ESXi 6.7 Update 2 | 2019 年 4 月 11 日 | ISO ビルド 13006603 |
リリース ノートの概要
本リリース ノートには、次のトピックが含まれています。
新機能
- Solarflare ネイティブ ドライバ:ESXi 6.7 Update 2 により、SFN8542 や SFN8522 など、Solarflare 10G および 40G ネットワーク アダプタ デバイス用の Solarflare ネイティブ ドライバ (sfvmk) のサポートが追加されます。
- 仮想ハードウェア バージョン 15:ESXi 6.7 Update 2 で導入された仮想ハードウェア バージョン 15 では、最大 256 個の仮想 CPU を搭載した仮想マシンを作成できます。詳細については、VMware ナレッジベースの記事 KB1003746 および KB2007240 を参照してください。
- スタンドアローン ESXCLI コマンド パッケージ:ESXi 6.7 Update 2 では、vSphere コマンドライン インターフェイス (vSphere CLI) インストール パッケージとは別に、Linux 用の新しいスタンドアローン ESXCLI パッケージが用意されています。vSphere CLI の一部である ESXCLI は、ESXi 6.7 Update 2 では更新されません。vSphere CLI インストール パッケージは今回のリリースで廃止されていますが、引き続きダウンロードできます。ただし、新しいスタンドアローン ESXCLI for Linux パッケージと一緒にインストールしないでください。スタンドアローン ESXCLI パッケージのダウンロードとインストールの詳細については、「VMware {code}」を参照してください。
- ESXi 6.7 Update 2 ではサイドチャネル対応スケジューラが更新されていて、投機的実行に関するハードウェアの脆弱性があっても ESXi ホストのコンピューティング パフォーマンスが低下しないよう強化できます。詳細については、VMware ナレッジベースの記事 KB55636 を参照してください。
- ESXi 6.7 Update 2 では、ESXi ホストに報告されるマッピング解除の精度値が 1 MB より大きいストレージ アレイおよびデバイスで、VMFS6 自動マッピング解除処理を行うことができます。報告精度が 1 MB 以下のアレイでは、精度が 1 MB の倍数である場合、マッピング解除処理がサポートされます。
- vCenter Server 6.7 Update 2 では、vSphere On-disk Metadata Analyzer (VOMA) でサポートされるファイルシステムのリストに VMFS6 を追加して、VMFS ボリュームのメタデータ、LVM メタデータ、およびパーティション テーブルの不整合に関する問題をチェックし、修正できるようにしています。
ESXi 6.7 の旧リリース
ESXi の機能と既知の問題については、各リリースのリリース ノートに記載されています。ESXi 6.7 の旧リリース ノート
- VMware ESXi 6.7、パッチ リリース ESXi670-201903001
- VMware ESXi 6.7、パッチ リリース ESXi670-201901001
- VMware ESXi 6.7、パッチ リリース ESXi670-201811001
- VMware ESXi 6.7 Update 1 リリース ノート
- VMware vSphere 6.7 リリース ノート
利用可能な言語、互換性、インストールおよびアップグレード、オープン ソース コンポーネントについては、『VMware vSphere 6.7 リリース ノート』を参照してください。
製品サポートに関する注意事項
- VMware vSphere Flash Read Cache は廃止されます。この機能は vSphere 6.7 世代で引き続きサポートされますが、以降の vSphere リリースでは廃止されます。代わりに、vSAN のキャッシュ メカニズム、または「VMware 互換性ガイド」にリストされている任意の VMware 認定サードパーティ製 I/O アクセラレーション ソフトウェアを使用できます。
本リリースに含まれるパッチ
本リリースには、本製品のリリース日以前にリリースされた ESXi のすべてのパッチが含まれています。
ビルドの詳細
ダウンロード ファイル名: | update-from-esxi6.7-6.7_update02.zip |
ビルド: | 13006603 13010696(セキュリティのみ) |
ダウンロード サイズ: | 453.0 MB |
md5sum: |
afb6642c5f78212683d9d9a1e9dde6bc |
sha1checksum: |
783fc0a2a457677e69758969dadc6421e5a7c17a |
ホストの再起動が必要: | はい |
仮想マシンの移行またはシャットダウンが必要: | はい |
セキュリティ パッチ
このリリースには、一般的なセキュリティ パッチが含まれています。セキュリティ パッチは新しいセキュリティ修正にのみ適用できます。新しいバグ修正は含まれていませんが、以前のパッチおよびアップデート リリースのバグ修正は含まれています。
すべての新しいセキュリティ修正およびバグ修正のインストールが必要な場合は、このリリースのすべてのパッチを適用する必要があります。場合によっては、セキュリティ パッチよりも一般的なリリース パッチが優先することがあります。一般的なリリース パッチには新しいセキュリティ修正とバグ修正が両方含まれているため、一般的なリリース パッチが優先することになっても問題ありません。
セキュリティ パッチは、末尾が「SG」のパッチ ID で識別されます。パッチおよびアップデートの分類に関する情報については、KB 2014447 を参照してください。
各パッチの詳細については、「My VMware」ページおよび「解決した問題」セクションを参照してください。
パッチ ID | カテゴリ | 重要度 |
ESXi670-201904201-UG | バグ修正 | 重大 |
ESXi670-201904202-UG | バグ修正 | 重要 |
ESXi670-201904203-UG | バグ修正 | 重要 |
ESXi670-201904204-UG | バグ修正 | 重要 |
ESXi670-201904205-UG | バグ修正 | 重要 |
ESXi670-201904206-UG | バグ修正 | 重要 |
ESXi670-201904207-UG | バグ修正 | 中 |
ESXi670-201904208-UG | バグ修正 | 重要 |
ESXi670-201904209-UG | 機能拡張 | 重要 |
ESXi670-201904210-UG | 機能拡張 | 重要 |
ESXi670-201904211-UG | バグ修正 | 重大 |
ESXi670-201904212-UG | バグ修正 | 重要 |
ESXi670-201904213-UG | バグ修正 | 重要 |
ESXi670-201904214-UG | バグ修正 | 重要 |
ESXi670-201904215-UG | バグ修正 | 中 |
ESXi670-201904216-UG | バグ修正 | 重要 |
ESXi670-201904217-UG | バグ修正 | 重要 |
ESXi670-201904218-UG | バグ修正 | 重要 |
ESXi670-201904219-UG | バグ修正 | 重要 |
ESXi670-201904220-UG | バグ修正 | 重要 |
ESXi670-201904221-UG | バグ修正 | 重要 |
ESXi670-201904222-UG | バグ修正 | 中 |
ESXi670-201904223-UG | バグ修正 | 重要 |
ESXi670-201904224-UG | バグ修正 | 重要 |
ESXi670-201904225-UG | 機能拡張 | 重要 |
ESXi670-201904226-UG | バグ修正 | 重要 |
ESXi670-201904227-UG | バグ修正 | 重要 |
ESXi670-201904228-UG | バグ修正 | 重要 |
ESXi670-201904229-UG | バグ修正 | 重要 |
ESXi670-201904101-SG | セキュリティ | 重要 |
ESXi670-201904102-SG | セキュリティ | 重要 |
ESXi670-201904103-SG | セキュリティ | 重要 |
重要:VMware vSAN を使用しているクラスタの場合は、まず vCenter Server システムをアップグレードする必要があります。ESXi のみのアップグレードはサポートされていません。
アップグレードの前に、ESXi および vCenter Server の以前のバージョンから現在のバージョンまでの互換性アップグレード パスをVMware 製品の相互運用性マトリックスで確認してください。
イメージ プロファイル
VMware のパッチおよびアップデート リリースには、一般的なイメージ プロファイルおよび重要なイメージ プロファイルが含まれています。
一般的なリリース イメージ プロファイルは、新しいバグ修正に適用されます。
イメージ プロファイルの名前 |
ESXi-6.7.0-20190402001-standard |
ESXi-6.7.0-20190402001-no-tools |
ESXi-6.7.0-20190401001s-standard |
ESXi-6.7.0-20190401001s-no-tools |
解決した問題
解決された問題には、次のトピックが含まれます。
- ESXi670-201904201-UG
- ESXi670-201904202-UG
- ESXi670-201904203-UG
- ESXi670-201904204-UG
- ESXi670-201904205-UG
- ESXi670-201904206-UG
- ESXi670-201904207-UG
- ESXi670-201904208-UG
- ESXi670-201904209-UG
- ESXi670-201904210-UG
- ESXi670-201904211-UG
- ESXi670-201904212-UG
- ESXi670-201904213-UG
- ESXi670-201904214-UG
- ESXi670-201904215-UG
- ESXi670-201904216-UG
- ESXi670-201904217-UG
- ESXi670-201904218-UG
- ESXi670-201904219-UG
- ESXi670-201904220-UG
- ESXi670-201904221-UG
- ESXi670-201904222-UG
- ESXi670-201904223-UG
- ESXi670-201904224-UG
- ESXi670-201904225-UG
- ESXi670-201904226-UG
- ESXi670-201904227-UG
- ESXi670-201904228-UG
- ESXi670-201904229-UG
- ESXi670-201904101-SG
- ESXi670-201904102-SG
- ESXi670-201904103-SG
- ESXi-6.7.0-20190402001-standard
- ESXi-6.7.0-20190402001-no-tools
- ESXi-6.7.0-20190401001s-standard
- ESXi-6.7.0-20190401001s-no-tools
パッチのカテゴリ | バグ修正 |
パッチの重要度 | 最重要 |
ホストの再起動が必要 | はい |
仮想マシンの移行またはシャットダウンが必要 | はい |
影響を受けるハードウェア | 該当なし |
影響を受けるソフトウェア | 該当なし |
含まれる VIB |
|
修正されたパッチ リリース | 2227123、2250472、2273186、2282052、2267506、2256771、2269616、2250697、2191342、2197795、2221935、2193830、2210364、2177107、2179263、2185906、2204508、2211350、2204204、2226565、2240385、2163397、2238134、2213883、2141221、2240444、2249713、2184068、2257480、2235031、2257354、2212140、2279897、2227623、2277648、2221778、2287560、2268541、2203837、2236531、2242656、2250653、2260748、2256001、2266762、2263849、2267698、2271653、2232538、2210056、2271322、2272737、2286563、2178119、2223879、2221256、2258272、2219661、2268826、2224767、2257590、2241917、2246891 |
CVE 番号 | 該当なし |
このパッチは esx-base、esx-update、vsan
、および vsanhealth
VIB をアップデートし、次の問題を解決します。
- PR 2227123:ディスクの読み取り遅延または書き込み遅延のカウンタ値が非常に大きい場合、アラームがトリガーされることがある
datastore.totalReadLatency
やdatastore.totalWriteLatency
などのディスクの読み取り遅延または書き込み遅延のカウンタ値が非常に大きい場合、アラームが断続的に表示されることがあります。本リリースで、この問題は修正されました。
- PR 2250472:メモリ サイズに関する一部の設定が原因で、Linux 仮想マシンがパワーオン中に応答を停止することがある
Linux 仮想マシンに特定のメモリ サイズ(2052 MB や 2060 MB など)が設定されている場合、パワーオンしないで、空の画面が表示されることがあります。
本リリースで、この問題は修正されました。
- PR 2273186:vSphere Distributed Switch 健全性チェックを有効にすると、ESXi ホストに障害が発生することがある
ネットワークを設定し、vSphere Distributed Switch 健全性チェックを有効にして構成チェックを実行すると、ESXi ホストに障害が発生して、パープル スクリーンが表示されることがあります。
本リリースで、この問題は修正されました。
- PR 2282052:SNMP エージェントによって、誤ったトラップ vmwVmPoweredOn が提供されることがある
vSphere Web Client の [概要] タブと [スナップショット マネージャ] タブで仮想マシンが選択されている場合に、SNMP エージェントによって、誤ったトラップ
vmwVmPoweredOn
が提供されることがあります。本リリースで、この問題は修正されました。
- PR 2267506:ESXi ホストで障害が発生して、DVFilter レベルでパープル スクリーンが表示されることがある
DVFilter が共有メモリ リング バッファ内で予期しない値または破損した値を受信し、内部関数が
NULL
を返すことがあります。このNULL
の値が正常に処理されない場合、ESXi ホストで障害が発生して、DVFilter レベルでパープル スクリーンが表示されることがあります。本リリースで、この問題は修正されました。
- PR 2256771:仮想マシンをパワーオンまたはパワーオフすると、仮想スイッチでリストアされたネットワーク接続に対する不要なイベント メッセージが表示されることがある
vSphere Client または vSphere Web Client の [イベント] タブで、仮想マシンをパワーオンまたはパワーオフすると、「
仮想スイッチ XXX 上でのネットワーク接続がリストアされました。ポートグループ: XXX。物理 NIC vmnicX はアクティブです。
」のようなイベントが表示されることがあります。アップリンクのステータスを確認すると、システム レポートに、仮想マシンのパワーオンまたはパワーオフ操作の影響を受けないポート グループが含まれていて、これによってイベントがトリガーされることがあります。ただし、このイベントは問題があることを示すものではなく、対策を求めるものでもありません。本リリースで、この問題は修正されました。このイベント メッセージは削除されました。
- PR 2269616:健全性構成ファイルが空であるため、vSAN 健全性サービスを開始できない
ディスクが割り当てられていないか、スレッドが停止している場合、vSAN 健全性構成ファイルが破損することがあります。vSAN 健全性構成の実行中にこの問題が発生した場合は、健全性サービスを開始できません。
本リリースで、この問題は修正されました。
- PR 2250697:ラウンド ロビン パス ポリシーを使用して Virtual Volumes を設定した場合、Windows Server フェイルオーバー クラスタの検証に失敗することがある
Windows Server フェイルオーバー クラスタの設定中に、デフォルトのパス ポリシーを [固定] または [最近の使用] から [ラウンド ロビン] に変更した場合、クラスタの I/O が失敗し、クラスタが応答を停止することがあります。
本リリースで、この問題は修正されました。
- PR 2191342:SMART ディスク監視デーモンである smartd によって、リリース ビルドの Syslog サービス ログにデバッグや情報メッセージが大量に記録されることがある
リリース ビルドでは、smartd デーモンによって Syslog サービス ログにデバッグや情報メッセージが大量に記録されることがあります。
本リリースで、この問題は修正されました。この修正により、デバッグ メッセージがリリース ビルドから削除されます。
- PR 2197795:VMware vSphere Network I/o Control (NIOC) のスケジューラが、アップリンク ネットワーク デバイスを断続的にリセットすることがある
アップリンクの使用頻度が低い場合、NIOC スケジューラによってアップリンク ネットワーク デバイスがリセットされることがあります。このリセットは予測不能です。
本リリースで、この問題は修正されました。
- PR 2221935:グローバル IPv6 アドレスを無効にすると、ESXi ホストに断続的に障害が発生することがある
グローバル IPv6 アドレスを無効にすると、コード パスで依然として IPv6 が使用されているために、ESXi ホストに断続的に障害が発生することがあります。
本リリースで、この問題は修正されました。この問題がすでに発生している場合は、ホストの障害を回避するため、グローバル IPv6 アドレスを再度有効にしてください。何らかの理由で IPv6 アドレスを無効にする必要がある場合は、グローバル IPv6 アドレスではなく、個々の vmknic 上で IPv6 を無効にする必要があります。
- PR 2193830:ゲスト OS の再起動中に仮想マシンの実行可能プロセスが失敗し、仮想マシンがシャットダウンすることがある
競合状態が原因で、ゲスト OS の再起動中に仮想マシンの実行可能プロセスが失敗し、仮想マシンがシャットダウンすることがあります。
本リリースで、この問題は修正されました。
- PR 2210364:外部プロセスの終了を待機している間に、ESXi デーモン hostd が応答しなくなることがある
esxcfg-syslog
コマンドで開始された外部プロセスが終了するのを待機している間に、hostd が応答しなくなることがあります。本リリースで、この問題は修正されました。
- PR 2177107:物理 CPU のソフト ロックアップによって、ESXi ホストで障害が発生し、パープル スクリーンが表示されることがある
高負荷システムで大量の I/O がタイムアウトになることによって、物理 CPU のソフト ロックアップが生じる場合があります。その結果、ESXi ホストで障害が発生し、パープル スクリーンが表示されることがあります。
本リリースで、この問題は修正されました。
- PR 2179263:仮想 SATA CD-ROM を使用する仮想マシンで、無効なコマンドにより、障害が発生することがある
仮想 SATA CD-ROM に対する無効なコマンドによってエラーが発生し、仮想マシンのメモリ使用量が増える場合があります。これによって、仮想マシンでメモリを割り当てることができなくなり、障害が発生することがあります。無効なコマンドに関する次のログが記録されることがあります。
YYYY-MM-DDTHH:MM:SS.mmmZ| vcpu-1| I125: AHCI-USER: Invalid size in command
YYYY-MM-DDTHH:MM:SS.mmmZ| vcpu-1| I125: AHCI-VMM: sata0:0: Halted the port due to command abort.また、次のような同様のパニック メッセージが表示されることがあります。
YYYY-MM-DDTHH:MM:SS.mmmZ| vcpu-1| E105: PANIC: リカバリ不能なメモリ割り当ての失敗です
本リリースで、この問題は修正されました。
- PR 2185906:ゲスト イントロスペクション サービスがオンの場合、VMware vSphere vMotion を使用して仮想マシンを移行すると、NamespaceDb 互換性エラーにより失敗することがある
150 台を超える仮想マシンを備えた vSphere 6.7 環境でゲスト イントロスペクション サービスがアクティブな場合、vSphere vMotion を使用した仮想マシンの移行が、「
ソースはターゲットがレジュームに失敗したことを検出しました。
」のような vSphere Web Client のエラーが発生して失敗することがあります。
ターゲットのvmware.log
には、次のようなエラー メッセージが記録されます。2018-07-18T02:41:32.035Z| vmx| I125: MigrateSetState: Transitioning from state 11 to 12.
2018-07-18T02:41:32.035Z| vmx| I125: Migrate: Caching migration error message list:
2018-07-18T02:41:32.035Z| vmx| I125: [msg.checkpoint.migration.failedReceive] Failed to receive migration.
2018-07-18T02:41:32.035Z| vmx| I125: [msg.namespaceDb.badVersion] Incompatible version -1 (expect 2).
2018-07-18T02:41:32.035Z| vmx| I125: [msg.checkpoint.mrestoregroup.failed] An error occurred restoring the virtual machine state during migration.vmkernel ログには、次のようなエラー メッセージが記録されます。
2018-07-18T02:32:43.011Z cpu5:66134)WARNING: Heap: 3534: Heap fcntlHeap-1 already at its maximum size.Cannot expand.
2018-07-18T02:41:35.613Z cpu2:66134)WARNING: Heap: 4169: Heap_Align(fcntlHeap-1, 200/200 bytes, 8 align) failed. caller: 0x41800aaca9a3本リリースで、この問題は修正されました。
- PR 2204508:hostd の再起動後に、詳細パフォーマンス チャートのデータ表示が停止することがある
収集する統計データは、仮想マシンが特定の電源状態の場合にのみ編集できます。たとえば、仮想マシンがパワーオン状態の場合は、メモリ データを編集できません。hostd サービスを再起動しても仮想マシンの電源状態が変更されず、データの初期化に失敗することがあります。ホストが使用しているメモリ カウンタの計算で、ゼロによる除算が発生し、チャートがグラフの描画を停止することがあります。
本リリースで、この問題は修正されました。
- PR 2211350:VMware vSphere HA (vSphere High Availability) フェイルオーバーの後、仮想マシン ポートがブロックされることがある
デフォルトでは、vSphere HA が有効な ESXi ホストで、隔離時の対応機能は無効になっています。隔離時の対応機能を有効にすると、vSphere HA フェイルオーバーの後、NSX-T 論理スイッチに接続されている仮想マシン ポートがブロックされることがあります。
本リリースで、この問題は修正されました。
- PR 2204204:e1000 vNIC で、認識されない GRE パケットが断続的にドロップされることがある
e1000 vNIC は、解析問題が原因で認識されない GRE パケットを断続的にドロップすることがあります。
本リリースで、この問題は修正されました。
- PR 2226565:Apple ハードウェアで ESXi を起動すると、Mutiboot バッファが小さすぎるというエラーが発生して、失敗することがある
Apple システムの起動中に、次のエラー メッセージが表示されて、起動プロセスが停止することがあります。
Shutting down firmware services...
Mutiboot buffer is too small.
Unrecoverable errorこの問題は、特定の Apple ファームウェア バージョンにのみ影響します。
本リリースで、この問題は修正されました。
- PR 2240385:静止スナップショットを長時間操作しているときに、仮想マシンに障害が発生することがある
静止スナップショットを長時間操作しているときに hostd が再起動すると、スナップショット統合コマンドが自動的に実行されて冗長ディスクが削除され、仮想マシンのパフォーマンスが向上することがあります。ただし、統合コマンドが実行中の静止スナップショット操作と競合し、仮想マシンに障害が発生する可能性があります。
本リリースで、この問題は修正されました。
- PR 2163397:SNMP エージェントに D_Failed バッテリ ステータスが表示されることがある
snmpwalk
コマンドを実行すると、SNMP エージェントに、すべてのバッテリのステータスが D_Failed として表示されることがあります。この問題が発生する原因としては、コードの処理中にステータスが適切にチェックされず、センサー固有のコードでコンパクト センサーが誤って解釈されることなどがあります。本リリースで、この問題は修正されました。
- PR 2238134:IP ハッシュまたはソース MAC ハッシュ チーミング ポリシーを使用すると、パケットがドロップされるか、正しくないアップリンクを経由することがある
IP ハッシュまたはソース MAC ハッシュ チーミング ポリシーを使用すると、パケット リスト内の一部のパケットで、異なるアップリンクが使用される場合があります。その結果、パケットの一部がドロップされるか、チーミング ポリシーで決定されたアップリンクを介して送信されないことがあります。
本リリースで、この問題は修正されました。
- PR 2213883:ログが設定されている NFS データストアから ESXi ホストを切断すると、このホストが応答しなくなる
NFS データストアが Syslog データストアとして設定されている場合に、ESXi ホストをこのデータストアから切断すると、このデータストアへのログ作成が停止し、ESXi ホストが応答しなくなることがあります。
本リリースで、この問題は修正されました。
- PR 2141221:VMware vSphere Replication と VMware Site Recovery Manager を併用した仮想マシンのレプリケーション中に ESXi ホストが停止することがある
vSphere Replication と Site Recovery Manager を併用して仮想マシンをレプリケートすると、ESXi ホストがただちに、あるいは 24 時間以内に停止して、パープル スクリーンが表示されることがあります。次のようなエラーが表示されることがあります。
PANIC bora/vmkernel/main/dlmalloc.c:4924 - Usage error in dlmalloc
.本リリースで、この問題は修正されました。
- PR 2240444:ロックの回数が多すぎるというエラーが発生して、hostd デーモンが失敗することがある
大規模な構成では、次のようなエラーが発生して、ロック回数の制限を超え、hostd が失敗する可能性があります。
hostd Panic: MXUserAllocSerialNumber: too many locks!
本リリースで、この問題は修正されました。この修正により、ロック回数の制限がなくなりました。
- PR 2249713:esxcli network プラグイン コマンドを実行すると、結果として false 値が返されることがある
esxcli
$esxcli.network.nic.coalesce.set.Invoke
network コマンドを実行すると、値が正しく設定されている場合でも、結果として false 値が返されることがあります。これにより、自動化スクリプトが影響を受ける可能性があります。本リリースで、この問題は修正されました。
- PR 2184068:破損した VMFS データストアにアクセスすると、ESXi ホストに障害が発生し、パープル スクリーンが表示されることがある
仮想マシンが破損したディレクトリを持つ VMFS データストアにアクセスすると、ESXi ホストに障害が発生して、パープル スクリーンおよび「
DirEntry が破損しています
」というエラー メッセージが表示されることがあります。本リリースで、この問題は修正されました。
- PR 2257480:LACPPDU Actor キーの値が 0 に変更される可能性がある
リンク ステータスのフラッピング中に、LACPPDU Actor キーの値が 0 に変更されることがあります。
本リリースで、この問題は修正されました。
- PR 2235031:ESXi ホストが応答しなくなり、最大ヒープ サイズに達したという警告が vmkernel.log に記録される
VMkernel のタイミング問題が原因でバッファがフラッシュされなくなり、ヒープが枯渇する可能性があります。その結果、hostd、vpxa、vmsyslogd などのサービスが ESXi ホストにログを書き込めなくなり、ホストが応答しなくなることがあります。
/var/log/vmkernel.log
に、次のような警告が記録されることがあります。WARNING: Heap: 3571: Heap vfat already at its maximum size.Cannot expand.
本リリースで、この問題は修正されました。
- PR 2257354:VMware Tools をインストールまたは更新しようとすると、一部の仮想マシンが無効になることがある
以前のバージョンの ESXi で仮想マシンの仮想 CD-ROM デバイスのタイプを変更した場合、新しいバージョンにアップデートした後で VMware Tools をインストールまたは更新すると、仮想マシンが終了し、無効とマークされることがあります。
本リリースで、この問題は修正されました。
- PR 2212140:ホスト証明書を更新しても、完全な信頼チェーンが ESXi ホストにプッシュされないことがある
証明書を更新すると、指定した信頼チェーンの最初の証明書のみが ESXi ホストに保存されることがあります。中間 CA 証明書はすべて除外されます。証明書が見つからないため、ルート CA へのチェーンを構築できません。これにより、接続が信頼できないことを示す警告が表示されます。
本リリースで、この問題は修正されました。
- PR 2279897:仮想マシンのスナップショットを作成すると、VvolId パラメータが null になって仮想マシンが失敗することがある
vSphere API for Storage Awareness プロバイダが vSphere Virtual Volumes のポリシーを自動で変更すると、
VvolID
パラメータに null が設定され、この値で vSphere Virtual Volumes メタデータが更新されることがあります。その結果、仮想マシンのスナップショットを作成するときに null のVvoId
パラメータを使用して VASA が呼び出されて、エラーになります。本リリースで、この問題は修正されました。この修正で、ポリシー変更エラーが処理され、
vvolid id
パラメータに null が設定されなくなりました。 - PR 2227623:vSphere Virtual Volumes データストアで複数の仮想マシンのクローン作成を並列実行すると、障害が発生して、失敗したファイル作成についてのエラー メッセージが表示されることがある
仮想プロバイダとのすべての接続がビジーであるために vSphere API for Storage Awareness プロバイダからの呼び出しが失敗した場合、vSphere Virtual Volumes データストアで複数の仮想マシンのクローン作成を並列実行すると、応答しなくなるか、「
ファイル作成操作を完了できません。
」のようなエラー メッセージが表示されて失敗することがあります。本リリースで、この問題は修正されました。
- PR 2277648:ESXi ホストで障害が発生し、パープル スクリーンになって、sbflush_internal パニック メッセージが表示されることがある
内部統計情報にいくつかの不一致があるため、ESXi ホストで障害が発生し、パープル スクリーンになって、
sbflush_internal
パニック メッセージが表示されることがあります。本リリースで、この問題は修正されました。この修正により、パニック メッセージがアサートに変換されます。
- PR 2221778:NSX で管理される仮想分散スイッチ (N-VDS) を使用する ESXi ホストと vSphere 標準スイッチの間で、vSphere vMotion を使用して仮想マシンを移行することができない
ESXi 6.7 Update 2 を使用すると、N-VDS を使用する ESXi ホストと vSphere 標準スイッチの間で、vSphere vMotion を使用して仮想マシンを移行することができます。この機能を有効にするには、ソース サイトとターゲット サイトの両方で vCenter Server システムを vCenter Server 6.7 Update 2 および ESXi 6.7 Update 2 にアップグレードする必要があります。
本リリースで、この問題は修正されました。
- PR 2287560:ページ障害の例外により、ESXi ホストで障害が発生し、パープル スクリーンが表示されることがある
ページ障害の例外により、ESXi ホストで障害が発生し、パープル スクリーンが表示されることがあります。このエラーは、存在しなくなったオブジェクトに対してキャッシュの削除をトリガーする可能性のあるフラグが見つからず、その結果、
NULL
ポインタが参照される場合に発生します。本リリースで、この問題は修正されました。
- PR 2268541:「Lost uplink redundancy on virtual switch "xxx"」など、vCenter Server システムに冗長な VOB メッセージが記録されることがある
アップリンクのステータスを確認するときに、アップリンクがポート グループに属しているがどうかがチーミング ポリシーでチェックされず、影響を受けるポート グループが正しく表示されない場合があります。その結果、
/var/run/log/vobd.log
ファイルに次のような冗長な VOB メッセージが記録されることがあります。Lost uplink redundancy on virtual switch "xxx".Physical NIC vmnicX is down.Affected portgroups:"xxx"
.本リリースで、この問題は修正されました。
- PR 2203837:要求ルールを ESXi ホストに手動で追加する必要がある
Lenovo ThinkSystem DE シリーズ ストレージ アレイの場合、ESXi ホストに要求ルールを手動で追加する必要があります。
本リリースで、この問題は修正されました。今回の修正により、Lenovo ThinkSystem DE シリーズ ストレージ アレイのデフォルト値として、Storage Array Type Plugin (SATP) が
VMW_SATP_ALUA
に、Path Selection Policy (PSP) がVMW_PSP_RR
に、Claim Options がtpgs_on
に設定されます。 - PR 2236531:ESXi ホストが vCenter Server システムから切断されることがある
大きなディレクトリ ツリーで反復処理を行うときに、メモリ使用量が過度に増大して vpxa サービスが失敗することがあります。その結果、ESXi ホストが vCenter Server システムから切断されることがあります。
本リリースで、この問題は修正されました。
- PR 2242656:セキュア ブートが有効な場合、ESXCLI コマンドを使用したアップデートが失敗することがある
セキュア ブートを有効にした状態で ESXi 6.7 Update 1 を実行しているホストで、
esxcli software profile update
コマンドまたはesxcli software profile install
コマンドを実行すると、失敗することがあります。「Failed to setup upgrade using esx-update VIB
」や「Failed to mount tardisk in ramdisk: [Errno 1] Operation not permitted
」などのエラー メッセージが表示されることがあります。本リリースで、この問題は修正されました。すでに問題が発生している場合は、
esxcli software vib update
コマンドを実行して、システムを ESXi 6.7 Update 2 にアップデートします。セキュア ブートを無効にして ESXCLI コマンドを実行してから、セキュア ブートを再度有効にすることもできます。 - PR 2250653:ESXi ホストの再起動後に、NFS ボリュームのマウントが維持されないことがある
NFS サーバのホスト名の解決中に断続的な障害が発生するため、ESXi ホストの再起動後に NFS ボリュームのマウントが維持されないことがあります。
本リリースで、この問題は修正されました。この修正により、ホスト名の解決に失敗した場合に再試行するロジックが追加されます。
- PR 2260748:vSphere Distributed Switch の [物理 NIC 負荷に基づいたルート] オプションを使用している間、接続が断続的に切断されることがある
この問題は、ポート グループに割り当てられた物理 NIC が一時的に停止している場合に、[物理 NIC 負荷に基づいたルート] オプションを使用して VMK または vNIC ポートを作成すると発生します。このような場合は、ポート グループ内にアクティブなアップリンクがないため、ポート チーム アップリンクが設定されません。物理 NIC が再びアクティブになると、チーミング コードはポート データの更新に失敗し、パケットが失われます。
本リリースで、この問題は修正されました。
- PR 2256001:ホストがバックトレースの Bucketlist_LowerBound または PLOGRelogRetireLsns で失敗する
Plog Relog が DecommissionMD と一緒に実行されている場合は競合状態になり、Relog が空いている Plog デバイス状態テーブルにアクセスすることがあります。この問題が起きると、パープル スクリーンが表示されて、ホストに障害が発生する可能性があります。
本リリースで、この問題は修正されました。
- PR 2266762:vmkernel ログに、サポートされていない物理ブロック サイズに関する多数の警告が表示されることがある
4096 または 512 MB 以外の物理ブロック サイズを持つデバイスを使用している場合は、vmkernel ログに次のような多数の警告が記録されることがあります。
ScsiPath: 4395: The Physical block size "8192" reported by the path vmhba3:C0:T1:L0 is not supported.
本リリースで、この問題は修正されました。この修正により、警告がデバッグ ログ メッセージに変換されます。
- PR 2263849:「_VSAN_VER3」という名前が定義されていない場合、ストレッチ クラスタの操作が失敗する
vSAN ストレッチ クラスタの構成またはアップグレード後に、すべてのクラスタ レベルの要求が失敗することがあります。また、次のエラー メッセージが表示されることがあります。
名前「_VSAN_VER3」は定義されていません
本リリースで、この問題は修正されました。
- PR 2267698:vSAN のパフォーマンス チャートに VMDK メトリックが適切に表示されない
仮想マシン フォルダが UUID ではなく名前を使用して作成されている場合、vSAN のパフォーマンス チャートに次の VMDK メトリックが適切に表示されません。
- IOPS および IOPS 制限
- 遅延した正規化済みの IOPS本リリースで、この問題は修正されました。
- PR 2271653:IOChain の使用時に Large Receive Offload (LRO) 機能が有効になっていると、ドロップされたパケットについて誤ったレポートが表示されることがある
[ホスト] > [監視] > [パフォーマンス] > [物理アダプタ] > [pNIC vSwitch ポート ドロップ レート] を選択すると、パケットがドロップされていないのに、ドロップされたパケットを示すカウンタが表示されることがあります。これは、LRO を使用しているときに、IOChain フレームワークが減少したパケット数をパケットのドロップとして処理するためです。
本リリースで、この問題は修正されました。
- PR 2232538:名前が「SRIOV」で始まる仮想マシンをパワーオンするときに、ESXi ホストで障害が発生することがある
仮想マシンのパワーオン中に、ESXi ホストに障害が発生して、パープル スクリーンが表示されることがあります。これは、仮想マシン名が「SRIOV」で始まり、アップリンクが vSphere Distributed Switch に接続されている場合に発生します。
本リリースで、この問題は修正されました。
- PR 2210056:SNMP が動的なルールセットを無効にしても、ホスト プロファイルでこれらのルールセットがアクティブになっている場合は、予期しないコンプライアンス エラーが発生することがある
まれに発生する競合状態では、SNMP が動的なルールセットを無効にしても、ホスト プロファイルでこれらがアクティブになっている場合は、「
ルールセット dynamicruleset が見つかりません
」などの予期しないコンプライアンス エラーが発生する可能性があります。本リリースで、この問題は修正されました。
- PR 2271322:アプリケーションの静止が有効になっている場合に、vSphere Replication を使用して Windows 2008 以降を実行している仮想マシンをリカバリすると、レプリカが破損することがある
アプリケーションの静止が有効になっている場合に、vSphere Replication を使用して Windows 2008 以降を実行している仮想マシンをリカバリすると、レプリカが破損することがあります。破損するのは、アプリケーションの静止が有効になっている場合のみです。仮想マシンの VMware Tools にアプリケーションの静止が設定されていない場合、vSphere Replication はファイル システムの静止などの下位レベルの整合性を使用するため、レプリカは破損しません。
本リリースで、この問題は修正されました。
- PR 2272737:2 MB を超える CIM 要求を実行すると、ESXi ホストで SFCB の設定が失敗することがある
ファームウェアのダウンロードのように 2 MB を超える CIM 要求を実行すると、スタック領域不足になって、ESXi ホストで CIM サービスが失敗し、
/var/core
にSFCB zdumb
ファイルが表示されることがあります。本リリースで、この問題は修正されました。
- PR 2286563:生成された syslog.log アーカイブ ファイルの数が、設定済みのデフォルトより少なく、ESXi バージョン 6.0 と 6.7 の間で異なることがある
生成された
syslog.log
アーカイブ ファイルの数が、syslog.global.defaultRotate
パラメータで設定されたデフォルト値より 1 つ少なくなることがあります。Syslog.log
アーカイブ ファイルの数はまた、ESXi バージョン 6.0 と 6.7 の間で異なることがあります。たとえば、syslog.global.defaultRotate
がデフォルトで 8 に設定されている場合、ESXi 6.0 ではsyslog.0.gz
からsyslog.7.gz
が作成されますが、ESXi 6.7 ではsyslog.0.gz
からsyslog.6.gz
が作成されます。本リリースで、この問題は修正されました。
- PR 2178119:詳細設定オプション /Misc/MCEMonitorInterval の値が大きいと、ESXi ホストが応答しなくなることがある
詳細設定オプション
/Misc/MCEMonitorInterval
を非常に大きな値に設定すると、タイマー オーバーフローになって、ESXi ホストが約 10 日間のアップタイムの後、応答しなくなることがあります。本リリースで、この問題は修正されました。
- PR 2223879:ESXi ホストに障害が発生して、パープル スクリーンが表示され、発生する可能性のあるデッドロックに関するエラーが報告されることがある
P2MCache ロックは、CPU パフォーマンスの低下をもたらすスピン ロックであり、他の CPU が枯渇する原因となることがあります。このロックが発生すると、ESXi ホストで障害が発生し、パープル スクリーンが表示され、「
Spin count exceeded - possible deadlock, PVSCSIDoIOComplet, NFSAsyncIOComplete
」エラーが発生することがあります。本リリースで、この問題は修正されました。
- PR 2221256:NFS データストア間の Storage vMotion 操作中に、ESXi ホストで障害が発生して、パープル スクリーンが表示されることがある
要求完了パスが競合状態になった場合、NFS データストア間の Storage vMotion 操作中に ESXi ホストで障害が発生して、パープル スクリーンが表示されることがあります。競合状態は、NFS スタックの I/O 負荷が大きい場合に発生します。
本リリースで、この問題は修正されました。
- PR 2258272:廃止ワークフローの競合状態が原因で、vSAN が有効な ESXi ホストに障害が発生する
ディスク廃止操作中に廃止ワークフローが競合状態になって、ESXi ホストに障害が発生し、パープル スクリーンが表示されることがあります。
本リリースで、この問題は修正されました。
- PR 2219661:物理 NIC で RSS が有効になっている場合、ESXi ホストで障害が発生し、パープル スクリーンが表示されることがある
物理 NIC で RSS が有効になっている場合、ESXi ホストに障害が発生して、パープル スクリーンが表示されることがあります。次のようなバックトーレスが表示されることがあります。
yyyy-mm-dd cpu9:2097316)0x451a8521bc70:[0x41801a68ad30]RSSPlugCleanupRSSEngine@(lb_netqueue_bal)#
+0x7d stack: 0x4305e4c1a8e0, 0x41801a68af2b, 0x430db8c6b188, 0x4305e4c1a8e0,
0x0yyyy-mm-dd cpu9:2097316)0x451a8521bc90:[0x41801a68af2a]RSSPlugInitRSSEngine@(lb_netqueue_bal)#+0x127 stack: 0x0, 0x20c49ba5e353f7cf, 0x4305e4c1a930, 0x4305e4c1a800, 0x4305e4c1a9f0
yyyy-mm-dd cpu9:2097316)0x451a8521bcd0:[0x41801a68b21c]RSSPlug_PreBalanceWork@(lb_netqueue_bal)#+0x1cd stack: 0x32, 0x32, 0x0, 0xe0, 0x4305e4c1a800
yyyy-mm-dd cpu9:2097316)0x451a8521bd30:[0x41801a687752]Lb_PreBalanceWork@(lb_netqueue_bal)#+0x21f stack: 0x4305e4c1a800, 0xff, 0x0, 0x43057f38ea00, 0x4305e4c1a800
yyyy-mm-dd cpu9:2097316)0x451a8521bd80:[0x418019c13b18]UplinkNetqueueBal_BalanceCB@vmkernel#nover+0x6f1 stack: 0x4305e4bc6088, 0x4305e4c1a840, 0x4305e4c1a800, 0x4305e435fb30, 0x4305e4bc6088
yyyy-mm-dd cpu9:2097316)0x451a8521bf00:[0x418019cd1c89]UplinkAsyncProcessCallsHelperCB@vmkernel#nover+0x116 stack: 0x430749e60870, 0x430196737070, 0x451a85223000, 0x418019ae832b, 0x430749e60088
yyyy-mm-dd cpu9:2097316)0x451a8521bf30:[0x418019ae832a]HelperQueueFunc@vmkernel#nover+0x157 stack: 0x430749e600b8, 0x430749e600a8, 0x430749e600e0, 0x451a85223000, 0x430749e600b8
yyyy-mm-dd cpu9:2097316)0x451a8521bfe0:[0x418019d081f2]CpuSched_StartWorld@vmkernel#nover+0x77 stack: 0x0, 0x0, 0x0, 0x0, 0x0本リリースで、この問題は修正されました。この修正により、RSS エンジンのデータが消去され、NetQueue バランサの専用ヒープの過負荷が回避されます。
- PR 2268826:VMware APIs for Storage Awareness (VASA) プロバイダが、vSphere Virtual Volume のプロトコル エンドポイントを切り替えるために再バインド要求を送信すると、ESXi ホストに障害が発生して、パープル スクリーンが表示されることがある
VASA プロバイダが特定の vSphere Virtual Volume ドライバのバインドを切り替えるための再バインド要求を ESXi ホストに送信すると、ESXi ホストはプロトコル エンドポイントとその他のリソースを切り替えて、I/O に乱れを生じさせることなくバインドを変更することがあります。その結果、ESXi ホストで障害が発生し、パープル スクリーンが表示されることがあります。
本リリースで、この問題は修正されました。
- PR 2224767:Intelligent Platform Management Interface (IPMI) センサーからの誤ったハードウェア健全性アラームが表示されることがある
一部の IPMI センサーが緑から赤に、あるいはその逆に断続的に変化して、誤ったハードウェア健全性アラームが作成されることがあります。
本リリースで、この問題は修正されました。この修正により、詳細オプション コマンド
esxcfg-advcfg -s {sensor ID}:{sensor ID} /UserVars/HardwareHealthIgnoredSensors
を使用して、選択したセンサーからのハードウェア健全性アラームを無視できるようになります。 - PR 2257590:非同期の 32 ビット iSCSI Management API (IMA) プラグインをインストールすると、メモリ受け入れエラーが発生して ESXi ホストに障害が発生することがある
非同期 32 ビット IMA プラグインをインストールするときに、すでに 32 ビット IMA プラグインがインストールされている場合は、これらのプラグインがロードされて、これらが QLogic 独立型 iSCSI アダプタからロードされているかどうか確認されることがあります。このプロセスで ESXi ホストに障害が発生し、メモリの受け入れエラーが発生することがあります。
本リリースで、この問題は修正されました。この修正により、各 32 ビット IMA プラグインは QLogic アダプタからのみロードされるようになります。
- PR 2241917:vSphere Replication の同期中に再保護操作に失敗し、エラーが発生することがある
Site Recovery Manager を使用して再保護操作を実行すると、仮想マシンに初期同期による遅延が発生している場合に、操作が失敗することがあります。次のようなエラーが表示されることがあります。
VRM グループ {…} の VR 同期に失敗しました。操作はタイム アウトしました。10800 秒
本リリースで、この問題は修正されました。
- PR 2246891:I/O 調整が有効になっている場合、セカンダリ LUN で「TASK_SET_FULL」I/O エラーが発生すると、HPE 3PAR ストレージの Virtual Volumes のプロトコル エンドポイントの背後にあるすべてのセカンダリ LUN で I/O 速度が低下することがある
HPE 3PAR ストレージの Virtual Volumes のプロトコル エンドポイントで I/O 調整が有効になっている場合に、
TASK_SET_FULL
エラーが発生してセカンダリ LUN の I/O に障害が発生すると、プロトコルエ ンドポイントに関連付けられているすべてのセカンダリ LUN の I/O 速度が低下します。本リリースで、この問題は修正されました。この修正により、個々の Virtual Volumes で I/O 調整を有効にして、
TASK_SET_FULL
エラーが発生した場合に、プロトコル エンドポイントの背後にあるすべてのセカンダリ LUN でパフォーマンス低下を回避できます。
パッチのカテゴリ | バグ修正 |
パッチの重要度 | 重要 |
ホストの再起動が必要 | はい |
仮想マシンの移行またはシャットダウンが必要 | はい |
影響を受けるハードウェア | 該当なし |
影響を受けるソフトウェア | 該当なし |
含まれる VIB |
|
修正されたパッチ リリース | 該当なし |
CVE 番号 | 該当なし |
このパッチは i40en
VIB をアップデートします。
パッチのカテゴリ | バグ修正 |
パッチの重要度 | 重要 |
ホストの再起動が必要 | はい |
仮想マシンの移行またはシャットダウンが必要 | はい |
影響を受けるハードウェア | 該当なし |
影響を受けるソフトウェア | 該当なし |
含まれる VIB |
|
修正されたパッチ リリース | 該当なし |
CVE 番号 | 該当なし |
このパッチは igbn
VIB をアップデートします。
パッチのカテゴリ | バグ修正 |
パッチの重要度 | 重要 |
ホストの再起動が必要 | はい |
仮想マシンの移行またはシャットダウンが必要 | はい |
影響を受けるハードウェア | 該当なし |
影響を受けるソフトウェア | 該当なし |
含まれる VIB |
|
修正されたパッチ リリース | 該当なし |
CVE 番号 | 該当なし |
このパッチは ixgben
VIB をアップデートします。
パッチのカテゴリ | バグ修正 |
パッチの重要度 | 重要 |
ホストの再起動が必要 | はい |
仮想マシンの移行またはシャットダウンが必要 | なし |
影響を受けるハードウェア | 該当なし |
影響を受けるソフトウェア | 該当なし |
含まれる VIB |
|
修正されたパッチ リリース | 該当なし |
CVE 番号 | 該当なし |
このパッチは ne1000
VIB をアップデートします。
パッチのカテゴリ | バグ修正 |
パッチの重要度 | 重要 |
ホストの再起動が必要 | はい |
仮想マシンの移行またはシャットダウンが必要 | はい |
影響を受けるハードウェア | 該当なし |
影響を受けるソフトウェア | 該当なし |
含まれる VIB |
|
修正されたパッチ リリース | 該当なし |
CVE 番号 | 該当なし |
このパッチは vmkusb
VIB をアップデートします。
パッチのカテゴリ | バグ修正 |
パッチの重要度 | 重要 |
ホストの再起動が必要 | はい |
仮想マシンの移行またはシャットダウンが必要 | はい |
影響を受けるハードウェア | 該当なし |
影響を受けるソフトウェア | 該当なし |
含まれる VIB |
|
修正されたパッチ リリース | 2228529 |
CVE 番号 | 該当なし |
このパッチは qlnativefc
VIB をアップデートします。
- qlnativefc ドライバのアップデート
qlnativefc ドライバがバージョン 3.1.8.0 にアップデートされました。
パッチのカテゴリ | バグ修正 |
パッチの重要度 | 中 |
ホストの再起動が必要 | はい |
仮想マシンの移行またはシャットダウンが必要 | はい |
影響を受けるハードウェア | 該当なし |
影響を受けるソフトウェア | 該当なし |
含まれる VIB |
|
修正されたパッチ リリース | 2231435 |
CVE 番号 | 該当なし |
このパッチは nfnic
VIB をアップデートします。
- nfnic ドライバのアップデート
nfnic ドライバがバージョン 4.0.0.17 にアップデートされました。
パッチのカテゴリ | バグ修正 |
パッチの重要度 | 重要 |
ホストの再起動が必要 | はい |
仮想マシンの移行またはシャットダウンが必要 | はい |
影響を受けるハードウェア | 該当なし |
影響を受けるソフトウェア | 該当なし |
含まれる VIB |
|
修正されたパッチ リリース | 該当なし |
CVE 番号 | 該当なし |
このパッチは brcmfcoe
VIB をアップデートします。
パッチのカテゴリ | バグ修正 |
パッチの重要度 | 重要 |
ホストの再起動が必要 | はい |
仮想マシンの移行またはシャットダウンが必要 | はい |
影響を受けるハードウェア | 該当なし |
影響を受けるソフトウェア | 該当なし |
含まれる VIB | VMW_bootbank_lpfc_11.4.33.18-12vmw.670.2.48.13006603 |
修正されたパッチ リリース | 該当なし |
CVE 番号 | 該当なし |
このパッチは lpfc
VIB をアップデートします。
パッチのカテゴリ | 機能拡張 |
パッチの重要度 | 重要 |
ホストの再起動が必要 | はい |
仮想マシンの移行またはシャットダウンが必要 | はい |
影響を受けるハードウェア | 該当なし |
影響を受けるソフトウェア | 該当なし |
含まれる VIB |
|
修正されたパッチ リリース | 2226688 |
CVE 番号 | 該当なし |
このパッチは elx-esx-libelxima.so
VIB をアップデートして、次の問題を解決します。
- PR 2226688:Emulex ドライバ ログによって /var ファイル システムのログがいっぱいになることがある
Emulex ドライバによって
/var/logs/EMU/mili/mili2d.log
にログが書き込まれて、RAM ドライブにある 40 MB の/var
ファイル システム ログがいっぱいになることがあります。本リリースで、この問題は修正されました。この修正により、Emulex ドライバの書き込み先が、
/var/log/
ではなく、/scratch/log/
に変更されます。
パッチのカテゴリ | バグ修正 |
パッチの重要度 | 最重要 |
ホストの再起動が必要 | はい |
仮想マシンの移行またはシャットダウンが必要 | はい |
影響を受けるハードウェア | 該当なし |
影響を受けるソフトウェア | 該当なし |
含まれる VIB |
|
修正されたパッチ リリース | 該当なし |
CVE 番号 | 該当なし |
このパッチは misc-drivers
VIB をアップデートします。
パッチのカテゴリ | バグ修正 |
パッチの重要度 | 重要 |
ホストの再起動が必要 | はい |
仮想マシンの移行またはシャットダウンが必要 | なし |
影響を受けるハードウェア | 該当なし |
影響を受けるソフトウェア | 該当なし |
含まれる VIB |
|
修正されたパッチ リリース | 該当なし |
CVE 番号 | 該当なし |
このパッチは、lsu-lsi-lsi-msgpt3-plugin
VIB をアップデートします。
パッチのカテゴリ | バグ修正 |
パッチの重要度 | 重要 |
ホストの再起動が必要 | はい |
仮想マシンの移行またはシャットダウンが必要 | なし |
影響を受けるハードウェア | 該当なし |
影響を受けるソフトウェア | 該当なし |
含まれる VIB |
|
修正されたパッチ リリース | 2234599 |
CVE 番号 | 該当なし |
このパッチは sfvmk
VIB をアップデートします。
ESXi 6.7 Update 2 により、SFN8542 や SFN8522 など、Solarflare 10G および 40G ネットワーク アダプタ デバイス用の Solarflare ネイティブ ドライバ (sfvmk) のサポートが追加されます。
パッチのカテゴリ | バグ修正 |
パッチの重要度 | 重要 |
ホストの再起動が必要 | なし |
仮想マシンの移行またはシャットダウンが必要 | なし |
影響を受けるハードウェア | 該当なし |
影響を受けるソフトウェア | 該当なし |
含まれる VIB |
|
修正されたパッチ リリース | 2256555 |
CVE 番号 | 該当なし |
このパッチは lsi-msgpt2
VIB をアップデートします。
- lsi-msgpt2 ドライバのアップデート
lsi-msgpt2 ドライバがバージョン 20.00.05.00 にアップデートされ、タスク管理の機能強化と重要なバグ修正に対応できるようになりました。
パッチのカテゴリ | バグ修正 |
パッチの重要度 | 中 |
ホストの再起動が必要 | はい |
仮想マシンの移行またはシャットダウンが必要 | はい |
影響を受けるハードウェア | 該当なし |
影響を受けるソフトウェア | 該当なし |
含まれる VIB |
|
修正されたパッチ リリース | 該当なし |
CVE 番号 | 該当なし |
このパッチは nmlx4-core
VIB をアップデートします。
パッチのカテゴリ | バグ修正 |
パッチの重要度 | 重要 |
ホストの再起動が必要 | はい |
仮想マシンの移行またはシャットダウンが必要 | はい |
影響を受けるハードウェア | 該当なし |
影響を受けるソフトウェア | 該当なし |
含まれる VIB |
|
修正されたパッチ リリース | 該当なし |
CVE 番号 | 該当なし |
このパッチは nmlx4-en
VIB をアップデートします。
パッチのカテゴリ | バグ修正 |
パッチの重要度 | 重要 |
ホストの再起動が必要 | はい |
仮想マシンの移行またはシャットダウンが必要 | はい |
影響を受けるハードウェア | 該当なし |
影響を受けるソフトウェア | 該当なし |
含まれる VIB |
|
修正されたパッチ リリース | 該当なし |
CVE 番号 | 該当なし |
このパッチは nmlx4-rdma
VIB をアップデートします。
パッチのカテゴリ | バグ修正 |
パッチの重要度 | 重要 |
ホストの再起動が必要 | はい |
仮想マシンの移行またはシャットダウンが必要 | はい |
影響を受けるハードウェア | 該当なし |
影響を受けるソフトウェア | 該当なし |
含まれる VIB |
|
修正されたパッチ リリース | 該当なし |
CVE 番号 | 該当なし |
このパッチは nmlx5-core
VIB をアップデートします。
パッチのカテゴリ | バグ修正 |
パッチの重要度 | 重要 |
ホストの再起動が必要 | はい |
仮想マシンの移行またはシャットダウンが必要 | はい |
影響を受けるハードウェア | 該当なし |
影響を受けるソフトウェア | 該当なし |
含まれる VIB |
|
修正されたパッチ リリース | 該当なし |
CVE 番号 | 該当なし |
このパッチは nmlx5-rdma
VIB をアップデートします。
パッチのカテゴリ | バグ修正 |
パッチの重要度 | 重要 |
ホストの再起動が必要 | はい |
仮想マシンの移行またはシャットダウンが必要 | はい |
影響を受けるハードウェア | 該当なし |
影響を受けるソフトウェア | 該当なし |
含まれる VIB |
|
修正されたパッチ リリース | 該当なし |
CVE 番号 | 該当なし |
このパッチは bnxtnet
VIB をアップデートします。
パッチのカテゴリ | バグ修正 |
パッチの重要度 | 重要 |
ホストの再起動が必要 | はい |
仮想マシンの移行またはシャットダウンが必要 | はい |
影響を受けるハードウェア | 該当なし |
影響を受けるソフトウェア | 該当なし |
含まれる VIB |
|
修正されたパッチ リリース | 2242441 |
CVE 番号 | 該当なし |
このパッチは lsu-lsi-drivers-plugin
VIB をアップデートして、次の問題を解決します。
- PR 2242441:lsi-msgpt35 コントローラのディスクの LED を特定し、点灯できないことがある
lsi-msgpt35 コントローラのディスクの LED を特定し、点灯できないことがあります。
本リリースで、この問題は修正されました。この修正により、lsi-msgpt35 非同期ドライバおよびインボックス ドライバで動作する新しい su-lsi-drivers-plugin が導入されます。
パッチのカテゴリ | バグ修正 |
パッチの重要度 | 中 |
ホストの再起動が必要 | はい |
仮想マシンの移行またはシャットダウンが必要 | なし |
影響を受けるハードウェア | 該当なし |
影響を受けるソフトウェア | 該当なし |
含まれる VIB |
|
修正されたパッチ リリース | 2270098 |
CVE 番号 | 該当なし |
このパッチは nvme
VIB をアップデートして、次の問題を解決します。
- PR 2270098:Intel NVMe デバイスを使用すると、ESXi ホストで障害が発生し、パープル スクリーンが表示されることがある
分割された I/O 要求がインボックス nvme ドライバでキャンセルされた場合は、コマンド タイプのチェックが正しく行われなかったため、コマンド完了パスによってキューのロックが解除されることがあります。これにより、ESXi ホストで障害が発生し、パープル スクリーンが表示されることがあります。
本リリースで、この問題は修正されました。
- PR 2270098:ESXi ホスト内の、ドアベル ストライドが 0h ではない NVMe デバイスが表示されない
VMware インボックス nvme ドライバでは、値が 0h の ドアベル ストライドのみがサポートされるため、他の値を使用することも、ドアベル ストライドが 0h ではない VMe デバイスを表示することもできません。
本リリースで、この問題は修正されました。
パッチのカテゴリ | バグ修正 |
パッチの重要度 | 重要 |
ホストの再起動が必要 | はい |
仮想マシンの移行またはシャットダウンが必要 | はい |
影響を受けるハードウェア | 該当なし |
影響を受けるソフトウェア | 該当なし |
含まれる VIB |
|
修正されたパッチ リリース | 2270098 |
CVE 番号 | 該当なし |
このパッチは vmware-esx-esxcli-nvme-plugin
VIB をアップデートして、次の問題を解決します。
- PR 2270098:esxcfg-scsidevs –a コマンドを実行すると、正しくない NVMe デバイス情報が表示されることがある
一部の Dell 製 NVMe デバイスおよび Marvell NR2241 で
esxcfg-scsidevs –a
コマンドを実行するか、インターフェイスを参照すると、正しくない NVMe デバイス情報が表示されることがあります。本リリースで、この問題は修正されました。
パッチのカテゴリ | バグ修正 |
パッチの重要度 | 重要 |
ホストの再起動が必要 | なし |
仮想マシンの移行またはシャットダウンが必要 | なし |
影響を受けるハードウェア | 該当なし |
影響を受けるソフトウェア | 該当なし |
含まれる VIB |
|
修正されたパッチ リリース | 2272901 |
CVE 番号 | 該当なし |
このパッチは lsi-mr3
VIB をアップデートします。
- Broadcom lsi-mr3 ドライバのアップグレード
Broadcom lsi-mr3 ドライバがバージョン MR 7.8 にアップグレードされました。
パッチのカテゴリ | 機能拡張 |
パッチの重要度 | 重要 |
ホストの再起動が必要 | はい |
仮想マシンの移行またはシャットダウンが必要 | はい |
影響を受けるハードウェア | 該当なし |
影響を受けるソフトウェア | 該当なし |
含まれる VIB |
|
修正されたパッチ リリース | 2275290 |
CVE 番号 | 該当なし |
このパッチは lsi-msgpt35
VIB をアップデートします。
- lsi-msgpt35 ドライバのアップデート
lsi-msgpt35 ドライバがバージョン 09.00.00.00-1vmw にアップデートされました。
パッチのカテゴリ | バグ修正 |
パッチの重要度 | 重要 |
ホストの再起動が必要 | はい |
仮想マシンの移行またはシャットダウンが必要 | はい |
影響を受けるハードウェア | 該当なし |
影響を受けるソフトウェア | 該当なし |
含まれる VIB |
|
修正されたパッチ リリース | 2275290 |
CVE 番号 | 該当なし |
このパッチは lsi-msgpt3
VIB をアップデートします。
- lsi-msgpt3 ドライバのアップデート
lsi-msgpt3 ドライバがバージョン 17.00.01.00-3vmw にアップデートされました。
パッチのカテゴリ | バグ修正 |
パッチの重要度 | 重要 |
ホストの再起動が必要 | はい |
仮想マシンの移行またはシャットダウンが必要 | はい |
影響を受けるハードウェア | 該当なし |
影響を受けるソフトウェア | 該当なし |
含まれる VIB |
|
修正されたパッチ リリース | 該当なし |
CVE 番号 | 該当なし |
このパッチは net-vmxnet3
VIB をアップデートします。
パッチのカテゴリ | バグ修正 |
パッチの重要度 | 重要 |
ホストの再起動が必要 | はい |
仮想マシンの移行またはシャットダウンが必要 | はい |
影響を受けるハードウェア | 該当なし |
影響を受けるソフトウェア | 該当なし |
含まれる VIB |
|
修正されたパッチ リリース | 該当なし |
CVE 番号 | 該当なし |
このパッチは native-misc-drivers
VIB をアップデートします。
パッチのカテゴリ | セキュリティ |
パッチの重要度 | 重要 |
ホストの再起動が必要 | はい |
仮想マシンの移行またはシャットダウンが必要 | はい |
影響を受けるハードウェア | 該当なし |
影響を受けるソフトウェア | 該当なし |
含まれる VIB |
|
修正されたパッチ リリース | 2228005、2301046、2232983、2222019、2224776、2260077 |
CVE 番号 | 該当なし |
このパッチは esx-base、vsan
、および vsanhealth
VIB をアップデートし、次の問題を解決します。
- PR 2224776:sfcbd サービスがすべての分岐プロセスの処理に失敗すると、ESXi ホストが応答不能になることがある
sfcbd サービスがすべての分岐プロセスの処理に失敗したため、「
Heap globalCartel-1 already at its maximum size.Cannot expand
」など、多くのエラー メッセージがvmkernel.log
に記録される場合があります。その結果、ESXi ホストが応答しなくなって、一部の操作が失敗することがあります。本リリースで、この問題は修正されました。
- Network Time Protocol (NTP) デーモンのアップデート
NTP デーモンがバージョン ntp-4.2.8p12 にアップデートされました。
- libxml2 ライブラリの更新
ESXi userworld libxml2 ライブラリはバージョン 2.9.8 にアップデートされています。
- Python ライブラリのアップデート
Python サードパーティ ライブラリがバージョン 3.5.6 にアップデートされました。
- OpenSSH のアップデート
OpenSSH がバージョン 7.9 にアップデートされて、ID が CVE-2018-15473 のセキュリティ問題が解決されました。
- OpenSSL のアップデート
OpenSSL パッケージはバージョン openssl-1.0.2r にアップデートされました。
パッチのカテゴリ | セキュリティ |
パッチの重要度 | 重要 |
ホストの再起動が必要 | なし |
仮想マシンの移行またはシャットダウンが必要 | なし |
影響を受けるハードウェア | 該当なし |
影響を受けるソフトウェア | 該当なし |
含まれる VIB |
|
修正されたパッチ リリース | 該当なし |
CVE 番号 | 該当なし |
このパッチは tools-light
VIB をアップデートします。
パッチのカテゴリ | セキュリティ |
パッチの重要度 | 重要 |
ホストの再起動が必要 | なし |
仮想マシンの移行またはシャットダウンが必要 | なし |
影響を受けるハードウェア | 該当なし |
影響を受けるソフトウェア | 該当なし |
含まれる VIB |
|
修正されたパッチ リリース | 該当なし |
CVE 番号 | 該当なし |
このパッチは esx-ui
VIB をアップデートします。
プロファイル名 | ESXi-6.7.0-20190402001-standard |
ビルド | ビルドの詳細については、「本リリースに含まれるパッチ」を参照してください。 |
ベンダー | VMware, Inc. |
リリース日 | 2018 年 4 月 11 日 |
許容レベル | PartnerSupported |
影響を受けるハードウェア | 該当なし |
影響を受けるソフトウェア | 該当なし |
影響のある VIB |
|
修正されたパッチ リリース | 2227123、2250472、2273186、2282052、2267506、2256771、2269616、2250697、2191342、2197795、2221935、2193830、2210364、2177107、2179263、2185906、2204508、2211350、2204204、2226565、2240385、2163397、2238134、2213883、2141221、2240444、2249713、2184068、2257480、2235031、2257354、2212140、2279897、2227623、2277648、2221778、2287560、2268541、2203837、2236531、2242656、2250653、2260748、2256001、2266762、2263849、2267698、2271653、2232538、2210056、2271322、2272737、2286563、2178119、2223879、2221256、2258272、2219661、2268826、2224767、2257590、2241917、2246891、2228529、2231435、2226688、2234599、2256555、2242441、2270098、2272901、2275290 |
関連する CVE 番号 | 該当なし |
このパッチでは、以下の問題がアップデートされています。
このパッチでは、次の問題が解決しています。
-
datastore.totalReadLatency
やdatastore.totalWriteLatency
などのディスクの読み取り遅延または書き込み遅延のカウンタ値が非常に大きい場合、アラームが断続的に表示されることがあります。 -
Linux 仮想マシンに特定のメモリ サイズ(2052 MB や 2060 MB など)が設定されている場合、パワーオンしないで、空の画面が表示されることがあります。
-
ネットワークを設定し、vSphere Distributed Switch 健全性チェックを有効にして構成チェックを実行すると、ESXi ホストに障害が発生して、パープル スクリーンが表示されることがあります。
-
vSphere Web Client の [概要] タブと [スナップショット マネージャ] タブで仮想マシンが選択されている場合に、SNMP エージェントによって、誤ったトラップ
vmwVmPoweredOn
が提供されることがあります。 -
DVFilter が共有メモリ リング バッファ内で予期しない値または破損した値を受信し、内部関数が
NULL
を返すことがあります。このNULL
の値が正常に処理されない場合、ESXi ホストで障害が発生して、DVFilter レベルでパープル スクリーンが表示されることがあります。 -
vSphere Client または vSphere Web Client の [イベント] タブで、仮想マシンをパワーオンまたはパワーオフすると、「
仮想スイッチ XXX 上でのネットワーク接続がリストアされました。ポートグループ: XXX。物理 NIC vmnicX はアクティブです。
」のようなイベントが表示されることがあります。アップリンクのステータスを確認すると、システム レポートに、仮想マシンのパワーオンまたはパワーオフ操作の影響を受けないポート グループが含まれていて、これによってイベントがトリガーされることがあります。ただし、このイベントは問題があることを示すものではなく、対策を求めるものでもありません。 -
ディスクが割り当てられていないか、スレッドが停止している場合、vSAN 健全性構成ファイルが破損することがあります。vSAN 健全性構成の実行中にこの問題が発生した場合は、健全性サービスを開始できません。
-
Windows Server フェイルオーバー クラスタの設定中に、デフォルトのパス ポリシーを [固定] または [最近の使用] から [ラウンド ロビン] に変更した場合、クラスタの I/O が失敗し、クラスタが応答を停止することがあります。
-
リリース ビルドでは、smartd デーモンによって Syslog サービス ログにデバッグや情報メッセージが大量に記録されることがあります。
-
アップリンクの使用頻度が低い場合、NIOC スケジューラによってアップリンク ネットワーク デバイスがリセットされることがあります。このリセットは予測不能です。
-
グローバル IPv6 アドレスを無効にすると、コード パスで依然として IPv6 が使用されているために、ESXi ホストに断続的に障害が発生することがあります。
-
競合状態が原因で、ゲスト OS の再起動中に仮想マシンの実行可能プロセスが失敗し、仮想マシンがシャットダウンすることがあります。
-
esxcfg-syslog
コマンドで開始された外部プロセスが終了するのを待機している間に、hostd が応答しなくなることがあります。 -
高負荷システムで大量の I/O がタイムアウトになることによって、物理 CPU のソフト ロックアップが生じる場合があります。その結果、ESXi ホストで障害が発生し、パープル スクリーンが表示されることがあります。
-
仮想 SATA CD-ROM に対する無効なコマンドによってエラーが発生し、仮想マシンのメモリ使用量が増える場合があります。これによって、仮想マシンでメモリを割り当てることができなくなり、障害が発生することがあります。無効なコマンドに関する次のログが記録されることがあります。
YYYY-MM-DDTHH:MM:SS.mmmZ| vcpu-1| I125: AHCI-USER: Invalid size in command
YYYY-MM-DDTHH:MM:SS.mmmZ| vcpu-1| I125: AHCI-VMM: sata0:0: Halted the port due to command abort.また、次のような同様のパニック メッセージが表示されることがあります。
YYYY-MM-DDTHH:MM:SS.mmmZ| vcpu-1| E105: PANIC: リカバリ不能なメモリ割り当ての失敗です
-
150 台を超える仮想マシンを備えた vSphere 6.7 環境でゲスト イントロスペクション サービスがアクティブな場合、vSphere vMotion を使用した仮想マシンの移行が、「
ソースはターゲットがレジュームに失敗したことを検出しました。
」のような vSphere Web Client のエラーが発生して失敗することがあります。
ターゲットのvmware.log
には、次のようなエラー メッセージが記録されます。2018-07-18T02:41:32.035Z| vmx| I125: MigrateSetState: Transitioning from state 11 to 12.
2018-07-18T02:41:32.035Z| vmx| I125: Migrate: Caching migration error message list:
2018-07-18T02:41:32.035Z| vmx| I125: [msg.checkpoint.migration.failedReceive] Failed to receive migration.
2018-07-18T02:41:32.035Z| vmx| I125: [msg.namespaceDb.badVersion] Incompatible version -1 (expect 2).
2018-07-18T02:41:32.035Z| vmx| I125: [msg.checkpoint.mrestoregroup.failed] An error occurred restoring the virtual machine state during migration.vmkernel ログには、次のようなエラー メッセージが記録されます。
2018-07-18T02:32:43.011Z cpu5:66134)WARNING: Heap: 3534: Heap fcntlHeap-1 already at its maximum size.Cannot expand.
2018-07-18T02:41:35.613Z cpu2:66134)WARNING: Heap: 4169: Heap_Align(fcntlHeap-1, 200/200 bytes, 8 align) failed. caller: 0x41800aaca9a3 -
収集する統計データは、仮想マシンが特定の電源状態の場合にのみ編集できます。たとえば、仮想マシンがパワーオン状態の場合は、メモリ データを編集できません。hostd サービスを再起動しても仮想マシンの電源状態が変更されず、データの初期化に失敗することがあります。ホストが使用しているメモリ カウンタの計算で、ゼロによる除算が発生し、チャートがグラフの描画を停止することがあります。
-
デフォルトでは、vSphere HA が有効な ESXi ホストで、隔離時の対応機能は無効になっています。隔離時の対応機能を有効にすると、vSphere HA フェイルオーバーの後、NSX-T 論理スイッチに接続されている仮想マシン ポートがブロックされることがあります。
-
e1000 vNIC は、解析問題が原因で認識されない GRE パケットを断続的にドロップすることがあります。
-
Apple システムの起動中に、次のエラー メッセージが表示されて、起動プロセスが停止することがあります。
Shutting down firmware services...
Mutiboot buffer is too small.
Unrecoverable errorこの問題は、特定の Apple ファームウェア バージョンにのみ影響します。
-
静止スナップショットを長時間操作しているときに hostd が再起動すると、スナップショット統合コマンドが自動的に実行されて冗長ディスクが削除され、仮想マシンのパフォーマンスが向上することがあります。ただし、統合コマンドが実行中の静止スナップショット操作と競合し、仮想マシンに障害が発生する可能性があります。
-
snmpwalk
コマンドを実行すると、SNMP エージェントに、すべてのバッテリのステータスが D_Failed として表示されることがあります。この問題が発生する原因としては、コードの処理中にステータスが適切にチェックされず、センサー固有のコードでコンパクト センサーが誤って解釈されることなどがあります。 -
IP ハッシュまたはソース MAC ハッシュ チーミング ポリシーを使用すると、パケット リスト内の一部のパケットで、異なるアップリンクが使用される場合があります。その結果、パケットの一部がドロップされるか、チーミング ポリシーで決定されたアップリンクを介して送信されないことがあります。
-
NFS データストアが Syslog データストアとして設定されている場合に、ESXi ホストをこのデータストアから切断すると、このデータストアへのログ作成が停止し、ESXi ホストが応答しなくなることがあります。
-
vSphere Replication と Site Recovery Manager を併用して仮想マシンをレプリケートすると、ESXi ホストがただちに、あるいは 24 時間以内に停止して、パープル スクリーンが表示されることがあります。次のようなエラーが表示されることがあります。
PANIC bora/vmkernel/main/dlmalloc.c:4924 - Usage error in dlmalloc
. -
大規模な構成では、次のようなエラーが発生して、ロック回数の制限を超え、hostd が失敗する可能性があります。
hostd Panic: MXUserAllocSerialNumber: too many locks!
-
esxcli
$esxcli.network.nic.coalesce.set.Invoke
network コマンドを実行すると、値が正しく設定されている場合でも、結果として false 値が返されることがあります。これにより、自動化スクリプトが影響を受ける可能性があります。 -
仮想マシンが破損したディレクトリを持つ VMFS データストアにアクセスすると、ESXi ホストに障害が発生して、パープル スクリーンおよび「
DirEntry が破損しています
」というエラー メッセージが表示されることがあります。 -
リンク ステータスのフラッピング中に、LACPPDU Actor キーの値が 0 に変更されることがあります。
-
VMkernel のタイミング問題が原因でバッファがフラッシュされなくなり、ヒープが枯渇する可能性があります。その結果、hostd、vpxa、vmsyslogd などのサービスが ESXi ホストにログを書き込めなくなり、ホストが応答しなくなることがあります。
/var/log/vmkernel.log
に、次のような警告が記録されることがあります。WARNING: Heap: 3571: Heap vfat already at its maximum size.Cannot expand.
-
以前のバージョンの ESXi で仮想マシンの仮想 CD-ROM デバイスのタイプを変更した場合、新しいバージョンにアップデートした後で VMware Tools をインストールまたは更新すると、仮想マシンが終了し、無効とマークされることがあります。
-
証明書を更新すると、指定した信頼チェーンの最初の証明書のみが ESXi ホストに保存されることがあります。中間 CA 証明書はすべて除外されます。証明書が見つからないため、ルート CA へのチェーンを構築できません。これにより、接続が信頼できないことを示す警告が表示されます。
-
vSphere API for Storage Awareness プロバイダが vSphere Virtual Volumes のポリシーを自動で変更すると、
VvolID
パラメータに null が設定され、この値で vSphere Virtual Volumes メタデータが更新されることがあります。その結果、仮想マシンのスナップショットを作成するときに null のVvoId
パラメータを使用して VASA が呼び出されて、エラーになります。 -
仮想プロバイダとのすべての接続がビジーであるために vSphere API for Storage Awareness プロバイダからの呼び出しが失敗した場合、vSphere Virtual Volumes データストアで複数の仮想マシンのクローン作成を並列実行すると、応答しなくなるか、「
ファイル作成操作を完了できません。
」のようなエラー メッセージが表示されて失敗することがあります。 -
内部統計情報にいくつかの不一致があるため、ESXi ホストで障害が発生し、パープル スクリーンになって、
sbflush_internal
パニック メッセージが表示されることがあります。 -
ESXi 6.7 Update 2 を使用すると、N-VDS を使用する ESXi ホストと vSphere 標準スイッチの間で、vSphere vMotion を使用して仮想マシンを移行することができます。この機能を有効にするには、ソース サイトとターゲット サイトの両方で vCenter Server システムを vCenter Server 6.7 Update 2 および ESXi 6.7 Update 2 にアップグレードする必要があります。
-
ページ障害の例外により、ESXi ホストで障害が発生し、パープル スクリーンが表示されることがあります。このエラーは、存在しなくなったオブジェクトに対してキャッシュの削除をトリガーする可能性のあるフラグが見つからず、その結果、
NULL
ポインタが参照される場合に発生します。 -
アップリンクのステータスを確認するときに、アップリンクがポート グループに属しているがどうかがチーミング ポリシーでチェックされず、影響を受けるポート グループが正しく表示されない場合があります。その結果、
/var/run/log/vobd.log
ファイルに次のような冗長な VOB メッセージが記録されることがあります。Lost uplink redundancy on virtual switch "xxx".Physical NIC vmnicX is down.Affected portgroups:"xxx"
. -
Lenovo ThinkSystem DE シリーズ ストレージ アレイの場合、ESXi ホストに要求ルールを手動で追加する必要があります。
-
大きなディレクトリ ツリーで反復処理を行うときに、メモリ使用量が過度に増大して vpxa サービスが失敗することがあります。その結果、ESXi ホストが vCenter Server システムから切断されることがあります。
-
セキュア ブートを有効にした状態で ESXi 6.7 Update 1 を実行しているホストで、
esxcli software profile update
コマンドまたはesxcli software profile install
コマンドを実行すると、失敗することがあります。「Failed to setup upgrade using esx-update VIB
」や「Failed to mount tardisk in ramdisk: [Errno 1] Operation not permitted
」などのエラー メッセージが表示されることがあります。 -
NFS サーバのホスト名の解決中に断続的な障害が発生するため、ESXi ホストの再起動後に NFS ボリュームのマウントが維持されないことがあります。
-
この問題は、ポート グループに割り当てられた物理 NIC が一時的に停止している場合に、[物理 NIC 負荷に基づいたルート] オプションを使用して VMK または vNIC ポートを作成すると発生します。このような場合は、ポート グループ内にアクティブなアップリンクがないため、ポート チーム アップリンクが設定されません。物理 NIC が再びアクティブになると、チーミング コードはポート データの更新に失敗し、パケットが失われます。
-
Plog Relog が DecommissionMD と一緒に実行されている場合は競合状態になり、Relog が空いている Plog デバイス状態テーブルにアクセスすることがあります。この問題が起きると、パープル スクリーンが表示されて、ホストに障害が発生する可能性があります。
-
4096 または 512 MB 以外の物理ブロック サイズを持つデバイスを使用している場合は、vmkernel ログに次のような多数の警告が記録されることがあります。
ScsiPath: 4395: The Physical block size "8192" reported by the path vmhba3:C0:T1:L0 is not supported.
-
vSAN ストレッチ クラスタの構成またはアップグレード後に、すべてのクラスタ レベルの要求が失敗することがあります。また、次のエラー メッセージが表示されることがあります。
名前「_VSAN_VER3」は定義されていません
-
仮想マシン フォルダが UUID ではなく名前を使用して作成されている場合、vSAN のパフォーマンス チャートに次の VMDK メトリックが適切に表示されません。
- IOPS および IOPS 制限
- 遅延した正規化済みの IOPS -
[ホスト] > [監視] > [パフォーマンス] > [物理アダプタ] > [pNIC vSwitch ポート ドロップ レート] を選択すると、パケットがドロップされていないのに、ドロップされたパケットを示すカウンタが表示されることがあります。これは、LRO を使用しているときに、IOChain フレームワークが減少したパケット数をパケットのドロップとして処理するためです。
-
仮想マシンのパワーオン中に、ESXi ホストに障害が発生して、パープル スクリーンが表示されることがあります。これは、仮想マシン名が「SRIOV」で始まり、アップリンクが vSphere Distributed Switch に接続されている場合に発生します。
-
まれに発生する競合状態では、SNMP が動的なルールセットを無効にしても、ホスト プロファイルでこれらがアクティブになっている場合は、「
ルールセット dynamicruleset が見つかりません
」などの予期しないコンプライアンス エラーが発生する可能性があります。 -
アプリケーションの静止が有効になっている場合に、vSphere Replication を使用して Windows 2008 以降を実行している仮想マシンをリカバリすると、レプリカが破損することがあります。破損するのは、アプリケーションの静止が有効になっている場合のみです。仮想マシンの VMware Tools にアプリケーションの静止が設定されていない場合、vSphere Replication はファイル システムの静止などの下位レベルの整合性を使用するため、レプリカは破損しません。
-
ファームウェアのダウンロードのように 2 MB を超える CIM 要求を実行すると、スタック領域不足になって、ESXi ホストで CIM サービスが失敗し、
/var/core
にSFCB zdumb
ファイルが表示されることがあります。 -
生成された
syslog.log
アーカイブ ファイルの数が、syslog.global.defaultRotate
パラメータで設定されたデフォルト値より 1 つ少なくなることがあります。Syslog.log
アーカイブ ファイルの数はまた、ESXi バージョン 6.0 と 6.7 の間で異なることがあります。たとえば、syslog.global.defaultRotate
がデフォルトで 8 に設定されている場合、ESXi 6.0 ではsyslog.0.gz
からsyslog.7.gz
が作成されますが、ESXi 6.7 ではsyslog.0.gz
からsyslog.6.gz
が作成されます。 -
詳細設定オプション
/Misc/MCEMonitorInterval
を非常に大きな値に設定すると、タイマー オーバーフローになって、ESXi ホストが約 10 日間のアップタイムの後、応答しなくなることがあります。 -
P2MCache ロックは、CPU パフォーマンスの低下をもたらすスピン ロックであり、他の CPU が枯渇する原因となることがあります。このロックが発生すると、ESXi ホストで障害が発生し、パープル スクリーンが表示され、「
Spin count exceeded - possible deadlock, PVSCSIDoIOComplet, NFSAsyncIOComplete
」エラーが発生することがあります。 -
要求完了パスが競合状態になった場合、NFS データストア間の Storage vMotion 操作中に ESXi ホストで障害が発生して、パープル スクリーンが表示されることがあります。競合状態は、NFS スタックの I/O 負荷が大きい場合に発生します。
-
ディスク廃止操作中に廃止ワークフローが競合状態になって、ESXi ホストに障害が発生し、パープル スクリーンが表示されることがあります。
-
物理 NIC で RSS が有効になっている場合、ESXi ホストに障害が発生して、パープル スクリーンが表示されることがあります。次のようなバックトーレスが表示されることがあります。
yyyy-mm-dd cpu9:2097316)0x451a8521bc70:[0x41801a68ad30]RSSPlugCleanupRSSEngine@(lb_netqueue_bal)#+0x7d stack: 0x4305e4c1a8e0, 0x41801a68af2b, 0x430db8c6b188, 0x4305e4c1a8e0,
0x0yyyy-mm-dd cpu9:2097316)0x451a8521bc90:[0x41801a68af2a]RSSPlugInitRSSEngine@(lb_netqueue_bal)#+0x127 stack: 0x0, 0x20c49ba5e353f7cf, 0x4305e4c1a930, 0x4305e4c1a800, 0x4305e4c1a9f0
yyyy-mm-dd cpu9:2097316)0x451a8521bcd0:[0x41801a68b21c]RSSPlug_PreBalanceWork@(lb_netqueue_bal)#+0x1cd stack: 0x32, 0x32, 0x0, 0xe0, 0x4305e4c1a800
yyyy-mm-dd cpu9:2097316)0x451a8521bd30:[0x41801a687752]Lb_PreBalanceWork@(lb_netqueue_bal)#+0x21f stack: 0x4305e4c1a800, 0xff, 0x0, 0x43057f38ea00, 0x4305e4c1a800
yyyy-mm-dd cpu9:2097316)0x451a8521bd80:[0x418019c13b18]UplinkNetqueueBal_BalanceCB@vmkernel#nover+0x6f1 stack: 0x4305e4bc6088, 0x4305e4c1a840, 0x4305e4c1a800, 0x4305e435fb30, 0x4305e4bc6088
yyyy-mm-dd cpu9:2097316)0x451a8521bf00:[0x418019cd1c89]UplinkAsyncProcessCallsHelperCB@vmkernel#nover+0x116 stack: 0x430749e60870, 0x430196737070, 0x451a85223000, 0x418019ae832b, 0x430749e60088
yyyy-mm-dd cpu9:2097316)0x451a8521bf30:[0x418019ae832a]HelperQueueFunc@vmkernel#nover+0x157 stack: 0x430749e600b8, 0x430749e600a8, 0x430749e600e0, 0x451a85223000, 0x430749e600b8
yyyy-mm-dd cpu9:2097316)0x451a8521bfe0:[0x418019d081f2]CpuSched_StartWorld@vmkernel#nover+0x77 stack: 0x0, 0x0, 0x0, 0x0, 0x0 -
VASA プロバイダが特定の vSphere Virtual Volume ドライバのバインドを切り替えるための再バインド要求を ESXi ホストに送信すると、ESXi ホストはプロトコル エンドポイントとその他のリソースを切り替えて、I/O に乱れを生じさせることなくバインドを変更することがあります。その結果、ESXi ホストで障害が発生し、パープル スクリーンが表示されることがあります。
-
一部の IPMI センサーが緑から赤に、あるいはその逆に断続的に変化して、誤ったハードウェア健全性アラームが作成されることがあります。
-
非同期 32 ビット IMA プラグインをインストールするときに、すでに 32 ビット IMA プラグインがインストールされている場合は、これらのプラグインがロードされて、これらが QLogic 独立型 iSCSI アダプタからロードされているかどうか確認されることがあります。このプロセスで ESXi ホストに障害が発生し、メモリの受け入れエラーが発生することがあります。
-
Site Recovery Manager を使用して再保護操作を実行すると、仮想マシンに初期同期による遅延が発生している場合に、操作が失敗することがあります。次のようなエラーが表示されることがあります。
VRM グループ {…} の VR 同期に失敗しました。操作はタイム アウトしました。10800 秒
-
HPE 3PAR ストレージの Virtual Volumes のプロトコル エンドポイントで I/O 調整が有効になっている場合に、
TASK_SET_FULL
エラーが発生してセカンダリ LUN の I/O に障害が発生すると、プロトコルエ ンドポイントに関連付けられているすべてのセカンダリ LUN の I/O 速度が低下します。 -
qlnativefc ドライバがバージョン 3.1.8.0 にアップデートされました。
-
nfnic ドライバがバージョン 4.0.0.17 にアップデートされました。
-
Emulex ドライバによって
/var/logs/EMU/mili/mili2d.log
にログが書き込まれて、RAM ドライブにある 40 MB の/var
ファイル システム ログがいっぱいになることがあります。 -
ESXi 6.7 Update 2 により、SFN8542 や SFN8522 など、Solarflare 10G および 40G ネットワーク アダプタ デバイス用の Solarflare ネイティブ ドライバ (sfvmk) のサポートが追加されます。
-
lsi-msgpt2 ドライバがバージョン 20.00.05.00 にアップデートされ、タスク管理の機能強化と重要なバグ修正に対応できるようになりました。
-
lsi-msgpt35 コントローラのディスクの LED を特定し、点灯できないことがあります。
-
分割された I/O 要求がインボックス nvme ドライバでキャンセルされた場合は、コマンド タイプのチェックが正しく行われなかったため、コマンド完了パスによってキューのロックが解除されることがあります。これにより、ESXi ホストで障害が発生し、パープル スクリーンが表示されることがあります。
-
VMware インボックス nvme ドライバでは、値が 0h の ドアベル ストライドのみがサポートされるため、他の値を使用することも、ドアベル ストライドが 0h ではない VMe デバイスを表示することもできません。
-
一部の Dell 製 NVMe デバイスおよび Marvell NR2241 で
esxcfg-scsidevs –a
コマンドを実行するか、インターフェイスを参照すると、正しくない NVMe デバイス情報が表示されることがあります。 -
Broadcom lsi-mr3 ドライバがバージョン MR 7.8 にアップグレードされました。
-
lsi-msgpt35 ドライバがバージョン 09.00.00.00-1vmw にアップデートされました。
-
lsi-msgpt3 ドライバがバージョン 17.00.01.00-3vmw にアップデートされました。
-
プロファイル名 | ESXi-6.7.0-20190402001-no-tools |
ビルド | ビルドの詳細については、「本リリースに含まれるパッチ」を参照してください。 |
ベンダー | VMware, Inc. |
リリース日 | 2018 年 4 月 11 日 |
許容レベル | PartnerSupported |
影響を受けるハードウェア | 該当なし |
影響を受けるソフトウェア | 該当なし |
影響のある VIB |
|
修正されたパッチ リリース | 2227123、2250472、2273186、2282052、2267506、2256771、2269616、2250697、2191342、2197795、2221935、2193830、2210364、2177107、2179263、2185906、2204508、2211350、2204204、2226565、2240385、2163397、2238134、2213883、2141221、2240444、2249713、2184068、2257480、2235031、2257354、2212140、2279897、2227623、2277648、2221778、2287560、2268541、2203837、2236531、2242656、2250653、2260748、2256001、2266762、2263849、2267698、2271653、2232538、2210056、2271322、2272737、2286563、2178119、2223879、2221256、2258272、2219661、2268826、2224767、2257590、2241917、2246891、2228529、2231435、2226688、2234599、2256555、2242441、2270098、2272901、2275290 |
関連する CVE 番号 | 該当なし |
このパッチでは、以下の問題がアップデートされています。
-
-
datastore.totalReadLatency
やdatastore.totalWriteLatency
などのディスクの読み取り遅延または書き込み遅延のカウンタ値が非常に大きい場合、アラームが断続的に表示されることがあります。 -
Linux 仮想マシンに特定のメモリ サイズ(2052 MB や 2060 MB など)が設定されている場合、パワーオンしないで、空の画面が表示されることがあります。
-
ネットワークを設定し、vSphere Distributed Switch 健全性チェックを有効にして構成チェックを実行すると、ESXi ホストに障害が発生して、パープル スクリーンが表示されることがあります。
-
vSphere Web Client の [概要] タブと [スナップショット マネージャ] タブで仮想マシンが選択されている場合に、SNMP エージェントによって、誤ったトラップ
vmwVmPoweredOn
が提供されることがあります。 -
DVFilter が共有メモリ リング バッファ内で予期しない値または破損した値を受信し、内部関数が
NULL
を返すことがあります。このNULL
の値が正常に処理されない場合、ESXi ホストで障害が発生して、DVFilter レベルでパープル スクリーンが表示されることがあります。 -
vSphere Client または vSphere Web Client の [イベント] タブで、仮想マシンをパワーオンまたはパワーオフすると、「
仮想スイッチ XXX 上でのネットワーク接続がリストアされました。ポートグループ: XXX。物理 NIC vmnicX はアクティブです。
」のようなイベントが表示されることがあります。アップリンクのステータスを確認すると、システム レポートに、仮想マシンのパワーオンまたはパワーオフ操作の影響を受けないポート グループが含まれていて、これによってイベントがトリガーされることがあります。ただし、このイベントは問題があることを示すものではなく、対策を求めるものでもありません。 -
ディスクが割り当てられていないか、スレッドが停止している場合、vSAN 健全性構成ファイルが破損することがあります。vSAN 健全性構成の実行中にこの問題が発生した場合は、健全性サービスを開始できません。
-
Windows Server フェイルオーバー クラスタの設定中に、デフォルトのパス ポリシーを [固定] または [最近の使用] から [ラウンド ロビン] に変更した場合、クラスタの I/O が失敗し、クラスタが応答を停止することがあります。
-
リリース ビルドでは、smartd デーモンによって Syslog サービス ログにデバッグや情報メッセージが大量に記録されることがあります。
-
アップリンクの使用頻度が低い場合、NIOC スケジューラによってアップリンク ネットワーク デバイスがリセットされることがあります。このリセットは予測不能です。
-
グローバル IPv6 アドレスを無効にすると、コード パスで依然として IPv6 が使用されているために、ESXi ホストに断続的に障害が発生することがあります。
-
競合状態が原因で、ゲスト OS の再起動中に仮想マシンの実行可能プロセスが失敗し、仮想マシンがシャットダウンすることがあります。
-
esxcfg-syslog
コマンドで開始された外部プロセスが終了するのを待機している間に、hostd が応答しなくなることがあります。 -
高負荷システムで大量の I/O がタイムアウトになることによって、物理 CPU のソフト ロックアップが生じる場合があります。その結果、ESXi ホストで障害が発生し、パープル スクリーンが表示されることがあります。
-
仮想 SATA CD-ROM に対する無効なコマンドによってエラーが発生し、仮想マシンのメモリ使用量が増える場合があります。これによって、仮想マシンでメモリを割り当てることができなくなり、障害が発生することがあります。無効なコマンドに関する次のログが記録されることがあります。
YYYY-MM-DDTHH:MM:SS.mmmZ| vcpu-1| I125: AHCI-USER: Invalid size in command
YYYY-MM-DDTHH:MM:SS.mmmZ| vcpu-1| I125: AHCI-VMM: sata0:0: Halted the port due to command abort.また、次のような同様のパニック メッセージが表示されることがあります。
YYYY-MM-DDTHH:MM:SS.mmmZ| vcpu-1| E105: PANIC: リカバリ不能なメモリ割り当ての失敗です
-
150 台を超える仮想マシンを備えた vSphere 6.7 環境でゲスト イントロスペクション サービスがアクティブな場合、vSphere vMotion を使用した仮想マシンの移行が、「
ソースはターゲットがレジュームに失敗したことを検出しました。
」のような vSphere Web Client のエラーが発生して失敗することがあります。
ターゲットのvmware.log
には、次のようなエラー メッセージが記録されます。2018-07-18T02:41:32.035Z| vmx| I125: MigrateSetState: Transitioning from state 11 to 12.
2018-07-18T02:41:32.035Z| vmx| I125: Migrate: Caching migration error message list:
2018-07-18T02:41:32.035Z| vmx| I125: [msg.checkpoint.migration.failedReceive] Failed to receive migration.
2018-07-18T02:41:32.035Z| vmx| I125: [msg.namespaceDb.badVersion] Incompatible version -1 (expect 2).
2018-07-18T02:41:32.035Z| vmx| I125: [msg.checkpoint.mrestoregroup.failed] An error occurred restoring the virtual machine state during migration.vmkernel ログには、次のようなエラー メッセージが記録されます。
2018-07-18T02:32:43.011Z cpu5:66134)WARNING: Heap: 3534: Heap fcntlHeap-1 already at its maximum size.Cannot expand.
2018-07-18T02:41:35.613Z cpu2:66134)WARNING: Heap: 4169: Heap_Align(fcntlHeap-1, 200/200 bytes, 8 align) failed. caller: 0x41800aaca9a3 -
収集する統計データは、仮想マシンが特定の電源状態の場合にのみ編集できます。たとえば、仮想マシンがパワーオン状態の場合は、メモリ データを編集できません。hostd サービスを再起動しても仮想マシンの電源状態が変更されず、データの初期化に失敗することがあります。ホストが使用しているメモリ カウンタの計算で、ゼロによる除算が発生し、チャートがグラフの描画を停止することがあります。
-
デフォルトでは、vSphere HA が有効な ESXi ホストで、隔離時の対応機能は無効になっています。隔離時の対応機能を有効にすると、vSphere HA フェイルオーバーの後、NSX-T 論理スイッチに接続されている仮想マシン ポートがブロックされることがあります。
-
e1000 vNIC は、解析問題が原因で認識されない GRE パケットを断続的にドロップすることがあります。
-
Apple システムの起動中に、次のエラー メッセージが表示されて、起動プロセスが停止することがあります。
Shutting down firmware services...
Mutiboot buffer is too small.
Unrecoverable errorこの問題は、特定の Apple ファームウェア バージョンにのみ影響します。
-
静止スナップショットを長時間操作しているときに hostd が再起動すると、スナップショット統合コマンドが自動的に実行されて冗長ディスクが削除され、仮想マシンのパフォーマンスが向上することがあります。ただし、統合コマンドが実行中の静止スナップショット操作と競合し、仮想マシンに障害が発生する可能性があります。
-
snmpwalk
コマンドを実行すると、SNMP エージェントに、すべてのバッテリのステータスが D_Failed として表示されることがあります。この問題が発生する原因としては、コードの処理中にステータスが適切にチェックされず、センサー固有のコードでコンパクト センサーが誤って解釈されることなどがあります。 -
IP ハッシュまたはソース MAC ハッシュ チーミング ポリシーを使用すると、パケット リスト内の一部のパケットで、異なるアップリンクが使用される場合があります。その結果、パケットの一部がドロップされるか、チーミング ポリシーで決定されたアップリンクを介して送信されないことがあります。
-
NFS データストアが Syslog データストアとして設定されている場合に、ESXi ホストをこのデータストアから切断すると、このデータストアへのログ作成が停止し、ESXi ホストが応答しなくなることがあります。
-
vSphere Replication と Site Recovery Manager を併用して仮想マシンをレプリケートすると、ESXi ホストがただちに、あるいは 24 時間以内に停止して、パープル スクリーンが表示されることがあります。次のようなエラーが表示されることがあります。
PANIC bora/vmkernel/main/dlmalloc.c:4924 - Usage error in dlmalloc
. -
大規模な構成では、次のようなエラーが発生して、ロック回数の制限を超え、hostd が失敗する可能性があります。
hostd Panic: MXUserAllocSerialNumber: too many locks!
-
esxcli
$esxcli.network.nic.coalesce.set.Invoke
network コマンドを実行すると、値が正しく設定されている場合でも、結果として false 値が返されることがあります。これにより、自動化スクリプトが影響を受ける可能性があります。 -
仮想マシンが破損したディレクトリを持つ VMFS データストアにアクセスすると、ESXi ホストに障害が発生して、パープル スクリーンおよび「
DirEntry が破損しています
」というエラー メッセージが表示されることがあります。 -
リンク ステータスのフラッピング中に、LACPPDU Actor キーの値が 0 に変更されることがあります。
-
VMkernel のタイミング問題が原因でバッファがフラッシュされなくなり、ヒープが枯渇する可能性があります。その結果、hostd、vpxa、vmsyslogd などのサービスが ESXi ホストにログを書き込めなくなり、ホストが応答しなくなることがあります。
/var/log/vmkernel.log
に、次のような警告が記録されることがあります。WARNING: Heap: 3571: Heap vfat already at its maximum size.Cannot expand.
-
以前のバージョンの ESXi で仮想マシンの仮想 CD-ROM デバイスのタイプを変更した場合、新しいバージョンにアップデートした後で VMware Tools をインストールまたは更新すると、仮想マシンが終了し、無効とマークされることがあります。
-
証明書を更新すると、指定した信頼チェーンの最初の証明書のみが ESXi ホストに保存されることがあります。中間 CA 証明書はすべて除外されます。証明書が見つからないため、ルート CA へのチェーンを構築できません。これにより、接続が信頼できないことを示す警告が表示されます。
-
vSphere API for Storage Awareness プロバイダが vSphere Virtual Volumes のポリシーを自動で変更すると、
VvolID
パラメータに null が設定され、この値で vSphere Virtual Volumes メタデータが更新されることがあります。その結果、仮想マシンのスナップショットを作成するときに null のVvoId
パラメータを使用して VASA が呼び出されて、エラーになります。 -
仮想プロバイダとのすべての接続がビジーであるために vSphere API for Storage Awareness プロバイダからの呼び出しが失敗した場合、vSphere Virtual Volumes データストアで複数の仮想マシンのクローン作成を並列実行すると、応答しなくなるか、「
ファイル作成操作を完了できません。
」のようなエラー メッセージが表示されて失敗することがあります。 -
内部統計情報にいくつかの不一致があるため、ESXi ホストで障害が発生し、パープル スクリーンになって、
sbflush_internal
パニック メッセージが表示されることがあります。 -
ESXi 6.7 Update 2 を使用すると、N-VDS を使用する ESXi ホストと vSphere 標準スイッチの間で、vSphere vMotion を使用して仮想マシンを移行することができます。この機能を有効にするには、ソース サイトとターゲット サイトの両方で vCenter Server システムを vCenter Server 6.7 Update 2 および ESXi 6.7 Update 2 にアップグレードする必要があります。
-
ページ障害の例外により、ESXi ホストで障害が発生し、パープル スクリーンが表示されることがあります。このエラーは、存在しなくなったオブジェクトに対してキャッシュの削除をトリガーする可能性のあるフラグが見つからず、その結果、
NULL
ポインタが参照される場合に発生します。 -
アップリンクのステータスを確認するときに、アップリンクがポート グループに属しているがどうかがチーミング ポリシーでチェックされず、影響を受けるポート グループが正しく表示されない場合があります。その結果、
/var/run/log/vobd.log
ファイルに次のような冗長な VOB メッセージが記録されることがあります。Lost uplink redundancy on virtual switch "xxx".Physical NIC vmnicX is down.Affected portgroups:"xxx"
. -
Lenovo ThinkSystem DE シリーズ ストレージ アレイの場合、ESXi ホストに要求ルールを手動で追加する必要があります。
-
大きなディレクトリ ツリーで反復処理を行うときに、メモリ使用量が過度に増大して vpxa サービスが失敗することがあります。その結果、ESXi ホストが vCenter Server システムから切断されることがあります。
-
セキュア ブートを有効にした状態で ESXi 6.7 Update 1 を実行しているホストで、
esxcli software profile update
コマンドまたはesxcli software profile install
コマンドを実行すると、失敗することがあります。「Failed to setup upgrade using esx-update VIB
」や「Failed to mount tardisk in ramdisk: [Errno 1] Operation not permitted
」などのエラー メッセージが表示されることがあります。 -
NFS サーバのホスト名の解決中に断続的な障害が発生するため、ESXi ホストの再起動後に NFS ボリュームのマウントが維持されないことがあります。
-
この問題は、ポート グループに割り当てられた物理 NIC が一時的に停止している場合に、[物理 NIC 負荷に基づいたルート] オプションを使用して VMK または vNIC ポートを作成すると発生します。このような場合は、ポート グループ内にアクティブなアップリンクがないため、ポート チーム アップリンクが設定されません。物理 NIC が再びアクティブになると、チーミング コードはポート データの更新に失敗し、パケットが失われます。
-
Plog Relog が DecommissionMD と一緒に実行されている場合は競合状態になり、Relog が空いている Plog デバイス状態テーブルにアクセスすることがあります。この問題が起きると、パープル スクリーンが表示されて、ホストに障害が発生する可能性があります。
-
4096 または 512 MB 以外の物理ブロック サイズを持つデバイスを使用している場合は、vmkernel ログに次のような多数の警告が記録されることがあります。
ScsiPath: 4395: The Physical block size "8192" reported by the path vmhba3:C0:T1:L0 is not supported.
-
vSAN ストレッチ クラスタの構成またはアップグレード後に、すべてのクラスタ レベルの要求が失敗することがあります。また、次のエラー メッセージが表示されることがあります。
名前「_VSAN_VER3」は定義されていません
-
仮想マシン フォルダが UUID ではなく名前を使用して作成されている場合、vSAN のパフォーマンス チャートに次の VMDK メトリックが適切に表示されません。
- IOPS および IOPS 制限
- 遅延した正規化済みの IOPS -
[ホスト] > [監視] > [パフォーマンス] > [物理アダプタ] > [pNIC vSwitch ポート ドロップ レート] を選択すると、パケットがドロップされていないのに、ドロップされたパケットを示すカウンタが表示されることがあります。これは、LRO を使用しているときに、IOChain フレームワークが減少したパケット数をパケットのドロップとして処理するためです。
-
仮想マシンのパワーオン中に、ESXi ホストに障害が発生して、パープル スクリーンが表示されることがあります。これは、仮想マシン名が「SRIOV」で始まり、アップリンクが vSphere Distributed Switch に接続されている場合に発生します。
-
まれに発生する競合状態では、SNMP が動的なルールセットを無効にしても、ホスト プロファイルでこれらがアクティブになっている場合は、「
ルールセット dynamicruleset が見つかりません
」などの予期しないコンプライアンス エラーが発生する可能性があります。 -
アプリケーションの静止が有効になっている場合に、vSphere Replication を使用して Windows 2008 以降を実行している仮想マシンをリカバリすると、レプリカが破損することがあります。破損するのは、アプリケーションの静止が有効になっている場合のみです。仮想マシンの VMware Tools にアプリケーションの静止が設定されていない場合、vSphere Replication はファイル システムの静止などの下位レベルの整合性を使用するため、レプリカは破損しません。
-
ファームウェアのダウンロードのように 2 MB を超える CIM 要求を実行すると、スタック領域不足になって、ESXi ホストで CIM サービスが失敗し、
/var/core
にSFCB zdumb
ファイルが表示されることがあります。 -
生成された
syslog.log
アーカイブ ファイルの数が、syslog.global.defaultRotate
パラメータで設定されたデフォルト値より 1 つ少なくなることがあります。Syslog.log
アーカイブ ファイルの数はまた、ESXi バージョン 6.0 と 6.7 の間で異なることがあります。たとえば、syslog.global.defaultRotate
がデフォルトで 8 に設定されている場合、ESXi 6.0 ではsyslog.0.gz
からsyslog.7.gz
が作成されますが、ESXi 6.7 ではsyslog.0.gz
からsyslog.6.gz
が作成されます。 -
詳細設定オプション
/Misc/MCEMonitorInterval
を非常に大きな値に設定すると、タイマー オーバーフローになって、ESXi ホストが約 10 日間のアップタイムの後、応答しなくなることがあります。 -
P2MCache ロックは、CPU パフォーマンスの低下をもたらすスピン ロックであり、他の CPU が枯渇する原因となることがあります。このロックが発生すると、ESXi ホストで障害が発生し、パープル スクリーンが表示され、「
Spin count exceeded - possible deadlock, PVSCSIDoIOComplet, NFSAsyncIOComplete
」エラーが発生することがあります。 -
要求完了パスが競合状態になった場合、NFS データストア間の Storage vMotion 操作中に ESXi ホストで障害が発生して、パープル スクリーンが表示されることがあります。競合状態は、NFS スタックの I/O 負荷が大きい場合に発生します。
-
ディスク廃止操作中に廃止ワークフローが競合状態になって、ESXi ホストに障害が発生し、パープル スクリーンが表示されることがあります。
-
物理 NIC で RSS が有効になっている場合、ESXi ホストに障害が発生して、パープル スクリーンが表示されることがあります。次のようなバックトーレスが表示されることがあります。
yyyy-mm-dd cpu9:2097316)0x451a8521bc70:[0x41801a68ad30]RSSPlugCleanupRSSEngine@(lb_netqueue_bal)#+0x7d stack: 0x4305e4c1a8e0, 0x41801a68af2b, 0x430db8c6b188, 0x4305e4c1a8e0,
0x0yyyy-mm-dd cpu9:2097316)0x451a8521bc90:[0x41801a68af2a]RSSPlugInitRSSEngine@(lb_netqueue_bal)#+0x127 stack: 0x0, 0x20c49ba5e353f7cf, 0x4305e4c1a930, 0x4305e4c1a800, 0x4305e4c1a9f0
yyyy-mm-dd cpu9:2097316)0x451a8521bcd0:[0x41801a68b21c]RSSPlug_PreBalanceWork@(lb_netqueue_bal)#+0x1cd stack: 0x32, 0x32, 0x0, 0xe0, 0x4305e4c1a800
yyyy-mm-dd cpu9:2097316)0x451a8521bd30:[0x41801a687752]Lb_PreBalanceWork@(lb_netqueue_bal)#+0x21f stack: 0x4305e4c1a800, 0xff, 0x0, 0x43057f38ea00, 0x4305e4c1a800
yyyy-mm-dd cpu9:2097316)0x451a8521bd80:[0x418019c13b18]UplinkNetqueueBal_BalanceCB@vmkernel#nover+0x6f1 stack: 0x4305e4bc6088, 0x4305e4c1a840, 0x4305e4c1a800, 0x4305e435fb30, 0x4305e4bc6088
yyyy-mm-dd cpu9:2097316)0x451a8521bf00:[0x418019cd1c89]UplinkAsyncProcessCallsHelperCB@vmkernel#nover+0x116 stack: 0x430749e60870, 0x430196737070, 0x451a85223000, 0x418019ae832b, 0x430749e60088
yyyy-mm-dd cpu9:2097316)0x451a8521bf30:[0x418019ae832a]HelperQueueFunc@vmkernel#nover+0x157 stack: 0x430749e600b8, 0x430749e600a8, 0x430749e600e0, 0x451a85223000, 0x430749e600b8
yyyy-mm-dd cpu9:2097316)0x451a8521bfe0:[0x418019d081f2]CpuSched_StartWorld@vmkernel#nover+0x77 stack: 0x0, 0x0, 0x0, 0x0, 0x0 -
VASA プロバイダが特定の vSphere Virtual Volume ドライバのバインドを切り替えるための再バインド要求を ESXi ホストに送信すると、ESXi ホストはプロトコル エンドポイントとその他のリソースを切り替えて、I/O に乱れを生じさせることなくバインドを変更することがあります。その結果、ESXi ホストで障害が発生し、パープル スクリーンが表示されることがあります。
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一部の IPMI センサーが緑から赤に、あるいはその逆に断続的に変化して、誤ったハードウェア健全性アラームが作成されることがあります。
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非同期 32 ビット IMA プラグインをインストールするときに、すでに 32 ビット IMA プラグインがインストールされている場合は、これらのプラグインがロードされて、これらが QLogic 独立型 iSCSI アダプタからロードされているかどうか確認されることがあります。このプロセスで ESXi ホストに障害が発生し、メモリの受け入れエラーが発生することがあります。
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Site Recovery Manager を使用して再保護操作を実行すると、仮想マシンに初期同期による遅延が発生している場合に、操作が失敗することがあります。次のようなエラーが表示されることがあります。
VRM グループ {…} の VR 同期に失敗しました。操作はタイム アウトしました。10800 秒
-
HPE 3PAR ストレージの Virtual Volumes のプロトコル エンドポイントで I/O 調整が有効になっている場合に、
TASK_SET_FULL
エラーが発生してセカンダリ LUN の I/O に障害が発生すると、プロトコルエ ンドポイントに関連付けられているすべてのセカンダリ LUN の I/O 速度が低下します。 -
qlnativefc ドライバがバージョン 3.1.8.0 にアップデートされました。
-
nfnic ドライバがバージョン 4.0.0.17 にアップデートされました。
-
Emulex ドライバによって
/var/logs/EMU/mili/mili2d.log
にログが書き込まれて、RAM ドライブにある 40 MB の/var
ファイル システム ログがいっぱいになることがあります。 -
ESXi 6.7 Update 2 により、SFN8542 や SFN8522 など、Solarflare 10G および 40G ネットワーク アダプタ デバイス用の Solarflare ネイティブ ドライバ (sfvmk) のサポートが追加されます。
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lsi-msgpt2 ドライバがバージョン 20.00.05.00 にアップデートされ、タスク管理の機能強化と重要なバグ修正に対応できるようになりました。
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lsi-msgpt35 コントローラのディスクの LED を特定し、点灯できないことがあります。
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分割された I/O 要求がインボックス nvme ドライバでキャンセルされた場合は、コマンド タイプのチェックが正しく行われなかったため、コマンド完了パスによってキューのロックが解除されることがあります。これにより、ESXi ホストで障害が発生し、パープル スクリーンが表示されることがあります。
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VMware インボックス nvme ドライバでは、値が 0h の ドアベル ストライドのみがサポートされるため、他の値を使用することも、ドアベル ストライドが 0h ではない VMe デバイスを表示することもできません。
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一部の Dell 製 NVMe デバイスおよび Marvell NR2241 で
esxcfg-scsidevs –a
コマンドを実行するか、インターフェイスを参照すると、正しくない NVMe デバイス情報が表示されることがあります。 -
Broadcom lsi-mr3 ドライバがバージョン MR 7.8 にアップグレードされました。
-
lsi-msgpt35 ドライバがバージョン 09.00.00.00-1vmw にアップデートされました。
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lsi-msgpt3 ドライバがバージョン 17.00.01.00-3vmw にアップデートされました。
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プロファイル名 | ESXi-6.7.0-20190401001s-standard |
ビルド | ビルドの詳細については、「本リリースに含まれるパッチ」を参照してください。 |
ベンダー | VMware, Inc. |
リリース日 | 2018 年 4 月 11 日 |
許容レベル | PartnerSupported |
影響を受けるハードウェア | 該当なし |
影響を受けるソフトウェア | 該当なし |
影響のある VIB |
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修正されたパッチ リリース | 2228005、2301046、2232983、2222019、2224776、2260077、2232955 |
関連する CVE 番号 | 該当なし |
このパッチでは、以下の問題がアップデートされています。
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sfcbd サービスがすべての分岐プロセスの処理に失敗したため、「
Heap globalCartel-1 already at its maximum size.Cannot expand
」など、多くのエラー メッセージがvmkernel.log
に記録される場合があります。その結果、ESXi ホストが応答しなくなって、一部の操作が失敗することがあります。 -
NTP デーモンがバージョン ntp-4.2.8p12 にアップデートされました。
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ESXi userworld libxml2 ライブラリはバージョン 2.9.8 にアップデートされています。
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Python サードパーティ ライブラリがバージョン 3.5.6 にアップデートされました。
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OpenSSH がバージョン 7.9 にアップデートされて、ID が CVE-2018-15473 のセキュリティ問題が解決されました。
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OpenSSL パッケージはバージョン openssl-1.0.2r にアップデートされました。
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プロファイル名 | ESXi-6.7.0-20190301001s-no-tools |
ビルド | ビルドの詳細については、「本リリースに含まれるパッチ」を参照してください。 |
ベンダー | VMware, Inc. |
リリース日 | 2018 年 3 月 28 日 |
許容レベル | PartnerSupported |
影響を受けるハードウェア | 該当なし |
影響を受けるソフトウェア | 該当なし |
影響のある VIB |
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修正されたパッチ リリース | 2228005、2301046、2232983、2222019、2224776、2260077、2232955 |
関連する CVE 番号 | 該当なし |
このパッチでは、以下の問題がアップデートされています。
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sfcbd サービスがすべての分岐プロセスの処理に失敗したため、「
Heap globalCartel-1 already at its maximum size.Cannot expand
」など、多くのエラー メッセージがvmkernel.log
に記録される場合があります。その結果、ESXi ホストが応答しなくなって、一部の操作が失敗することがあります。 -
NTP デーモンがバージョン ntp-4.2.8p12 にアップデートされました。
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ESXi userworld libxml2 ライブラリはバージョン 2.9.8 にアップデートされています。
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Python サードパーティ ライブラリがバージョン 3.5.6 にアップデートされました。
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OpenSSH がバージョン 7.9 にアップデートされて、ID が CVE-2018-15473 のセキュリティ問題が解決されました。
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OpenSSL パッケージはバージョン openssl-1.0.2r にアップデートされました。
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既知の問題
既知の問題には、次のトピックが含まれます。
ESXi670-201904201-UGパッチのカテゴリ | バグ修正 |
パッチの重要度 | 最重要 |
ホストの再起動が必要 | はい |
仮想マシンの移行またはシャットダウンが必要 | はい |
影響を受けるハードウェア | 該当なし |
影響を受けるソフトウェア | 該当なし |
含まれる VIB |
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修正されたパッチ リリース | 2193516、2203431、2231707、2287804、2213766 |
CVE 番号 | 該当なし |
このパッチは、esx-base、esx-update、vsan
、および vsanhealth
VIB をアップデートします。
- ホスト プロファイルの修正が終了するときに、VMware vSphere Distributed Switch から仮想ネットワーク アダプタが削除されることがある
IPv6 サポートが無効な状態で ESXi ホストからホスト プロファイルを抽出した後で、そのホスト プロファイルの修正中に IPv4 のデフォルト ゲートウェイがオーバーライドされた場合は、DSwitch0 などの仮想ネットワーク アダプタが vSphere Distributed Switch (VDS) 上に作成されることを示すメッセージが表示されることがあります。ところが、アダプタは実際には VDS から削除されています。これは、
ipV6DefaultGateway
パラメータの値が「::」であるためです。回避策:IP アドレス設定の [VMkernel ネットワーク アダプタ用のデフォルト ゲートウェイ (IPv6)] ポリシーで、オプションを [vmknic 用のデフォルト IPv6 ゲートウェイを選択] から [ユーザーがポリシー オプションを明確に選択することが必要] に変更します。
または、[Vmknic のデフォルト IPv6 ゲートウェイ] を「::」から「""」に変更して、[vmknic 用のデフォルト IPv6 ゲートウェイを選択] オプションを編集します。 - 一部のゲスト仮想マシンの ID が空の文字列で表示されることがある
ゲストで、ESXi ホストと共にリリースされたバージョンより新しい VMware Tools を実行している場合、またはホストで
GuestInfo
オブジェクトのguestID
パラメータを認識できない場合に、一部のゲスト仮想マシンの ID が空の文字列で表示されることがあります。この問題は主に、CentOS および VMware Photon OS を使用する仮想マシンで発生します。回避策:なし
- ライザー モードの Intel Volume Management Device (Intel VMD) で VMFS データストアを作成すると、失敗することがある
ESXi ホストでパーティションが正常に作成されたとマークされている場合でも、ライザー モードで構成された Intel VMD に VMFS データストアを作成すると失敗することがあります。次のようなエラー メッセージが表示されることがあります。
VMFS データストア vmd2 の作成に失敗しました: 操作に失敗しました。
回避策:なし
- vCenter Web Client のプロンプトに、ホストのサブ仕様 nsx を削除するよう求めるメッセージが繰り返し表示される
ESXi ホストにネットワーク起動を使用している場合、hostd 内の一部のダミー コードが原因で、「
ホストのサブ仕様 nsx を削除します
」のようなメッセージが vCenter Web Client に繰り返し表示されることがあります。回避策:なし。
- vpxa エージェント サービスの障害が原因となって、ESXi ホストが vCenter Server システムから切断されることがある
PropertyCollector
オブジェクトによって無効なプロパティ更新が行われたために、vpxa エージェント サービスの障害が発生して、ESXi ホストが vCenter Server システムから切断されることがあります。hostd が競合状態になると、一連のプロパティ更新通知イベントが誤作動して、無効なプロパティ更新が行われます。回避策:ESXi ホストを vCenter Server システムに手動で再接続します。
- ESXi Syslog サービスの起動時またはローテーション時に、不正確なタイムスタンプが表示されることがある
ESXi Syslog サービスの起動時や再起動時、または設定された最大サイズにログが達し、ローテーションが行われる際に、不正確なタイムスタンプが表示されることがあります。
回避策:この問題は、ESXi の新規インストールでは解決されています。
hostd.log
の既存の構成でこの問題を修正するには、以下を行う必要があります。/etc/vmsyslog.conf.d/hostd.conf
ファイルを開きます。onrotate = logger -t Hostd < /var/run/vmware/hostdLogHeader.txt
を以下で置き換えます。onrotate = printf '%%s - last log rotation time, %%s\n' "$(date --utc +%%FT%%T.%%3NZ)" "$(cat /var/run/vmware/hostdLogHeader.txt)" | logger -t Hostd
- 変更を保存します。
/etc/init.d/vmsyslogd restart
を実行して、vmsyslogd サービスを再起動します。
- 自動インストール ISO イメージ ファイルがマウントされていると、仮想マシンが応答を停止することがある
VMware Tools をインストールすると、末尾が
autoinst.iso
の ISO イメージ ファイルが仮想マシンにすでにマウントされている場合、このファイルがマウント解除されます。VMware Tools の ISO イメージ ファイルをマウントするには、[VMware Tools のインストール] を再クリックする必要があります。その結果、仮想マシンが応答を停止することがあります。回避策:VMware Tools をインストールする前に、CD-ROM ドライブから ISO イメージ ファイルを削除するか、末尾が
autoinst.iso
以外の名前に変更します。 - 複数の NSX 論理スイッチで vSphere vMotion を使用して仮想マシンを移行することができない
ESXi 6.7 Update 2 では、2 つの異なる NSX 論理スイッチ間で vSphere vMotion を使用して仮想マシンを移行することはできません。ただし、同じ NSX 論理スイッチ上で vSphere vMotion を使用して仮想マシンを移行することは可能です。
回避策:なし