[マネージャ] モードでは、論理スイッチと関連オブジェクトを構成できます。論理スイッチは、基盤となるハードウェアから分離された仮想環境内で、切り替え機能、ブロードキャスト、不明のユニキャスト、マルチキャスト (BUM) トラフィックを再現します。

注:

[ポリシー] モードで作成されたオブジェクトを [マネージャ] モードで変更すると、一部の設定が構成できない場合があります。このような読み取り専用の設定の場合、その横に "" アイコンが表示されます。詳細については、NSX Managerを参照してください。

論理スイッチは、仮想マシンを接続できるネットワーク接続を提供する点で、VLAN と似ています。同じ論理スイッチに接続された仮想マシンは、ハイパーバイザー間のトンネルで互いに通信できます。各論理スイッチには、VLAN ID のような仮想ネットワーク識別子 (VNI) があります。VLAN と異なり、VNI は VLAN ID の制限を超えて拡張できます。

値の VNI プールを表示および編集するには、NSX Manager にログインし、[ファブリック] > [プロファイル] の順に移動して、[構成] タブをクリックします。プールが小さすぎると、すべての VNI 値が使用されている場合、論理スイッチの作成に失敗します。論理スイッチを削除した場合、VNI 値 が再利用されるのは 6 時間後になります。

論理スイッチを追加する場合、構築しているトポロジについてプランニングすることが重要です。

図 1. 論理スイッチ トポロジ
2 台の仮想マシンが接続された論理スイッチ。

たとえば、上のトポロジは 2 台の仮想マシンに接続された単一の論理スイッチを示します。2 台の仮想マシンを配置するホストやホスト クラスタは同じにすることも、別々にすることもできます。例に示す仮想マシンは同じ仮想ネットワーク上にあるため、仮想マシン上で構成された基になる IP アドレスは同じサブネットにある必要があります。

NSX Cloud の注 NSX Cloud を使用する場合は、 パブリック クラウドで NSX の機能を使用する方法を参照して、自動生成される論理エンティティ、サポートされる機能、 NSX Cloud に必要な構成を確認してください。