vSphere Web Client で iSCSI ストレージ デバイスが正しく表示されない場合、トラブルシューティング タスクを行います。
トラブルシューティング処理 | 説明 |
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ケーブル接続の確認 | ポートが表示されない場合、ケーブルの接続またはルーティングに問題がある可能性があります。まずケーブルを確認してください。ケーブルがポートに接続されているかどうか、およびリンク ライトが点灯していて接続は良好であるかどうかを確認します。ケーブルの両端でリンク ライトが点灯しない場合、ケーブルを交換します。 |
ルーティング設定の確認 | 利用しているイーサネットの構成上にある各サブネット間の接続を制御します。使用している ESXi システムと iSCSI ストレージが同じサブネット上にない場合、サブネット間のルーティングが適切に行われているか確認します。また、ESXi ホストの iSCSI ストレージと iSCSI イニシエータ上で、サブネット マスクとゲートウェイ アドレスが正しく設定されていることも確認します。 |
アクセス コントロール構成の確認 | 表示されるはずの LUN が再スキャン後に表示されない場合、ストレージ システム側のアクセス コントロールが正しく設定されていない可能性があります。
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ストレージ プロセッサ設定の確認 | ストレージ システムに複数のストレージ プロセッサがある場合、アクセスする LUN を所有している SP に SAN スイッチが接続されていることを確認します。ストレージ システムによっては、1 つの SP だけがアクティブで、ほかの SP は障害が発生するまでパッシブである場合があります。間違った SP (パッシブ パスの SP) に接続していると、予測される LUN を参照できなかったり、LUN を参照できてもアクセスしようとするとエラーが発生することがあります。 |
ソフトウェア iSCSI および依存型ハードウェア iSCSI の場合、ネットワーク構成を確認します。 | ESXi のソフトウェア iSCSI および依存型ハードウェア アダプタを使用するには、VMkernel ネットワーク ポートが iSCSI ストレージへアクセスできる必要があります。アダプタは、ESXi システムと iSCSI ストレージとのデータ転送に VMkernel を使用します。 |
iSCSI イニシエータの再スキャン | 次のいずれかのタスクを実行するたびに再スキャンします。
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