VR synchronization failed for VRM group. Synchronization monitoring has stopped. Please verify replication traffic connectivity between the source host and the target vSphere Replication Server. Synchronization monitoring will resume when connectivity issues are resolved."

    回避策:ホストがメンテナンス モードを終了した後、ワークフローを再試行します。

  • 再保護操作中に、同じターゲット レプリケーション サーバを介してレプリケートするすべての仮想マシンのレプリケーション ステータスが「無効」と表示される

    vSphere Replication 管理サーバはレプリケーション サーバから未検証のトークンを取得するため、ターゲット レプリケーション サーバを介したレプリケーションに失敗し、ステータスが「'Not-Active'」と報告されます。

    回避策:ターゲット vSphere Replication アプライアンスで hbrsrv サービスを再起動します。

    1. ターゲット vSphere Replication アプライアンスに管理者として SSH 接続します。

    2. 次のコマンドを実行します。 sudo service hbrsrv restart

  • 静止を有効にした状態で仮想マシンを再構成すると、エラーが発生して失敗する

    仮想マシンの静止を有効にすると、その仮想マシンのスナップショット作成が開始されます。再構成ワークフロー中に vim.HbrManager に対して API 呼び出しを行うと、静止によって開始されたスナップショット作成がその API 呼び出しと重複する場合に競合状態を引き起こす可能性があります。その結果、再構成がエラーで失敗し、ログには以下のように記録されます:vim.fault.TaskInProgress exception

    回避策:仮想マシンのレプリケーションの再構成を再試行します。これにより、静止によって開始されたスナップショット作成による干渉なく API 呼び出しが可能になります。

  • 仮想マシンのレプリケーション ステータスが「エラー」と表示される

    ダウンしたソース サイトを再起動すると、ユーザー インターフェイスから誤ってレプリケーション エラーが報告されることがあります。

    回避策:すべてのレプリケーション設定を変更せずにレプリケーションを再構成します。 

  • ディザスタ リカバリ中に再保護操作が失敗する

    ディザスタ リカバリ中に、再保護操作が次のエラーで失敗します。 "A replication error occurred at the vSphere Replication Server for replication VM Name. Details: 'No connection to VR Server for virtual machine on host in cluster in Datacenter: Unknown'

    回避策:障害が発生した仮想マシンのレプリケーションを再構成し、再保護操作を再実行します。

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